後藤 仁(GOTO JIN)の絵本便り

後藤 仁(GOTO JIN)の絵本便り

後藤仁ブログ2~日本画家・絵本画家 後藤仁の絵本・展覧会便り。東京藝大日本画卒、後藤純男門下。「アジアの美人画」をテーマに日本画・絵本を描く。東京藝大非常勤講師、東京造形大学絵本講師。日本美術家連盟、日本児童出版美術家連盟、絵本学会、日中文化交流協会会員。

 ★私の作画絵本『犬になった王子 チベットの民話』 (君島久子 文、後藤 仁 絵/岩波書店)が、Internationale Jugendbibliothek München/International Youth Library Munich/ミュンヘン国際児童図書館「The White Ravens 2014/ザ・ホワイト・レイブンス 国際推薦児童図書目録2014」に選定されました。★

●ミュンヘン国際児童図書館 公式ホームページ 「国際推薦児童図書目録2014」 ─ 犬になった王子 チベットの民話
http://www.ijb.de/spezialbibliothek/white-ravens-2014/single/article/japanese-japan-11/163.html?noMobile=%2Fproc%2Fself%2Fenviron&cHash=98a8a98b5a015c6dc1188647b2d9a2f1


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後藤 仁 公式ホームページ


「後藤 仁(GOTO JIN)のアトリエ」 べーっだ!


 日本画・絵本作品や金唐革紙作品の貴重な画像や解説が、たくさん掲載してあります。当ブログとともに、お楽しみ下さい。よろしくお願い申し上げます。



後藤仁公式ホームページ「後藤 仁(GOTO JIN)のアトリエ」



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2018年2月22日~3月15日までの22日間の「台湾写生旅行」 その5 

(展覧会・イベント等が多くて、なかなか書く時間がないのですが、4月30日にアップした「台湾写生旅行」その4 からの続きです。この後もボチボチとアップしていきますので、お楽しみ下さい。)   

 

 3月2日(金) 旅行9日目。今日は嘉義から台南(タイナン)に移動します。朝食は宿のブレックファーストのビュッフェをいただき、8:53嘉義駅発の電車に乗って9:57に台南駅に到着(90元)。台南は日本の奈良・京都に当たる台湾の古都です。まずガイドブック「地球の歩き方」を参考に、駅近くの安い宿を探して、「光華大飯店」(シングルルーム、シャワー・トイレ付、食事無し/一泊850元)に2泊します。一息ついたら、さっそく市内の散策です。まず、「祀典武廟」という台湾関帝廟の総本山を見物。古くて立派な建物です。ここでF4号スケッチブックに1時間余りかけて廟を写生しました。 

 昼食は、廟の入口横の小さな食堂で、肉燥飯(30元)、猪血綜合湯(70元)、阿婆水(昔懐かしい感じの飲料/20元)をいただきました。次に、隣の「水天后宮」を拝見。少し歩いて、台南のおしゃれストリートこと「正興街」を散歩。超人気のソフトクリーム店「蜷尾家甘味處」でソフトクリーム(80元)を食べました。このストリートは台湾の若者でいっぱいですが、私は場違いなので引き返して、宿の近くの敦煌書店という大きな書店で絵本等の出版状況を確認。今、台湾では絵本ブームのようで、台湾製の絵本・翻訳絵本が多く見られ、お会いした事のある台湾作家・日本作家の作品も置いてありました。この日の夕食は軽く、おにぎりとパンで済ませました。 

 

「祀典武廟」の入口横の小さな食堂。 肉燥飯(30元)、猪血綜合湯(70元)、阿婆水(昔懐かしい感じの飲料/20元) 安いけど、なかなか美味しい~。 

 

 3月3日(土) 旅行10日目。この日は一日、台南巡りです。朝食はパンとつまみだけ。歩いて、「台湾府城隍廟」から「五妃廟」へ。明朝最後の王の5人の妃が祀られています。私はこの類の悲話に何故か魅かれる所があり、ここで1時間余りかけて、F4号にスケッチ。この五妃の話は何らかの絵に描けそうな気がします・・・。次に「大南門」へ。清朝時代の門を復元した比較的新しい建築物ですが、今描いている絵本の場面にピッタリなので、ここでもF4号スケッチブックに1時間余りスケッチ。門の手前のガジュマルの巨木もすごいです。 

 歩いて途中、昼食として「福記肉圓」で一皿40元の肉圓(米をすりつぶして練った皮で肉を包んで、蒸し上げた小吃)を二皿食べました。トロッモチッとして、とても美味しい。「阿全碗粿」でも碗粿(台南式ライスプディング/一碗30元)をいただく。台南は独特の小吃が多くて、食べ歩きを楽しめる街ですね~。 

 次に、「孔子廟」(入場料25元)を見学。広くて立派な孔子廟です。「國立台湾文学館」(入場無料)では台湾の文学作品の数々が展示され、絵本コーナーも充実しており、立派な伝統的建物と共に楽しめます。次に、「天壇」と「呉園」に立ち寄って、今日の散策を終えました。 

 夕食は、「度小月 原始店」で台南名物の擔仔麺(肉そぼろ麺/50元)、煮卵(15元)、あげ海老(55元)を食しました。しっかりした味付けの美味しい麺ですが、日本人観光客も多いようで、店員の日本語の大きな挨拶は少し変な感じです。 

 ここの宿、「光華大飯店」は駅に近いという立地が良く、値段も安いので、台南旅行に便利です。ただ、少し衛生環境に難があり、私の好きでないあの黒虫が部屋に度々登場するのには参りました~。こんな時の為に日本から持参した強力なミニ殺虫剤が役に立ちましたね。 

 それにしても台南は無料で楽しめる伝統的建築物も多く、食べ物も美味しくて、なかなか興味深い街でした。ただ、日に何度も、轟音を立てて、台南の空を横切る戦闘機を見ていると、台湾ならずとも世の中は平和なばかりではない事を実感させられるのでした・・・。 

 

「五妃廟」 悲しい物語が語り継がれています。

 

 

「福記肉圓」 肉圓(一皿40元) トロッモチッ、とても美味しくて気に入りました~ ( ^^) _U~~ 

 

 

「度小月原始店」 擔仔麺(肉そぼろ麺/50元)、煮卵(15元) これも美味~!! 

 

 明日は、台湾第二の都市・高雄(現在、人口では台中に抜かれたそうですが)に向かいます。この模様はまた次回といたしましょう・・・・。 

 

  日本画家・絵本画家 後藤 仁

     

★2018年10月20日から開催いたします。皆様、風光明媚な赤穂への旅と合わせて、ぜひお越し下さい。★ 

 

赤穂市立美術工芸館 田淵記念館 平成30年度 特別展 

  ~ 日本画画業35周年記念 ~ 

後藤 仁 日本画・絵本原画/後藤大秀 からくり人形 

 ~赤穂出身の日本画家・絵本画家、初の里帰り展~ 

 

 

赤穂市立美術工芸館「後藤 仁 日本画・絵本原画/後藤大秀 からくり人形 展」 リーフレット 

 

日本画作品 「トン族琵琶歌~チャンファメイ」 (P25号) 後藤 仁 

 

 

2018年10月20日(土)~12月17日(月)

 AM9:00~PM5:00(入館受付はPM4:30まで)

 休館日; 毎週火曜日(祝日と重なった日はその翌日) 

 入館料; 大人300円、小人150円(団体・障害者・高齢者割引あり) 

 

《オープニングセレモニー》 

 10月20日(土)  PM 1:00~3:30 

 主催者・ご来賓挨拶(赤穂市長 他)、からくり人形実演披露会(大垣祭保存会) 

