学園祭報告Part1
今日、日大と東京医科歯科大学の学園祭に出かけた。日大医学部には、池袋からバスに乗っていく。確か昨年までは、赤羽までバスが通っていたはずだが、今年いった時は池袋行きのバスしかなかった。赤羽行きのバスは廃止になったのか?
バスの窓から、チアリーダー達がパフォーマンスをしているのが見えた。バスから降りてさっそく昼食。ひとごこちがつくと、さっそくキャンパスの中をあちこち歩いてみる。本館2階での、医学生達の芸術作品を堪能。そのあと、1階講堂で医学英語教育研究会(実は、このサークルはIFMSAの支部みたいな形になっている)の展示物を見て回る。 今年のテーマはヘンプという名の麻を使った工芸物、原爆・劣化ウラン弾、エイズ、漢方薬、難民問題。今年は昨年以上に、平和問題に力を入れていたなという印象。国境なき医師団(ESF)の展示もあった。中にいた学生から、難病問題(なんという病気なのか忘れてしまった。相当の難病であることは確か)のシンポをするから、よかったらどうだといわれたが、時間がないからという理由で断った。ちょっともったいなかったかな。
1階講堂の入り口に、今年のIFMSA総会の写真が飾ってあった。MLでは300人以上の来場者を数え、ものすごく盛り上がったという報告が流れていたが、写真を見る限りそれはウソではなかったようだ。自分もいきたかったな。でも2日で10,000円以上の参加費は、貧乏人にとってはムチャクチャ高い。改めて医学生には、金持ちが多いということを実感したのだった。その隣には、昨年の日大医学部の学園祭の様子を撮影した写真と、今年アジアで開かれたと思われるアジアの医学生の集会の様子が展示されていた。MLでお馴染みの面々が楽しそうに写っているのを見て「うらやましい」とおもう。向かいには、ホームレスの調査報告があった。あえて誰のせいとはいわないが、ホームレスは年々増加傾向にあり、さらに生活保護の打ち切りも検討しているらしいという噂も聞く。これ以上の「弱者切り捨て政策」は許せない。
日大の展示を一通り見終わったあと、池袋・新宿経由で今度は医科歯科大学の学園祭に向かった。昨年は付属歯科技工士学校が企画している、歯の作りについての展示を見たのだが、時間がなかったこともあって今年は省略。
6号館2階で開かれていた公衆衛生予防医学研究会(公予研)の研究報告展示を見学。昨年はベジタリアン、研修医問題が取り上げられていたが、今年はリハビリ、地域保健、上下水道を中心とした公衆衛生について取り上げられていた。開発分野に関心があることもあり、一番印象に残ったのは「開発途上国における健康阻害因子の分析」と「英国における公衆衛生の歴史」。イギリスで伝染病対策には上水道と下水道のどちらがいいかという対立、貧困層ほど変色と食事の中身が軽視されているという事実には、思わず頷くところも多々あった。昨年もらえなかった報告集だが、今年はしっかりともらえたのはうれしかった。昨年は、隣の教室でやっている野点に参加したのだが、今年は来る時間が遅かったこともあって、私が顔を出した時にはすでに終了していた。残念。
「ミス医科歯科大学」コンテストが開かれている部隊の横を通り抜け、歯学部棟で開かれていた「世界の健康問題を考える」と「脳が見える」を見学。
「世界の健康問題を考える」では昨年に引き続き、寄生虫を扱っていた(担当したチームは違うかもしれない)。「日本で最近寄生虫が増えているのは、昨今の健康ブームが原因だ」という言葉に、思わず頷いてしまう自分がいる。最近の日本人は無菌・滅菌にこだわるあまり、人間が本来持っている免疫力が衰えているらしいのだ。この話を聞くと、度を超した潔癖症も問題だなと思う。他には地球温暖化、平和・難民問題、水俣病(公予研でも、このテーマを取り上げていたメンバーがいた)を扱った展示物があった。NGOの展示は、ESFの他にSHARE、そして日本赤十字の活動が紹介されていた。その隣のスペースでは、写真展「彼女の夢見たアフガニスタン」が開催されていた。ESFの派遣医師としてアフガニスタンで活動していた医師・山本敏晴氏が撮影した、現地の写真が所狭しと並べられていた。展示されていた写真のすばらしさに「医師が撮影したものとは思えない」というコメントが出るほど。赤ん坊の笑顔に国境はないと実感。かの地の子供たちの将来に幸あれと思わずにいられない。
「脳が見える」では、脳の標本が展示されていた。脳腫瘍の標本を触らせてくれたが、元々脳にできた腫瘍と、他の臓器から転移してきた腫瘍の感覚が全く違っていたからびっくり。前者の脳は柔らかいが、後者のそれはすごく難い。同じ腫瘍でも、これほど違うんだということを知った。病変に冒された臓器を見る機会はめったにないから、これは「医学部」の特色を生かした好企画だと思う。アルツハイマーに冒された脳や、ヤコブ病に冒された脳の標本も展示されており、黒板付近では脳と視覚の関係について説明があった。
