「中国(上海、雲南省 昆明・麗江・香格里拉、四川省 成都、北京)の旅」後藤 仁/その6 | 後藤 仁(GOTO JIN)の日本画・絵本便り

後藤 仁(GOTO JIN)の日本画・絵本便り

後藤仁ブログ2~絵師(日本画家・絵本画家、天井画・金唐革紙)後藤仁の日本画・絵本・展覧会便り。東京藝大日本画卒,後藤純男門下。「アジア/日本の美人画」をテーマに描く。東京藝大,東京造形大講師。金唐革紙製作技術保持。日本美術家連盟,絵本学会,日中文化交流協会会員。

 2024年10月24日「中国(上海、雲南省 昆明・麗江・香格里拉、四川省 成都、北京)の旅」10日目、今日は、麗江での最終日(移動日を除く)です。麗江古城をじっくりと散策します。

 昨日の疲れがあったのか、今朝はやや遅く6時過ぎ頃に目が覚め、朝のルーティン(朝食・体操・ニュースチェック等)を済ませ、8時過ぎ頃にホテルを出ました。
 今日は昨日からの雨が残り、小雨が降っています。七一街を通り、一つ目の「三眼井」に到着。この時間は、まだ、観光客も住人もほとんどいなくて、日中の喧騒が嘘の様に静かです。やはり取材は早朝か夕方に限ります。自然は最も美しく変化を見せ、観光地は元来の姿を垣間見せるのです・・・。私が学生時代から興味を持って来た「三眼井」(場所によっては、「四眼井」もあるそうです)とは、ナシ(納西)族が古くから用いて来た井戸で、水場が3か所に分かれており、最上流の水場は飲料用に、次の水場は野菜・果物洗い用に、最後の水場は衣料・汚れた手足洗い用にと使い分けるのです。とても工夫された自然活用のシステムであり、古の知恵なのですね。静かな朝のひと時、この「三眼井」をSM号スケッチブックに写生しました。30分余り、描いている間に、何人かの地元の人が水を汲みに来ました。この観光化の進んだ麗江ですが、まだ、この様に、井戸が生きて使われている事に感心しました~。
 三眼井を描き終えた頃には、雨もあがり、徐々に観光客が増えて来ました。七一街の横には小川が流れており、所々に古い橋がかかっていて、麗江古城内で最も雰囲気のある場所です。一昨日の夕方もそうでしたが、観光客の老若男女が、チベット族やミャオ族や唐時代漢族 風の衣装を着て、カメラマンを付けて、あちこちで撮影しています。この後も、他の地域でも度々見かける事になりますが、こんな伝統衣装コスプレ撮影が、中国ではやけに流行っています。
 七一街を進み、小さな郵便局(東巴郵局)から、先日買った絵ハガキを日本に送りました。海外旅行の記念として、いつも自分自身に送ったりします。その旅のリアルタイムな状況を書き残せるだけでは無く、外国の珍しい絵ハガキや切手や消印も良い記念になるのです。送料は安くて、1通5.4元で送れます。

