Wii/キキトリック/任天堂
入手自体はかなり前だが、最近ようやくプレイ。
内容を一言で言うと、「聞き取る」ことをテーマとしたミニゲーム集。
ノイズ化したり、断片的にカットしたり、周波数変換したりと、変調させた「劣化音声」を聞き取り、何を喋っているのか当てる、というのがメイン。
人間の聴覚というものは、物理的な音波の補足だけではなく、その後の脳内での処理が非常に重要なポイントを占めている。
例えば、群衆の喧噪の中で、なぜ、目の前の相手の会話を補足し続ける事ができるのか。こうした抽出や分析は現在の情報技術では非常に困難であり人間の脳の高次の処理があって初めてなし得るものである。
これを逆手に取り、人工的に劣化させた台詞を流す。単なるノイズにしか聞こえない。しかし、何度も聴いていると、突然、意味のある言葉に聞こえてくる。そして一旦そう聞こえると、または、画面に正解文が表示されると、もうどうしても言葉にしか聞こえない。
人間は聞こうとしている言葉を聞くのだ、と言う事がよく分かるゲームである。外国語での会話が困難なのは、経験不足から、相手が話そうとする会話の「音」を予測できないからだ。母国語であっても、予想外の単語や会話はなかなか聞き取れず理解できない事があるだろう。
つまり、繰り返しプレイし、独特な世界観を知り、個性的な登場人(?)物たちの好みや性格、行動パターンを知る事で、聞き取り力が大幅に増すのだ。そして、これらのヘンテコな世界観や割と練られた設定が結構じわじわと面白くなってくる。
現在半分ぐらいクリア。段々難しくなってきた。聴覚を利用したミニゲームも多数あり、結構楽しい。
かるたっぽいゲームもあり、ちはやごっこが満喫できるだろう。
妻と二人でプレイしているが、二人でプレイすると難易度が半分になるものあるし、逆に難易度が倍になるもの(早押しで不正解即アウトなど)もある。最大4人までプレイできるので、多数でわいわい遊ぶと面白そうだ。
最近まどマギを観ていたので、ノイズ君がキュウべえに聞こえてしまう。

任天堂
キキトリック
内容を一言で言うと、「聞き取る」ことをテーマとしたミニゲーム集。
ノイズ化したり、断片的にカットしたり、周波数変換したりと、変調させた「劣化音声」を聞き取り、何を喋っているのか当てる、というのがメイン。
人間の聴覚というものは、物理的な音波の補足だけではなく、その後の脳内での処理が非常に重要なポイントを占めている。
例えば、群衆の喧噪の中で、なぜ、目の前の相手の会話を補足し続ける事ができるのか。こうした抽出や分析は現在の情報技術では非常に困難であり人間の脳の高次の処理があって初めてなし得るものである。
これを逆手に取り、人工的に劣化させた台詞を流す。単なるノイズにしか聞こえない。しかし、何度も聴いていると、突然、意味のある言葉に聞こえてくる。そして一旦そう聞こえると、または、画面に正解文が表示されると、もうどうしても言葉にしか聞こえない。
人間は聞こうとしている言葉を聞くのだ、と言う事がよく分かるゲームである。外国語での会話が困難なのは、経験不足から、相手が話そうとする会話の「音」を予測できないからだ。母国語であっても、予想外の単語や会話はなかなか聞き取れず理解できない事があるだろう。
つまり、繰り返しプレイし、独特な世界観を知り、個性的な登場人(?)物たちの好みや性格、行動パターンを知る事で、聞き取り力が大幅に増すのだ。そして、これらのヘンテコな世界観や割と練られた設定が結構じわじわと面白くなってくる。
現在半分ぐらいクリア。段々難しくなってきた。聴覚を利用したミニゲームも多数あり、結構楽しい。
かるたっぽいゲームもあり、ちはやごっこが満喫できるだろう。
妻と二人でプレイしているが、二人でプレイすると難易度が半分になるものあるし、逆に難易度が倍になるもの(早押しで不正解即アウトなど)もある。最大4人までプレイできるので、多数でわいわい遊ぶと面白そうだ。
最近まどマギを観ていたので、ノイズ君がキュウべえに聞こえてしまう。
DVD/STEINS;GATE vol.3~9
と言う事で、シュタインズ・ゲート
のTVアニメ、残りも観終わったので一応書いておく。
結局映画前に22話まで見て、映画後に残り2話を観た。
感想を一言で言うと、急いてるな、という印象。
アニメだけ観た人は、初見で通して観た後、スッと、物語の構造が腑に落ちるだろうか。そして、それ以上に、オカリンの苦悩に想いが及ぶだろうか。さらに、そうしたオカリンを気遣う、紅莉栖やまゆしぃの想いの深さが伝わっているだろうか。
正直、ちょっと無理だろうと思わずにはいられない。それとも、このテンポこの読解力が今の若い人のスタンダードなのだろうか。
物語を知っているしゲームで得た感動の記憶があるから、もちろんアニメでの主要シーンでもぐっと高まる気持ちを感じた。でも、それはアニメに感動したのだろうか、という疑念が消えない。
もちろんアニメの良さ、動画の良さというものはあるだろう。しかし、ことこの作品の魅力という点では、Xbox360の操作を経て得られた体験とは、全く比較にならない密度であると思わざるを得ない。
倍の話数があれば、せめてもう1クール費やせば、もうすこし描き込む事ができたのではないだろうか。
β世界線に戻ってからの展開はもう少しじっくりと追うべきだろうし、特にフェイリスやルカ子などサブキャラのシナリオがかなり端折られてしまっていたのは無念である。
