GPWN管理人日記(旧NGO日記) -4ページ目

納得いかんぞ!

 政府(というより、小泉だが)は自衛隊のイラク派遣延長を決めたのは、どう考えても納得いかない。本来なら国会に諮らなければいけない重要案件のはずだが、国会で論戦するといろいろボロが出てくるのを嫌った小泉が、反論を封じるために武部・冬柴の両幹事長、大野防衛庁長官を現地に派遣するという茶番劇を演じさせ、さらにはどうにでも解釈できる「撤退4条件」を付け足し、それを閣議決定した。それもこれも、ブッシュに対する忠誠心を示すためだが、国民よりもブッシュが大事だというのなら、いっそのこと日本をアメリカの植民地にしますと断言してしまえばいい。
 国民も情けないが、マスコミも反対政治家も情けない。小泉の支持率は40%前後だというが、日刊ゲンダイは「小泉の支持層は、ヨン様で大騒ぎしている中年婦人層だ。彼女たちの政治に対する関心は低く、小泉が半月もテレビに出なければ、たちまち支持率は半減する」と看破しているが、彼ほど歴代総理の中で、テレビを効果的に使っている人間はいないだろう。野党も、自民党の反体制派も、小泉支持率40%という「幻想」に怯えている。マスコミはそのことも含めて、小泉失政のことを深く追及しない。このままだと地獄に一直線だが、国民はそれでもいいのだろうか。武部に至っては、フリーターなどの問題について「若者は一度、サマワみたいなところに行ってみたらどうだろう」なんて暴言を吐いている。そんなことを言うヒマがあるのなら、やることをしっかりやってくれといいたい。
 高橋乗宣・明海大学教授は、今日発行の「日刊ゲンダイ」のコラムの中で、人口減少・高齢化による社会保障関連の負担増、増税、治安悪化などの不安を訴える声が目立ち、安心・安全と人材育成に夜教育改革が重要だと訴える市民が多数に上るのに、効果不明の「構造改革」とやらに熱中するのみの小泉首相は、国民に痛みを押しつけ、共用するだけで将来像を全く示さず、国会では詭弁・屁理屈のオンパレードだと嘆く。負担増を受け入れ、我慢した左記に国民はなにを教授できるのかを想像させるのが政治家の役割なのに、それも出来ない小泉は首相はおろか、政治家失格だと切って捨てる。日本全国で欲望まみれの陰惨な事件が絶えないのも、小泉のそうした姿勢と無関係ではあるまい。

本当に大丈夫?

 ラモスが、ヴィッセル神戸の監督になるらしいという話が持ち上がっている。ヴィッセル神戸は今年、「カズ」こと三浦知義の兄・泰年を強化部長に据え、広島と市原でプレーした元チェコ代表強化スタッフ、イワン・ハシェックを監督に就任させた。だがハシェックは成果が上がらないまま辞任した。ハシェックの後任監督として候補に昇ったのは、オリンピック監督だった山本だが、彼は古巣の磐田監督になってしまった。その次に候補に挙がったのは、前日本代表監督のトルシエだが、彼は常識外れの高額年俸をふっかけた挙げ句、母国のサッカーチーム監督に就任してしまった。結局泰年が最後に頼ったのは、現役時代に所属していたヴェルディ川崎の人脈だった。
 ラモスは日本に帰化して10年以上経つが、いまだに日本語の読み書きが満足に出来ないらしい。彼はサッカーの監督に必要なS級ライセンスを持っているが、さような事情で試験の時は、特例で口頭試問だけにしてもらったらしい。指導ぶりもメチャクチャで、ロクな理論もなく、選手がうまくできないとすぐにヒステリーをおこすという。彼の解説を聞いていると、彼が監督に向いているとはとても思えないんだけど……。