 幼稚園児たちの踊り、絵本朗読会(地元の朗読家) 

 

《後藤 仁 ギャラリートーク・サイン会、絵本朗読会》

 11月18日(日)  PM 1:00~3:30 

 ギャラリートーク「赤穂の思い出、アジアの旅と日本画・絵本の制作」 

 絵本朗読会(地元の朗読家) 

 

 

赤穂市立美術工芸館 田淵記念館 

 

〒678-0215 兵庫県赤穂市御崎314-10   

  TEL・FAX 0791-42-0520 

 

  http://www.ako-art.jp/news/平成30年度特別展のご案内  

 

          * 

 

 15歳で日本画を始めて35年の歳月が流れました。永年「アジアの美人画」をテーマに、日本やアジアの女性や少数民族などを描いてきました。この度、日本画画業35周年、絵本出版5周年を記念して、故郷・赤穂にて初の本格的な大型展覧会を開催いたします。日本画の代表作25点と、絵本5作品の全原画、金唐革紙(国選定保存技術、国重要文化財建造物壁紙)にて展覧いたします。さらに後藤 仁の伯父で、からくり人形師の後藤大秀が手がけた、大垣まつり(ユネスコ無形文化遺産)の、からくり人形3体と能面作品も合わせて展覧いたします。 

 貴重な作品群が一堂に会した、誠に貴重な展覧会になります。ぜひ、ご高覧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 

 

(展覧会オリジナル図録、絵本〈直筆サイン入り〉を会場で販売いたします。絵本『ながいかみのむすめチャンファメイ』と『わかがえりのみず』は在庫僅少で、『ながいかみのむすめチャンファメイ』は5部・一人1冊のみ、『わかがえりのみず』は25部・一人1冊のみの特別限定販売になります。絵本の売り上げの一部は、東北被災地・熊本地震被災地・西日本豪雨被災地・ネパール大地震被災地 等への「絵本寄贈プロジェクト」に使用する計画です。) 

 

  日本画家・絵本画家 後藤 仁 

 

 

  〈展示内容(予定)〉 

 

〇日本画 代表作  25点 

 

〇絵本 原画作品(表紙・扉・場面・後ろ扉) 5作品 

 

 『ながいかみのむすめチャンファメイ』 (福音館書店こどものとも) 

 『犬になった王子 チベットの民話』 (岩波書店) 

 『おしゃかさま物語』 (佼成出版社) 

 『わかがえりのみず』 (鈴木出版こどものくに ひまわり版) 

 『金色の鹿』 (子供教育出版) 

 

〇金唐革紙(きんからかわし/国選定保存技術、手製高級壁紙) 4点 

 

 国重要文化財建造物「孫文記念館・移情閣(神戸市)」「旧岩崎邸庭園」「入船山記念館」 

 

〇後藤大秀 作品 

 

 からくり人形(ユネスコ無形文化遺産・国重要無形民俗文化財「大垣まつり」) 3体 

 「布袋軕 布袋人形、倒立唐子人形、采振り人形」 

 

 能面 5面 

 

          * 

 

〔 主催 〕 

公益財団法人 赤穂市文化とみどり財団、赤穂市立美術工芸館 田淵記念館 

 

〔 特別協力 〕 

大垣祭保存会 

 

〔 後援 〕 

大垣市、大垣市教育委員会、赤穂市、赤穂市教育委員会、一般財団法人 日本中国文化交流協会、学校法人桑沢学園 東京造形大学、絵本学会、この本だいすきの会、貴州省日本観光センター、岩波書店、福音館書店、鈴木出版、佼成出版社、子供教育出版 

 

                    

 

 

 また、同時期に合わせて、赤穂市立美術工芸館の近くにある「桃井ミュージアム」でも、『後藤 仁 日本画小品展』(日本画・版画 販売作品 P6号以下の小品9点展示予定)を開催いたします。 

 2館合わせてお越しいただき、ぜひご覧下さいますようお願い申し上げます。 

 

後藤 仁 日本画小品展 

 

  桃井ミュージアム 

 

〒678-0215 兵庫県赤穂市御崎634 

 

  TEL・FAX 0791-56-9933  休館日:火曜日 

  開館時間:10時~16時  入館料:無料 

 

  http://momoi-museum.com/ 

 

〈交通案内〉 

山陽自動車道・赤穂ICより約20分 

 

路線バス・JR播州赤穂駅より約20分 

「保養センター」行き→「東御崎」停留所下車すぐ 

 

 会場にて、「日本画・版画作品」 P6号以下の小品9点と、「絵本」を展示販売いたします。 

(日本画・版画、絵本の売り上げの一部は、東北被災地・熊本地震被災地・西日本豪雨被災地・ネパール大地震被災地 等への「絵本寄贈プロジェクト」に使用する計画です。) 

 

  日本画家・絵本画家 後藤 仁

 


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(その1から続きます。その3からは、テーマが「写生旅行(海外)」に変わります。) 

 

 2018年8月24日~28日にかけて、中国(中華人民共和国)上海の雲間美術館にて、「日中藝術展 ─ 一衣帯水 ─」が開催されました。私はその展覧会に合わせて、24日から31日まで上海を訪れ、周辺を散策しました。 

 

 8月27日(月)は朝、雲間美術館に立ち寄った後、作家(伊東正次さん、早川 剛さん)と美術館スタッフとコーディネーターの李さんと、「東方明珠塔」に向かいました。上海・外灘(ワイタン)の対岸に立つ、あの巨大な電波塔です。通常は何十分も並ばないと入れない程、客が多いのですが、雲間美術館館長のご紹介で私達はすぐに入場できました。これがいわゆる、中国の特権階級社会というものですかね・・・?。 

 東方明珠塔の中も人だらけですが、展望台からは上海の高層ビル群が見渡せました。上海歴史陳列館という上海の昔の町並みを再現したコーナーは面白かったのですが、その他は賑やかな子供の遊び場という感なので、早めにここを出ました。  外灘(ワイタン)を見たいという伊東正次さんのご意見で、川岸に出ました。対岸から外灘の古い建造物を、SM号スケッチブックに軽く描きました。今回の旅では帽子を忘れたので、日差し除けのためにタオルを頭に巻き付けました。これは、いかにも怪しい不審者ですな~、海外で度々職務質問を受けるのもやむを得ませんね・・・。 

 今回の旅は展覧会のための訪中なので時間があまり取れないと分かっていましたが、スケッチブックを持参していました。8月26日の上海領事館ワークショップの前に、一人で外灘を訪れ、SM号スケッチブックに軽く一枚スケッチしましたが、結局、今日と合わせて、まだ2枚しか描けていません。搬出後、一人になった後に描けるといいのですが・・・。 

 その後、皆で昼食を食べ、夕方、対岸の外灘に地下鉄で渡りました。李さんが外灘の夜景がきれいだと言うので、見に来たのです。確かにゴージャスな夜景です。ただ、ここも人がとても多いです。李さんは帰りが逆なので先に帰りました。 

 「外灘観光隧道」(片道50元)とはどんなものか、一人旅ではまず行かないので、これを機会に伊東さん、早川さんと中年男3人で行ってみました。やけに値段が高いなと思っていたのですが、川底のトンネルを無人電動トロッコで渡るのです。トンネル内はイルミネーションが点滅して、結構、凝っています。子供なら喜ぶだろうな~。この日は伊東さん、早川さんと一杯やって、特に伊東さんと熱過ぎる日本画談義をしました(私達は完全なる日本画・芸術バカなのですな)。

 

 

26日 朝。今回の宿、「南泉大酒店」。部屋と朝食は言う事なし、スタッフのサービス意識と笑顔を向上してよ!!

