GPWN管理人日記(旧NGO日記) -2ページ目

シングルベルで苦しみます

 今年もクリスマスがやってきたー
 クリスマスにサンタがやってきたー
 街にサンタがやってきたー
 カップルは熱い夜を過ごす
 そして私は今年も「シングルベル シングルベル クリスマスで苦しみます」

 昨日、母はぼそりと言った。
 「クリスマスはキリスト教のお祭りなのに、なんで日本がクリスマスを祝うんだろう?タイでクリスマスをお祝いするという話は聞いたことがない」
いわれてみればその通りで、仏教国のタイで、クリスマスツリーを見た記憶がない。でもタイは亜熱帯気候だから、雪が積もるクリスマスツリーは想像できないのかもしれない。韓国でもクリスマスを祝う人は沢山いるが、韓国人の1/3はクリスチャンだから、この国でクリスマスを祝うのは普通のことなのだろう。
 考えてみれば、日本人こそ宗教に鈍感な国はない。結婚式は神道形式だし、葬式は仏教形式でやる人が圧倒的多数。もっとも最近は、結婚式も葬式も教会で行うという人も、じょじょにではあるが増えている。といっても彼らの多くはクリスチャンではないし、葬式を教会でやる場合、結婚式と違って故人がクリスチャンであることが絶対条件だから、死ぬ直前に洗礼を受けるというケースが多いそうだ。私?私は無宗教論者だから、結婚式も葬式も、出来ることなら一切の宗教色はのぞきたい。でも葬式はともかく、結婚式は今までも今もこれから先も、私にとっては縁がないものである。まあ、私みたいな人間とつき合いたいという、酔狂な人間はまずあり得ない。つい最近所属しているMLでも書いたのだが、私が好きだという人間は
 ・本命にフラレて、別の本命が見つかるまでの「つなぎ」
 ・どうしようもなく頭が悪い
 ・相当のへそ曲がり
のどれかに該当する。以前にも私に対して、間違って(?)太ももや胸の谷間を見せつけたバカ女(それも複数!)がいたが、そういう女に限ってロクなヤツはいない。知性や性格に自信が持てないから、カラダの魅力で勝負しようと考えるのだ。胸の谷間や巨乳をアピールすれば、世の男共はコロリとなると思ったら大間違いである。

