グラナド・エスパダ妄想記

~目次~

 


    

  「背徳のガンスミス」 1   2   3   4   5   6   7   8     


    前半かなり強引な描写があります。割と犯罪の域デス><

     その分最後は温かい感じで終わらせたいとは思っているのですが・・・w



   「7年越しの告白」 1    2  


     こちらはG.E物ではありません

     片思いはつらいですよね・・・ 

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7年越しの告白・3

照明を落とした部屋、重ね合わせた体から息苦しいほどの熱気が伝わってくる

唇、首筋、乳房、触れられた箇所が火照り更なる快楽を求めて疼く

もはや話を聞く余裕すらない私の耳元で店長が何かを囁く

もらう?何をもらうって?回らない頭で必死に考えるが答えが出る前に

今まで乳房を弄んでいた右手がスルスルと下へと降りていった

軽く触れられただけで鋭い刺激が走るそこは

すでに自分の意志ではどうすることもできないもので溢れていて

大胆な指の動きをさらに滑らかなものへとしていた

許容範囲を超える快感にただただ嗚咽のような声を上げることしかできない私を

じっと見つめていた店長が手を止めた

私の呼吸が整うと2本の指をゆっくりと私の中へ侵入させる・・・少しきつい

苦しいような気持ちいいようなどっちつかずの感覚

そして奥へ到達すると細い指が探るように私の中で動き始める

初めは鈍く痺れるような感じだったそれは

やがて無視できないほどの快感となり

私を限界へと押し上げていく

呼吸が浅くなり、シーツを掴む手に力が入る・・・・来るっ!!