ストーリーやプロットはほぼ原作に忠実だったが、尺の関係か、いくつか変更があった。
覚えているところだけ書いておくと、
・ルカ子との恋人関係が1日に短縮し、コミマには行かない
・フェイリスがいきなりグラチャンで優勝してしまっている
・鈴羽の父親当て推理でまゆしぃの活躍度が大幅減
・FB対決シーンで場所が変更(綯の関係からだろう)となり、初回から紅莉栖同伴に
・萌郁がオカリンをFBと疑うシーンが追加
・鈴羽が正体を明かし世界線の秘密を教えてくれるシーンは、紅莉栖も交えて大幅圧縮&改変(ラジ館に忍び込んで捕まり掛けるなど)
・鈴羽追跡を止めさせるDメールの送信前に、思い出を消してしまう事の是非をまゆしぃの台詞で指摘
・コインランドリーや牛丼屋での会話や会食シーンが多数追加(この設定は映画にも活かされる)
他にも細かいところはあると思う。特に後半多かった印象。
演出はなかなか良かった。特にOPやEDは素晴らしい。終盤、「展開にふさわしく」歌詞に2番を持ってきたり、スカイクラッドの観測者をあてたりと、見応えがあった。22話のEDの展開については、非常に惜しい。電話が掛かる前に、勘の鋭い人なら田村ゆかりのクレジットで何が起きるか分かってしまう。鈴羽が一言喋る回想を無理矢理入れて回避できなかったものか。あと、そういえば、何でアニメは着信が全てバイブなんだ。リアリズムだろうか。
ゲーム経験者が観るという前提では、まずまず楽しめるアニメだったと思う。やはり客観視点で動くキャラ絵の良さはある。ジョジョ立ちの助手とか圧巻。ただ、紅莉栖の作画は一部どうしたんだこれ、という物もあったが。
逆にアニメから入った人は、ゲームプレイがオススメ。より深く作品世界に浸れる事請け合いだ。
未放映話があるらしいと期待していたのだが、レンタル版には収録されていなくてガッカリ。機会があれば観たい。
ところで、新作ゲーム「線形拘束のフェノグラム」は、結局購入してしまった。GW空け辺りからゆっくりプレイ開始したい。

STEINS;GATE vol.9
結局映画前に22話まで見て、映画後に残り2話を観た。
感想を一言で言うと、急いてるな、という印象。
アニメだけ観た人は、初見で通して観た後、スッと、物語の構造が腑に落ちるだろうか。そして、それ以上に、オカリンの苦悩に想いが及ぶだろうか。さらに、そうしたオカリンを気遣う、紅莉栖やまゆしぃの想いの深さが伝わっているだろうか。
正直、ちょっと無理だろうと思わずにはいられない。それとも、このテンポこの読解力が今の若い人のスタンダードなのだろうか。
物語を知っているしゲームで得た感動の記憶があるから、もちろんアニメでの主要シーンでもぐっと高まる気持ちを感じた。でも、それはアニメに感動したのだろうか、という疑念が消えない。
もちろんアニメの良さ、動画の良さというものはあるだろう。しかし、ことこの作品の魅力という点では、Xbox360の操作を経て得られた体験とは、全く比較にならない密度であると思わざるを得ない。
倍の話数があれば、せめてもう1クール費やせば、もうすこし描き込む事ができたのではないだろうか。
β世界線に戻ってからの展開はもう少しじっくりと追うべきだろうし、特にフェイリスやルカ子などサブキャラのシナリオがかなり端折られてしまっていたのは無念である。
ストーリーやプロットはほぼ原作に忠実だったが、尺の関係か、いくつか変更があった。
覚えているところだけ書いておくと、
・ルカ子との恋人関係が1日に短縮し、コミマには行かない
・フェイリスがいきなりグラチャンで優勝してしまっている
・鈴羽の父親当て推理でまゆしぃの活躍度が大幅減
・FB対決シーンで場所が変更(綯の関係からだろう)となり、初回から紅莉栖同伴に
・萌郁がオカリンをFBと疑うシーンが追加
・鈴羽が正体を明かし世界線の秘密を教えてくれるシーンは、紅莉栖も交えて大幅圧縮&改変(ラジ館に忍び込んで捕まり掛けるなど)
・鈴羽追跡を止めさせるDメールの送信前に、思い出を消してしまう事の是非をまゆしぃの台詞で指摘
・コインランドリーや牛丼屋での会話や会食シーンが多数追加(この設定は映画にも活かされる)
他にも細かいところはあると思う。特に後半多かった印象。
演出はなかなか良かった。特にOPやEDは素晴らしい。終盤、「展開にふさわしく」歌詞に2番を持ってきたり、スカイクラッドの観測者をあてたりと、見応えがあった。22話のEDの展開については、非常に惜しい。電話が掛かる前に、勘の鋭い人なら田村ゆかりのクレジットで何が起きるか分かってしまう。鈴羽が一言喋る回想を無理矢理入れて回避できなかったものか。あと、そういえば、何でアニメは着信が全てバイブなんだ。リアリズムだろうか。
ゲーム経験者が観るという前提では、まずまず楽しめるアニメだったと思う。やはり客観視点で動くキャラ絵の良さはある。ジョジョ立ちの助手とか圧巻。ただ、紅莉栖の作画は一部どうしたんだこれ、という物もあったが。
逆にアニメから入った人は、ゲームプレイがオススメ。より深く作品世界に浸れる事請け合いだ。
未放映話があるらしいと期待していたのだが、レンタル版には収録されていなくてガッカリ。機会があれば観たい。
ところで、新作ゲーム「線形拘束のフェノグラム」は、結局購入してしまった。GW空け辺りからゆっくりプレイ開始したい。
ガリレオ/関西
と言う事で、久しぶりに湯川先生のドラマが始まったので、また観ている。
