NGOの独善性
夕べ、とある某反戦MLに長い長いメールを書いた。なぜかというと、私は「ジャミーラ事件」以来、ここ数日間のNGOの行動に絶望しているからだ。一言で言い表せない諸々の感情がない交ぜになり、私の心は千々に乱れている。どこに不満をぶつけたらいいのかがわからないから、なおさらタチが悪い。
NGO活動に関わって以来ずっと思っている疑問がある。独善性とカネの流れである。そのMLのメンバーの大半は、これまで「平和運動」とはほとんど縁がなかった人間である。これまでの平和運動は自らの主張の強調するあまり、ウサンクサと独善性に反発を感じている人も多かった。ところが「9・11」がきっかけになり、全く新しいコンセプトを持った平和団体が出現した。彼らの多くは既存の平和運動に対するアンチ・テーゼとしての、新しい平和団体に関するコンセプトに新鮮さを感じてやってきたのではなかったのか。それから3年あまり、メンバーの意識は良くも悪くも代わってしまった。ちょっとしたことですぐにフレームになり、時として感情的な対立に発展するのは、あまりにも見ていて見苦しいものがある。
話は変わるが、3年前に心筋梗塞で余命幾ばくもない沖縄在住の「医師」という人間が、戦火の元で暮らしている子供たちを救うために自転車で全国キャラバンを始めた。その活動に感動したその団体の面々達は彼の活動をサポートし、それなりの募金を集めることに成功したのだが、当の本人が「医師」でないことが発覚した。実はこの人、各地を放浪しているうちに戦火で働く医師達の手伝いをしたのがきっかけで、子供たちの医療活動をすることになり、以後「医師」として、世界中の災害現場として働いてきたのだという。
もったいないなと思う。確かにこの人は、医師としてはヘタな日本の医師よりも優秀な腕と経験を持っていたのだろう。だが日本で「医師」の資格を持っていなかったばかりに、彼は支援者と募金をしてくれた人に多大な迷惑をかけることになった。名前がわかっている範囲で募金は返還されたが、その後彼はどんな生活をしているのか、誰も知らないしネットで取り上げられることもなくなった。不幸中の幸いは、このことが新潮・文春といった「右派反動マスコミ」に取り上げられなかったことである。
だが今回はどう転んでも、新潮・文春の餌食になることは必至の情勢だ。「医師」の場合は、全国的にネームバリューがなかったこと、日本全国で「戦争よりも平和を」という声があちこちで広まっていることもあり、このことは記事にされなかった。だがジャミーラは違う。昨年のイラク戦争開戦時に「人間の盾」としてイラクに入国したことが、大々的にマスコミに報道されたのである。彼らは「待ってました」とばかりに、これでもかこれでもかと彼女のことを叩くだろう。
彼女の支援者だったある平和運動家(武士の情けで、あえてここでは名前を秘す)は、私へのレスで「この問題の本質は薬事法にある」といいきった。いくら現行の法律に不備があるといっても、それを破るようなことをやっていては、一般市民の支持は得られない。どうせやるのだったら「我々はこういう薬を現地に送りたいと思っているが、現行法では○○になっているので、支援が十分にできない、そのために法律改正運動をやりたいと思っているので、皆様のご支援をお願いしたい」といったらよかったのだと思っている。まあ、これはなにを言っても繰り言になる。今更なにを言っても虚しい。そしてそれが、私をNGO活動から遠ざかろうかなと思っている原因にもなっているのである。
NGO活動に関わって以来ずっと思っている疑問がある。独善性とカネの流れである。そのMLのメンバーの大半は、これまで「平和運動」とはほとんど縁がなかった人間である。これまでの平和運動は自らの主張の強調するあまり、ウサンクサと独善性に反発を感じている人も多かった。ところが「9・11」がきっかけになり、全く新しいコンセプトを持った平和団体が出現した。彼らの多くは既存の平和運動に対するアンチ・テーゼとしての、新しい平和団体に関するコンセプトに新鮮さを感じてやってきたのではなかったのか。それから3年あまり、メンバーの意識は良くも悪くも代わってしまった。ちょっとしたことですぐにフレームになり、時として感情的な対立に発展するのは、あまりにも見ていて見苦しいものがある。
話は変わるが、3年前に心筋梗塞で余命幾ばくもない沖縄在住の「医師」という人間が、戦火の元で暮らしている子供たちを救うために自転車で全国キャラバンを始めた。その活動に感動したその団体の面々達は彼の活動をサポートし、それなりの募金を集めることに成功したのだが、当の本人が「医師」でないことが発覚した。実はこの人、各地を放浪しているうちに戦火で働く医師達の手伝いをしたのがきっかけで、子供たちの医療活動をすることになり、以後「医師」として、世界中の災害現場として働いてきたのだという。
もったいないなと思う。確かにこの人は、医師としてはヘタな日本の医師よりも優秀な腕と経験を持っていたのだろう。だが日本で「医師」の資格を持っていなかったばかりに、彼は支援者と募金をしてくれた人に多大な迷惑をかけることになった。名前がわかっている範囲で募金は返還されたが、その後彼はどんな生活をしているのか、誰も知らないしネットで取り上げられることもなくなった。不幸中の幸いは、このことが新潮・文春といった「右派反動マスコミ」に取り上げられなかったことである。
だが今回はどう転んでも、新潮・文春の餌食になることは必至の情勢だ。「医師」の場合は、全国的にネームバリューがなかったこと、日本全国で「戦争よりも平和を」という声があちこちで広まっていることもあり、このことは記事にされなかった。だがジャミーラは違う。昨年のイラク戦争開戦時に「人間の盾」としてイラクに入国したことが、大々的にマスコミに報道されたのである。彼らは「待ってました」とばかりに、これでもかこれでもかと彼女のことを叩くだろう。