甘く楽しい夜の夢

 昨日仕事が終わった後、久々に映画を見てきた。趣味が美術鑑賞の私は、美術展はそれこそ飽きるくらいに見てきたが、映画館で映画を見るのは本当に久々。7~8年は見ていないのではないかと思うし、見た本数だって、両手の指の数より少ないはず。幼稚園児の時、映画館で映画を見た記憶はあるが、なんの映画だったのか忘れてしまった。ただその映画で、トラックがひっくり返ったのだけはいまだに覚えている。
 ああそうだ思い出した、PBのクルーズに参加した時、映画室で「シュリ」を見たっけ。他にもいくつか映画を見た覚えがあるけれど、あまり夢中になってみた映画はないなあ。「タイタニック」も結局は細切れで、この映画を最初から最後まできちんと見通したことは一回もない。シュリも最初の部分は見逃してしまった。この映画は某テレビ局でも繰り返し放映されているが、カットのやり方があまりにメチャクチャで、全く別の内容の映画になってしまっている。実際に映画館で映画を見た人間は、自分を含めてハラワタが煮えくり返っているだろう。
 ついでだが、一昨年の大ヒット映画「スパイダーマン」は電気店の中で見ました。2年前、私はあちこちの電気店で某ADSL業者のキャンペーンをやっていたのだが、当時担当していた電気店がDVD化されたばかりの「スパイダーマン」を1日中放映していたのだ。客が来ないことをいいことに、店員の目を盗んで夢中になって見ていたのでした。おかげでセリフ丸暗記とまでは言わないまでも、どんなタイミングでどの場面が出てくるのか、だいたい記憶してしまったのだった(笑)。あの頃は宣伝の意味で、電気店側は毎日衛星放送を流していたので、仕事そっちのけでいろんな衛星放送を見まくっていたっけ。NHKの衛星放送は、地上波放送より数段面白い番組を放映している上、知的レベルも高い。毎日衛星放送を見ていれば、自宅でも衛星放送が見たい!と思うのは人情と言うもの。だが、その夢はいまだに叶えられない。ああ情けなや。
 さて、昨日は仕事が終えて地元で食事をしたあと、お目当ての映画を見るために新宿に向かう。タイトルは今話題の「韓流」映画「誰にでも秘密がある」。主演が「JSA」のイ・ビョンホン、ヒロインが「冬のソナタ」「美しき日々」のチェ・ジウとあっては、日本で注目されないほうがおかしい。上映映画館の場所を確認するために「ぴあ」を購入し、映画館が新宿駅のすぐ近くであることを確認。映画館はビルの3階にあるのだが、映画館につながっているエレベーターの前にずらりと行列が並び、内心「こいつら全員『誰にでも~』が目当てなのか」と勘ぐったりしたが、実際に会場に着いてみると、まださほどお客さんが来ていなかったみたいで一安心。到着が早かったおかげで、早めに切符を購入することが出来、いい席に座ってゆっくりと映画を楽しむことが出来たのでした。上映会場は客数が140席にも満たないため、座れない観客のために劇場側は、座布団を用意したのだった。本当はもっと広い会場で見たかったのだが、上映開始時間の都合で「地元」新宿の劇場になったのだった。
 映画の内容は、イケメン青年実業家と3人の美人姉妹(うち一人は人妻)とのラブストーリー。内容は実にたわいないものだが、随所にエロティックな雰囲気とコメディーの要素を散りばめ、エンターティンメントとしてはまずまずの合格点。この映画は一見、3人姉妹とイケメン青年実業家のオムニバス形式の恋愛ストーリーという形で話が進行する。3人姉妹の末娘が、一番最初に夢中になるが、姉2人も別々の事件がきっかけになり、青年実業家に夢中になってしまう(末娘は、姉2人が自分の彼氏に夢中だということは知らない)。結局3人とも青年実業家と深い関係になってしまうのだが、実は3人ともほぼ同じタイミングで彼とつき合い始めた、というのがオチ。
 一番の見所は、チェ・ジウ演じる二女の変わりっぷり。27歳の大学院生だがいまだに処女で、男性経験豊富な妹にからかわれている。ふとしたことで妹の彼氏に夢中になった彼女は、彼氏の気を引くべくあれこれと手段をこらし、ついに「男女の深い関係」に持ち込むことに成功する。その課程を、彼女はコミカルに演じてみせる。「涙の女王」という異名を取る彼女、この映画でも元気な「泣きっぷり」を披露してみせる。
 実は私、某夕刊紙の「青年実業家が、3人姉妹と代わる代わるエッチしてしまう」という解説を見て、この映画を見ようと思ったのだが、過激なシーンを想像していた人、残念でした。韓国は儒教の国、過激なシーンは御法度であり、女優陣のヌードは背中からは拝めても、バストそのものは見られない。私は10年くらい前に、韓国ポルノ映画を見たことがあるが、その映画だってバストは拝めなかった。もっとも最近は、韓国でも過激なセックスシーンを売り物にしている映画も出てきたが。それにしても、チェ・ジウがあんなに巨乳だとはびっくりである。まあ、想像力を駆使すればいいだけの話だが。そして、この映画のラストは……これは、映画を見てのお楽しみと言うことで。
 いい映画を見させてもらったな、という感想である。甘く、美しい上質のエンターティンメント。観客層は、生活に余裕があるOLが結構目についた。韓流ブームはまだまだ続きそうである。