 

 

27日。早川 剛さん撮影、外灘をスケッチする私。確かに怪しい~ (*´з`) 

 

 

27日。外灘(ワイタン)の夜景。「さあ、ここで問題です・・・右と左、どっちのおっさんが私でしょう?」 

 

 28日(火)は午後から搬出なのですが、午前中に雲間美術館に行って、李さんのご案内で「上海博物館」を訪れました。ここには数年前の中国取材旅行でも訪れていますが、入場無料なのに、とても優れた美術品が膨大に鑑賞できる、素晴らしい美術博物館です。スケッチする時間がないので早足で回り、写真撮影可なので大量に撮影しました。宋元明時代の中国絵画や、中国少数民族の衣装等の展示は白眉です。ただ、美人画の名品陳列は少なかったですね。 

 午後は名残惜しいですが作品搬出をし、雲間美術館に私の日本画作品 『葡萄』 (F6号)一点を寄贈しました。これは雲間美術館の正式な収蔵作品になります。 

 

雲間美術館館長 徐迪旻 氏への日本画作品『葡萄』(F6号) 寄贈

 

 29日(水)からは一人なので、いつもの旅のように自由に散策します。朝、宿の南泉大酒店から地下鉄・蒲電路駅に向かう途中で、面白そうな市場を見つけました。花鳥市場と食品市場が併設されており、大きめのスーパーもあります。ガイドブック「地球の歩き方」にも載っていない、超ローカルな市場です。ここで大概のものは手に入りそうです。 

 豫園辺りは数年前にぶらついたので、今回はまず、上海の名刹、「静安寺」を訪ねました。巨大な仏教寺院です。境内には一匹の猫がいて、いい風情です。その後、絵本作家の和歌山静子さんのおすすめで訪れておきたかった、ポプラ社・蒲蒲蘭絵本館を探しましたが、近所の警備員に没有(めいよう/無いよ)と言われました?。たまたま、ポプラ社・上海オフィスの住所のコピーを持参していたので、そこへ行ってみると、巨大なビルの中に本当にオフィスがありました。海外旅行ではよくある話なのですが、今回も「無かったあるある」ですね(ガイドブック等には書いてあるのに、現地には何故か存在しない等)。上海オフィスの日本人担当者によると、地価が高くて上海の絵本館は今年から閉鎖したという事でした。残念~。 

 上海のメインストリート・南京東路に移動して、小籠包の名店・佳家湯包(かかとうほう)で、小籠包(全種盛り 32元)と凝固血スープを食べました。なかなか美味しいですな。 

 南京東路の近くの福州路辺りは書店・画材店が多く、幾つかの書店や小さな美術館を見て回りました。上海書城という巨大な書店ビルがあり、児童書売場には中国や欧米の絵本に混ざって、日本の絵本の翻訳本もたくさん置いてありました。5年余り前に北京の巨大国営書店・新華書店を見た時には、何故か日本の絵本は全く見当たらなかったので、北京と上海の差もあるのかも知れませんが、わずか数年で中国の書籍流通業態の大きな発展が見られました。画材店で、岩絵の具(中国では種類は少ないです)、中国筆、中国紙、印泥(いんでい/朱肉の事)等を購入して、宿に帰りました。帰る途中、朝に見つけた市場で、土産の緑茶等も買いました。 

 

29日。上海花鳥市場。

 

 

29日。「静安寺」 今の上海を象徴する如く、寺院の背景には近代的な高層ビル群が。 

 

29日。静安寺の猫。ネコとハスの扉の組み合わせが素敵ね~。

 

 

29日。佳家湯包(かかとうほう)の小籠包と、凝固血スープ(正式名は忘れましたが、多分、豚の血を固めた具のスープ)。 

 

 30日(木)。明日は早朝から帰国航空便に乗るので、今日が散策最終日です。本当は杭州・西湖に行きたかったのですが、時間が無いので、日帰りが可能な水郷の街・「西塘(せいとう)」に行く事にしました。私はもちろん、それが目的ではないのですが、トム・クルーズ主演の映画「M:i:Ⅲ(ミッション:インポッシブル3)」で撮影された町として有名だという事です。前日に、上海旅游集散中心総駅で、西塘までの往復バス代(50元)と西塘入域料(100元)が込みで150元のツアーチケットを購入してありました(基本的に海外の長距離バスは前日購入のものも多いので、特に込み合う路線では確認が必要です)。 

 朝9時15分、上海発の長距離バスで西塘に向かいます。隣の席には偶然、日本人の大学生が一人乗っていたので(バス会社が気を利かせてくれたのでしょう)、私はずっと、これまでのアジアの旅の話をしていました。世界的な視野を学生時代から養おうとする、意気盛んな若者に出会えるのは嬉しいですね。 

 1時間30分弱で西塘に着きました。若者はそのまま烏鎮(うちん)まで行くそうです。ガイドブックに書いてある停留所とは異なる路上でバスから降ろされたので、帰りのバスの発車場が分かりにくいです。この辺りは、アジア圏はどこもいい加減ですね。 

 西塘は入域料こそ取るものの、ネパールのバクタプル・パタンのように街の保全に使うための料金だと思っていましたが、ここ西塘は完全にテーマパークのように整備され尽くし、無理に残され・作られた、形骸化した死せる街のような体で、少し残念でした。中国はどこもかしこも観光のために再開発され尽くしていきます。普通に人が住み・往来によって作り上げられてきた、自然な街や土地の歴史的美観というものを、あまり顧みていないのでしょうね・・・。疑問は多いのですが、物質的豊かさを求める人の性、それも仕方ない事なのでしょうか・・・。 

 それでも西塘は、そんなものだと思えば、それなりに面白い風情が保存された街です。気を取り直して散策します。街を2時間位ぶらついても、16:30 発のバスの帰り時間までには2時間は時間が取れそうなので、そこで町並みを写生したいと思っていました。 

 街を歩いて行くと、絵を描いている若者が数人いるので、聞いてみると美術高校生だと言います。「好(はお/良い)!」等と声をかけて、一緒に皆さんと記念撮影しました。誠に怪しい日本人ですな~。多分、学校の課題なのでしょうが、絵を熱心に描く若者が嬉しかったのです。 

 しばらく行くと、人も減りだし、閑散として来ました。1時間余りで、メイン通りを抜けたようです。少し道を戻って、昼なので、食堂(小さなフードコートのような)で食事をしました。最終日なので私のテンションも高めです。漢民族の料理だけではなく、西域風の料理を売っている店などもあり、それなりに面白いです。親子・家族で観光に来るには楽しい場所でしょうね。10㎝位ある黒光りしたサソリの串刺しを売っていたので、北京等の屋台で前から気になっていたので、ここで注文しました。少し素揚げし直して、唐辛子をまぶして完成です。幾つかの店舗の料理を購入し、席に着いて食しました。サソリはすごく硬めの沢蟹といった感じで、癖や臭みはないです。中国風おこわ等、どれもなかなか美味しくて、最後にデザートの愛玉子(オーギョーチー)をいただき終了です。 