彼女の支援者だったある平和運動家(武士の情けで、あえてここでは名前を秘す)は、私へのレスで「この問題の本質は薬事法にある」といいきった。いくら現行の法律に不備があるといっても、それを破るようなことをやっていては、一般市民の支持は得られない。どうせやるのだったら「我々はこういう薬を現地に送りたいと思っているが、現行法では○○になっているので、支援が十分にできない、そのために法律改正運動をやりたいと思っているので、皆様のご支援をお願いしたい」といったらよかったのだと思っている。まあ、これはなにを言っても繰り言になる。今更なにを言っても虚しい。そしてそれが、私をNGO活動から遠ざかろうかなと思っている原因にもなっているのである。
新潟県中越地震
週が明けて、地震による被害状況がだんだん明らかになってきた。今日の昼現在で死者25人、けが人2,200人余、避難民は36市町村で約98,000人、震度5弱以上の地震は14回、余震に至っては370回を超えた。一連の地震による家屋の損壊は計3134棟、火災は11棟、約6万戸が停電し、約11万戸で断水、約5万6000戸でガスが止まった。
この地震は「新潟県中越地震」と命名された。日本屈指の豪雪地帯である新潟県中越地方は、この地震によって道路網がズタズタに寸断された。道路は各地で崩れた土砂に埋まり、かろうじて原形をとどめるアスファルトにも、数十メートルの亀裂がいく筋も走る状態。各集落は完全に孤立し、雪に閉ざされる冬の間は本格的な復旧工事は難しく、故郷に戻れるのは春以降になるという。住民がコメを持ち寄っておにぎりを作ったが、配布されたのは1人1個だけという惨状。
こういう時こそ自衛隊の出番なのに、その肝心の自衛隊は給水すら満足にできない状態。新潟周辺の部隊を40,000人待機させながら、実際に現地に入ったのはたった900人。甲板などの非常食や毛布など生活物資の支給を行っているが、数が少なくて完全に「焼け石に水」の状態。避難所では毛布が足りないために厚着で寒さを凌いでいる。対策が完全に後手後手に回っている。9年前の「阪神・淡路大震災」の教訓が全く生かされていないというのはどういうこと?日本人ほど、教訓から学ばない民族も珍しいわ。
気象庁によれば、今後7日以内にマグニチュード(M)6.0以上(震度6規模)の余震が発生する確率は、これまでの10%から40%に高まり、M5.5(同5強規模)の確率は70%、M5.0(同5弱規模)は90%といずれも高率になったと発表。強い余震の可能性が続いていることから、倒壊の恐れのある建物やがけに近寄らないよう警戒を呼びかけている。
この地震の一番の衝撃は、なんといっても上越新幹線の脱線だろう。10両編成のうち8両が脱線、最後尾の車両は30度の確度に傾いた。これだけの衝撃を受けながら、141人の乗客がかすり傷一つなかったのは奇蹟だと、関係者は驚いている。その原因として被害を受けた車両が重い旧式の車両であったこと、長岡まで6kmの地点でスピードを減速していたことなどがあげられている。もし車両が軽い車両だったこと、フルパワーで走っていた時に地震に襲われたら、車両は効果から転落して乗っていた乗客乗員の多数が犠牲になっただろう。上越新幹線の高架線路が通っている地盤は極めて軟弱な土地の上に立っていること、地盤補強やトンネル工事には手抜き工事の可能性が極めて高いと指摘するライターもいる。新潟は田中角栄が心血を注ぎ込んで大型土建工事を引っ張ってきたため、角栄生存中は「土建王国」を謳われていたのだが、その結果が手抜き工事のオンパレードだったことが今度の地震で明らかになったのは皮肉としかいいようがない。
こんな非常時にもかかわらず、小泉は遊びほうけていたというから本当に度し難い。「地震発生」の一報が入った時、彼は東京国際映画祭にいた。義務は果たず遊びに夢中になっている最高権力者。どっかの国にもそんな人間がいたっけ。やっと「帰ろう」という言葉を口にしたのが18時過ぎ、しかもそのあとに「(映画監督の)山田洋次さんの挨拶を聞いてからだ」といったのだから恐れ入る。彼の冷酷さは前々からわかっていたが、地震で苦しんでいる人間がいるのに自分の遊びを優先させるその神経、常人には本当にわからない。地震がおこった新潟は天敵・田中真紀子の地元だから、おそらく内心では「ざまあみやがれ」と思っているのかもしれないが、そのように想像する私はうがちすぎだろうか。
この地震は「新潟県中越地震」と命名された。日本屈指の豪雪地帯である新潟県中越地方は、この地震によって道路網がズタズタに寸断された。道路は各地で崩れた土砂に埋まり、かろうじて原形をとどめるアスファルトにも、数十メートルの亀裂がいく筋も走る状態。各集落は完全に孤立し、雪に閉ざされる冬の間は本格的な復旧工事は難しく、故郷に戻れるのは春以降になるという。住民がコメを持ち寄っておにぎりを作ったが、配布されたのは1人1個だけという惨状。
こういう時こそ自衛隊の出番なのに、その肝心の自衛隊は給水すら満足にできない状態。新潟周辺の部隊を40,000人待機させながら、実際に現地に入ったのはたった900人。甲板などの非常食や毛布など生活物資の支給を行っているが、数が少なくて完全に「焼け石に水」の状態。避難所では毛布が足りないために厚着で寒さを凌いでいる。対策が完全に後手後手に回っている。9年前の「阪神・淡路大震災」の教訓が全く生かされていないというのはどういうこと?日本人ほど、教訓から学ばない民族も珍しいわ。
気象庁によれば、今後7日以内にマグニチュード(M)6.0以上(震度6規模)の余震が発生する確率は、これまでの10%から40%に高まり、M5.5(同5強規模)の確率は70%、M5.0(同5弱規模)は90%といずれも高率になったと発表。強い余震の可能性が続いていることから、倒壊の恐れのある建物やがけに近寄らないよう警戒を呼びかけている。