 10時頃になると、いよいよ観光客が爆発的に増えて来ました〰。そこから更に進み、官門口から入って、「木府」(入館料 40元)に至ります。ここは、元・明・清時代に麗江を統治したナシ族の木氏の、超豪華・広大な邸宅です。役所の役割も担っていたとは言え、たった一つの氏族の邸宅とは思えない程、壮大で贅沢な作りです。茶馬古道で賑わった、往時の麗江の栄華が偲ばれます~。見所は満載で、時間をかけて拝見します。高台からは麗江古城の古風な屋根屋根が見渡せます~。さすがに、ここは、麗江古城でも観光客が最も多いです。それでも大多数は中国人観光客で、僅かに欧米人がいる程度で、東南・南アジア系の人もほとんど見かけませんが、日本人には全く一人も出会いませんね〰。異郷を楽しみたい私としては、その方が良いのですが、この極端さには考えさせられます・・・、「近現代の数十年間の困難悲惨な時代を経たとは言え、古来、文化芸術においても政治経済においても、長くは日本が教えを受けつつ、お互いが大きく影響を与え合って来た、良き隣国であるはずの、日中の現在の関係はどうなっているのかしら ⁉」と・・・・。
 木府を観終えて、昼食は、新義街のフードコート「納西美食城」で、串焼き肉2本(30元)、虫の素揚げ(小/30元)、鉄板豆腐(25元)、生マンゴージュース(20元)、計105元、をいただきました~。やや高く付きましたが、旅も中盤に差し掛かり、たまにはプチ贅沢も良いでしょう~。旅先では、なかなか日本では食べれない、珍妙な食べ物に挑戦する時があります。私は元々食べ物の好き嫌いが全く無く、かなりの変わった物でも、現地の人が食べている物なら、平気で食べれるのです。これまでにも各国で、サソリの丸揚げ、蚕の蛹、食用犬、食用鳩、合鴨の頭、ザリガニ 等の珍物を食した事があります。いつか機会があれば、癖が強い難物と言われるタガメや、ムカデ、巨大幼虫・蛹、猿の脳みそ 等も食べてみたいと夢想しています〰。  ( *´艸`)🐒 私が
作画絵本『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店/宮﨑 駿「シュナの旅」「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「もののけ姫」等の原話・原点とも言われているでも表現したように、“食”とは、その民族文化の、大いなる根源なのです〰〰 。食料生産無くしては、いつか必ず、その文化文明は滅びます。正に、米は力だ、食は力だ~!!
 食後は、古城の中心地・四方街を経て、大水車を見て、無料でナシ族伝統音楽を聴ける「麗江古城文化院落 天地院」や、ナシ族の伝統建物・文物を無料で鑑賞出来る「納西人家」等に寄りつつ、帰路に付きました。
 賑やかな新義街~七一街辺りに「漫画速絵」という店があり、小さな店舗内で数人の若者が似顔絵を描いていました。同じ画家仲間という親近感で、一番手前にいた絵描きの若い女性に声をかけてみると、思いの外、フレンドリーで、私が日本人だと分かると、日本語の挨拶を交えながら、とても良い笑顔で対応してくれました💕 多分、将来、漫画家・アニメーターになれる日を志し、日々、観光地でこうして頑張っているのであろう、中国の若者達に、「加油~~
」とエールを贈りました~。 たゆまぬ努力を続ければ、君の夢はきっと叶うから~~~🚩

 麗江古城の観光客の過多・観光化の過剰発展には、やや閉口し、なかなか写生の絵筆も進みませんでしたが、今日は最後に、爽やかな若者にも出会え、何か清々しい心持になりました~。
 昼食をたらふく食ったので、夕食はホテルで、軽くパンで済ませ、健やかな眠りに付きました・・・。💤



 麗江古城のホテル「麗江古城栖旅民宿(丽江古城栖旅民宿)」の外観  古の趣きの漂うナシ族民家風の宿。湯が出ないのだけ、やや大変でしたが、スタッフも親切で💮です~❣

 麗江古城「木府」  実に広大で美しい。

 新義街 フードコート「納西美食城」 串焼き肉2本(30元)、虫の素揚げ(小/30元)、鉄板豆腐(25元)  虫はほぼエビの素揚げの感じでサクサク、けっこう美味しいよ~🐛

 新義街~七一街 「漫画速絵」  作画、頑張ってね~❣


 明日は、いよいよ、今回の中国旅の最大の目的地・ハイライトの「香格里拉(シャングリラ)」への移動日です。最高にワクワクし、旅の興奮は益々 マックスです~~。💘🖌\(◎o◎)/📒

 
 旅行11日目10月25日。今日は麗江から香格里拉への移動日ですが、朝、7時過ぎにホテルを出て、古城をぶらぶら散策しました。早朝は観光客もほとんどいなくて、麗江が本来の姿を見せてくれるのです。古い建物の二階の手すりを、数匹の猫が渡っていました~。🐈🐈🐈
 昨日、描けなかったので、もう一つの「三眼井」を、SM号スケッチブックに30分程かけて描きました。店が開店の準備を始め出し、現代的な音楽が聞こえますが、それ以外は喧騒も無く、静かな時間が流れます・・・。こちらの井戸は水かさが増して、下流の二眼が一つの大きな水場になってしまっています。ここでも、老夫婦が水を汲みに来ていました。描き終えて、最上流の水場をよく見ると、水の中に大きな赤い金魚が数匹泳いでいます。水苔等を食べさせる為なのでしょう。とても面白いです~🐟
 そこから歩いて、官門口を抜け、まだ開いていない「木府」に行ってみました。この時間なら、ほぼ人がいない、珍しい麗江古城の光景を見れますよ。人が多いと気付きにくいのですが、こうして静かな環境で見ると、石畳の道は風情があっていいものですね~。開店準備中の店を観察すると、家の前扉は縦長の板が独立していて、一枚ずつ外していく構造になっているのだと分かります。これも昔から変わらぬ作りなのでしょう。実に面白いです。
 一旦ホテルに戻り、早めの昼食に軽くパンを食べてから、ホテルの人がいないので、お礼の書き置きをして、10時30分頃、チェックアウト(退房)しました。