医科歯科大学の企画はよく工夫されており、今後も続けていって欲しいと思った。
最後に。最近は医学部でも教室内で喫煙をする輩がいるらしく、そのことを注意する表示が出ていたのは、ちょっと残念だった。マナーの悪い医学生が、いい医者になれるはずがないからだ。気をつけて欲しいと思う。
バスの窓から、チアリーダー達がパフォーマンスをしているのが見えた。バスから降りてさっそく昼食。ひとごこちがつくと、さっそくキャンパスの中をあちこち歩いてみる。本館2階での、医学生達の芸術作品を堪能。そのあと、1階講堂で医学英語教育研究会(実は、このサークルはIFMSAの支部みたいな形になっている)の展示物を見て回る。 今年のテーマはヘンプという名の麻を使った工芸物、原爆・劣化ウラン弾、エイズ、漢方薬、難民問題。今年は昨年以上に、平和問題に力を入れていたなという印象。国境なき医師団(ESF)の展示もあった。中にいた学生から、難病問題(なんという病気なのか忘れてしまった。相当の難病であることは確か)のシンポをするから、よかったらどうだといわれたが、時間がないからという理由で断った。ちょっともったいなかったかな。
1階講堂の入り口に、今年のIFMSA総会の写真が飾ってあった。MLでは300人以上の来場者を数え、ものすごく盛り上がったという報告が流れていたが、写真を見る限りそれはウソではなかったようだ。自分もいきたかったな。でも2日で10,000円以上の参加費は、貧乏人にとってはムチャクチャ高い。改めて医学生には、金持ちが多いということを実感したのだった。その隣には、昨年の日大医学部の学園祭の様子を撮影した写真と、今年アジアで開かれたと思われるアジアの医学生の集会の様子が展示されていた。MLでお馴染みの面々が楽しそうに写っているのを見て「うらやましい」とおもう。向かいには、ホームレスの調査報告があった。あえて誰のせいとはいわないが、ホームレスは年々増加傾向にあり、さらに生活保護の打ち切りも検討しているらしいという噂も聞く。これ以上の「弱者切り捨て政策」は許せない。
日大の展示を一通り見終わったあと、池袋・新宿経由で今度は医科歯科大学の学園祭に向かった。昨年は付属歯科技工士学校が企画している、歯の作りについての展示を見たのだが、時間がなかったこともあって今年は省略。
6号館2階で開かれていた公衆衛生予防医学研究会(公予研)の研究報告展示を見学。昨年はベジタリアン、研修医問題が取り上げられていたが、今年はリハビリ、地域保健、上下水道を中心とした公衆衛生について取り上げられていた。開発分野に関心があることもあり、一番印象に残ったのは「開発途上国における健康阻害因子の分析」と「英国における公衆衛生の歴史」。イギリスで伝染病対策には上水道と下水道のどちらがいいかという対立、貧困層ほど変色と食事の中身が軽視されているという事実には、思わず頷くところも多々あった。昨年もらえなかった報告集だが、今年はしっかりともらえたのはうれしかった。昨年は、隣の教室でやっている野点に参加したのだが、今年は来る時間が遅かったこともあって、私が顔を出した時にはすでに終了していた。残念。
「ミス医科歯科大学」コンテストが開かれている部隊の横を通り抜け、歯学部棟で開かれていた「世界の健康問題を考える」と「脳が見える」を見学。
「世界の健康問題を考える」では昨年に引き続き、寄生虫を扱っていた(担当したチームは違うかもしれない)。「日本で最近寄生虫が増えているのは、昨今の健康ブームが原因だ」という言葉に、思わず頷いてしまう自分がいる。最近の日本人は無菌・滅菌にこだわるあまり、人間が本来持っている免疫力が衰えているらしいのだ。この話を聞くと、度を超した潔癖症も問題だなと思う。他には地球温暖化、平和・難民問題、水俣病(公予研でも、このテーマを取り上げていたメンバーがいた)を扱った展示物があった。NGOの展示は、ESFの他にSHARE、そして日本赤十字の活動が紹介されていた。その隣のスペースでは、写真展「彼女の夢見たアフガニスタン」が開催されていた。ESFの派遣医師としてアフガニスタンで活動していた医師・山本敏晴氏が撮影した、現地の写真が所狭しと並べられていた。展示されていた写真のすばらしさに「医師が撮影したものとは思えない」というコメントが出るほど。赤ん坊の笑顔に国境はないと実感。かの地の子供たちの将来に幸あれと思わずにいられない。