この地震の一番の衝撃は、なんといっても上越新幹線の脱線だろう。10両編成のうち8両が脱線、最後尾の車両は30度の確度に傾いた。これだけの衝撃を受けながら、141人の乗客がかすり傷一つなかったのは奇蹟だと、関係者は驚いている。その原因として被害を受けた車両が重い旧式の車両であったこと、長岡まで6kmの地点でスピードを減速していたことなどがあげられている。もし車両が軽い車両だったこと、フルパワーで走っていた時に地震に襲われたら、車両は効果から転落して乗っていた乗客乗員の多数が犠牲になっただろう。上越新幹線の高架線路が通っている地盤は極めて軟弱な土地の上に立っていること、地盤補強やトンネル工事には手抜き工事の可能性が極めて高いと指摘するライターもいる。新潟は田中角栄が心血を注ぎ込んで大型土建工事を引っ張ってきたため、角栄生存中は「土建王国」を謳われていたのだが、その結果が手抜き工事のオンパレードだったことが今度の地震で明らかになったのは皮肉としかいいようがない。
こんな非常時にもかかわらず、小泉は遊びほうけていたというから本当に度し難い。「地震発生」の一報が入った時、彼は東京国際映画祭にいた。義務は果たず遊びに夢中になっている最高権力者。どっかの国にもそんな人間がいたっけ。やっと「帰ろう」という言葉を口にしたのが18時過ぎ、しかもそのあとに「(映画監督の)山田洋次さんの挨拶を聞いてからだ」といったのだから恐れ入る。彼の冷酷さは前々からわかっていたが、地震で苦しんでいる人間がいるのに自分の遊びを優先させるその神経、常人には本当にわからない。地震がおこった新潟は天敵・田中真紀子の地元だから、おそらく内心では「ざまあみやがれ」と思っているのかもしれないが、そのように想像する私はうがちすぎだろうか。
バカ2題
昨日のJリーグ・鹿島-浦和戦でとんでもない、おこってはいけない事件が起こった。
試合は3-2で浦和が勝ち、悲願のリーグ戦ステージ制覇にまた1歩近づいた。ところが、試合終了後の挨拶で騒動が勃発した。
試合終了後、鹿島の選手が挨拶のために、ゴール裏に陣取った自軍サポーター前に整列したところ、観客席から空っぽになったビール缶が投げ込まれた。これにおこった本田選手が空き缶を観客席に投げ返したところ、この行為に激高したサポーター約30人がピッチ状に乱入し、本田選手を取り囲んで殴る・蹴るの乱暴行為を働いたのである。周囲は騒然となった。球団は騒ぎの原因を作った本田選手に厳重注意処分としたと発表したが、警察の事情聴取でも、ビール缶を投げた観客はわからなかったという。鹿島のサポーターの中心メンバーは「インファイト」と呼ばれているが、彼らの評判は他チームのサポは無論のこと、身内である鹿島サポからも鼻つまみ扱いされている。6年前のチャンピオンシップでも乱入事件を起こし、厳重注意処分を受けているそうだ。その時の教訓からなにも学んでいないのか、いつまでこんな乱暴狼藉をするのかという怨嗟の声がそこかしこから聞こえてくる。鹿島サポが集まるというHPをいくつかのぞいてみたが、良識派のサポは口々に「今日の行為は受け入れがたい」という声が圧倒的である。
正直、浦和サポも人のことをいえた義理ではない。負け試合でグラウンドに飛び降りたり、監督更迭を叫んでロッカールームに乱入したり、はては動きの悪かった選手をスピーカーでなじったり。だが昨日の鹿島サポは今までにもまして凶暴だったらしい。日本の競技場では禁止されているはずの発煙筒をたいたそうである。火災防止のために、消防法で発煙筒の持ち込みは禁止されているはずである。にもかかわらず、甘いチェックでそのような危険物持ち込みを許したカシマスタジアムの警備担当者は、どう申し開きをするのだろう。発煙筒の煙で試合を見ることができなかったばかりか、のどや目が痛くて困ったという書き込みがあった。一説に拠れば、それは発煙筒ではなくバルサンだったというが、もしそれが本当だったら持ち込んだ野郎は、他人の迷惑を考えない大バカ野郎である。
大バカ野郎は彼らだけではない。平和運動界における「ジャミーラ逮捕」騒動の余波は夕べも続いた。この人物、以前からお金に汚い人物だったらしく、知名度のわりには評判が悪かったらしい。そのため「つけいるスキ有り」と、彼女の周囲には公安関係者がべったりと張り込んでいたのだという。こういう活動を知るのだから脇を締めなければいけなかったのに、彼女は公安に対する認識が甘かったといわれてもしょうがない。
伊豆地方在住の方が知人からの話としてこの話を明かすところ「伝聞情報についてはコメントのしようがない」と切って捨てたバカがいる。自分たちの都合の悪いところはほうっかむりを決め込み、都合のいいところだけ騒ぎ立てるのは、「南京大虐殺はなかった」と言い張り、在日コリア人を侮蔑するウヨ厨房と何ら変らないではないか。「悪いことだと知りながら悪いことをするのと、悪いことだと知らずに悪いことをするのとどちらが悪いと思いますか?」という質問に対し「観念的なことはどうでもいい」と切り返す発言に対してはなにをかいわんや、である。
平和運動関係者の多くは「自分たちのやっていることは正しいから、おまえらは黙って従え」という独善的な姿勢の人間が多く、それが平和運動に敵意を持ち、活動から足を遠のかせる原因にもなっていた。3年前の「9・11」がきっかけになって結成された「CHANCE!」は、これまでの平和運動に対するアンチ・テーゼとして出発したはずだ。だが結成から3年がたち、当初の初心は徐々に薄れていった。結成当初の熱気も特色も遠くに消え去り、活動家の多くは独善性を強めるなど、だんだん「フツー」の平和団体、「フツー」の活動家に染まりつつある。