 こうして、変なうかれた日本人が一人食事をしているのは、目立つのでしょうか・・・。食事を終えて店を出て、いつもの癖で、各ポケット等を確認すると(海外はスリが多いからです)、胸ポケットに入れていたバスチケットがありません。「ここに来て、やられたか!!」 胸ポケットから落とす事は考えにくいので、スラれたのでしょう。さすがにアジア旅にそれなりに慣れた私と言えど、入場料を払った敷地内で、胸ポケットからスラれるとは、思ってもみませんでした。ましてや、25元分の帰りバス代だけ残った紙きれを・・・。きっと、もっと良いものだと思ってスッたのでしょうが、どう転売するものやら、理解に苦しみます。フードコートは結構、人が多かったし、場に不似合いな男が3~4人で横並びにこちらに向かって歩いて来たので、今考えると、彼ら辺りは怪しいですね。いずれにしても、胸ポケットからスルのですから、相当な手練れです。これだから中国辺りのアジア旅は要注意なのです。ただ、私もこの類には慣れており、本当に大切な財布等は絶対盗まれないように、ここでは言えませんが、かなり念入りな気配りがしてあります。(中国でも、上海市内に関しては、日本に近い位、結構、治安は良い方で、夜も女性が独り歩きできる位です。ただ、一歩、上海から出ると治安はどんどん悪くなっていきます。)すぐに警備員・係員にチケットが盗まれた事実を伝え、警備に気を入れるように言いました。ただ、今回は少額なので、時間が取られるし、警察には訴えない事にしました。 

 旅のトラブルには慣れているとは言え、これでテンションがガタ落ちです。写生する気力も失せ、帰りの長距離バスがあるかどうかが気になり、すぐに帰る事にしました。こうして今回の旅では、SM号2枚しかスケッチできなかったのです。通常の長距離バスの発着場で、上海行きを求めると、10分後に13:30 発があると言います。バス代は27元でした。大都市行きはどこも厳重な警備で、パスポートを見せ、セキュリティチェックを受け、バスに乗り込みました。1時間30分程で、上海火車駅近くにバスは着きました。明日の朝はかなり早いので、今日はむしろ早めに宿に帰った方が良かったのかも知れませんね。

 

 

30日。「西塘(せいとう)」にて、美術高校の若者達と。

 

 

0日。「西塘(せいとう)」の食堂。サソリのインパクトもすごいが、どれもなかなか美味しいよ~。

 

 31日(金)、早いものでもう帰国日です。飛行機は朝8:25 発なので、急がないといけません。早朝、4:30 過ぎに宿をチエックアウトし、一駅分多く歩いて地下鉄・世紀大道駅まで行きました。始発が遅くて、6:11 にようやく来たので、それに乗って、上海浦東空港に向かいます。7時過ぎに空港に滑り込んで、空港内を走って、急いでチエックインしました。まるで、銀河鉄道999の旅さながらです。いくら私が旅慣れているとは言え、行きも帰りも、これでは時間的にギリギリなので、来年はもう少し早めにチケットを手配し、少し余裕を持った旅にしたいものですね。 

 今回の旅も短期間ながらに、色々とミニトラブルがありましたが、旅とはそんなものですね・・・。 

 

 8:25 上海浦東空港 発 → 12:20 羽田 着、ANA NH0972。日本の旅客機は、機内の映画・音楽リストがいいですね・・・、音楽をノリノリで聴いている内に日本に到着しました。羽田空港の荷物待ち(通常、私は荷物を預けないのですが、今回は作品があったので預けたのです)で、ビーグル犬のようなカワイイ麻薬犬が、私の両足を後ろからチョンチョンと突いていったので、面白くてふり返ると、係員が怪しい奴と見たようで、再びビーグル犬を連れて前から戻って来ました。おかげで再び両足をチョンチョンされました ♡ 。 

 今回の展覧会旅は、それなりに疲れましたが、精神的な収穫も多く、実に面白く興味深い、海外でのグループ展の経験となりました。来年も、このグループ展が開催される予定です。先の事は何も分からない、明日をも知れぬ絵描き道なれど、来年も参加できるといいですね・・・・。 

 

 日本画家・絵本画家  後藤 仁 

 


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 2018年8月26日(日)は、『中高校生のための日本画ワークショップ「日本画を描こう」』が、在上海日本国総領事館 多目的ホール・広報文化センターで開催されました。

 

 当日は小雨という天候ながら、ワークショップ開始前には多くの中国の中高生と親御様がご来場されました。在上海日本国総領事館での行事は日本の外務省の管轄であり、この領事館は中国国内における日本の領地とされる特別な場所でもあり、開催当日までの手続き等が大変でしたが、無事、今日の開催に至りました。

 

 日本画ワークショップの前に、「日本画講演 ─ 日本画とは?(歴史・成り立ち・特徴・画材・画法 等)」を伊東正次さんと私で講義しました。

 私が担当した、『日本画で美人画を描こう!!』では、私の作画絵本『わかがえりのみず』 (鈴木出版)を手本に、まず和紙ハガキに原画を転写して、日本画の水干絵の具(すいひえのぐ)・岩絵の具と膠(にかわ)で彩色していきました。簡略化した手法ながら、本格的な日本画の画法で描いていきます。 

 中国の中高生は皆さん非常に熱心で、それぞれの方が個性的で面白い絵を、最後まで集中力をきらさずに描き切った事に感心しました。もちろん、全員に、「很好 ヘンハオ(とても良い)!!」を与えましたよ。 

 日本で同じワークショップをやったら、今の日本の中高生はどうなのでしょうか? この好奇心と熱意の高さが現在の強大な中国を支えているのかも知れませんね。

 

 

「日本画講演 ─ 日本画とは?」

 

 

「日本画講演 ─ 日本画とは?」

 

 

「日本画講演 ─ 日本画とは?」

 

 

「日本画講演 ─ 日本画とは?」

 

 

 

日本画家・絵本画家 後藤 仁 による誰でも美しく描ける日本画ワークショップ 『日本画で美人画を描こう!!』

 

 

日本画家・絵本画家 後藤 仁 による誰でも美しく描ける日本画ワークショップ 『日本画で美人画を描こう!!』

 

 

日本画家・絵本画家 後藤 仁 による誰でも美しく描ける日本画ワークショップ 『日本画で美人画を描こう!!』

 

 

日本画家・絵本画家 後藤 仁 による誰でも美しく描ける日本画ワークショップ 『日本画で美人画を描こう!!』

 

 

日本画家・絵本画家 後藤 仁 による誰でも美しく描ける日本画ワークショップ 『日本画で美人画を描こう!!』

 

 

日本画家・絵本画家 後藤 仁 による誰でも美しく描ける日本画ワークショップ 『日本画で美人画を描こう!!』

 

 

熱心に描く中国の中高生。很好!!

 

 

ワークショップに参加した中高生・通訳の皆さんと。

 

 

ワークショップを主催した、伊東正次さん、浅葉雅子さん、早川 剛さん、通訳・領事館の皆様と。

 

 明日から数日は中国・上海の街をぶらつきます。ブラタモリならぬ、ブラジンです~。 

 この様子はまた次回に~~ お楽しみに!!! (^.^)/~~~ 

 

         * 

 

『中高校生のための日本画ワークショップ「日本画を描こう」』 

 2018年8月26日(日) 14:00~ 

 在上海日本国総領事館 多目的ホール・広報文化センター 

 

 講師:  後藤 仁(后藤 仁)、伊東正次 

 お手伝い:  浅葉雅子、早川 剛(共に日本画家) 

 通訳: 

  張 崢 (日中平和観光株式会社 上海事務所 所長)  

  陳 慧琳 (上海大学 日本語翻訳専攻 学生) 

  江田 海 (復旦大学 学生) 

 

 〔領事館による広報より〕 

 実績豊かな2名の日本画家、後藤 仁、伊東正次により、特に絵画に関心を示す中国人の中学生及び高校生を対象として、日本画の成り立ちや特徴、洋画や中国画との差異について講演を行うとともに、日本画特有の画材や材料を用いて、実際に日本画を描いてみることで、日本画の魅力や特徴を体感するもの。 

 

