じゅげむのブログ -28ページ目

じゅげむのブログ

読書と日々の生活

また微妙に暑くなってきましたね……

ここ数日、仕事のほかに頭を使うことが多くて疲れました。

 

そんなときは……

なにも考えないのが一番ですね

 

最近見た映画、こわかったです。

 

「スターリンの葬送狂騒曲」
20世紀のソ連恐怖の独裁者スターリンの底抜けにおそろしい独裁ぶりの描写から始まります。取り巻きでさえ一言一言に気を使うブラックさ……。
そして彼の死後巻き起こる権力闘争。
みんな悪に次ぐ悪という感じの男たちの中で、いったい誰が権力を握るのか。
誇張して描いているし、時系列とか相当無視しているので描写はほぼ嘘とは思いますが、真実はかなりとらえているような気がする……こんな国には本当に住みたくないと思いました。
あと、権力を持つ者はとことんまで醜くなるものだな、と。
イギリス映画なので、ロシア人なのに英語をしゃべっていますが、人間ドラマに圧倒されてあまり気になりませんでした。

昨日はとてもいい天気で気温も過ごしやすかったです(朝には秋の風……)

ということで、「カメラを止めるな!」2回目を見に行ってきました。

(1回目の感想はこちら

見知らぬ人と一緒に笑うのはいいものです。

 

さて、昨日は旧暦の七夕だったそうで、それにふさわしいさわやかな日でした。

七夕と言えば仙台。

今回ご紹介する本は、仙台を舞台に活躍する方々の話です。

 

『兄ちゃんは戦国武将!』佐々木ひとみ(くもん出版2018/6/26)
まじめでイケメンで人見知りでおとなしい兄ちゃんは、なんと仙台で伊達政宗になっていた! 正確に言えば「おもてなし集団杜乃武将隊」の伊達政宗役だが、人の前で踊り、闘い、演じる兄ちゃんを見て、弟の春樹は恥ずかしくてしょうがない。
そんな春樹が、武将隊のファンである水沢さんや美咲と会い、兄ちゃんの活動を見て、少しずつ心を開いていく。
武将隊の一生懸命さと役割が心に伝わってくる熱い作品でした。実際の「おもてなし集団伊達武将隊」をモデルにしています。武将になりきるのは大変だと思いますが、その魅力的な姿に、ちょっとやってみたい気分にもなりました。

普段は戦争のことについて書く機会がありませんが、昨日は平成最後の終戦記念日ということで、いろいろ考えました。

 

私の祖父は、1937年12月に中国に出征しました。

当時の日本は、勝ち戦。

さらに輜重兵ということで、武器を持って戦う場面も歩兵に比べれば少なく、南京事件にも遭遇せず、多くの戦争体験者の中でも比較的恵まれた環境にあったと思います。

といっても比較的というだけで、マラリアにかかって死にかけ、ゲリラに襲われ、軍の上下関係に煩わされ、耳を故障し、幸せだったというわけではありません。

終戦時にはすでに除隊して北海道の田舎にいたのですが、進駐してきた米軍兵士に酒と言ってまちがえて酢を渡すなど、深刻な中にもどこか牧歌的なエピソードがあるのが、祖父でした。(『九月の口伝』後藤竜二作、汐文社1991にそんな話が載ってます。おそらく絶版)

戦争との関わり方は住んでいる場所、従軍した年代、当時の社会階層によってさまざまで、一筋縄にはいかないなと思います。

ただ、それでも、伝えなければ残っていかないわけで、今後も、より多くの、当事者の声や記録が残ってほしいと思います。声高に主張を唱えなくても、思い出ひとつひとつに力があると思うので。