ある選手の転落

 さて、昨日はプロ野球界に衝撃が走った。ロッテで活躍し、’88年にパ・リーグの奪三振王に輝き、オールスターに出場経験がある選手が、強盗殺人事件の容疑で逮捕されたのである。
 その投手は、高校時代から注目されていた。’79年、’80年と甲子園に3回出場。大学は青山学院に進み、東都大学野球リーグの奪三振王として一躍注目を集める。今でこそ東都リーグの強豪として知られる青学だが、彼の入った当時は1部と2部を行ったりきたりしていた「エレベーター校」で、しかもスポーツ推薦がなく、彼の入学にあたって部員達が交互に勉強を教え込み、なんとか合格させたのである。
 大学で腕を磨いたその投手は、’84年のドラフト指名でロッテに入団する。奪三振王のタイトルに輝き、オールスター出場の栄誉を受けたのはプロ4年目のことである。だが翌年に肩を故障したことから成績は下降線の一途をたどり、’92年限りで現役を引退。その後は投手コーチや、フロント業務担当として球団に残っていた。
 だが、その生活はかなり荒んだものだったらしい。肩の故障で家庭生活は冷え切り、離婚を経験。慰謝料などの支払いで、かなり生活は苦しかったらしい。切りつめた生活をすればよかったのだろうが、現役時代の華やかな生活を忘れられず、選手から借金の無心を重ねたのが発覚し、球団から解雇を言い渡される。自己破産したのは、それからまもなくのことだった。
 球界から足を洗ったのちは、アルバイト生活ののち産廃会社に就職し、営業部長の地位にまで上り詰めたものの、身に染みた借金癖までは治らなかったようで、自己破産後もヤミ金融会社から80万円を借りた。事件当日は、利息の返済期日だったという。勤めている会社社長の自宅を訪れたのは、利息分3万円円返済のための借金をするためだったが、社長は不在で、応対したお手伝いの女性に借金を申し込んだが断られ、カッとなった男は女性を押し倒して失神させ、自宅にあった現金175万円を強奪し、女性を川に投げ捨てて水死させてしまう。
 彼に限らず、引退後の生活が苦しい元プロ野球選手は多い。球団から解雇または引退しても、評論家やコーチ、球団職員などの仕事にありつけるのはごく少数で、あとは自分で仕事を探さなくてはいけない。年金もあるが、選手生活15年で年額142万円しか支給されず、その年金も資金繰りが厳しいことから、将来は廃止される方向だそうだ。競技人口が多い高校野球指導者への転身も、引退後一定期間を経過しないと現場復帰できず、大学に行って教職課程を受講して教員免許を取得する必要があるなど、様々な障害をクリアしなければならない。ちなみにJリーグでは、競技生活から引退した選手のためにキャリアサポートセンターを設置し、元選手の就職支援活動をしている。プロ野球界でもそのような動きは少しずつ出ているが、サッカー界に比べると立ち後れている。とりあえずは、年金受給資格を15年から5年にするのが先決だろう。15年も選手としていられる人間はほんの一握りだし、そんな選手はしこたま資産をためているだろうから。

心の中の闇

 さて、昨日はニュースステーションの後継番組・情報ステーションの年内放映最終日だった。その中で、韓国内を震撼させた大量殺人犯のことを取り上げていた。この殺人犯、大金持ちや風俗嬢など、手にかけた人間は30人以上。戦場で人間をこれだけ殺したら褒め称えられ、国家から「勲章」を授与され、一生食っていけるほどの年金を与えられ、悠々自適の生涯を送れるだろう。だがこの男の最大の失敗は、この行為を平時に行ったと言うことである。韓国は死刑制度を廃止して久しいが、男は自ら死刑になることを望み、お望み通り死刑の判決を受けた。
 私は、別に男に同情するわけではない。どんな理由があろうとも、彼のやったことは弾劾されて然るべきである。しかし、彼の育った環境を知るに連れ、私の気分はドンヨリと重くなっていった。
 犯人の父は酒乱で、酔っぱらっては父から折檻を受けていた。そんな父を嫌って母は家で、犯人も母の面影を追って家出しては父に連れ戻されるという生活を繰り返す。念願かなって母と一緒に暮らせるようになったのは、小学校に上がる直前の頃だった。
 小学校低学年の頃は、粗暴なところがあった行動も、年をとるに連れて行動に落ち着きをましていく。学校の勉強はあまり特異ではなかったが、冗談を言ってはクラスメートを喜ばしていた。この義務教育時代、男はある才能で優れた才能を開花し始める。彼は絵が得意で、高校はその才能を生かすべく芸術高校を志望していた。だが、彼の運命を狂わせることがおきる。男は「黒」と「白」しか判別できない「色覚異常者」だったのだ。芸術高校のデッサンのテストはクリアしたものの、色覚検査では1つも正解できず、不合格になってしまった。
 中学を卒業後、失意のうちに各種学校に進学するが、学歴差別の激しい韓国では、各種学校は学歴に入れてもらえない。韓国には徴兵義務があるが、中卒の男性は軍隊に入れないし、就職するにもハンディを負うことになる。犯人には2人の兄がいたが、長兄から毎日ふがいなさをなじられ、殴る蹴るの暴行を受けるようになった。そんな生活にたまりかね、中学時代の親友に数学を教えてもらいたいと懇願するが、その親友も大学受験勉強で忙しく、その願いを十分聞き入れることが出来なかった。心が荒んだ彼は暴行事件を起こし、数年間の懲役生活を送った。服役後、彼はふとしたことから女性と出会い、結婚する。借金取りに追われていた女性を助けたことがきっかけだった。女性との間に男児も誕生し、親友に「お前も早く子供を持て」と進めるほどだった。彼にとって、息子はかわいくてたまらない存在だったのだろう。
 だがそんな幸せな生活を、男は自らの手でぶち壊す。風俗嬢に暴力を振るった罪で、懲役刑を受けたのである。妻は離婚裁判を起こし、男の元を去った。自業自得とはいえ、このことは男性にショックを与えたことは想像に難くない。出所後、男は坂道を転げ落ちるようなスピードで悪への道を進んでいった。その結果は、冒頭に書いたとおりである。
 やりきれない犯罪であることは確かだ。だが、キャスターの古舘伊知郎は放送の最後でこう言う意味のことを述べた。
 「被害者になるのは偶然、犯罪者になるのは必然。だが、どんな背景が男を犯罪に駆り立てていったのか、その点にこだわっていきたい」と。
 犯人のやったことは到底許されるものではないが、その背景を探らない限り、似たような事件は今後も起こるに違いない。どうすれば、この手の犯罪は消えるのか。答えは簡単に出ない。