最初、え、なんだこいつと思った警部補は、慣れてくると悪くない。
それは良いが、謎がショボ過ぎるだろう。ネタ切れか。
1回2回と観た訳だが、どっちの謎も、帝都大準教授にして「さっぱり分からない」訳がないでしょうが。
まあ、今後に期待したい。
最初、え、なんだこいつと思った警部補は、慣れてくると悪くない。
それは良いが、謎がショボ過ぎるだろう。ネタ切れか。
1回2回と観た訳だが、どっちの謎も、帝都大準教授にして「さっぱり分からない」訳がないでしょうが。
まあ、今後に期待したい。
本格アプリを作ろう! Androidプログラミングレシピ/D・スミス他/吉川邦夫訳
タイトル通り、レシピ集と言ったところで、目的毎にまとめられたテストコードと解説が非常に役に立つ。
取り敢えずスピード優先でざっと(課題名だけでも)目を通して、その後必要な時に必要な部分を辞書のように参照すると良いだろう。
開発全般を俯瞰した方針やポイントの解説も多く、大変有用だ。
敢えて難点を挙げれば、やはり対応が2.3までと若干古い点と、紙面レイアウトがちょっと独特で読みづらい点か。
その後のアプリ開発の進捗だが、取り敢えず、機能実証版アプリを作って実データを食わせてみたところ、めちゃくちゃサクサクと検索表示されるのでビックリした。PC上のエミュでも速いし、例の中華パッドでも速い。
こうなると、実際にアプリを持ち運んで使用するためには小さなタブが欲しい。7インチの中華パッドはちょっと携帯する気にはならないからだ。3000円ぐらいで適当なものが無いかなと、日本橋に中古スマホを探しに行って、IS04FVを買ってきた。Android2.2であまり評判のよろしくない機種だが、逆にこれでサクサク動かないようではチューンが甘いという事で、今後のアプリ開発のボトム指標になるだろうという考えもあり、これに選定した。
で、実際にIS04FVでアプリを動かしてみると、シングルコアの2.2にも関わらず、サクサク動く。1,2万件程度のDBレコードは全く問題無いようだ。希望だったインクリメンタルサーチもこれなら実現できそうで嬉しい。
と言う訳で、現在は正式版に向けて要件定義と設計を詰めているところである。何とか5月中で完成できれば嬉しいが、ちょっと忙しいかな…。

D・スミス他/吉川邦夫訳
本格アプリを作ろう! Androidプログラミングレシピ
取り敢えずスピード優先でざっと(課題名だけでも)目を通して、その後必要な時に必要な部分を辞書のように参照すると良いだろう。
開発全般を俯瞰した方針やポイントの解説も多く、大変有用だ。
敢えて難点を挙げれば、やはり対応が2.3までと若干古い点と、紙面レイアウトがちょっと独特で読みづらい点か。
その後のアプリ開発の進捗だが、取り敢えず、機能実証版アプリを作って実データを食わせてみたところ、めちゃくちゃサクサクと検索表示されるのでビックリした。PC上のエミュでも速いし、例の中華パッドでも速い。
こうなると、実際にアプリを持ち運んで使用するためには小さなタブが欲しい。7インチの中華パッドはちょっと携帯する気にはならないからだ。3000円ぐらいで適当なものが無いかなと、日本橋に中古スマホを探しに行って、IS04FVを買ってきた。Android2.2であまり評判のよろしくない機種だが、逆にこれでサクサク動かないようではチューンが甘いという事で、今後のアプリ開発のボトム指標になるだろうという考えもあり、これに選定した。
で、実際にIS04FVでアプリを動かしてみると、シングルコアの2.2にも関わらず、サクサク動く。1,2万件程度のDBレコードは全く問題無いようだ。希望だったインクリメンタルサーチもこれなら実現できそうで嬉しい。
と言う訳で、現在は正式版に向けて要件定義と設計を詰めているところである。何とか5月中で完成できれば嬉しいが、ちょっと忙しいかな…。
世界を騙しつづける科学者たち 上/N・オレスケスE・コンウェイ/福岡洋一訳
時間がないのでメモだけ。
先日のエントリでは、社会における盲目の善意がもたらす弊害を記した。
打って変わってこちらは、明確な悪意を持った専門家の暗躍の話だ。
煙草の害、酸性雨、SDI、オゾンホール、地球温暖化などのアメリカでの諸問題に関して、企業等の意向を受け、その専門知識を利権の防衛のために活用した、いわゆる御用学者の記録である。
科学というものは、絶対に、物事が100%完全に解明される事などありえない。全ての理論は近似された仮説であり、全てのデータには誤差が含まれ、全ての技術は暫定効果にすぎない。だから、科学に真摯な態度であればあるほど断定や明言を避ける訳だが、一般の人にはそれが曖昧な態度に見えてしまう。そこに上手につけ込む事で、結局、声のでかいだけの断定がまことしやかに世論に成り代わったりする訳だ。
こうしたプロパガンダを請け負った科学者達は、実に巧みに仕事を成してきた事がよく分かる。学会で抹殺された怪しい仮説も、続々と反証が上がる誤ったデータも、彼らにとっては全くハンデですらない。
若干、視野狭窄的な匂いのする文章が玉に瑕だが、下巻にも期待。

N・オレスケスE・コンウェイ/福岡洋一訳
世界を騙しつづける科学者たち 上
先日のエントリでは、社会における盲目の善意がもたらす弊害を記した。
打って変わってこちらは、明確な悪意を持った専門家の暗躍の話だ。