CHANCE!の活動家の大部分は「9・11」まで何らかの活動とは別世界で過ごしてきた、ごくごく平凡な一市民である。それが各種運動を中心として取り仕切るようになり、マスコミにも取り上げられ、知らず知らずのうちに天狗になって独善性を強めていった。あげくの果てが「伝言情報云々」や「観念的なこと」という発言である。アンタら、いったい何様のつもりでそのようなことをいっているのか。そこまでえらそうなことを言える身分になったのか。えらくなると人が変わるというけれど、まさか彼らの変貌ぶりを目の当たりにしようとはね。私もいい加減、平和運動に嫌気をさすようになった。NGO活動には今後とも関わっていくつもりだが、平和運動には金輪際関わりたくないというのが正直なところである。シンポジウムには積極的に通うつもりだけれどね。
いずれにせよ、ジャミーラが平和運動に対して与えたダメージは半端なものではない。これがきっかけになって、平和運動やNGO活動に関する風当たりが強くなるのではないかと警戒している。彼女をシンポに呼んだNGOは数多あるはずだが、この期に及んで知らんふりを決め込んでいるのは不誠実極まりない。ご都合主義がまかり通るのは、ウヨ厨房だけはなさそうだ。
試合は3-2で浦和が勝ち、悲願のリーグ戦ステージ制覇にまた1歩近づいた。ところが、試合終了後の挨拶で騒動が勃発した。
試合終了後、鹿島の選手が挨拶のために、ゴール裏に陣取った自軍サポーター前に整列したところ、観客席から空っぽになったビール缶が投げ込まれた。これにおこった本田選手が空き缶を観客席に投げ返したところ、この行為に激高したサポーター約30人がピッチ状に乱入し、本田選手を取り囲んで殴る・蹴るの乱暴行為を働いたのである。周囲は騒然となった。球団は騒ぎの原因を作った本田選手に厳重注意処分としたと発表したが、警察の事情聴取でも、ビール缶を投げた観客はわからなかったという。鹿島のサポーターの中心メンバーは「インファイト」と呼ばれているが、彼らの評判は他チームのサポは無論のこと、身内である鹿島サポからも鼻つまみ扱いされている。6年前のチャンピオンシップでも乱入事件を起こし、厳重注意処分を受けているそうだ。その時の教訓からなにも学んでいないのか、いつまでこんな乱暴狼藉をするのかという怨嗟の声がそこかしこから聞こえてくる。鹿島サポが集まるというHPをいくつかのぞいてみたが、良識派のサポは口々に「今日の行為は受け入れがたい」という声が圧倒的である。
正直、浦和サポも人のことをいえた義理ではない。負け試合でグラウンドに飛び降りたり、監督更迭を叫んでロッカールームに乱入したり、はては動きの悪かった選手をスピーカーでなじったり。だが昨日の鹿島サポは今までにもまして凶暴だったらしい。日本の競技場では禁止されているはずの発煙筒をたいたそうである。火災防止のために、消防法で発煙筒の持ち込みは禁止されているはずである。にもかかわらず、甘いチェックでそのような危険物持ち込みを許したカシマスタジアムの警備担当者は、どう申し開きをするのだろう。発煙筒の煙で試合を見ることができなかったばかりか、のどや目が痛くて困ったという書き込みがあった。一説に拠れば、それは発煙筒ではなくバルサンだったというが、もしそれが本当だったら持ち込んだ野郎は、他人の迷惑を考えない大バカ野郎である。
大バカ野郎は彼らだけではない。平和運動界における「ジャミーラ逮捕」騒動の余波は夕べも続いた。この人物、以前からお金に汚い人物だったらしく、知名度のわりには評判が悪かったらしい。そのため「つけいるスキ有り」と、彼女の周囲には公安関係者がべったりと張り込んでいたのだという。こういう活動を知るのだから脇を締めなければいけなかったのに、彼女は公安に対する認識が甘かったといわれてもしょうがない。
伊豆地方在住の方が知人からの話としてこの話を明かすところ「伝聞情報についてはコメントのしようがない」と切って捨てたバカがいる。自分たちの都合の悪いところはほうっかむりを決め込み、都合のいいところだけ騒ぎ立てるのは、「南京大虐殺はなかった」と言い張り、在日コリア人を侮蔑するウヨ厨房と何ら変らないではないか。「悪いことだと知りながら悪いことをするのと、悪いことだと知らずに悪いことをするのとどちらが悪いと思いますか?」という質問に対し「観念的なことはどうでもいい」と切り返す発言に対してはなにをかいわんや、である。
平和運動関係者の多くは「自分たちのやっていることは正しいから、おまえらは黙って従え」という独善的な姿勢の人間が多く、それが平和運動に敵意を持ち、活動から足を遠のかせる原因にもなっていた。3年前の「9・11」がきっかけになって結成された「CHANCE!」は、これまでの平和運動に対するアンチ・テーゼとして出発したはずだ。だが結成から3年がたち、当初の初心は徐々に薄れていった。結成当初の熱気も特色も遠くに消え去り、活動家の多くは独善性を強めるなど、だんだん「フツー」の平和団体、「フツー」の活動家に染まりつつある。
CHANCE!の活動家の大部分は「9・11」まで何らかの活動とは別世界で過ごしてきた、ごくごく平凡な一市民である。それが各種運動を中心として取り仕切るようになり、マスコミにも取り上げられ、知らず知らずのうちに天狗になって独善性を強めていった。あげくの果てが「伝言情報云々」や「観念的なこと」という発言である。アンタら、いったい何様のつもりでそのようなことをいっているのか。そこまでえらそうなことを言える身分になったのか。えらくなると人が変わるというけれど、まさか彼らの変貌ぶりを目の当たりにしようとはね。私もいい加減、平和運動に嫌気をさすようになった。NGO活動には今後とも関わっていくつもりだが、平和運動には金輪際関わりたくないというのが正直なところである。シンポジウムには積極的に通うつもりだけれどね。
いずれにせよ、ジャミーラが平和運動に対して与えたダメージは半端なものではない。これがきっかけになって、平和運動やNGO活動に関する風当たりが強くなるのではないかと警戒している。彼女をシンポに呼んだNGOは数多あるはずだが、この期に及んで知らんふりを決め込んでいるのは不誠実極まりない。ご都合主義がまかり通るのは、ウヨ厨房だけはなさそうだ。
ニッポン沈没?