馬耳東風、あるいは馬の耳に何とやら

 夕べは、NHKが特集番組「NHKに言いたい」を放映していた。NHK番組制作局チーフプロデューサーの経費横領に始まり、ソウル支局長の取材費水増し請求、職員4人による経費の着服・横領、音響デザイン室スタッフの、番組制作費不正支出など、最近のNHKはスキャンダルのオンパレード。視聴者の怒りはすさまじく、受信料納入拒否件数がうなぎ登り。この事態に危機感を持った受信料集金人の組合が「海老沢(会長)やめろ」と怒りののろしを上げると、日放労(NHKの労働組合)も「海老沢やめろ」と会長辞任要求を出すに至った。日放労は先だってNHKの報道を考えるシンポを開催したのだが、それに対する海老沢のとった手段は実に露骨なものだった。なんとシンポ開催にあわせて、新潟中越地震関連の番組を放映したのである。それも24時間ぶっ通しで。あからさまな経営サイドの反撃に、シンポに出ていた田原総一郎は激怒したという。
 NHKは建前上は「社団法人」であり、過剰な金儲けは禁止されているはずだが、海老沢が会長になって、NHKの体質はすっかり替わってしまった。エコヒイキがまかり通るようになったのである。自分のお気に入りの女子アナを、看板番組のキャスターに登用するのは日常茶飯事。名もない大学に卒業した自分の息子を、親のコネでNHKにカメラマンとして採用する、自分と同じ茨城県出身の人間を職員として採用したり、重要なポストに就ける。番組内容も、やたらと公権力におもねるようになる。甚だしいのは、公共の電波を使って茨城県にちなんだ番組をガンガン放映したことだ。宣伝も、やたらと民放を意識するようになった。いつしか金遣いが荒くなり、やり方も番組製作の方法も、民放のやり方をそっくりマネするようになる。これで、スキャンダルが出ないほうがおかしいのかもしれない。
 番組には海老沢の他、鳥越俊太郎、連合の笹森会長、経済同友会の北城代表幹事ら6人が出席。だがその内容は実にお寒い内容で、海老沢は不祥事を指摘する声に対し「深く反省」「抜本改革」「信頼回復」をオウム返しのように繰り返すのみ。放送時間は2時間15分に及んだが、視聴者の抗議は9,000件を超えた。それでも自らの責任を語らない海老沢の態度に業を煮やした鳥越俊太郎は「NHKが何を変えようとしているのかよくわからない。この番組が不払いを増やす結果になる」と吐き捨てた。OBもこの番組には呆れた果てたようで「海老沢に釈明の機会を与えただけ」「『NHKに言いたい』ではなく『海老沢会長はいいたい』という番組だった」と憤りを隠さなかった。挙げ句海老沢は、自らの責任について「抜本改革の筋道をつけた時点で判断する」と開き直ったのだから救いがない。
 今までだったら、国会だの自民党郵政族から辞任圧力がかかるのに、今回に限っては、国会からも郵政族からも辞任の声が聞こえてこない。摩訶不思議なり。よほどこの人物は、権力中枢と昵懇の間柄だと見える。権力中枢から「辞めろ」といわれない限り、彼はいつまでもどこまでも権力の座に居続けるだろう。今の彼は、存在自体が「無責任」のように思えるのだが……。