「脳が見える」では、脳の標本が展示されていた。脳腫瘍の標本を触らせてくれたが、元々脳にできた腫瘍と、他の臓器から転移してきた腫瘍の感覚が全く違っていたからびっくり。前者の脳は柔らかいが、後者のそれはすごく難い。同じ腫瘍でも、これほど違うんだということを知った。病変に冒された臓器を見る機会はめったにないから、これは「医学部」の特色を生かした好企画だと思う。アルツハイマーに冒された脳や、ヤコブ病に冒された脳の標本も展示されており、黒板付近では脳と視覚の関係について説明があった。
医科歯科大学の企画はよく工夫されており、今後も続けていって欲しいと思った。
最後に。最近は医学部でも教室内で喫煙をする輩がいるらしく、そのことを注意する表示が出ていたのは、ちょっと残念だった。マナーの悪い医学生が、いい医者になれるはずがないからだ。気をつけて欲しいと思う。
集団心中
埼玉県皆野町という、秩父地方の街で若い男女7人の集団心中事件が起こった。車内に練炭を持ち込み、その中で心中したらしい。この事件が起こる2週間前にも、この町の近くで似たような心中事件が発生し、地元の人間は頭を抱えている。というのもこの町は、埼玉県内でも有数の観光スポットである「美の山公園」があり、春は桜の、秋は紅葉の名所として知られ、観光シーズン中を中心に年間50,000人以上が集まる。だからこれからがかき入れ時なのだが、その矢先の心中事件で「新たな自殺の名所になるのではないか」と業者達はガッカリ来ているらしいのだ。実際、事件の捜査で付近の道路が通行止めになり、引き返す観光客が出るなど、実害が出ているらしい。
自殺した7人はインターネットでの「自殺サイト」で知り合ったらしい。最近この手のサイトが流行しており、こんなサイトがあるから集団自殺事件が絶えないのだと、この手のHPを強制的に閉鎖させるべきだという過激な意見も出ている。しかしその一方、このサイトのおかげで自殺を思い止まったという意見もあり、専門家の中には「インターネットの規制はムリだから、むしろ自殺予防のために積極的に利用するべきだ」という人もいるなど、集合自殺とインターネットの問題を巡って、その見解は真っ二つに分かれている。
自殺した7人のうちのメンバーの中に、1週間前にも自殺未遂を起こした人間がいるという。その時警官がコンコンとお説教をしたらしいが、残念ながら警官の忠告は彼らには届かなかったようだ。そのメンバーは知り合いのライターに「7、8人で(自殺を)するのって、新しいよね」と話していたので、ライターが自殺をやめるようにと忠告すると、それっきり連絡が取れなくなったそうだ。
この手の心中は昨年から目立ち始め、去年1年間で12件34人が集団自殺している。今年は昨年のペースを上回るペースで増えているそうだ。この暗澹たる世相になったのは、間違いなく政治の責任である。これだけ自殺者が多いのに、なんの痛痒も感じない小泉内閣。彼にとって「人間」とは、身内と自分に投票してくれた人間だけで、その他大勢の人間がどうなろうと知ったこっちゃないのだろう。これほど冷酷な人間もいない。
自殺した7人はインターネットでの「自殺サイト」で知り合ったらしい。最近この手のサイトが流行しており、こんなサイトがあるから集団自殺事件が絶えないのだと、この手のHPを強制的に閉鎖させるべきだという過激な意見も出ている。しかしその一方、このサイトのおかげで自殺を思い止まったという意見もあり、専門家の中には「インターネットの規制はムリだから、むしろ自殺予防のために積極的に利用するべきだ」という人もいるなど、集合自殺とインターネットの問題を巡って、その見解は真っ二つに分かれている。
自殺した7人のうちのメンバーの中に、1週間前にも自殺未遂を起こした人間がいるという。その時警官がコンコンとお説教をしたらしいが、残念ながら警官の忠告は彼らには届かなかったようだ。そのメンバーは知り合いのライターに「7、8人で(自殺を)するのって、新しいよね」と話していたので、ライターが自殺をやめるようにと忠告すると、それっきり連絡が取れなくなったそうだ。
この手の心中は昨年から目立ち始め、去年1年間で12件34人が集団自殺している。今年は昨年のペースを上回るペースで増えているそうだ。この暗澹たる世相になったのは、間違いなく政治の責任である。これだけ自殺者が多いのに、なんの痛痒も感じない小泉内閣。彼にとって「人間」とは、身内と自分に投票してくれた人間だけで、その他大勢の人間がどうなろうと知ったこっちゃないのだろう。これほど冷酷な人間もいない。
NGO日記復活