昔の大ベストセラーに「日本沈没」というのがあった。この小説は映画にもドラマにもなったからご存じの方も多いと思うが、ドラマを見たのは小学校の頃だったから、今となってはその記憶はなくなってしまった。子供心に覚えているのは、日本全国が洪水で大パニックになっている場面、日本中の科学者が、未曾有の大災害を食い止めるために必死になっている場面である。
それから30年あまり、軍事面ではガイドライン制定(アメリカ側はこれを「ウォー・マニュアル」とはっきり明記している)、日の丸・君が代法制定、有事法案制定、住基ネット実施など右傾化が急ピッチで進んでいる。小泉は「日本は有事に備えなくてはならない」とことあるごとに叫んでいる。だが政府が本当に備えなくてはいけない有事は、軍事ではないはずである。景気、失業・ホームレス対策、年金、そして政治とカネの問題。取り組まない問題は山積みなのに、この内閣はどうでもいいことばかりにエネルギーを注ぎ込んでいる。これほど国民の要求とピントがずれている内閣はないだろう。まあ、心ある国民はそんなことはとっくにお見通しだが。
なぜこんなことを書いたのかというと、外出先からの帰りに本屋で立ち読みをしていたら、本屋が入っているショッピングセンター内で強い揺れを感じたからだ。それも2回も。天井が揺れているのがはっきり見えた。館内放送で「地震は収まりましたから安心してください」というアナウンスがあったくらいだから、相当に激しい揺れだったのだろう。正直「こんなところで、建物の下敷きになって死んでたまるか」と思った。さらに帰宅直前にも激しい揺れがおこり、付近の家から雨戸を開けたり「外に出て」「落ち着いて」と叫ぶ声が聞こえた。もし壁が崩れたり、樹木が倒れたらどうしようと思うとゾッとする。
帰宅した私が開口一番「まるで日本沈没だな」というと、両親は黙って笑うしかなかった。台風の次は地震かよ?その台風は史上最悪の被害をもたらした23号がやっと通過したと思ったら、南方で24号が発生したってよ。この地球はどうなっているのか?どうなってしまうのか?NHKは地震発生直後からずっと地震放送を流し、19時からはテレビ東京をのぞく各民放も、通常番組をキャンセルして地震特番を放映している。19時半すぎ、さらに強い揺れがおこると、普段は独自路線を貫いているテレビ東京もレギュラー番組を打ち切り、地震特番に切り替えた。21時現在レギュラー番組を放映しつつ、同時に地震情報を流しているのがテレビ東京とテレビ朝日。他のテレビ局は、現在もなお地震特番を放映している。
この地震の震源地は新潟で、震度6の地震を3回記録した。新幹線が脱線したため、JR東日本は即座に本日中の上越新幹線運行中止を決定。地震のために2人が犠牲になり、大勢の負傷者が新潟県内の病院に搬送されたという。東北電力によれば、今現在も新潟県内の25万個が停電に見舞われている。新潟には原子力発電所があるが、東京電力は原発の運転停止はしないと発表した。だが個人的には、この地震で原子エネルギーの原料貯蔵庫が破壊されたのではないかと心配になってくる。貯蔵庫が破壊されても東電は否定するだろうが、先頃の関電といい、電力会社の隠蔽体質はひどいからな。彼らの発表はなにも信じられない。
それから30年あまり、軍事面ではガイドライン制定(アメリカ側はこれを「ウォー・マニュアル」とはっきり明記している)、日の丸・君が代法制定、有事法案制定、住基ネット実施など右傾化が急ピッチで進んでいる。小泉は「日本は有事に備えなくてはならない」とことあるごとに叫んでいる。だが政府が本当に備えなくてはいけない有事は、軍事ではないはずである。景気、失業・ホームレス対策、年金、そして政治とカネの問題。取り組まない問題は山積みなのに、この内閣はどうでもいいことばかりにエネルギーを注ぎ込んでいる。これほど国民の要求とピントがずれている内閣はないだろう。まあ、心ある国民はそんなことはとっくにお見通しだが。
なぜこんなことを書いたのかというと、外出先からの帰りに本屋で立ち読みをしていたら、本屋が入っているショッピングセンター内で強い揺れを感じたからだ。それも2回も。天井が揺れているのがはっきり見えた。館内放送で「地震は収まりましたから安心してください」というアナウンスがあったくらいだから、相当に激しい揺れだったのだろう。正直「こんなところで、建物の下敷きになって死んでたまるか」と思った。さらに帰宅直前にも激しい揺れがおこり、付近の家から雨戸を開けたり「外に出て」「落ち着いて」と叫ぶ声が聞こえた。もし壁が崩れたり、樹木が倒れたらどうしようと思うとゾッとする。
帰宅した私が開口一番「まるで日本沈没だな」というと、両親は黙って笑うしかなかった。台風の次は地震かよ?その台風は史上最悪の被害をもたらした23号がやっと通過したと思ったら、南方で24号が発生したってよ。この地球はどうなっているのか?どうなってしまうのか?NHKは地震発生直後からずっと地震放送を流し、19時からはテレビ東京をのぞく各民放も、通常番組をキャンセルして地震特番を放映している。19時半すぎ、さらに強い揺れがおこると、普段は独自路線を貫いているテレビ東京もレギュラー番組を打ち切り、地震特番に切り替えた。21時現在レギュラー番組を放映しつつ、同時に地震情報を流しているのがテレビ東京とテレビ朝日。他のテレビ局は、現在もなお地震特番を放映している。