ウソつき国家

 昨日、曽我さん一家が佐渡に「ご帰還」を果たした。地元で一家全員が声明を読み上げ、曽我さんが質疑応答する様子を見ながら、ある種の違和感を抱く人も少なくなかったはずである。
 曽我さん一家には月額30万円が支給され、居住する佐渡市は日本語学習、買い物の仕方、パソコン教習など68項目で構成される、一家のために支援プログラムを作成し、一家の日本での生活を支援する。それが別に悪いとはいわない。曽我さんは拉致被害者である以上、国家はその償いをする責任が生じる。だが政府が支援するべき人は、曽我さんだけではないはずだ。失業者、ホームレス、ニート、そして中国残留孤児。彼らにも曽我さん支援と同等のことを、我が国の政府はやらなくてはいけないのに、彼らは完全に捨て置かれている。
 理由は簡単、彼らの支援は小泉にとっては「票にならないから」。中国残留孤児は一時金が16万円しか払われず、年金は月にたったの2万円だけ。ニート、フリーター、ホームレスに対しては「競争社会の負け組であり、切り捨てられて当然の社会的弱者」として蔑視し、平然と見下している。小泉が曽我さんの生活を支援しているのは、内政も外交も完全に手詰まりになり、彼らを支援すれば支持率も上がるだろうという、極めて安直な理由でしかない。悪くいって恐縮だが、ジェンキンス氏は軍隊の中でも重罪に当たる「脱走罪」という重罪を犯した人間だ。そんな人間を「拉致被害者の夫」というだけで厚遇する。そのことを指摘するマスコミもない。なんとも摩訶不思議なことである。
 おりもおり、「横田めぐみさんの遺骨」と北朝鮮からいわれた遺骨のDNA鑑定が発表された。案の定というか、遺骨は横田さんのものではなかった。しかもその遺骨には、DNAも血液型も全く違う4人の遺骨が、ごちゃ混ぜになっていたものだと判明した。北朝鮮としてみれば、一度「横田さんは死亡」というウソをついた以上、ウソにウソを塗り固めるしかなくなった。日本側によこされた遺骨も、DNA鑑定が簡単に出来ないよう、何度も何度も火を入れた遺骨だったらしい。
 日本側は「横田さんんの夫」という人物と平壌で会見したが、その人物は「特殊機関」に務めていることを理由に録音も写真撮影も拒否した。さらに他の拉致被害者のデータにも、つじつまが合わないところが続々と出てきた。「家族会」の怒りはすさまじく、「支える会」や議員連盟は「経済制裁」を声高に主張し始めている。素直に「生きている」と発表すればよかったのに、ゴマカしにゴマカシを重ねた結果、自体はとんでもない方向に進んでいる。だが気がかりなのは、この問題がきっかけになって、国内の在日コリアンに対する嫌がらせが復活する事だ。首脳部と市民は一体ではないのに……。

犯罪者集団、その名は「野球部」

 破廉恥な学生は、国士舘だけではなかった。またもや、学生の集団チカンが発覚したのである。今度の「犯罪者集団」は、亜細亜大学の野球部学生5人。亜細亜大学の野球部は東都大学野球連盟に所属し、これまで東都リーグ優勝16回、大学日本一も4回を数える、大学野球界でも有数の強豪校。プロ野球界にも数多の名選手を送り出した名門校として、その名を大いに轟かしている。
 事件は今朝、中央線の車内で起こった。主犯格の学生が仲間に「いい女がいる」とメールで呼び掛け、20歳のOLにチカン行為を働こうとしたところを、OLに突き出された。このOLは、以前にも集団チカンの被害に遭い、警察に被害届を提出するとともに、チカンに遭わないように警戒していたという。警察の調べに対し、5人は一様に「痴漢行為はやっていない」と容疑を否定しているという。
 しかし、監督はたまらないだろう。亜細亜の野球部は部員が3ケタに上るから、一人一人の指導が行き届かないこともあるだろうが、だからといって部員全員に携帯カメラをつけて、彼らの行動を監視するわけにもいくまい。そんなことをやったら、プライバシーの問題が生じる。5人の中には、甲子園で活躍したメンバーもいるという。
 気になるのは、所属する東都連盟の処分だ。記者会見で部長が謝罪していたが、性行為に及ばなかったと行ってもこんな破廉恥なことをやったのだから、それなりの処分は免れない。サッカー部員が集団で女子高生をなぶり者にした国士舘大学当局は、間髪を入れずにサッカー部の無期限活動停止を打ち出した。亜細亜大学当局が今回どんな処分を下すのか、世間は固唾をのんで見守っている。
 ’99年、リーグの運営方針を巡る対立から、愛知工業大学など5校が当時所属していたリーグを脱退し、あたらしいリーグを結成しようと目論んだことがあった。結局新リーグは諸々の事情でお流れになり、5校はリーグ責任者に詫びを入れる形で元の鞘に収まったのだが、この5校が受けた代償は向こう1年間の対外試合停止と、リーグ最低部からの再出発だった。社会的犯罪でなくてもこれほど左様な代償を受けた例があるのだから、刑事事件での逮捕者を出した今回は、もっと厳しい処分をという声も出るだろう。一般部員にとってはこの上なく迷惑な話であるが、ひょっとしたらひょっとするか?それにしても国士舘といい亜細亜といい、斯界で「強豪校」といわれている学校でこれだけの不祥事が発覚するのは、いかなる理由があるのか?そちらのほうが興味があるぞ。