煙草の害、酸性雨、SDI、オゾンホール、地球温暖化などのアメリカでの諸問題に関して、企業等の意向を受け、その専門知識を利権の防衛のために活用した、いわゆる御用学者の記録である。
科学というものは、絶対に、物事が100%完全に解明される事などありえない。全ての理論は近似された仮説であり、全てのデータには誤差が含まれ、全ての技術は暫定効果にすぎない。だから、科学に真摯な態度であればあるほど断定や明言を避ける訳だが、一般の人にはそれが曖昧な態度に見えてしまう。そこに上手につけ込む事で、結局、声のでかいだけの断定がまことしやかに世論に成り代わったりする訳だ。
こうしたプロパガンダを請け負った科学者達は、実に巧みに仕事を成してきた事がよく分かる。学会で抹殺された怪しい仮説も、続々と反証が上がる誤ったデータも、彼らにとっては全くハンデですらない。
若干、視野狭窄的な匂いのする文章が玉に瑕だが、下巻にも期待。
DVD/魔法少女まどか☆マギカ 1~2
楽天レンタルでは、借りる枚数によって送料の区分が決まっており、つまり同じ区分内なら目一杯借りた方が1枚あたりの送料はお得、と言う事になる。
しかも旧作は1枚50円。しょっちゅうあるキャンペーン時には半額の25円。クーポン使えば無料。もしくは楽天ポイントで払っても良い。観る気がなくても取り敢えず枠内は目一杯借りておけ、というものである。
と言う事で、シュタインズ・ゲート のDVDを借りた時の穴に埋めたのがこの作品。
一世を風靡した言わずもがなのタイトルだ。当然それらの反響は知っていたので、いつか機会があれば絶対に観たいと思っていた。ある意味、その期待度はシュタゲの比ではない。
内容については何も前知識はなく、「とにかく凄い」とか「あの小池一夫が脱帽」という様な評判を聞いていただけだった。
さて、満を持して観てみると…。
いや、噂に違わず素晴らしい内容だ。しかしまたニトロプラスだな。
第1話2話を観た辺りでは、まあ丁寧に作ってあるな~、と感じた事ぐらいで、通常、魔法少女ものと言えば、水戸黄門のようなマンネリパターンで前半の展開を受けて後半変身して解決!というのがお決まりだと思っていたが、そうじゃ無いんだ、というか第1話で魔法少女にならないなんて!という軽い驚きがあった程度である。まあ、とは言っても魔法少女物はあまり詳しくなく、多少でも観た事があるのはミンキーモモ(これもラストは驚きだが)とか、サリーちゃん、ルルベルぐらいのものだ。うわ、書いてみるとより一層古さが際立つな。クリィミーマミになった時に、思春期特有のゆがんだ虚栄心ゆえか、魔法少女アニメを観る事から離れてしまいそれっきりである。ゆえにトレンドと比較してどうこうと言うような評価はできない。
夢一杯の魔法少女ではなく、魔女との生死を賭けた戦い、という非常にヘヴィな現実を中心に据え、実際に3話にして仲間が無惨に散る様はインパクト大だ。そして、そこまでエグい状況を見せておきながら、なおかつ、「魔法少女になるかどうかは自分自身で選べ」という残酷とも言える突き放し。
以前の「ちょっと江戸まで 」のエントリでも書いたが、選択の余地のないあるべき道を一生懸命歩めば良かった高度成長期以前に比し、まず自分自身で道の選択を課される現代の若者の過酷な状況を、ダイレクトに表現しているものと思われる。
マミの死を目にして、まどかは即座に「願い」で生き返らせるのかと思っていたが、そうじゃないみたいね。
だいたい、何でも願いが叶うのなら、誰か一人が代表して「世界中の魔女を未来永劫滅ぼして」でOkなのでは。そこまで利他的な聖女はいないと言う事か。まあ、現実的(?)には、願いにもそれ相応の制約があるのだろう。
敵の魔女の表現が独特だ。というか、テイストがリトルビッグプラネットだね。ごちゃっとした不条理感をよく表していると思う。そもそも、魔女と魔法少女の違いって何だ。「少女」が時間を経ただけでは無いのか。全然可愛くなくてどことなく不気味な感じのするキュウベエとか、設定的にもまだ謎が多そうで楽しみだ。
このジャンルにとって、OPは非常に重要だと思われるが、大変素晴らしい出来だと思う。変身シーンもさりながら、特に目を引くのは変身後のまどかが必死に走るシーンで、右から左に「逆走」しているという点が、風雲急を告げる展開とそれに抗うまどかの強い意志を暗示していると思われ、ぐっと引き込まれるポイントだ。
明日届く予定のDVDが待ち遠しい。見終わったらまた感想を書こう。

魔法少女まどか☆マギカ 1
しかも旧作は1枚50円。しょっちゅうあるキャンペーン時には半額の25円。クーポン使えば無料。もしくは楽天ポイントで払っても良い。観る気がなくても取り敢えず枠内は目一杯借りておけ、というものである。
と言う事で、シュタインズ・ゲート のDVDを借りた時の穴に埋めたのがこの作品。
一世を風靡した言わずもがなのタイトルだ。当然それらの反響は知っていたので、いつか機会があれば絶対に観たいと思っていた。ある意味、その期待度はシュタゲの比ではない。
内容については何も前知識はなく、「とにかく凄い」とか「あの小池一夫が脱帽」という様な評判を聞いていただけだった。
さて、満を持して観てみると…。
いや、噂に違わず素晴らしい内容だ。しかしまたニトロプラスだな。