雑草チーム奮戦す

 午後は、HPの作成作業。私が作っている平和系HPのトップページの一部に不都合があり、それを直していたらえらい時間がかかってしまった。HPBで普通モードで修正していたらうまくいかず、HTMLモードに切り替えたらうまくいった。それでも、予想以上に時間がかかってしまった。HPBを最新バージョンにしたのを機会に、平和系HPのトップページに部分的にスタイルシート(以下CSS)を導入した。CSSはずっと前から知っていたのだが、HPBの前のバージョンにもスタイルシートを導入できる機能がついているとは知らなかったのだ。そういえばこのアイコンに見覚えがあるなあと思っていたら、それがCSSのアイコンだった。CSSはいまだによくわからない。あれこれいじりながら習得することになりそうである。
 さて、天皇杯である。今日は準々決勝があった。
 東京V3-0草津 鹿島0-1G大阪 浦和2-1FC東京 
 札幌0-1磐田
 ここまで旋風を起こしてきたザスパ草津、ついに力尽きた。
 このチームはちょっとユニークなところがあるクラブである。J2に昇格するには、プロ契約選手が5人以上(J1は15人)在籍しないといけないという規定がある。草津は今年、JFLからJ2への昇格を認められたが、足りない運営資金を補うため、プロ契約を結んでいるのは元日本代表のGK・小島、元アトランタオリンピック代表・山口ら5人だけ。あとの選手は、草津温泉の旅館で働きながら選手生活を続けている。
 そんなチームが、とんでもないことをやってのけた。1回戦から勝ち上がった草津は、4回戦でセレッソ大阪を破ると、5回戦ではJ1で優勝した横浜を、延長Vゴールで破った。しかもこの試合では退場者が2人でたうえ、GK小島も右膝を痛めて完調ではなかったのである。アマチュア主体のチームがJ1の強豪チームを破る。こんな痛快なことはない。草津は大いに湧いた。だが勢いもここまで。5回戦から中3日しか休みがない影響がモロに出たのだろう。今日は東京Vにいいところなく敗れた。
 だが彼らは、草津町民とサッカーファンに夢を与えてくれた。貧乏なチームでも、やり方次第ではきちんとチーム運営が出来るということを、身をもって教えてくれた。草津町長は「選手の皆さんにありがとうといいたい」と語っていた。
 草津よいとこ 一度はおいで。
 ザスパ草津の選手とサポーターに幸あれ。
 このチームの、来年の活躍を祈らずにいられない。

罪深き野党

 不幸のどん底はまだまだ続くというのに、政治は国民の期待にちっとも応えてくれない。イヤ、答えるつもりなんかハナッからないのかもしれない。特に民主党の裏切りは最悪だ。昨年の総選挙では「マニフェスト」なる概念でブームを起こしたのに、いざ国会が開会したらさっぱり。与党の右傾化路線には協力するのに、国民が期待していることには無関心を決め込む。いい例が、一昨日の反戦ビラ不当逮捕裁判である。支援者が国会のロビイングをしたところ、社民党はこの件で協力するといい、共産党も支援を検討した。ところが、民主党は「責任者がいない」という理由でこの件でも最後まで逃げ回り、誠意ある対応を見せてくれなかった。民主党には護憲を訴える「リベラルの会」という会派があるはずだが、彼らはほとんどが外遊で出払っているという。呆れた。
 岡田がよかったのは最初だけ。参議院選挙直前の国会では、愚直というイメージを売り込むことに成功したが、あとはいいところなし。国会延長の件では、逆に与党国対に「国会延長を要求しているのに外遊ですか」と突っ込まれ、橋龍の政倫審証言の前日には、自民党と親善サッカーに興じ、先月20日には、自民党、民主党両党の参議院国対が、京都で親睦ゴルフを行い、京都の洗斗町で遊びほうける有様。だから自民党に足元を見られるのだ。
 今国会での与党は、小泉の「自衛隊がいくから非戦棟地域」発言に代表されるように、暴言・失言のオンパレード。米軍ヘリが沖縄国際大学に墜落した時に町村外相の「パイロットはうまかった」、中川経産相の酔っぱらい業務疑惑、南野法相の「素人ですから」発言、武部幹事長の「フリーターはサマワにいけ」など、野党にとってはツッコミどころ満載の国会だったのに、民主党はロクな追及が出来なかった。民主党国対が「ひどい国会だった」とを嘆くのを、与党国対に慰められているのだから世話はない。小泉もいろいろ疑惑を抱えているのに、質問の間口を広げてばかりで、効果的に追及できないのだ。
 こういう時こそ「乱世の小沢」の出番のはずだが、彼は一線から身を退いて動かない。若手はそこら辺をウロチョロしているばかり、松下政経塾出身議員は、雑誌対談で与党大臣とエールの交換をしている有様だからなにをかいわんや。だから民主党でもちょっと目先の利いた議員は、あっさりと国会議員を辞めて地方の首長に転出する。ああ虚しい。いっそのこと自民・民主両党はそれぞれ好戦派・和平派に分裂し、お互いの好戦派同士、和平派同士で合併してくれないかな。そのほうが国民にとって、よほどスッキリする。
 与野党なれ合い国会を演出したのは旧社会党だが、竹下元首相は「社会党の政策の10後が我々の政策だ」と口にしたことがある。根っこは一緒だといいたかったのだろう。昔の社会党と今の民主党、罪深いのはどちらだろう。