 麗江は、最初の交通事故時の予感が当たった様で、著しい観光化によって、ほぼテーマパーク化しており、観光客も車も飽和状態で、古の風情はほぼ失いつつありました・・・。私が長年、憧れ夢に描いて来た「麗江」は、もう既に無かったのです・・・。それでも、早朝の時間帯や、少し郊外や、立ち並ぶ建築物群には、古来の麗江の姿を垣間見る事が出来、十分に楽しめました~。
 今の時代は、儲け主義の無鉄砲な観光化だけでは済まされ無い時代です。伝統文化の保全と観光開発の両立という、この難しい課題に、中国も(日本もしかり)真剣に向き合わねばならぬ時代に来ているのでしょうね・・・・。

 歩いて、11時頃、麗江バスターミナル(丽江客运站)に到着。ここからバスで、香格里拉に向かいます。

 10月25日(金) 
麗江 🚐 12:00発 (ミニバス 918) → 香格里拉

 ここのバスターミナルは大きくて綺麗です。バス出発の時間が近付くと改札が始まります。バスチケットは、QRコードが印字されたレシートのようなペラペラの紙だけです。今回の中国旅では、きちんとした切符等が発行されず、パソコンだけで手続きして、レシートだけ受け取るといったケースが増えました。バスの席は一番早く切符を購入したので、運転手の真後ろの「座1(1番シート)」です。香格里拉への到着時間は分かりませんが、ガイドブックによると4時間位はかかると見ていました~。
 ほぼ時間通り12時05分頃、ミニバスは発車しました。今回、通った道は近年、新しく建設された高速道路の様ですが、これと ほぼ同じルートを、中国ドラマ「一场遇见爱情的旅行/一場遇見愛情的旅行(愛に出会う旅)」(2019年放映)の李心月(景甜)・金小天(陈晓)達や、「司藤/半妖の司籐姫~運命に導かれた愛~」(2021年放映)の司藤(景甜)・秦放(张彬彬)達が行き交ったかと思うと、無類の中国ドラマ好き・景甜(ジン・ティエン)ファンの私としては、誠に感慨深いものがありましたね~。 ドラマの主題歌・挿入歌を口ずさみながら、車窓から風景の一場一景を見逃すまいと、ずぅっと凝視していました~~~🎥
 インド、ネパール、スリランカやタイ、ラオス等の南・東南アジアのバスは大抵オンボロで、道もガタガタで、バス旅は往々にして過酷になります。それもまた、旅の醍醐味なのですが、ただし、非常に疲れますよね。今の中国のバスは新車が多くて、道も整備されて、実に快適になりました。こんなバスの旅も、たまには良いものです・・・。🚐