硬直した体に何度も何度も快感の波が押し寄せる




まだ肩で息をする私を優しく抱きよせ髪を撫でてくれる店長

あたたかい・・・・そう、このぬくもりが欲しかった 愛しい人のぬくもり
しかし、思う気持ちが強い程失う不安も大きいわけで

今の雰囲気にそのまま身を委ねられたらいいのに

心の中に生れてしまった不安がそれをさせてくれない

不意に7年前の感情が生々しく蘇る 苦しい、胸が締め付けられる 

こんなに切なくなるなら抱かれなければよかった・・・


  「泉・・・?」


覗き込んだ店長の温かい手が涙に濡れたほほを拭う

その手の温かさにさらに涙が溢れる


  「不安で・・・苦しくて・・・」


気持ちが高ぶりそれ以上の言葉が出てこない


  「泉、お願いがあるの」


店長の眼差しが温かい


  「ずっと私のそばにいてほしいの、これからずっと・・・あなたを他の誰にも渡したくない」


息が詰まるほどきつく抱き寄せられる


  「私だけの泉でいて・・・」


最後の言葉にまた涙が零れた

でもこの涙はさっきとは違う涙

私の不安を溶かす幸せの涙






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7年越しの告白・1

7年ぶりに見た彼女は相変わらず魅力的で

懐かしさとともに鈍い痛みが胸の中に込み上げた


この町にはちょくちょく買い物に来る

前に務めていたこの店の前も何度も通った

だけど今まで一度だって会うこと無かったのに

何で今日このタイミングで合っちゃうかなぁ・・・・


  「あれ?泉?」 


人通りの多いアーケードのど真ん中で流れを妨げる私という存在はかなり目立ったに違いない

すぐに見つかってしまった


  「早乙女店長・・・・・・お久しぶりです」

  「ほんと久しぶりね、元気だった?」


サディスティックな笑みはちっとも変っていなかったが

思いのほか和やかな会話にちょっと拍子抜けしてしまう

最後があんな終わり方だっただけにイヤミの一つも言われてもしょうがないと思ってたんだけど・・・・


7年前、日々膨れ上がる店長への思いとそれを告白できない苦しさに耐えかねた私は

店長のやり方に付いて行けないだの性格が合わないだの取って付けたような言い訳をして

会社を辞めた・・・・

いつも高飛車で自信に満ちていた店長が酷く傷ついたような目をしていた

手で顔を覆うようにしてうずくまり呻くように言った言葉・・・・「わかったわ」

私が自分で言わせたのに奈落の底へ落ちるような気分だったのを昨日のことのように思い出す

なのに、目の前には相変わらず魅力的で少し強気な感じの店長


  「なに?今日は買い物?」

  「そ、そうです」

  「お昼は?」

  「まだですけど・・・」

  「じゃあ、付き合って!ダメ?」

  「ダメじゃないですけど・・・」

  「もぅ、相変わらずはっきりしない子ね」


そう言って私の手を取りさっさと歩きだす店長

7年前と何も変わらない一緒にいるとどぎまぎしてうまく言葉が出て来ない

私はきっとまだこの人のことが好きなんだろう

連れて行かれたのはバイキングのお店・・・・お昼からバイキングって

それに店長 「箸動かすのも面倒なの」 って言うぐらい食が細かった気がするんだけど

 

  「店長バイキングなんか行って元取れるんですか?w」

  「大丈夫、泉みたいに元取ろうなんて考えてないからw」

  「うっ・・・」


バイキング=元取るまで食うぞぉ~!!な考え以外の方がこの世にいること初めて知りましたトホホ・・・

中は個室のように仕切られたBOX席が多数、家族連れで賑わっていた

窓際の席へ案内され先に食べ物を取ってくるように促される

こんな状況下いくら大食い自慢な私でも食欲の減退は避けられない

適当に取り分けて席に戻った


  「ふ~ん、意外と少ないのね」


などと呟きながら取りに行く店長・・・・あなたのせいですよ・・・

戻ってきた店長のトレーに乗っていたものは予想通りと言うか


  「サラダに果物にドリンクって・・・・どんなサイドメニューですかww」

  「実はお昼ごはんもう食べちゃってたりするんだけど」

  「えっ?さっき付き合えって言うから」

  「そう、ああでも言わないと話す機会作れないと思ったから」


あぁ・・・やっぱりか、あんだけの事言い逃げしちゃったんだから

一言言ってやらないと気が済まないってことですよね・・・・

咀嚼していたものをやっとこ胃の中に押し込み身構える


  「そんなに緊張しないでよ・・・別に過去にあったことであなたを非難するつもりはないわ

   ただ・・・ずっと聞きたかったのよ私の何がいけなかった?どうすればよかったの?って」


予想外です

店長のお説教と言えば嫌味と非難の猛襲に身も心もズタズタにされて何度泣かされたことか・・・

まぁ、愛のあるお説教だったからこそその辺は耐えることが出来たわけですが

って過去の話は置いといて

マズイです・・・本当は店長に落ち度なんて無かったんだから説明しようがない

 

  「私、今でも分からないのよ私がいつあなたをあそこまで追いつめてしまったのか

             あの日あなたの傷ついた目最後には直視出来なくなってた・・・。」

  「傷つく?・・・私が?」

  「そうよ、あんな苦しそうな顔見ちゃったらあれ以上引きとめる事出来なかった」


鼓動が速くなる

本当に言いたいことは言葉にできず心にもない言葉で店長を気づ付けると同時に

自分自身も傷つけていた・・・そういうことなんだろうか?


  「・・・・そうよね、今更嫌なこと思い出してまた傷つきたくないわよね・・・本当にごめんなさい」


そう言って私に向けた力無い笑顔が心に突き刺さる

店長はやっぱり傷ついていたそして今でも

本当のことを知らない限りこれからも苦しむんだろうか・・・


  「・・・・・・・ごめんなさい」

  「あなたが謝ることないわ」

  「違うんです・・・嘘なんですあの時言ったこと全部」

  「じゃあ、なんで」

  「苦しかったんです…自分の気持ちを伝えられないままあそこにとどまり続けることが」

  「泉の気持ちって?」

  「私、店長のことが好きでした・・・違うな、きっと今も好きなんです

                         だってこんなに胸が苦しく・・・・」


視界がぼやけて言葉に詰まる 

顔を上げることが出来ない

店長はどうしていうだろう

いきなりのそれも同性からの告白に顔を引きつらせているのだろうか

それとも苦悩した原因がこんなことだったと知って怒りに身を震わせているのだろうか?

