短編『十月の子供たち』の全文と、Karen Ann Takizawaさんによる英訳版を掲載したWEBサイトを本日公開いたしました。今年のサプライズ第2弾です。
WEBサイトは→→→こちらです。
昨年上梓した初短編集『最初の星は最後の家のようだ』の巻頭に収めたこの物語は、推薦文を書いてくださった翻訳家の金原瑞人さんの思いがけない提案から翻訳版の企画が始まりました。
「こんな時代だからこそ、『十月の子供たち』をインターネット上で無料公開しませんか。それも日本語だけでなく、ロシア語やウクライナ語でも読めるようにして」。
短編集のなかの一編だけを翻訳し、WEBで公開する――自分では思いもよらない発想でした。
版元の光文社さんも賛同してくださって、実際にやるならまず英語版からと決まったのが昨年の秋。翻訳の労を取ってくださったのは、金原さんにご紹介いただいたKaren Ann Takizawaさんです。Karenさんは法政大学名誉教授で、これまでたくさんの英語、日本語の翻訳プロジェクトに携わってこられました。また、WEBサイト開設にあたっては、KADOKAWAの編集の方も応援に加わってくださいました。
そして今日、5月22日、英語版と日本語版の両方を掲載したWEBの公開にこぎつけました。「こんな時代だからこそ」という金原さんの言葉が改めて思い出されます。企画がスタートした頃にくらべて、世界の状況は悪化の一途を辿っているように思います。
日本語は無理だが、英語なら読めるという友人・知人をお持ちの方、このWEBサイトのことを知らせていただければ幸甚です。
また、純粋に英語版と日本語版をくらべて読むという楽しみもあろうかと思います。『十月の子供たち』がひとりでも多くのかたに届くことを願っています。
* * *
お知らせをもうひとつ。
赤旗日曜版5月24日号にインタビューが掲載されています。「憲法今、言いたい」というシリーズでこれまで加藤登紀子さん、あさのあつこさん、青木理さん、日色ともゑさんなどがインタビュイーとしてお話しなさっています。電子版はすでに24日号に更新されています。こちらもぜひ。

