 高速道路を下りて、途中、パーキングエリアで一度のトイレ休憩を挟み、2時間余りで香格里拉近郊に至りました。案外、早く着きましたが、そこから香格里拉の中心地までの一般道が意外と遠くて、大きなチベット仏塔が見えた後、2時50分頃、香格里拉バスターミナル(香格里拉 汽车客运站)に着きました。3時間弱かかりましたね、早いです~。
 麗江に比べると車が少なく、バスターミナル周辺では、なかなかタクシーがつかまりません。ようやく一台止まってくれましたが、その女性ドライバーは地図を見せても、香格里拉の古城(旧市街)が分からないと言います。近距離ですし、簡単な一本道なので、私でも免許証があれば行ける位ですが? 多分、私の聞き取りにくい奇妙な中国語を聞いて、止めておこうと思ったのでしょうかね・・⁉。別のタクシーをつかまえると、また、女性ドライバーでした。雲南省各地は女性のドライバーが活躍しています。今度はすぐに古城停車場前まで、行ってくれました(タクシー代 10元)。香格里拉の古城の構造はシンプルなので、宿の場所もすぐに分かりました。今日は、けっこう早い時間に宿に着いたので、まだ楽でしたね・・・。
 香格里拉の宿は、「Tavern Hostel 仁和客桟」 〈6泊 660元〉です。日本にてアゴダで宿を探している時に、まず最初に「仁和」という名に目が留まりました。私の名の「仁」は、多分、父が付けてくれたのだと思いますが(親には聞いた事がありませんが、父が付けそうな言葉ですから。ちなみに兄は「悟」です)、「他者への思いやり・愛情を大切にしなさい」という思いが込められているのではないでしょうか(必ずしも、そうなれていませんが・・・)。「和」は日本の「大和」にも通じますが、「平和」の“和”であり、「和を以て貴しとなす」という協調・融和・寛容の精神が現れており、私の好きな言葉です。
 後で聞いたのですが、古城のこの一帯は、かつて火事で焼けた時があるそうですが、この「仁和客桟」だけは焼け残ったという事です。宿全体が、かなり古い木造の伝統的チベット式建築物なので、非常に趣きがあります。一つ気がかりなのは、麗江で湯が出ずに、WIFIのつながりが悪かったので、更に奥地の香格里拉ではどうなのか?という懸念です。しかし、ここ「仁和客桟」は、旅慣れた欧米の観光客(バックパッカー)が多い宿の様で、とても設備が整っていました。シャワー・トイレは共同ですが、シャワー・トイレ・水道 等の水回りは新しくリフォームされていて、湯もきちんと出て、シャワー室には暖房設備もあり、温かくて快適です。テレビは無いですが、この雰囲気のある宿には不必要でしょう。WIFIは数回線あり、つながりは至って良好でした~。また、女性店主やスタッフもとても勤勉で親切丁寧です。
 私の部屋は2階の2号室ですが、とても広くて、暖房・毛布 等も完備されて、チベット風内装は、大層、気に入りました。私の旅の目的は、旅自体を楽しむ通常のバックパッカーとは異なり、あくまでも「絵の取材」ですので、あまり疲れ過ぎると絵が描けなくなるし、一人ですので危険度も増します。そこで、貧乏旅ながら、ドミトリー(共同部屋/多人间)は避けて、必ず、シングルルーム(一人部屋/单人间)以上で安宿を確保します。今までの海外一人旅でドミトリー的な宿を使ったのは、寝台列車を除いては、タイ王国北部のトレッキングで10人程の欧米人と一緒に山小屋に泊まった時位でしょうかね? 日本国内旅では、沖縄のユースホステルと富士山 山小屋と東北 酸ヶ湯温泉旅館の大部屋の3度だけでしたかね・・・?。日本国内の一人取材旅は、車中泊(極狭の普通自動車内)がほとんどですがね・・・。

 宿に着いて早々に発表します・・・、今回の旅の宿は、事前予約した甲斐もあって、どことも概して良かったのですが、その中でも、「仁和客桟」は、この後の6泊を経て、ベスト宿に決定しました~
🥇

 

 麗江のホテル 「麗江古城栖旅民宿(丽江古城栖旅民宿)」 (202号室) 朝食はいつも、こんな感じ。だいたい、パンと飲み物(牛乳や飲むヨーグルトが多い)ですね。🥐🥛 中国のホテルのテレビは、チャンネル数が多くて、なかなか面白いよ~📺

 香格里拉のホテル 「Tavern Hostel 仁和客桟」 ロビー・食堂にて。  いよいよ旅にも慣れて来て、到着早々、他の客とおしゃべり。二人の若い女性は韓国人だと言いますが、一人は日本語が堪能でした。この時は外出の用があるとかで、後日また、お話しましょうと別れましたが(韓国には、まだ行った事が無いので、そんな旅情報を聞きたいのです)、それきりお会い出来ませんでしたね~。正に旅は、一期一会だよ!
 日本人の観光客は香格里拉にも全くいませんでしたが、韓国人観光客は僅かにいます。欧米(主にヨーロッパ)の観光客もちらほらいます。日本人より、欧米人や韓国人の方が勇気と好奇心が強いのか? 日本人の未来に、やや不安が・・・。


 香格里拉のホテル 「Tavern Hostel 仁和客桟」 ロビー・食堂にて。  ホテルの女性店主(ナシ族だと言います)と、韓国人の女性客。ここのスタッフは、対応も親切丁寧で、旅の客の事情を熟知しています。他にも、韓国人のホテルスタッフ?のおじさんや、勤勉なチベット族の女性スタッフや、客の中にはチェコの水彩画家(多分、趣味の画家かな)等もいて、色々な話が出来て、楽しめました~。