第1話2話を観た辺りでは、まあ丁寧に作ってあるな~、と感じた事ぐらいで、通常、魔法少女ものと言えば、水戸黄門のようなマンネリパターンで前半の展開を受けて後半変身して解決!というのがお決まりだと思っていたが、そうじゃ無いんだ、というか第1話で魔法少女にならないなんて!という軽い驚きがあった程度である。まあ、とは言っても魔法少女物はあまり詳しくなく、多少でも観た事があるのはミンキーモモ(これもラストは驚きだが)とか、サリーちゃん、ルルベルぐらいのものだ。うわ、書いてみるとより一層古さが際立つな。クリィミーマミになった時に、思春期特有のゆがんだ虚栄心ゆえか、魔法少女アニメを観る事から離れてしまいそれっきりである。ゆえにトレンドと比較してどうこうと言うような評価はできない。
夢一杯の魔法少女ではなく、魔女との生死を賭けた戦い、という非常にヘヴィな現実を中心に据え、実際に3話にして仲間が無惨に散る様はインパクト大だ。そして、そこまでエグい状況を見せておきながら、なおかつ、「魔法少女になるかどうかは自分自身で選べ」という残酷とも言える突き放し。
以前の「ちょっと江戸まで 」のエントリでも書いたが、選択の余地のないあるべき道を一生懸命歩めば良かった高度成長期以前に比し、まず自分自身で道の選択を課される現代の若者の過酷な状況を、ダイレクトに表現しているものと思われる。
マミの死を目にして、まどかは即座に「願い」で生き返らせるのかと思っていたが、そうじゃないみたいね。
だいたい、何でも願いが叶うのなら、誰か一人が代表して「世界中の魔女を未来永劫滅ぼして」でOkなのでは。そこまで利他的な聖女はいないと言う事か。まあ、現実的(?)には、願いにもそれ相応の制約があるのだろう。
敵の魔女の表現が独特だ。というか、テイストがリトルビッグプラネットだね。ごちゃっとした不条理感をよく表していると思う。そもそも、魔女と魔法少女の違いって何だ。「少女」が時間を経ただけでは無いのか。全然可愛くなくてどことなく不気味な感じのするキュウベエとか、設定的にもまだ謎が多そうで楽しみだ。
このジャンルにとって、OPは非常に重要だと思われるが、大変素晴らしい出来だと思う。変身シーンもさりながら、特に目を引くのは変身後のまどかが必死に走るシーンで、右から左に「逆走」しているという点が、風雲急を告げる展開とそれに抗うまどかの強い意志を暗示していると思われ、ぐっと引き込まれるポイントだ。
明日届く予定のDVDが待ち遠しい。見終わったらまた感想を書こう。
動物が幸せを感じるとき 新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド/グランディン他
あまり期待してなかったのと多忙なのもあり返却期限が来てから慌てて読んだら、すごく面白くてビックリした。
結局時間が足りず半分も読めず返却で残念だったので、又読みたい。
内容としては、動物行動学の知見を伝える本であるが、精神活動である情動をベースにした動物の認知システムをしっかり捉える点と、フィールドを強く指向した観察主義、そして現実の人間社会の中での動物のあり方として、実際的な考察や提言そして行動の提示を行っている点が大変素晴らしい。
目から鱗の知見を多数得た。
特に興味深かったのは、「恐怖」「怒り」「パニック」「探索」とカテゴライズされた基礎的な情動について。このうち、「探索」が特に興味深い。これは、注意を持って外界を調べる事であるが、もっと幅広い要素が含まれている。従来の認知科学では報酬系とされている快感をもたらす情動システムもここに含まれる。面白いのは、探索した結果に快感を得るのではなく、探索そのものから快感を得ているのだ、という分析結果である。つまり、犬はお腹がすくから餌を探すのだが、では腹が満たされていれば探索欲求が起きないかというとそうではない、と言う事だ。探索そのものに欲求があるのである。
これはつまり、なぜ人間がゲームをするのか、という理由の一端であろう。そしてそれが、人間特有の精神活動ではなく、もっと古い動物の脳に備わる情動システムより直接的にわき上がる基本的な欲求なんだ、という事に大変驚愕した。
本書では、動物の情動システムを踏まえた飼育管理・分析もテーマの一つであるが、それらの技法はゲームの技法として十分に応用可能と思われた。そしてゲーミフィケーションを通じ、人間社会そのものへ応用すべき技術であると思われる。
何かを成そうとするものは現場を知れ、という著者のフィールド指向も素晴らしい。
情動などの認知科学を踏まえた動物行動学の立場から、動物への残虐な行為の禁止を著者は訴える。
そこで著者が取った行動は、頭でっかちな理想論や法律論などの展開ではなく、まず、畜産業界に飛び込み、より衛生的で家畜が苦痛を感じる事の少ない扱いを業者と一体となって改善するというものだ。
アメリカでの馬の事例も驚いた。
頭でっかちな動物愛護団体が法律制定を推し進めたため、アメリカ国内では馬の屠蓄は禁じられる事になったらしい。その結果どうなったか。老齢や病気で破棄される馬は、屠蓄を請け負うメキシコまで長距離の苦痛に満ちた輸送を課せられ、その後劣悪な環境で最悪の方法で虐殺されているのだそうだ。現場を知らない人間の自己満足が生み出した悲劇だろう。つくづく、盲目の善意ほど恐ろしいものはないと思う。
現代、とくに情報化社会では、このような悲劇が生まれやすいように思う。情報は必ず劣化する。ゆえに現場を知らず情報だけで判断する事は危険だ。本当に必要な事は現場でのアクションであって、情報の取捨選択や発信ではない。