この地震の震源地は新潟で、震度6の地震を3回記録した。新幹線が脱線したため、JR東日本は即座に本日中の上越新幹線運行中止を決定。地震のために2人が犠牲になり、大勢の負傷者が新潟県内の病院に搬送されたという。東北電力によれば、今現在も新潟県内の25万個が停電に見舞われている。新潟には原子力発電所があるが、東京電力は原発の運転停止はしないと発表した。だが個人的には、この地震で原子エネルギーの原料貯蔵庫が破壊されたのではないかと心配になってくる。貯蔵庫が破壊されても東電は否定するだろうが、先頃の関電といい、電力会社の隠蔽体質はひどいからな。彼らの発表はなにも信じられない。
裏切られた「善意」
帰宅して夕刊を開き、ある記事を見てギョッとした。
昨年イラクに「人間の盾」として赴き、その後は国内で劣化ウラン弾についての啓蒙活動をしていたジャミーラ高橋が、薬事法違反などの罪で逮捕されたのである。
私がこの人の話を聞いたのは、2年前のBe-inである。そして、彼女は私に劣化ウラン弾の悲惨さを教えてくれた、最初の人である。Be-inで彼女は、劣化ウラン弾の後遺症に苦しんでいる幼児の写真を見せてその悲惨さを訴えると同時に、現地の子供たちを救うために有機ヨードを送る活動をしているから、そのための援助をして欲しいといっていた。昨年のイラク戦争直前、彼女は「人間の盾」を率いてイラクに入国し、ギリギリまでアメリカのイラク攻撃を避けるために尽力していた。
その彼女が薬事法違反で告発されたのは、今年2月のこと。彼女が盛んに啓蒙活動をしていた有機ヨード剤が、薬事法違反に問われたのである。有機ヨードについて、高橋容疑者らは「有機ヨードを飲むと免疫力が上がる。湾岸戦争時に使われた劣化ウラン弾による放射線障害が深刻なので、患者たちの免疫力を上げるためにイラクの病院で使って欲しいと思った」と語っていたそうだ。だが警察の調べによると、この薬の効能は全く認められないという。
今年イラクに行ってきた医学生にこの質問をぶつけてみたところ、彼は「薬の効能は自分もよくは知らないが、ジャミーラさんは自分が信じている民間薬を、善意で広めていただけではないか」と答えた。本当に善意で広げていたのかどうか、今となっては疑わしい。彼女が怪しげな「有機ヨード」に力を入れるという、そのいかがわしい活動に熱を上げるジャミーラ容疑者を見た支援者達が、続々と彼女の元を去っていったからだ。ある支援者は「あの時忠告していれば……」と悔悟の念を表明していたが、今頃そんなことを言うのだったら、なんであの時に厳しく忠告しなかったのかと思うと、残念でならない。
問題になっている薬は、30年以上前に旧厚生省から承認を受け、高血圧や動脈硬化を防ぐ効果があるとして製造していたものである。81年に製造廃止を届け出たが、そのごも無許可で販売していたという。
今回の事態は反戦派にとって、極めて重大なダメージを与えかねない。4月にイラクでおこった3邦人人質事件で、人質の解放に貢献したのは国内外のNGOだった。それがきっかけになって日本国内でも「さすがはNGOだ」「これからはNGOの時代だ」という声が高まりつつあったが、好戦派からは「NGOとは自己満足に浸っている連中だ」「あんな独善的な連中とはお近づきになりたくない」という声が上がっているのも事実。それらの意見がこんな形で広がるとしたら、誠に残念だとしかいいようがない。それに、こんな連中はまともな団体や活動をしている人間から見たら、傍迷惑な存在でしかない。当局はこの件をきっかけにして、NGO・反戦運動潰しを虎視眈々と狙っているに違いない。スキを見せたらぶすりとやられる。NGO活動に関わる人間は、このことを十分に肝に銘じることが必要である。
昨年イラクに「人間の盾」として赴き、その後は国内で劣化ウラン弾についての啓蒙活動をしていたジャミーラ高橋が、薬事法違反などの罪で逮捕されたのである。
私がこの人の話を聞いたのは、2年前のBe-inである。そして、彼女は私に劣化ウラン弾の悲惨さを教えてくれた、最初の人である。Be-inで彼女は、劣化ウラン弾の後遺症に苦しんでいる幼児の写真を見せてその悲惨さを訴えると同時に、現地の子供たちを救うために有機ヨードを送る活動をしているから、そのための援助をして欲しいといっていた。昨年のイラク戦争直前、彼女は「人間の盾」を率いてイラクに入国し、ギリギリまでアメリカのイラク攻撃を避けるために尽力していた。
その彼女が薬事法違反で告発されたのは、今年2月のこと。彼女が盛んに啓蒙活動をしていた有機ヨード剤が、薬事法違反に問われたのである。有機ヨードについて、高橋容疑者らは「有機ヨードを飲むと免疫力が上がる。湾岸戦争時に使われた劣化ウラン弾による放射線障害が深刻なので、患者たちの免疫力を上げるためにイラクの病院で使って欲しいと思った」と語っていたそうだ。だが警察の調べによると、この薬の効能は全く認められないという。
今年イラクに行ってきた医学生にこの質問をぶつけてみたところ、彼は「薬の効能は自分もよくは知らないが、ジャミーラさんは自分が信じている民間薬を、善意で広めていただけではないか」と答えた。本当に善意で広げていたのかどうか、今となっては疑わしい。彼女が怪しげな「有機ヨード」に力を入れるという、そのいかがわしい活動に熱を上げるジャミーラ容疑者を見た支援者達が、続々と彼女の元を去っていったからだ。ある支援者は「あの時忠告していれば……」と悔悟の念を表明していたが、今頃そんなことを言うのだったら、なんであの時に厳しく忠告しなかったのかと思うと、残念でならない。
問題になっている薬は、30年以上前に旧厚生省から承認を受け、高血圧や動脈硬化を防ぐ効果があるとして製造していたものである。81年に製造廃止を届け出たが、そのごも無許可で販売していたという。