最終戦までもつれ込んだ、西武とダイエーの最終決戦。夕べ、その激闘についに終止符が打たれた。ダイエーが城島のホームランで先制したものの、西武が集中打でひっくり返し、ダイエーが土壇場で同点に追いつくという、なんともスリリングな展開。だが延長10回、西武がダイエーの守護神・三瀬から決勝点をもぎ取り、そのまま逃げ切って2年ぶりのパ・リーグ制覇を成し遂げたのだった。
ダイエーの選手・首脳陣、そしてファンにとっては納得できない幕切れだろう。昨日の敗北で、レギュラーシーズンで西武とのゲーム差4.5がフイになってしまったからだ。もし両チームのゲーム差が5だったら、ダイエーにその時点で1勝のアドバンテージがついたから、一昨日ダイエーが勝った時点でダイエーのリーグ制覇が確定していた。
プレーオフ導入ということで、今年のパ・リーグは大いに盛り上がった。だが個人的には、やっぱりこの制度は賛成できない。パ・リーグはかつてシーズンを前季・後季の2季制に分け、前季と後季の優勝チームが異なっていた場合、プレーオフでシーズンの優勝チームを決める制度を導入した。だがこの制度は、前季に優勝しても後季に思い切って手を抜くチームが出現するなど、いろんな面で2季制の弊害が目立った。そのため10年足らずで、この制度は廃止されることになった。
パ・リーグはこの制度を来年も継続するといっているが、1位チームに対するアドバンテージを強化するなどの制度を取らない限り、来年は閑古鳥が鳴くのではないかといわれている。そりゃそうだろう、3位にさえ潜り込めれば、1発逆転できるからだ。3位チームにとってはありがたいかもしれないが、1位チームにとってはなんの恩恵もない愚策といわれても仕方がない。早急に見直すべきだ。
折しも、ダイエー球団の親会社は興、再生機構を利用しての再建はしないと通告した。自力再建の道を選んだわけだが、社長にとっては当然のことだろう。経営に失敗したら国に救済してもらおうなんて、あまりにも庵出し虫がよすぎるし、だいたい大企業は国民の税金を使って会社再建に取り組めるのに、その他多くの中小企業は対象外だなんて、不公平にもほどがある。そういう意味では、高木社長の決断は極めて真っ当なものであると、高く評価したい。
一時期辞めていたBlogの世界に、再び首を突っ込むことになった。気ままに書き散らすスタイルは変わらないが、よろしくご愛顧のほどを。このBlogはかつて「NGO日記」としてそれなりの評価をいただいたが、自分でも納得できるシステムがやっと見つかったので、タイトルこそ違えど「NGO日記」の復活をここに宣言する。
ダイエーの選手・首脳陣、そしてファンにとっては納得できない幕切れだろう。昨日の敗北で、レギュラーシーズンで西武とのゲーム差4.5がフイになってしまったからだ。もし両チームのゲーム差が5だったら、ダイエーにその時点で1勝のアドバンテージがついたから、一昨日ダイエーが勝った時点でダイエーのリーグ制覇が確定していた。
プレーオフ導入ということで、今年のパ・リーグは大いに盛り上がった。だが個人的には、やっぱりこの制度は賛成できない。パ・リーグはかつてシーズンを前季・後季の2季制に分け、前季と後季の優勝チームが異なっていた場合、プレーオフでシーズンの優勝チームを決める制度を導入した。だがこの制度は、前季に優勝しても後季に思い切って手を抜くチームが出現するなど、いろんな面で2季制の弊害が目立った。そのため10年足らずで、この制度は廃止されることになった。
パ・リーグはこの制度を来年も継続するといっているが、1位チームに対するアドバンテージを強化するなどの制度を取らない限り、来年は閑古鳥が鳴くのではないかといわれている。そりゃそうだろう、3位にさえ潜り込めれば、1発逆転できるからだ。3位チームにとってはありがたいかもしれないが、1位チームにとってはなんの恩恵もない愚策といわれても仕方がない。早急に見直すべきだ。
折しも、ダイエー球団の親会社は興、再生機構を利用しての再建はしないと通告した。自力再建の道を選んだわけだが、社長にとっては当然のことだろう。経営に失敗したら国に救済してもらおうなんて、あまりにも庵出し虫がよすぎるし、だいたい大企業は国民の税金を使って会社再建に取り組めるのに、その他多くの中小企業は対象外だなんて、不公平にもほどがある。そういう意味では、高木社長の決断は極めて真っ当なものであると、高く評価したい。
一時期辞めていたBlogの世界に、再び首を突っ込むことになった。気ままに書き散らすスタイルは変わらないが、よろしくご愛顧のほどを。このBlogはかつて「NGO日記」としてそれなりの評価をいただいたが、自分でも納得できるシステムがやっと見つかったので、タイトルこそ違えど「NGO日記」の復活をここに宣言する。