アメリカでの馬の悲劇を読んで、真っ先に思い出したのは、捕鯨などの直接的関連のある話ではなく、日本の原発問題だった。彼の地では、馬の事を何も知らない、馬に触った事もないような人が声高に主張し、馬の運命を変えてしまった。「馬を殺さないで!」というスローガンは見目麗しく心地よい響きだったろう。原発問題にしても同様の成分が窺える気がする。恐ろしい放射能は嫌!と叫ぶ事自体は全く正当な事だ。しかし、電気がなければただの一瞬たりとも生きて行けない我々現代人の現実はきちんと直視すべきだろう。現場を知るべきなのだ。素晴らしいスローガンが素晴らしい結果をもたらすとは限らない。
かなり話が逸れてしまった。
犬や猫についての話も豊富なので、一緒に暮らしている人には非常にオススメだ。読むだけでも楽しいし、それ以上に実際的に役に立つ知見が多数得られるだろう。

T・グランディン/C・ジョンソン/中尾ゆかり訳
動物が幸せを感じるとき 新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド
結局時間が足りず半分も読めず返却で残念だったので、又読みたい。
内容としては、動物行動学の知見を伝える本であるが、精神活動である情動をベースにした動物の認知システムをしっかり捉える点と、フィールドを強く指向した観察主義、そして現実の人間社会の中での動物のあり方として、実際的な考察や提言そして行動の提示を行っている点が大変素晴らしい。
目から鱗の知見を多数得た。
特に興味深かったのは、「恐怖」「怒り」「パニック」「探索」とカテゴライズされた基礎的な情動について。このうち、「探索」が特に興味深い。これは、注意を持って外界を調べる事であるが、もっと幅広い要素が含まれている。従来の認知科学では報酬系とされている快感をもたらす情動システムもここに含まれる。面白いのは、探索した結果に快感を得るのではなく、探索そのものから快感を得ているのだ、という分析結果である。つまり、犬はお腹がすくから餌を探すのだが、では腹が満たされていれば探索欲求が起きないかというとそうではない、と言う事だ。探索そのものに欲求があるのである。
これはつまり、なぜ人間がゲームをするのか、という理由の一端であろう。そしてそれが、人間特有の精神活動ではなく、もっと古い動物の脳に備わる情動システムより直接的にわき上がる基本的な欲求なんだ、という事に大変驚愕した。
本書では、動物の情動システムを踏まえた飼育管理・分析もテーマの一つであるが、それらの技法はゲームの技法として十分に応用可能と思われた。そしてゲーミフィケーションを通じ、人間社会そのものへ応用すべき技術であると思われる。
何かを成そうとするものは現場を知れ、という著者のフィールド指向も素晴らしい。
情動などの認知科学を踏まえた動物行動学の立場から、動物への残虐な行為の禁止を著者は訴える。
そこで著者が取った行動は、頭でっかちな理想論や法律論などの展開ではなく、まず、畜産業界に飛び込み、より衛生的で家畜が苦痛を感じる事の少ない扱いを業者と一体となって改善するというものだ。
アメリカでの馬の事例も驚いた。
頭でっかちな動物愛護団体が法律制定を推し進めたため、アメリカ国内では馬の屠蓄は禁じられる事になったらしい。その結果どうなったか。老齢や病気で破棄される馬は、屠蓄を請け負うメキシコまで長距離の苦痛に満ちた輸送を課せられ、その後劣悪な環境で最悪の方法で虐殺されているのだそうだ。現場を知らない人間の自己満足が生み出した悲劇だろう。つくづく、盲目の善意ほど恐ろしいものはないと思う。
現代、とくに情報化社会では、このような悲劇が生まれやすいように思う。情報は必ず劣化する。ゆえに現場を知らず情報だけで判断する事は危険だ。本当に必要な事は現場でのアクションであって、情報の取捨選択や発信ではない。
アメリカでの馬の悲劇を読んで、真っ先に思い出したのは、捕鯨などの直接的関連のある話ではなく、日本の原発問題だった。彼の地では、馬の事を何も知らない、馬に触った事もないような人が声高に主張し、馬の運命を変えてしまった。「馬を殺さないで!」というスローガンは見目麗しく心地よい響きだったろう。原発問題にしても同様の成分が窺える気がする。恐ろしい放射能は嫌!と叫ぶ事自体は全く正当な事だ。しかし、電気がなければただの一瞬たりとも生きて行けない我々現代人の現実はきちんと直視すべきだろう。現場を知るべきなのだ。素晴らしいスローガンが素晴らしい結果をもたらすとは限らない。
かなり話が逸れてしまった。
犬や猫についての話も豊富なので、一緒に暮らしている人には非常にオススメだ。読むだけでも楽しいし、それ以上に実際的に役に立つ知見が多数得られるだろう。
先週読んだ漫画 13/4/14-4/20
●ルナティック雑技団 2-3巻/岡田あーみん

と言う事で、完結巻まで読み終わった。素晴らしい漫画だろう。なんと言っても特筆すべきなのはマダムゆり子のドン引きする程の病的干渉ギャグと、悪魔の執事黒川の許容度オーバーの破壊的ギャグの両輪である。よくぞリボンでの連載を許可されていたものだ。愛咲ルイの男気にもグッと来たし、夢実の克己心と高みを目指す若者特有の精神にも感銘を受けた。決して打ち切りの行き当たりばったりなどと思ってはイケナイ。しかし、なんと言っても、一番好きなのは、物語後半での成金薫子の押しの強さだろう。彼女を主人公にしても良いぐらいだ。特に、番外編は素晴らしく感動した。ただのストーリーではなく、ギャグがあるから感動するのだ、という事がよく分かる漫画である。