○在上海日本国総領事館 公式サイト ─ 中学生日本画工作坊“一起来体验日本画吧”@我馆多功能厅 

https://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/itpr_zh/00_000468.html

 

○在上海日本国総領事館 公式微博(Weibo) ─ 中学生日本画工作坊“一起来体验日本画吧”@我馆多功能

https://www.weibo.com/ttarticle/p/show?id=2309404272945445882361

 

○在上海日本国総領事館 公式サイト ─ 日中平和友好条約締結40周年記念事業「中高校生のための日本画ワークショップ「日本画を描こう」」を開催しました 

https://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000513.html

 

○在上海日本国総領事館 公式微博(Weibo) ─ 成功举办中学生日本画工作坊“一起来体验日本画吧” https://www.weibo.com/ttarticle/p/show?id=2309404283472201042458

 

○在上海日本国総領事館 公式微博(Weibo) ─ 用日本画绘制的日中两国民间故事绘本已上架

https://www.weibo.com/ttarticle/p/show?id=2309404280195174548769 

 私の作画絵本『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店こどものとも)、『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)、『わかがえりのみず』(鈴木出版こどものくに) をご紹いただきました。 

 

○在上海日本国総領事館 公式サイト 

http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 

 

●日本画家・絵本画家 後藤 仁 による誰でも美しく描ける日本画ワークショップ 『日本画で美人画を描こう!!』  

 講師: 後藤 仁(后藤 仁)

 

 

テキスト絵本『わかがえりのみず』(絵: 後藤 仁/鈴木出版) 

 

 胡粉(ごふん)、水干絵具(すいひえのぐ)・岩絵具(いわえのぐ)、膠(にかわ)等の日本画画材を使って、後藤 仁 作画絵本『わかがえりのみず(日本の昔話)』 (鈴木出版)を元に、簡単な日本画(美人画)を描いてみましょう。日本画は中国画と同じく墨を用いて線を描きますが、中国画に比べて日本画の色は豊富で多彩です。また、画面のマチエール(絵肌感)を工夫する傾向が強いです。日本画と中国画の共通点・異なる点を感じながら、楽しく個性豊かに描いてみましょう。 

 


テーマ:

 2018年8月24日~28日にかけて、中国(中華人民共和国)上海雲間美術館にて、「日中藝術展 ─ 一衣帯水 ─」が開催されました。初日のオープニングセレモニーには、上海市政协副主席 徐逸波 氏、浦东新区前统战部副部长・侨办主任 钟翟伟 氏、上海市人大代表・日本瑞穗银行中国总行副行长 聂明 氏、日本驻沪总领事馆首席领事 亀井啓次 氏、雲間美術館館長・日本亚洲友好协会理事长 徐迪旻 氏、世界著名安永会计事务所主任 徐艳 氏、陈佩秋公益基金会副秘书长 谢兴 氏、上海总工程师协会能效与环保专业委员会主任・专家智库负责人 金贤 氏、央视城市中国栏目主编 陈晓明 氏、中国黑陶协会会长 刘浩 氏 他、百余名の各界の名士の方々が集いました。

 8月26日には、在上海日本国総領事館にて、日本画ワークショップ「日本画を描こう」も開催され、多くの中国の中高生・親御様が参加され、大いに楽しまれました。

 

          *

 

 8月24日(金)、画廊宮坂での個展を2日残して、中国上海に旅立ちました。朝9時45分 成田 発→11時50分 上海・浦東空港 着。速攻で空港を抜けて、地下鉄で移動して、1時間余りで上海環球金融中心ビルの「雲間美術館」に到着。元(中国のお金)の手持ちがあり両替の必要もなく、リュックサック一つなので荷物を預ける必要もなく、いくら私が旅慣れているとはいえ、2時からのオープニングセレモニー(開幕式典)に間に合わせるのは大変でした。式典の20分前に滑り込みです~。

 会場には既に多くの人々が集まっていました。何社かの中国系新聞や中国公共テレビ局も取材に来ていました。上海市政协副主席 徐逸波 氏や雲間美術館館長 徐迪旻 氏や日本側作家代表として伊東正次さんが、テレビ局のインタビューを受けていました。私自身も私の作品もテレビ・新聞にはほとんど映っておらずに残念~。多分、今回参加した作家中では、私が一番、中国に通じており、中国国内での認知度も高い方だと思いますが、テレビ局・新聞社・美術館の人達はそこまでは把握していませんので、やむを得ません・・・。しかし、これは一番苦労した代表者・幹事の特権なのですね~。

 オープニングセレモニーはその後も盛大に進行し、各界の名士によるスピーチが続き、中国美女2名による伝統舞踊も披露されました。 

 

「一衣帯水」(雲間美術館) 展覧会パンフレット

 

 

「一衣帯水」(雲間美術館) 展覧会パンフレットより

 

 

上海環球金融中心ビル(上海ワールド・フィナンシャル・センター/上海森ビル) この上海を代表する巨大ビルの29階に「雲間美術館」があります。

 

 

雲間美術館 入口 

 

「オープニングセレモニー」 上海市政协副主席 徐逸波 氏、雲間美術館館長・日本亚洲友好协会理事长 徐迪旻 氏他、作家の皆様と 

 

「オープニングセレモニー」 日本驻沪总领事馆首席领事(在上海日本国総領事館 首席領事)亀井啓次 氏、作家・コーディネーターの皆様と

 

 

日本側作家 (左から)棚町宜弘(日展所属 日本画家)、伊東正次(日展所属 日本画家)、私・後藤 仁(日本画家・絵本画家)、早川 剛(日本画家)、浅葉雅子(日本画家) (敬称略)

 

 

雲間美術館 会場

 

 

雲間美術館 会場 

 

後藤 仁 日本画作品  「トン族琵琶歌~チャンファメイ」(P25号)、「連獅子(大垣祭・玉の井軕)」(F15号) 他の人は大作を丸めて搬入しましたが、私の作品は画面保存上、丸められないので、比較的小品のみの展示です。 

 

作品と私・後藤 仁(中国では、后藤 仁 と書きます) 

 

 今回の上海での宿の選択は、最近お世話になっている貴州省日本観光センターの方にお任せし、宿泊費は安めで三ツ星クラスと安心そうな「上海南泉大酒店」に7泊しました。一泊シングルルーム(シャワー・トイレ、朝食ビュッフェ付)で280元(約4750円)と上海の浦東新区でこのクラスでは安い方です。部屋は広くて快適で、朝食のビュッフェもそこそこ美味しくて(食事の画像は見て面白いのですが、この宿では写真撮影は不可でした)、ハード面は価格に対して申し分ないのですが、そこは今の中国・・・、スタッフのサービス業としての鍛錬はまだまだ未熟で、スタッフの態度・対応の悪さ等、幾つかの問題点がありましたが、今後の国際化の中での中国サービス業の進歩に期待しましょう・・・(上から目線で偉そうですが、日本や数々の国を見て来て比較して、そう思うのです)。

 

 ワークショップの日を除いて、会期中に毎日、数時間は会場を訪れましたが、中国ではオープニングセレモニーに全精力を注入するので、その後の会期中に来られるお客様はパラパラです。この辺りが日本での展覧会との大きな違いですが、このオープニングセレモニーの力の入れようは、私達、日本の作家も学ぶ点があります。

 25日(土)は雲間美術館に寄った後、伊東正次さん、早川 剛さんと、上海巡りをしました。人民公園では、多くの親同士が集合して結婚仲介をするという噂に聞いていた現場を、直に見れて面白かったです。上海当代芸術館(入場料80元=約1350円)で中国人現代アーティストの作品を拝見。上海の最新美術シーンは、雲間美術館、上海博物館 等での伝統的絵画展示を除いては、ほとんど「現代アート」です。伊東さんが明日のワークショップの準備の為に抜けたので、早川 剛さんと、M50という画廊がたくさん集まった地域を見学。今の上海は画廊も誠に盛んです。

