小学生の頃は、夏休み中は、ほぼ毎日海水浴でしたね。
1学期最後の日に、夏休み期間のすべての日の、干満潮の一覧表と、
保護者達が交代で、監視員になってくれるので、海水浴場での遊泳許可時間の一覧を持って帰ります。
(大体、満潮時で1日2時間ぐらいだったかな?)
家から徒歩2,3分のところに海水浴場がありました。
テントを張った所に、監視員(保護者)がいて、
“命札”というカマボコ板サイズの板に、住所、名前、連絡先を書いたものを渡します。
帰る時には、また持ち帰ります。
その命札によって、そこの海水浴場で誰がまだ泳いでいるのかがわかるようにしていました。
(仮に、命札があるのに、泳いでいる子が見当たらなければ、どっかに沈んでる可能性があるってことです。)
島での海水浴って、競泳するわけではないので、
普通に泳げて、飛び込み台まで泳いでいって、飛び込んだり、岸壁から飛び込んだり、
貝殻を投げて、潜ってそれを取りに行くのを競ったり。
穴掘って、人を埋めたり(←寝そべってね)
泳ぎながら遊ぶってのが目的です。
ほぼ毎日でしたね。
だから、島っ子で泳げない子ってのはほとんどいないと思う。
学校では、水泳の授業なんてなくて、1年に1回だけ海に行って、遠泳するだけ。
中学生の時に、初めて町内にプールが出来て、それでも1年に1回だけ、水泳の授業で行ってただけです。
で、、、
高校になって、俺は今治の学校に行ってたんだけど、世にいう普通に、水泳の授業があったのよ。
同級生は、皆、小学校から水泳(競泳)の授業を受けていて、普通に競技としての水泳が出来るんだけど、
島出身者は、泳ぐこと自体は出来ても、競技としてのフォームであったり、その泳ぎ方が出来ない。
だって、その時が俺らにとっては、初めてだから。。。
だから、水泳の授業は好きじゃなかったね(笑)