●ちはやふる 18巻/末次由紀

富士崎での合宿を経て吉野会大会へ。熱いねえ。どこまで成長するんだろうというちはやへの期待だけでもワクワクなのに、さらにここへ来て太一が急成長。そちらも見なければと慌てれば、机くんとかなちゃんとか、見逃せない一幕も。さらにどうしようもない程充実の脇役陣がずらりと。この充実振りはどうだ。充実しすぎてスラムダンクのようにパンクしなければいいがと逆に心配だ。ちはやのクイーンまで持つかな…。
●銀魂 36巻/空知

積み漫画消化。銀魂の事を書くのは初めてかも知れないが、実は、好きでずっと読んでいた。が、数年前にアニメを見てから滞りがちに。と言うのも、もうアニメで見た話じゃん、と思うと再度読む気が起きなかったからだ。30巻前後のそうしたアニメ帯を抜けてからも何か興が削がれた感じでその後はポツポツと。読めば読んだで面白くない事はないのだが…。飽きたという事なのだろうか。
●リーゼロッテと魔女の森 3巻/高屋奈月

積み漫画消化。ヤフーのキャンペーンでもらった超短期ポイントで購入。んー、今作はなかなか盛り上がらないね。掴みにくいファンタジー物、という事もあるだろうが、イマイチ入り込めないかな。リズのキャラは嫌いではないんだが、ワンウェイ過ぎる。もうちょっと何かがあると惹かれるのでは。漫画って難しいね。
●パタリロ! 10巻/魔夜峰央

名作編目白押し。こんなに固まってたっけとビックリ。世相を反映してのヤマトギャグがちょうど一周回って何だか感慨深い。読み返して気づいた。初見当時の9才の自分には、今巻の萩尾望都ギャグは理解できてなかった。30年振りにしてようやく理解し得た。人間って成長するね。満喫である。
●ケロロ軍曹 4巻/吉崎観音

積み漫画が減ってきたのでようやく解禁。やっぱり面白いな。お婆ちゃんの名前は春だろうか。ギロロと夏美の行く末に期待。桃華の出番が少なく残念。
と言う事で、完結巻まで読み終わった。素晴らしい漫画だろう。なんと言っても特筆すべきなのはマダムゆり子のドン引きする程の病的干渉ギャグと、悪魔の執事黒川の許容度オーバーの破壊的ギャグの両輪である。よくぞリボンでの連載を許可されていたものだ。愛咲ルイの男気にもグッと来たし、夢実の克己心と高みを目指す若者特有の精神にも感銘を受けた。決して打ち切りの行き当たりばったりなどと思ってはイケナイ。しかし、なんと言っても、一番好きなのは、物語後半での成金薫子の押しの強さだろう。彼女を主人公にしても良いぐらいだ。特に、番外編は素晴らしく感動した。ただのストーリーではなく、ギャグがあるから感動するのだ、という事がよく分かる漫画である。
●ちはやふる 18巻/末次由紀
富士崎での合宿を経て吉野会大会へ。熱いねえ。どこまで成長するんだろうというちはやへの期待だけでもワクワクなのに、さらにここへ来て太一が急成長。そちらも見なければと慌てれば、机くんとかなちゃんとか、見逃せない一幕も。さらにどうしようもない程充実の脇役陣がずらりと。この充実振りはどうだ。充実しすぎてスラムダンクのようにパンクしなければいいがと逆に心配だ。ちはやのクイーンまで持つかな…。
●銀魂 36巻/空知
積み漫画消化。銀魂の事を書くのは初めてかも知れないが、実は、好きでずっと読んでいた。が、数年前にアニメを見てから滞りがちに。と言うのも、もうアニメで見た話じゃん、と思うと再度読む気が起きなかったからだ。30巻前後のそうしたアニメ帯を抜けてからも何か興が削がれた感じでその後はポツポツと。読めば読んだで面白くない事はないのだが…。飽きたという事なのだろうか。
●リーゼロッテと魔女の森 3巻/高屋奈月
積み漫画消化。ヤフーのキャンペーンでもらった超短期ポイントで購入。んー、今作はなかなか盛り上がらないね。掴みにくいファンタジー物、という事もあるだろうが、イマイチ入り込めないかな。リズのキャラは嫌いではないんだが、ワンウェイ過ぎる。もうちょっと何かがあると惹かれるのでは。漫画って難しいね。
●パタリロ! 10巻/魔夜峰央
名作編目白押し。こんなに固まってたっけとビックリ。世相を反映してのヤマトギャグがちょうど一周回って何だか感慨深い。読み返して気づいた。初見当時の9才の自分には、今巻の萩尾望都ギャグは理解できてなかった。30年振りにしてようやく理解し得た。人間って成長するね。満喫である。
●ケロロ軍曹 4巻/吉崎観音
積み漫画が減ってきたのでようやく解禁。やっぱり面白いな。お婆ちゃんの名前は春だろうか。ギロロと夏美の行く末に期待。桃華の出番が少なく残念。
劇場版STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ
さて、シュタインズ・ゲートの劇場版を観てきた訳だが、 大変満喫した。
例によって、ネタバレありなので注意。
この映画は、一つの映画としては見るべき所はない。が、シリーズファンには大変満足いく作品になっていたのではないだろうか。敢えて言うなら、もう少しボリュームがあれば、という所ぐらい。
コナンやしんちゃんが、子供と一緒に見に来た大人にもその場で楽しんでもらおうという作りになっているのに対し、この映画では、そうした配慮はゼロだ。こ の割り切りは潔いと思う。実際、観客層を観ても、想定されるようなタイプでほぼ固まっており、私や妻などは多分最年長の部類だろう。