 

 

上海当代芸術館 

 

 26日(日)は、『中高校生のための日本画ワークショップ「日本画を描こう」』が、在上海日本国総領事館 多目的ホール・広報文化センターで開催されました・・・。

 

 この模様は、また次回といたしましょう・・・。

 

  日本画家・絵本画家 後藤 仁(后藤 仁)

 

               *

 

『日中平和友好条約締結40周年記念絵画展/日中藝術展 ─ 一衣帯水 ─

 

2018年8月24日(金)~28日(火)

 24日(金) オープニングセレモニー(開幕式典) 14:00~ (雲間美術館にて開催)

 26日(日) 日本画ワークショップ『日本画を描こう』 14:00~ (在上海日本国総領事館にて開催、要予約・中国人中高生のみ)

 

中国(中華人民共和国)上海 「雲間美術館」

 中華人民共和国・上海環球金融中心ビル(上海ワールド・フィナンシャル・センター/上海森ビル) 29階

 

○上海雲間美術館 公式サイト

http://aihua-jp.com/上海雲間美術館/

 

○上海環球金融中心-SWFC- 上海森ビルオフィシャルサイト

http://www.swfc-shanghai.com/?l=ja

 

〔テレビ局・新聞 報道の一部〕

 

●中国公共テレビ放送 “一衣带水”2018年中日艺术展在上海举办 

https://www.newscctv.net/219news/video.html?videoId=9D086447-AE03-71C4-0940-9A486E4DE2B6

 

●云间美术馆举办“一衣带水”2018中日艺术 - 中新社上海(中国新聞網・上海新聞網)

http://www.sh.chinanews.com.cn/wenhua/2018-08-27/43940.shtml

 

●云间美术馆举办“一衣带水”—2018中日艺术展 ─ 城市中国 

http://cctvcitycn.com/news_show-1545.aspx

 

 


テーマ:

 2018年8月20日(月)~25日(土)に「後藤 仁 日本画・絵本原画展」(画廊宮坂)を開催いたしました。

 

 ~日本画画業35周記念~

後藤 仁 日本画・絵本原画展

 

2018年8月20日(月)~25日(土)

 AM11:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)

 20日(月) 後藤 仁 ギャラリートーク・サイン会、絵本朗読会(おおこし きょうこ)

 

画廊 宮坂

〒104-0061 東京都中央区銀座7-12-5 銀星ビル4F

 Tel: 03-3546-0343

 

 http://cgi.www5a.biglobe.ne.jp/~miyasaka/

 

            *

 

 大盛況の内に画廊宮坂での個展が終わりました。お越しいただきました皆様、ご支援いただきました皆様には、心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

 

 数年ぶりの東京都心の画廊での「個展」でもあり、日本画画業35周年記念でもあり、絵本業界に足を踏み入れて5周年という節目でもあり、実に多くの皆様にお越しいただきました。

 初日の3時から、「ギャラリートーク、絵本朗読会、サイン会 ~ オープニングパーティー」があり、画廊の床が抜けるのではないかと心配するほどの、50名位の人が、比較的狭めの画廊内に入られたのではないでしょうか・・・。

 展覧会開催前から、読売新聞・朝日新聞・毎日新聞・千葉日報・新美術新聞 等の大手新聞各紙や、美術雑誌・機関誌 等でも10件以上、展覧会案内をご掲載いただき、イベント当日も神戸新聞・国内中国系新聞最大の中文導報 等、数件の取材が入り、百戦錬磨を誇る? 私も、さすがにてんてこ舞いでした。6日間の会期中に、芳名帳に記載されているだけで、250名近い方がおられるので、記載されていない人を入れると300名近い方が来られたのではないでしょうか。短期間の画廊での個展という条件を考慮すれば、これは破格の来客数だと思います。

 これらは、当然、私だけの力(実力)ではなく、未熟で頼りない日本画家・絵本画家の私を応援して下さる皆様の、暖かい心であると、誠に感謝の至りでございます。会期中には実に多くのお土産をいただき(50個位はあります)、1ヶ月間位はお菓子だけで、朝食・昼食がまかなえそうです(笑)。

 元法務大臣・いわき市長の岩城光英先生をはじめとする政財界のVIPの方々や、中島千波先生 等の日本画家の大御所の方や、黒井 健さん、篠崎三朗さん、浜田桂子さん、小泉るみ子さん、長野ヒデ子さん、池田あきこ さん、奥村かよこ さん、かさいまり さん、あんびるやすこ さん といった著名絵本作家の方々や、美術評論家の先生方や、福音館書店・岩波書店・鈴木出版 等の大手児童書出版社の方々 等も来られたのですが、多くはお忍びでしょうから、記念撮影を快くご許諾いただけた作家の方の画像のみご掲載いたします。その他にも、日本画・絵本愛好家、絵本朗読家、私が講師を務める絵画教室の皆様や、絵本の大好きなお子様まで、実に多種多様の方々にお越しいただきました。本来、この多様性が今の美術界・絵画界には必要なのでしょうね・・・。 💛

 

 会期2日を残して、心残りながら、中国上海での「日中藝術展 ─ 一衣帯水 ─」(雲間美術館)のオープニングセレモニーに向かわねばならず、お会いできなかった皆様には申し訳ない思いです・・・。(この展覧会の模様は、次回、拙ブログにてご紹介いたします。)

 まだまだ実力不足で勉強途上の私です。今後とも、暖かい目で気長に見守っていただけましたら、幸甚の至りです。今後とも後藤 仁 作品共々、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

 

 日本画家・絵本画家 後藤 仁

 

 

「後藤 仁 日本画・絵本原画展」(画廊宮坂)

 

 

「後藤 仁 日本画・絵本原画展」(画廊宮坂)

 

 

「後藤 仁 日本画・絵本原画展」(画廊宮坂) 

 

「後藤 仁 日本画・絵本原画展」(画廊宮坂) 

 

「後藤 仁 日本画・絵本原画展」(画廊宮坂)

 

 

 

20日(月) 後藤 仁 ギャラリートーク・サイン会。アジア旅のスケッチブックをお見せしながら、旅と日本画・絵本の話を熱弁しています~。 

 

20日(月) 後藤 仁 ギャラリートーク・サイン会 

 

20日(月) 後藤 仁 ギャラリートーク・サイン会 

 

20日(月) 後藤 仁 ギャラリートーク・サイン会 

 

20日(月) 後藤 仁 ギャラリートーク・サイン会 

 

20日(月) 後藤 仁 ギャラリートーク・サイン会 

 

20日(月) 後藤 仁 ギャラリートーク・サイン会 

 

 

日本画家の巨匠・中島千波先生 と私 

 

オリンピックマスコットキャラクター審査委員も務められた、人気児童書作家・あんびるやすこ さん と私

 

 

猫のダヤンでおなじみ・池田あきこ さんと、ベテラン絵本作家・奥村かよこさん と私 

 

実力派絵本作家・小泉るみ子さん と私 

 

ベテラン実力派絵本作家・浜田桂子さん、長野ヒデ子さん 

 

『日中平和条約40周年記念絵画展/日中絵画展 ─日本画と中国画─

 

2018年8月24日(金)~28日(火)

 

 24日(金) オープニングセレモニー(開幕式典) 14:00~ (雲間美術館にて開催)

 26日(日) 日本画ワークショップ『日本画を描こう』 14:00~ (在上海日本国総領事館にて開催、要予約・中国人中高生のみ

 

