終戦記念日 | じゅげむのブログ

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普段は戦争のことについて書く機会がありませんが、昨日は平成最後の終戦記念日ということで、いろいろ考えました。

 

私の祖父は、1937年12月に中国に出征しました。

当時の日本は、勝ち戦。

さらに輜重兵ということで、武器を持って戦う場面も歩兵に比べれば少なく、南京事件にも遭遇せず、多くの戦争体験者の中でも比較的恵まれた環境にあったと思います。

といっても比較的というだけで、マラリアにかかって死にかけ、ゲリラに襲われ、軍の上下関係に煩わされ、耳を故障し、幸せだったというわけではありません。

終戦時にはすでに除隊して北海道の田舎にいたのですが、進駐してきた米軍兵士に酒と言ってまちがえて酢を渡すなど、深刻な中にもどこか牧歌的なエピソードがあるのが、祖父でした。(『九月の口伝』後藤竜二作、汐文社1991にそんな話が載ってます。おそらく絶版)

戦争との関わり方は住んでいる場所、従軍した年代、当時の社会階層によってさまざまで、一筋縄にはいかないなと思います。

ただ、それでも、伝えなければ残っていかないわけで、今後も、より多くの、当事者の声や記録が残ってほしいと思います。声高に主張を唱えなくても、思い出ひとつひとつに力があると思うので。

 

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