 「Tavern Hostel 仁和客桟」 外観。 歴史のある素敵なホテルだ!!名前も良いね~🥰

  「Tavern Hostel 仁和客桟」 (2号室)  チベット風の室内が、何とも落ち着く~~ (*^。^*)ノ


 今回の中国旅の最大の目的地:香格里拉に到着したので、夕食は古城の四方街にあるフードコート「香格里拉 小吃街」にて、少し奮発して、珍味をいただく事にしました。虫の串焼き(大ムカデ、大イモ虫、大蛹)(3串 50元)、キノコ鍋(38元)、小吃(焼き点心)(1カップ 25元)、計113元。中国でもやはり珍品なのか、虫の値が意外と高いのですが、ここで念願の?ムカデ、大きなイモ虫、大きな蛹に挑む事が出来ました。ただ、しっかりと焼いて、麻辣味がしっかりと付いているので、外観は、ほとんど魚や貝の串焼きの様です。
 ムカデ自体は味も全く無く、カリカリに焼き過ぎた、風味の無い硬めのエビの様です。イモ虫と蛹は、虫特有の臭みが少ししますが、貝の類の様です。いずれも、見た目のインパクトに対して、存外、味は普通でした〰。🐛 雲南省はキノコの宝庫です。このキノコ鍋には、5~6種類のキノコが入っていましたが、日本では見た事が無い変わったキノコもあります。キノコから出汁が出て、スープは超濃厚で、キノコはコリコリで、とても美味しいです。スープまで全部、飲み干しました。🍄 焼き点心は、普通に美味しいですね。🥟 全部で、けっこう量が多くて、お腹がかなり いっぱいになりました。

 帰りに、ホテルに一番近い超市(スーパー)で明日の朝昼食の買い出し(55元)。宿泊期間が長い時は、大きめの水も買います。今日の夕食は、旅も中盤、憧れの「香格里拉」に着いたという事で、やや調子に乗って、やや高めに付きましたので(私の貧乏旅にしては)、その分、明日からの食事は抑えめにしなければ・・・。


 香格里拉古城 「香格里拉 小吃街」 虫の串焼き(大ムカデ、大イモ虫、大蛹)(3串 50元)、小吃(焼き点心)(1カップ 25元) 🐛🐛

 香格里拉古城 「香格里拉 小吃街」 キノコ鍋(38元)  絶品だ~🍄

 ホテル2階のバルコニーで一杯❣ 私は海外一人旅中は、基本、酒を一切飲まないので(油断したら即、死につながりますからね・・・。普段も、飲み会の時以外は、滅多に飲みませんが)、炭酸飲料で一人乾杯~🍻 私の最もお気に入りの中国ドラマ「司藤」(主演/景甜、张彬彬)に度々出て来る炭酸飲料「元気森林 気泡水」にて! これはコーラ味ですが、色々な味・種類がありますね~🍹💞


 ところで、「香格里拉(シャングリラ)」とは何とも奇妙な名称ですが、有名な小説「失われた地平線」(ジェームズ・ヒルトン)に描かれた理想郷シャングリラはここだと、中国の地方政府が言って、改名したそうです。元は、「中甸」と言ったそうで、自治州の名の「デチェン(迪慶)」は“吉祥如意の地”を意味するチベット語だそうです。標高(海抜)は3300mを超える高地の街です。アジアの重要な大河の源流、金沙江(長江上流部)、瀾滄江(メコン川上流部)、怒江(サルウィン川上流部)が3本並んで流れているという奇跡的な土地で、「三江併流」として世界遺産にも登録されています。
 美しき聖山・梅里雪山 カワクボに抱かれた、吉祥如意の地・・・、憧れの香格里拉
 弥が上にも、期待に胸が高鳴ります~💘

 明日から、いよいよ香格里拉を巡ります。昆明~麗江~香格里拉と、時間をかけて徐々に高度を上げて来たので、高地順応もバッチリですよ~🥰
 この模様は、また次回!! お楽しみにね💕乞うご期待~~ (*^^)v

  絵師(日本画家・絵本画家) 後藤 仁/后藤 仁/JIN GOTO/고토 진