中国(中華人民共和国)上海 「雲間美術館」

 

 中華人民共和国・上海環球金融中心ビル(上海ワールド・フィナンシャル・センター/上海森ビル) 29階

 

○上海雲間美術館 公式サイト 

http://aihua-jp.com/上海雲間美術館/

 

○上海環球金融中心-SWFC- 上海森ビルオフィシャルサイト 

http://www.swfc-shanghai.com/?l=ja

 

○森ビル株式会社 公式サイト 

https://www.mori.co.jp/projects/swfc/

 

 日本の画家と中国の画家の展示によってお互いの文化交流をはかり、日中間の平和を願い、文化交流を通して相互理解を深める企画。日本人画家(日展所属日本画家、無所属日本画家)6名と、中国人画家、約10名の作品40点程度で展覧する予定です。

 24日(金)14:00~ 雲間美術館にて、オープニングセレモニー(開幕式典) 開催。26日(日)14:00~ 在上海日本国総領事館にて、日本画家・絵本画家 後藤 仁 と、日本画家 伊東正次さんによる「日本画ワークショップ」も開催します(要予約・中国人中高生のみ)。 中国に来られる方は、ぜひ会場へ足をお運び下さい。

 

 〔日本側出品作家〕

後藤 仁(日本画家・絵本画家)、伊東正次(日展所属 日本画家)、棚町宜弘(日展所属 日本画家)、浅葉雅子(日本画家)、早川 剛(日本画家) 他

 

             

 

 

テキスト絵本 『わかがえりのみず』(後藤 仁 絵/鈴木出版こどものくに ひまわり版) 

 

『中高校生のための日本画ワークショップ 「日本画を描こう」

 講師:  後藤 仁(后藤 仁)、伊東正次 

 

在上海日本国総領事館 多目的ホール・広報文化センター 

 

8月26日(日)14:00~ 2時間程度

  13:30 開場

  14:00 開会,主催者挨拶,講師紹介

  14:10 講師2名による日本画レクチャー(歴史,成り立ち,特徴,画材,画法 等)

  14:40 日本画制作体験

     【第1班】日本画でうちわに金魚を描こう(伊東正次)

     【第2班】日本画で美人画を描こう(後藤 仁)

  15:55 講評  16:00 片付け,閉会,退場 

 

在上海日本国総領事館 公式サイト ─ 中学生日本画工作坊“一起来体验日本画吧”@我馆多功能厅 (予約サイト) 

http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/itpr_zh/00_000468.html 

 

在上海日本国総領事館 公式微博(Weibo) ─ 中学生日本画工作坊“一起来体验日本画吧”@我馆多功能厅 (予約サイト)

https://www.weibo.com/ttarticle/p/show?id=2309404272945445882361 

 

○在上海日本国総領事館 公式サイト 

http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html 

 

○在上海日本国総領事館 公式サイト ─ 広報文化センター 

http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/culture/index002.html 

 

本館事務所・広報文化センター

 〒200336 上海市万山路8号  

TEL  021-5257-4766       

     021-6219-5917(広報文化センター)  

FAX  021-6278-8988       

     021-6219-5957(広報文化センター) 

 

<広報文化センターご利用方法>  

 ★所在地:〒200336 上海市万山路8号  

 ★電話:(センター代表/受付)021-6219-5917/(FAX)021-6219-5957  

 ★開館時間:月~金 午前10時~午後5時30分(土、日、祝日、及び当館休館日は閉館)  

 ★持参物:①中国籍の方⇒身分証、②その他の国籍の方(含日本)⇒パスポート   

  ※当センターの会員の方は、会員証もお忘れなく!  

 ★入館方法:入口の警備員に身分証あるいはパスポートを提示し、広報文化センターを利用する旨をお伝えください。

 

 実績豊かな2名の日本画家、後藤 仁、伊東正次により、特に絵画に関心を示す中国人の中学生及び高校生を対象として、日本画の成り立ちや特徴、洋画や中国画との差異について講演を行うとともに、日本画特有の画材や材料を用いて、実際に日本画を描いてみることで、日本画の魅力や特徴を体感するもの。 

 

対象: 中国人の中高生50名(25名×2班) 学生1名につき保護者1名まで参加可

 

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 日本画家・絵本画家 後藤 仁 による誰でも美しく描ける日本画ワークショップ 『日本画で美人画を描こう!!』 講師: 後藤 仁(后藤 仁)  胡粉(ごふん)、水干絵具(すいひえのぐ)・岩絵具(いわえのぐ)、膠(にかわ)等の日本画画材を使って、後藤 仁 作画絵本『わかがえりのみず(日本の昔話)』(鈴木出版)を元に、簡単な日本画(美人画)を描いてみましょう。日本画は中国画と同じく墨を用いて線を描きますが、中国画に比べて日本画の色は豊富で多彩です。また、画面のマチエール(絵肌感)を工夫する傾向が強いです。日本画と中国画の共通点・異なる点を感じながら、楽しく個性豊かに描いてみましょう。

 

  日本画家・絵本画家 後藤 仁 

 


テーマ:

 

 

~ こころに灯る絵画の祭典 ・ 赤沢宿重要伝統的建造物群保存地区選定25周年記念行事 ~

 

  『赤沢宿 油障子祭』 

 

2018年8月11日(土)~19日(日) ←今なら、まだギリギリ間に合いますよ!! 

 

赤沢宿 清水屋  

山梨県南巨摩郡早川町赤沢193 

〈お問い合わせ先 電話(清水屋)〉  0556-45-3232 

 

〇早川町 公式サイト 

http://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/ 

 

〇清水屋 公式ブログ 

http://akasawasyukusimizuya.blogspot.com/ 

 

NHK甲府放送局や、山梨日日新聞 等でも「赤沢宿 油障子祭」がご紹介されました。 

◇山梨日日新聞 電子版 

https://www.sannichi.co.jp/article/2018/08/16/00290761 

 

《参加作家》 後藤 仁(日本画家・絵本画家)、伊東正次(日展所属 日本画家)、川田竜輔(版画家)、佐藤宏三(日本画家)、棚町宜弘(日展所属 日本画家)、松坂慎一(日本画家)

 

        *

 

 2018年8月11日(土)、今日は、 「オープニングセレモニー・絵本贈呈式」と、「絵本制作ワークショップ」 ─ 日本画家・絵本画家 後藤 仁による、誰でも楽しく創れる絵本ワークショップ『世界にたった一冊の絵本をつくろう!!』 が開催されます。

 

(前回からのつづき)

 ・・・朝食をいただき、眠たさで少しフラフラしますが、9時過ぎには、赤沢宿に向けて作家の皆さんで出発しました。会場に入る前に、赤沢宿周辺の見所に立ち寄りました。「見神の滝」という長く立派な滝・・・まるで、私が描いた絵本『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店)に出て来た長く白い滝のようです・・・を鑑賞。軽くスケッチしました。次に、昨年も寄った「硯匠庵」という雨畑硯を展示販売している施設を見学。いよいよ油障子祭のオープニングセレモニーの時間が迫って来ました。

 

 

「見神の滝」 

 

 会場に入ると、多くの祭り関係者や観光客が来られていました。

 「油障子祭 オープニングセレモニー」では、早川町・辻 一幸 町長への「絵本贈呈式」も行い、絵本『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)『わかがえりのみず』(鈴木出版)『おしゃかさま物語』(佼成出版社)『金色の鹿』(子供教育出版)の4種類16冊を寄贈。立派な感謝状をいただきました。

 この後、絵本は、早川町の早川南保育所、早川北小学校、早川南小学校、早川中学校 等に届けられる予定です。皆さん、たくさん読んでね! (^^)/ セレモニーには、私が講師を務める東京造形大学の学生さんも、遠いところ来てくれて感激!!