決め手は「経験の差」

 両チームの一番の違いは、大舞台での経験値の差ということだろうか。
 夕べ3年ぶりに開かれた、Jリーグのチャンピオンシップ。前期覇者で、昨年総合優勝の横浜マリノスが、Jリーグ12年目で初めてリーグ戦を制した浦和レッドダイヤモンズの対決。だが試合内容は、両者の経験値の差がまざまざと出た試合となった。巧みな守備でレッズ攻撃陣の長所を消し、期を見ては効果的なアタックを繰り出し、浦和守備陣をパニックに陥れた。先制点を取ってからも巧みな試合運びで、浦和の攻撃を凌いで先勝した。これで来週の戦いでは、引き分けても優勝ということになった。
 レッズはいいところなかった。横浜の「いなす」守備にペースがつかめない浦和攻撃陣。それでも前半半ば過ぎから、効果的な組み立てを見せるようになったが、後が続かない。決勝点になったのも、以前からいわれていたセットプレー時の集中力欠如が原因だった。この悪癖が、肝心なところで出てしまった。しかも決勝点を奪われたのは一昨年浦和を自由契約になった河合である。昨年でのリーグ戦も、浦和はこの河合に得点を奪われて敗れた。こんないい選手を放出したフロントはなにを考えているんだ、違約金を払ってでも連れ戻してこいと思っているサポーターは多いと勝手に考えているこの私。「あの攻撃陣を2試合連続で完封できるとは思えない」と書く記者もいるが、こればかりはやってみなければわからない。ブッフバルト監督、エンゲルス・コーチら首脳陣が、来週までどんな策を練って、どこまでチームを立て直せるかがカギを握る。最後のリーグ戦、泣いて笑うのはどっちのチームだろう。
 チャンピオンシップに先立って福岡で行われた、柏と福岡の入れ替え戦。福岡は終盤のJ2で8連勝、対する柏は「あと1勝」が出来ずに逆転でJ1最下位に転落。勢いから見て、福岡が有利なのではないかという予想もあった。雨中の福岡で行われた入れ替え戦第1戦、福岡は6年前と同じように、入場料を1,000円均一で会場を満員にし、アウェーの柏に猛烈なプレッシャーをかけた。試合の前半は、福岡が一方的に攻め立てたが得点につながらない。逆に柏は、後半開始早々に幸運な先制点をあげると、ロスタイムに矢澤が追加点を決め、2-0で先勝した。しかしサッカーの世界で2点差ほど当てにならないことはない。2点差をひっくり返した例は、過去にゴマンとあるからだ。福岡から見れば、失点はいずれもDFを崩されたものではないということ、2点差はその気があればひっくり返せるという思いこみが、逆転できる根拠になっているのに対し、柏は今年のリーグ戦であげた5勝のうち、ホームで勝ったのはたったの1勝。しかもJリーグ第2ステージに至っては、ホームゲームで1つも勝てなかったのが不利なデーターとして、チームに重くのしかかってくる。私にとっては、チャンピオンシップよりもこちらのほうが気になるところだ。