今回の事態は反戦派にとって、極めて重大なダメージを与えかねない。4月にイラクでおこった3邦人人質事件で、人質の解放に貢献したのは国内外のNGOだった。それがきっかけになって日本国内でも「さすがはNGOだ」「これからはNGOの時代だ」という声が高まりつつあったが、好戦派からは「NGOとは自己満足に浸っている連中だ」「あんな独善的な連中とはお近づきになりたくない」という声が上がっているのも事実。それらの意見がこんな形で広がるとしたら、誠に残念だとしかいいようがない。それに、こんな連中はまともな団体や活動をしている人間から見たら、傍迷惑な存在でしかない。当局はこの件をきっかけにして、NGO・反戦運動潰しを虎視眈々と狙っているに違いない。スキを見せたらぶすりとやられる。NGO活動に関わる人間は、このことを十分に肝に銘じることが必要である。
どいつもこいつも……
台風23号の被害はすさまじかった。日本全国で死者・行方不明者あわせて85名は、’79年以降の台風では最悪の数字。舞鶴では、濁流に呑み込まれて孤立した観光バスに乗っていた乗客・乗員39名がバスの屋根に移動し、生きた心地のしない一晩を過ごしたのち、今朝になって無事全員救助された。
台風の後遺症による混乱は今朝まで尾を引いた。台風が過ぎ去ったら晴れるという気象庁の予想に反し、関東地方は午後遅くまで雨が降ったり曇ったりという天気で、青空がのぞいたのは午後も遅くなってから。天気がよくなるのがあまりに遅かった。
混乱は鉄道ダイヤにも及ぶ。私は都内某所の勤務先に通うのに、某県某駅始発のとある電車に乗って通勤しているのだが、沿線にある川が増水したために速度制限がかかり、ダイヤが乱れてしまった。そのため出発ホームの変更があったのだが、災害時に電車の出発案内が二転三転するというその鉄道会社の宿痾は今回も出てしまった。始発列車の出発ホームが変更になったのはまだいい。だが、私がいつも乗る列車は今日に限って某駅始発ではないにもかかわらず、構内放送でその案内がなかった。おまけにその列車の到着が定刻より15分も遅れた。幸い座席に座ることができたが、途中駅での追い越しはない、この列車が一番早く終点に到着すると車内案内があったにもかかわらず、途中駅で「この電車はあとから来る列車に追い抜かされるから、先に急ぐ人はその優等列車に乗り換えて欲しい」という案内が改めて流されるチグハグぶり。さらにその優等列車がいかなる理由からか、途中駅で加減速を繰り返す迷走ぶり。先行列車との差はさほどないと思われるにもかかわらず、である。普段だったら始発電車に座って惰眠を貪るのだが、先記の理由につき苦痛に満ちた通勤となった。結局、仕事の始業時間は間に合わなかったのだが、遅延証明書を出したおかげで遅刻扱いは免れた。
だが混乱状態はそれだけではなかった。私は某資格スクールでキャンペーンの仕事をしている。今日の仕事は都内某大学での仕事のはずだったが、現地に行ってみると様子がおかしい。誰もいないので学食にはいると、先方の担当者はびっくりした表情を見せた。なんと今日は、学園祭準備のために学校の休日だったのである。さらにマヌケなことに、今日の相方は以前この大学に許可有り配布を行った際、報告書にこの日は休みである旨伝えていたにもかかわらず、連絡ミスからそのことがスケジュール作成者まで伝わっていなかったのである。先方担当者にお詫びの言葉を入れ、担当部署に連絡を取り、そのまま引き返す。会社に内勤をやっている人間がいたから「そのまま内勤にならないかな」との願っていたが、それも虚しく我々は某ミッション系の大学でのゲリラ配布を仰せつかることに。よかったことは、私が休憩中に相方が配布を終えたために、実質私の休憩時間が2時間になったことと、学食で食べたシチューがおいしかったことだろう。それにしても某鉄道会社といい、私の勤務先の担当部署といい、金をもらっているのだからもうちょっとしっかりしてくれといいたい。まあバイト風情にそんなこといわれたくないねといわれそうだが。
しっかりしてもらいたいのは彼らだけではない。政財界もまたしかり。悪いことに彼らは、弱者の視点でものを見る習慣がないから、底辺の庶民がどんなに汲々しているのか想像できない。いい例が「パ・リーグの救世主」と持ち上げられているライブドアの堀江貴文社長だ。彼は、近著「稼ぐが勝ち」の中で「カネに女はついてくる」「設ける会社を作って勝ち組になろう」と拝金主義を煽り立て、あげくの果てには「世界一の金持ちになろう」と叫ぶ品のなさを披露している。これだけも十分問題視されて然るべきなのに、2週間前の「サンデー毎日」では、彼の会社には年収1,000万を超え、フェラーリを乗り回し、ストックオプションをもらって豪勢な生活をする一方で、無能のレッテルを貼られ、石もて追われるかの如く会社を追われる人間がいる。そのことを堀江社長に指摘したインタビュアーに対し、堀江社長はきょとんとした表情で「だって、バカなんですよ」と言い返したという暴露記事が掲載されていた。
楽天や先日球界への新規参入を表明した、IT企業を中心とするベンチャー企業の体質は、多かれ少なかれこんなもんだろうとこれまでの人生経験からわかっているから別に驚かないが、問題はこれらベンチャー企業の体質が、老舗といわれている企業にまで蔓延しているのが問題なのだ。認めてもらいたかったら結果を出せ、負け犬はどっかに消えてしまえというのが彼らベンチャー企業の社長といわれている人間のホンネであり、アメリカではこれが主流であるという考えが日本で蔓延しているが、「会社は1割のエリート、1割の落ちこぼれ、8割の一般人から成り立つ」といったのは、(私の記憶に間違いなければ)アメリカの社会学者だ。だが彼らは自分にとって都合の悪いところには目をつぶるから、その声は彼らには届かないだろう。虚しい限りである。
台風の後遺症による混乱は今朝まで尾を引いた。台風が過ぎ去ったら晴れるという気象庁の予想に反し、関東地方は午後遅くまで雨が降ったり曇ったりという天気で、青空がのぞいたのは午後も遅くなってから。天気がよくなるのがあまりに遅かった。