どちらにしても耐えられないっ!

 

  「ちょっとトイレ」


またまた予想外です

ここでトイレとか・・・いやこれはかえって好都合じゃないか

このままこっそり帰ってしまおう

きっと店長だってこの後どうやって接するべきかとか考えて困ってるに違いない

よろよろと立ちあがりレジへ向かう

 

  「時間かなり余ってますけどいいんですか?」

  「構いません」


会計時に不思議がられたが、とりあえず店長が戻る前に早くここを出なくては・・・

店長も食べることが目的じゃなかったわけだし構いやしないだろう

せめてものお詫びのしるしにと2人分支払い店を後にした

それにしても緊張のしすぎでまだ足もとがフラフラする

まさか7年越しの思いを告白することになろうとは思いもしなかった

その後は当然買い物などする気にもなれず

目的もなくあちらこちらとさまよい歩き

高速バスの発車時刻までの時間をつぶした

バス停の列に並ぼうとしたその時

襟をグイッとつかまれた私はそのまま後ずさりするようなかっこで歩道の端まで引っ張られてしまう


  「ちょ、ちょっと何するんですか!」


振り向こうとした私に背筋も凍るような声が囁く


  「イ~ズ~ミ~!!」

  「ひぃっ!!!」

  「いつまで待たせるのよ!」



・・・もしかして、あれからずっとここで待ってたとか?



  「あなた私から逃げられると思ってるの?」

  「す、すみません・・・」

  「明日仕事は?」

  「にっ2連休なので明日も休みで・・・」


にんまりする店長

余計なことを言ってしまった・・・がもう遅い


  「泉、帰るの明日にしなさい」

  「は?」

  「まだ話は終わってないでしょ?言い逃げなんて許さないんだから!」


どうあっても帰さないと言う店長と何とか許してほしい私の押し問答が続く中

無情にもバスの最終便は出てしまい

私はまたもや店長に引きずられるようにしてアーケード街を歩いている


  「ちょっと!待って下さい!!ここって」

  「なぁに、今晩の宿とってきてあげるから」


私のお財布事情を知らない店長はシティホテルのロビーへとずんずん進んでいく


  「私、ここに泊まれるくらいのお金今持ってないんですが・・・」

  「いいのよ、昼間のバイキング代私の分も払って行ったでしょ?これでチャラにしましょ」

  「チャラって・・・金額全然ちがう」

  「あぁ、もぅ!余計なことはいいから黙って付いて来るっ!」

  「はひ・・・」


もう、口を開かない方がいいかもしれない

これ以上店長を怒らせたら何言われるんだかわかったもんじゃない


  「ここに座ってて」


大人しくロビーの片隅のソファーに腰掛けた私を見届けて

受付へと向かう店長

心配なのか時々こちらを振り向いて確認している

そんなに心配しなくても私には逃げる気力も体力もありません

長い逃亡生活の末に捕まり今まさに刑の執行直前そんな例えがぴったりな心境です


  「泉~!」


店長がカギを片手に手招きしている

重い腰をあげヨタヨタとエレベーターへ乗り込んだ

このまま私だけ部屋に置いて帰ってくれる・・・なんてことは期待できないし

終電まであと3時間弱その間耐えきれば店長だって帰らざるをえないはず

しかし、店長に続き部屋の中に入った瞬間そんな考えは脆くも崩れ去ることになる


  「なっ!」

  「私こっちね」

  「こっちねって、これどういうことですか!何でベッドが2つも・・・」

  「なんでって私も止まるからに決まってるじゃない」

  「店長終電で帰るんじゃ・・・」

  「あのねぇ鈍いにも程があるわよ・・・一緒にホテルに来た時点で気づいてもいいようなもんだけど」


着ていたジャケットをベッドへ放り投げシャツの袖をまくり上げると

くるりと振り向いた店長の目がドアの前で立ち尽くす私を捉えた


  「いいわ、分からないってなら無理にでも分からせてあげる」

 

ヤバいあの目は本気だ・・・本気で怒らせてしまった・・・

つかつかと歩いて来る店長

平手打ちでも来るのかととっさに私はめをつむった



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