ばか者達へ……

 年の瀬だというのに、また大学生が性的不祥事を起こした。それも、大学サッカー界の名門といわれている学校で、である。
 国士舘大学のサッカー部15名(犯行時未成年だった2名を含む)が、当時高校生だった16歳の少女を、代わる代わるなぶり者にしていたのである。主犯格は、2001年の高校サッカー全国大会に出場歴を持つ3年生の部員で、その部員は「○○からのプレゼント。女子高生と遊びたいヤツは、△△の部屋に集合」という携帯メールを送り、仲間の部屋で代わる代わるなぶり者にしていたという。主犯格の部員は今年の5月、被害者である女子高生を街角でナンパ。携帯電話の番号を交換したさい、デートに誘ったのだが、女子高生はその誘いを一旦断った。だが6月、この女子高生が話を聞いてもらおうと部員の携帯に連絡を入れたところ、彼は「この前みたいに逃げるなよ。許さないからな」といって誘い出したという。その女子高生は失恋した寂しさもあって部員の誘いに応じたのだが、それがとんでもないことになってしまった。ショックからか、その女子高生は9月に通っていた高校を中退してしまう。警察の調べに対し、部員達は「性欲が抑えられなくてやっちゃいました」「ただでセックスがやれると思って」と、およそ大人とは思えないような供述を繰り返していたという。
 学内でのサッカー部の評判はすこぶる悪かったらしい。素行不良で有名で、成績がいいから大学側も多少のことは目をつぶり、他の体育会の学生も文句を言えなかった。そんな環境が彼らを増長させてしまったのかもしれないという意見が圧倒的。そして「やっぱりやったか。ザマーみろだ」と、周囲は冷ややかな目でみている。
 国士舘大学サッカー部は1956年に創立。創立者は学長をしている大沢英雄氏で、2年前に監督を退いた後も部長としてサッカー部の運営に関わっている。大学サッカー日本一に4回輝くなど、大学サッカー界の名門として知られ、OBには山本正邦・ジュビロ磐田監督、柱谷幸一・京都サンガ監督、柱谷幸二・浦和レッズコーチがおり、現役Jリーガーも20名以上を数える。部員数は245名で、大学では唯一JFLにも参加している。OBの高校サッカー部は「とんでもない。私達OBはみな大ショック。廃部になるかもしれない」と嘆き、埼玉県内の高校サッカー部監督は「私がいた30年前は厳しい部だったが、時代の流れで普通の部になった。グラウンドではいいプレーをしていても、グラウンド外では自分をコントロールできない子もいるのかも」を表情を曇らせた。大沢学長は「テクニックを優先し、生活指導を怠っていた」と記者会見で謝罪した。学長は近日中に、被害者の女子高生の自宅を訪問して謝罪するという。どうせだったら、その女子高生を国士舘の附属高校に編入させてやったらどうだろう。もっとも、その女子高生が勉強について行けたら、という条件だが。
 それにしても、この学生達は取り返しのつかないことをしてしまった。先輩の顔に泥を塗り、同級生と学校の名誉を汚し、後輩の将来を奪ったのみならず、被害者の女子高生の運命も狂わせてしまった。大学側は今後の公式戦を辞退し、サッカー部も廃部の方向で持っていくという。国士舘大学は3年前にも、剣道部の学生が傷害致死事件を起こすという事件を起こした。剣道部は廃部になったが、国士舘大学関係者がサッカー関係の掲示板に書き込んだ情報によると、剣道部は3~4年刊活動を停止し、同好会に格下げする方針らしい。サッカー部も同じことになるようだ。
 納得できないのは、たかだか15人のために、他の235人の活動が停止するということ。サッカー部全員が不良なわけではない。245名も部員を抱えていたら、一人一人を監視するのは不可能だ。試合中のトラブルならともかく、生活上のトラブルで一般部員まで巻き添えになってしまうのはたまらない。つくづく、罪作りな連中である。

なんといっても「自己責任」

 今日から12月である。今年もあとカレンダー1枚だけになった。月日の経つのはあっという間である。
 さて、今年の流行語大賞が発表になった。
 大賞に輝いたのは、アテネオリンピックの平泳ぎ100mで金メダルを取った北島康介が、インタビューで口にした「チョー気持ちいい」。以下、トップテンには以下の面々が揃った。
 気合だー!(アニマル浜口)
 サプライズ(自由民主党幹事長・武部勤)
 自己責任(政府関係者ら多数)
 新規参入(ライブドア社長・堀江貴文)
 セカチュー(=世界の中心で愛を叫ぶ 作家・片山恭一)
 中二階(=ちゅうにかい 参議院議員・山本一太)
 って言うじゃない… ○○斬り! …残念!!(波田陽区=はた ようく)
 負け犬(酒井順子)
 冬ソナ(=冬のソナタ)
 個人的に「大賞」だと思っているのは、なんといっても「自己責任」である。これはイラクで人質になった人間に対し、政府関係者や小泉首相が一斉に「自己責任」という言葉を使って彼らに対するバッシングを仕掛けたからだが、NGO関係者にとって「自己責任」という言葉は当たり前の概念である。政府がこの言葉を出したのは、イラクは「非戦棟地域」であるにも関わらず、渡航自粛を要請していたのに勝手にイラクに入った、自粛要請を無視して入ったのだから自己責任だ、だから俺たちには関係ないという理屈だが、危険な地域で活動するのがNGOの役割であり、現地でなにが起こっているのかを伝えるのがジャーナリストの役割である。彼らは至極全うに、自分たちの役割を忠実に果たしたに過ぎない。他人に役に立つことをしているのに、不当にバッシングされるいわれはない。
 本来だったら「自己責任」をトップにして然るべきだったのだろう。だが世相が暗いから、攻めて明るい話題を大賞にしようという、主催者の考えが透けて見える。それにしてもNHKは姑息だ。自己責任という言葉はトップテンに入っていたのに、この言葉を報道しなかった。ああ、腹立たしい。