混乱は鉄道ダイヤにも及ぶ。私は都内某所の勤務先に通うのに、某県某駅始発のとある電車に乗って通勤しているのだが、沿線にある川が増水したために速度制限がかかり、ダイヤが乱れてしまった。そのため出発ホームの変更があったのだが、災害時に電車の出発案内が二転三転するというその鉄道会社の宿痾は今回も出てしまった。始発列車の出発ホームが変更になったのはまだいい。だが、私がいつも乗る列車は今日に限って某駅始発ではないにもかかわらず、構内放送でその案内がなかった。おまけにその列車の到着が定刻より15分も遅れた。幸い座席に座ることができたが、途中駅での追い越しはない、この列車が一番早く終点に到着すると車内案内があったにもかかわらず、途中駅で「この電車はあとから来る列車に追い抜かされるから、先に急ぐ人はその優等列車に乗り換えて欲しい」という案内が改めて流されるチグハグぶり。さらにその優等列車がいかなる理由からか、途中駅で加減速を繰り返す迷走ぶり。先行列車との差はさほどないと思われるにもかかわらず、である。普段だったら始発電車に座って惰眠を貪るのだが、先記の理由につき苦痛に満ちた通勤となった。結局、仕事の始業時間は間に合わなかったのだが、遅延証明書を出したおかげで遅刻扱いは免れた。
だが混乱状態はそれだけではなかった。私は某資格スクールでキャンペーンの仕事をしている。今日の仕事は都内某大学での仕事のはずだったが、現地に行ってみると様子がおかしい。誰もいないので学食にはいると、先方の担当者はびっくりした表情を見せた。なんと今日は、学園祭準備のために学校の休日だったのである。さらにマヌケなことに、今日の相方は以前この大学に許可有り配布を行った際、報告書にこの日は休みである旨伝えていたにもかかわらず、連絡ミスからそのことがスケジュール作成者まで伝わっていなかったのである。先方担当者にお詫びの言葉を入れ、担当部署に連絡を取り、そのまま引き返す。会社に内勤をやっている人間がいたから「そのまま内勤にならないかな」との願っていたが、それも虚しく我々は某ミッション系の大学でのゲリラ配布を仰せつかることに。よかったことは、私が休憩中に相方が配布を終えたために、実質私の休憩時間が2時間になったことと、学食で食べたシチューがおいしかったことだろう。それにしても某鉄道会社といい、私の勤務先の担当部署といい、金をもらっているのだからもうちょっとしっかりしてくれといいたい。まあバイト風情にそんなこといわれたくないねといわれそうだが。
しっかりしてもらいたいのは彼らだけではない。政財界もまたしかり。悪いことに彼らは、弱者の視点でものを見る習慣がないから、底辺の庶民がどんなに汲々しているのか想像できない。いい例が「パ・リーグの救世主」と持ち上げられているライブドアの堀江貴文社長だ。彼は、近著「稼ぐが勝ち」の中で「カネに女はついてくる」「設ける会社を作って勝ち組になろう」と拝金主義を煽り立て、あげくの果てには「世界一の金持ちになろう」と叫ぶ品のなさを披露している。これだけも十分問題視されて然るべきなのに、2週間前の「サンデー毎日」では、彼の会社には年収1,000万を超え、フェラーリを乗り回し、ストックオプションをもらって豪勢な生活をする一方で、無能のレッテルを貼られ、石もて追われるかの如く会社を追われる人間がいる。そのことを堀江社長に指摘したインタビュアーに対し、堀江社長はきょとんとした表情で「だって、バカなんですよ」と言い返したという暴露記事が掲載されていた。
楽天や先日球界への新規参入を表明した、IT企業を中心とするベンチャー企業の体質は、多かれ少なかれこんなもんだろうとこれまでの人生経験からわかっているから別に驚かないが、問題はこれらベンチャー企業の体質が、老舗といわれている企業にまで蔓延しているのが問題なのだ。認めてもらいたかったら結果を出せ、負け犬はどっかに消えてしまえというのが彼らベンチャー企業の社長といわれている人間のホンネであり、アメリカではこれが主流であるという考えが日本で蔓延しているが、「会社は1割のエリート、1割の落ちこぼれ、8割の一般人から成り立つ」といったのは、(私の記憶に間違いなければ)アメリカの社会学者だ。だが彼らは自分にとって都合の悪いところには目をつぶるから、その声は彼らには届かないだろう。虚しい限りである。
鬱陶しい……
またまた鬱陶しい台風がやってきた。日本にやってくるのは9個目、発生回数23個は観測史上最多。どうしてこんなに台風がやってくるのか?ひょっとしてはこれは、戦後60年間外国に軍隊を出さずに来たのに、わざわざアメリカのいいなりになって自衛隊を海外に出したことに対する天罰なのだろうか。
台風のおかげで野菜、特に青野菜は甚大な被害を受けたらしい。大根は通常1本100円台なのに、台風のおかげで一気に3倍以上に値上がりしたそうだ。大根だけでなく、他の野菜も軒並みあがっているそうだ。前回の台風上陸時には、イトーヨーカドーや高島屋などが、台風で被害を受けたりんごを集めて、損を承知で破格値セールをしたそうだが、台風で傷んだ野菜を集めてセールをやってくれる、奇特なスーパーはいないのだろうか。
台風のおかげで野菜、特に青野菜は甚大な被害を受けたらしい。大根は通常1本100円台なのに、台風のおかげで一気に3倍以上に値上がりしたそうだ。大根だけでなく、他の野菜も軒並みあがっているそうだ。前回の台風上陸時には、イトーヨーカドーや高島屋などが、台風で被害を受けたりんごを集めて、損を承知で破格値セールをしたそうだが、台風で傷んだ野菜を集めてセールをやってくれる、奇特なスーパーはいないのだろうか。