そんな人は多分いないと思うが、ゲームもアニメも観ずに、いきなりこの映画をみても、何の事やらさっぱり分からないだろう。だが、そうしたスクリーン外での膨大な背景知識を要求するだけあって、テンポ良く進む物語が表現するシーンの、台詞の、意味の深さは、銀幕に映っている以上のものを観客は皆感じていたのではないだろうか。
最低限、アニメを観るかゲームをプレイした上で観るべき映画だが、多分、アニメだけでは足りないと思う。
原作ゲームを全ルートクリアし、ファンディスクの「だーりん」もやっていないとついていけないネタやシーンも多数合ったから、というのもその理由の一つだが、それ以上に、本当の意味で岡部や紅莉栖の苦悩を理解し共感するには、やはり、ある一定以上の時間と労力を費やすゲーム体験が必須であると思われるからだ。
とくに、ゲームにおいて、その鬱度ではかなりのウェイトを占める鈴羽ルートのサイクリングシーン。トゥルーエンドルートでは「通らなかった」はずのその記憶がフラッシュバックする意味と、その強烈なインパクト。それが分かっていないと、あっさりと自分の事を忘れて見捨てろと紅莉栖に告げる岡部の想いのその重さを汲み、涙する事はできないだろう。館内で泣いていた人の数を見るに、結構な数の人がゲームもやり込んでいるんだなあと改めて感嘆した。
ドラクエ3のように、すべてはここから始まった、というシナリオとプロットは大変面白い。ここまで見越して設定を温めていたのかどうかは分からないが、大変上手い構成だと想う。
タイムマシンの型番は、ちょっと映しすぎだろう。ちらっとしか映らないのをめざとく見つけて、ああやっぱりね、と密かにニヤッとするのが楽しいのに、あんなにアップで映してしまったらちょっと興ざめ。と、多分、半分ぐらいの人は思ったのでは。
基本、オカリンと助手のいちゃいちゃ話であって、他のラボメンの出番が少ないのは、まあやむを得ないだろうが、少々寂しい感じだ。もう少しほのぼのラボメンシーンがあるとよかったな。あと、若干無理がある気がしないでもないが、それでも鈴羽の出番があって本当に良かった。
一番好きなシーンは、紅莉栖が鳳凰院凶真を演じるところかな。
会場は満席で、えらい人混みだった。紅莉栖のコスっぽい人がちらほら。
今週発売のゲーム、やっぱりすぐ買おうかな、という気になってしまうな。悩み中だ。
例によって、ネタバレありなので注意。
この映画は、一つの映画としては見るべき所はない。が、シリーズファンには大変満足いく作品になっていたのではないだろうか。敢えて言うなら、もう少しボリュームがあれば、という所ぐらい。
コナンやしんちゃんが、子供と一緒に見に来た大人にもその場で楽しんでもらおうという作りになっているのに対し、この映画では、そうした配慮はゼロだ。こ の割り切りは潔いと思う。実際、観客層を観ても、想定されるようなタイプでほぼ固まっており、私や妻などは多分最年長の部類だろう。
そんな人は多分いないと思うが、ゲームもアニメも観ずに、いきなりこの映画をみても、何の事やらさっぱり分からないだろう。だが、そうしたスクリーン外での膨大な背景知識を要求するだけあって、テンポ良く進む物語が表現するシーンの、台詞の、意味の深さは、銀幕に映っている以上のものを観客は皆感じていたのではないだろうか。
最低限、アニメを観るかゲームをプレイした上で観るべき映画だが、多分、アニメだけでは足りないと思う。
原作ゲームを全ルートクリアし、ファンディスクの「だーりん」もやっていないとついていけないネタやシーンも多数合ったから、というのもその理由の一つだが、それ以上に、本当の意味で岡部や紅莉栖の苦悩を理解し共感するには、やはり、ある一定以上の時間と労力を費やすゲーム体験が必須であると思われるからだ。
とくに、ゲームにおいて、その鬱度ではかなりのウェイトを占める鈴羽ルートのサイクリングシーン。トゥルーエンドルートでは「通らなかった」はずのその記憶がフラッシュバックする意味と、その強烈なインパクト。それが分かっていないと、あっさりと自分の事を忘れて見捨てろと紅莉栖に告げる岡部の想いのその重さを汲み、涙する事はできないだろう。館内で泣いていた人の数を見るに、結構な数の人がゲームもやり込んでいるんだなあと改めて感嘆した。
ドラクエ3のように、すべてはここから始まった、というシナリオとプロットは大変面白い。ここまで見越して設定を温めていたのかどうかは分からないが、大変上手い構成だと想う。
タイムマシンの型番は、ちょっと映しすぎだろう。ちらっとしか映らないのをめざとく見つけて、ああやっぱりね、と密かにニヤッとするのが楽しいのに、あんなにアップで映してしまったらちょっと興ざめ。と、多分、半分ぐらいの人は思ったのでは。
基本、オカリンと助手のいちゃいちゃ話であって、他のラボメンの出番が少ないのは、まあやむを得ないだろうが、少々寂しい感じだ。もう少しほのぼのラボメンシーンがあるとよかったな。あと、若干無理がある気がしないでもないが、それでも鈴羽の出番があって本当に良かった。
一番好きなシーンは、紅莉栖が鳳凰院凶真を演じるところかな。
会場は満席で、えらい人混みだった。紅莉栖のコスっぽい人がちらほら。
今週発売のゲーム、やっぱりすぐ買おうかな、という気になってしまうな。悩み中だ。