 

 続いて、「絵本制作ワークショップ」 ─ 日本画家・絵本画家 後藤 仁による、誰でも楽しく創れる絵本ワークショップ『世界にたった一冊の絵本をつくろう!!』 が始まりました。

 テキスト「早川のいいつたえ 河童娘」(文、三井啓心)を元に簡単なミニ絵本を2時間で作製します。文章を読んで、場面割りから作画・製本まで、丁寧に作っていきます。子供さんは熱心に最後まで作ってくれましたが、大人には逆に難しいらしく(大人にとっては、話からイメージを膨らませるのが、意外に難しいようです)、最後の方は、気合を入れて多くの道具と見本を置いて、塗り絵方式で描かせていた松坂君のワークショップ「うちわ絵付け」に人が集まってしまいました。

 絵本ワークショップは、もう少しやりやすく工夫しないといけませんね。特に大人の方向けには・・・。逆に言うと、絵本を構想・作画するのは、それ程、発想力・空想力を要する、難しい事だとも言えるのですね~。 

 

早川町 赤沢宿

 

「油障子祭 オープニングセレモニー」 早川町・辻 一幸 町長のご挨拶

 

 

「油障子祭 オープニングセレモニー」 早川町・辻 一幸 町長への絵本贈呈式 

 

「油障子祭 オープニングセレモニー」 早川町・辻 一幸 町長への絵本贈呈式 

 

「絵本制作ワークショップ」 ─ 日本画家・絵本画家 後藤 仁による、誰でも楽しく創れる絵本ワークショップ『世界にたった一冊の絵本をつくろう!!』 

 

「絵本制作ワークショップ」 ─ 日本画家・絵本画家 後藤 仁による、誰でも楽しく創れる絵本ワークショップ『世界にたった一冊の絵本をつくろう!!』 子供はみんな天才だ。素敵な絵本を作ったよ~

 

清水屋にて

 

 

清水屋にて、「孝謙天皇」の絵と私

 

清水屋にて、伊東正次さんと私  

 

 セレモニー・ワークショップが終わると、最後にもう一度、油障子を見納め、赤沢宿を発ちました。途中、どうしても「北の池 七面大明神(七面天女)」を見たくて、一人、細い山道を時々迷いながらたどり着きました。静かな境内には小さな池と祠があり、別天地のような趣きです。旅の安全を願い、描かせていただいた事に感謝して、手を合わせました。

 

 古の雰囲気漂う赤沢宿の暗闇の中、灯りに照らし出された、障子の絵は、想像していたよりずっと素晴らしく感動的に感じました。古い建物と街並み、豊かな自然に恵まれたこの土地は、まさに桃源郷の如く美しいところです。

 皆様、19日(日)までに、ぜひ、「油障子祭」にお越しいただき、夏の夜の一時をお楽しみ下さい。

 

「北の池 七面大明神(七面天女)」 車は、今はレンタカーです。  

 

 帰路につきました。甲府南インターから中央自動車道に乗り、高速道路を走ります。昨夜は1時間も寝ていません。途中、異様に眠たくなり、パーキングエリアで20分程爆睡すると、眠気が噓のように吹っ飛びました。その後は渋滞もなく快適なドライブでした。

 赤沢宿の美しい街並みと自然と、良き人々を思い出しながら、また、東京・・・何もかもを呑み込んでしまう、得体の知れない巨大な化け物・東京に向けて、夜の闇の中、車を走らせました・・・・。   

 

  日本画家・絵本画家 後藤 仁 

 


テーマ:

~ こころに灯る絵画の祭典 ・ 赤沢宿重要伝統的建造物群保存地区選定25周年記念行事 ~

 『赤沢宿 油障子祭』

 

2018年8月11日(土)~19日(日) ←まだ間に合いますよ!!

 

〈オープニングセレモニー〉11日(土)13:00~ 「後藤 仁 作画絵本 贈呈式」 〈終了〉

〈ワークショップ〉11日(土)14:00~16:00 絵本ワークショップ『世界にたった一冊の絵本をつくろう!!』(講師:後藤 仁) 〈終了〉

 

赤沢宿 清水屋

 山梨県南巨摩郡早川町赤沢193

 

〈お問い合わせ先 電話 (清水屋)〉

 0556-45-3232 

 

〇早川町 公式サイト 

http://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/ 

〇清水屋 公式ブログ 

http://akasawasyukusimizuya.blogspot.com/ 

 

《参加作家》 

後藤 仁(日本画家・絵本画家)、伊東正次(日展所属 日本画家)、川田竜輔(版画家)、佐藤宏三(日本画家)、棚町宜弘(日展所属 日本画家)、松坂慎一(日本画家)

 

      

 

 赤沢宿が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されて25周年。歴史的建築物「清水屋」全体を行燈に見立て、巨大な障子建具全てに、プロ作家と地元の皆様で絵を描こうというお祭りです。町のお祭り「千灯祭」と合わせて赤沢宿の夜を幻想的なイルミネーション空間で彩ります。私は美人画家なので、「孝謙天皇」「七面天女(七面大明神)」の美人画2枚を描きました。

 

 このイベントは、私が東京藝術大学在学中、美術予備校(河合塾美術研究所)講師だった頃の教え子でもあり、それ以来25年余りの付き合いのある日本画家、棚町宜弘君が最初に言い出したものです。棚町君が言う事だし、何か面白い事ができそうだと、多忙の中、無理をして、私も参加を決めました。

 2018年8月10日、山梨県の会場に向かいました。時は盆の帰省の真っただ中、首都高速に乗った時から、中央自動車道までのほとんどが酷い渋滞でした(首都高速でラジオのFM東京から聞こえて来た「フロントメモリー」という曲が結構良かったな~)。普段はこの時期の旅は極力避けるのですが、今回は仕方ありません。10時前に千葉県の家を出て、山梨県の宿に到着したのは、午後5時近くでした。実に7時間近くかかった事になります。ここまででも既に少々疲れたね・・・。ただ、途中、釈迦堂PAで「釈迦堂遺跡博物館」に立ち寄り、素晴らしい造形の土器を見て来ましたが・・・。

 宿は下部温泉の「湯元ホテル」です。ここで他の作家と落ち合い、温泉につかって、美味しい夕食をいただいた後、夜の「赤沢宿・油障子祭」を見に皆さんで出かけました。

 

 赤沢宿には、2017年8月以来の訪問です(もっと前に訪れた気がしていましたが、ちょうど昨年でしたね)。「赤沢宿・油障子祭」は明日(8月11日)から始まるのですが、清水屋には既に灯りが入っていました。早川町と清水屋の関係者の方や、和紙を提供して下さった山十製紙の方も来られました。

 光の入った障子は、想像していたよりもずっと格調高く、感動すら覚えました。作家それぞれの個性が打ち消されるかと懸念していましたが、実際には、それぞれが相乗効果をなして、一体感をなして、更に素晴らしく荘厳に感じたのです。また、子供達が描いた障子も素敵です。個性的で面白く可愛らしい。この子達が将来、素敵な大人達になる事を願わずにはいられません。この地から、将来、優れた絵描きが出て来るといいね~。

 

 

 

下部温泉「湯元ホテル」 夕食はとても美味しいね~ ( ^^) _U~

 

 

赤沢宿・油障子祭(清水屋) 夜景

 

 

「七面天女(七面大明神)」 後藤 仁 / 多忙で描く時間が取れなくて、2日で一枚を描きました。ドーサの弱い和紙による、慣れない水墨画なので、なかなかの苦戦でした。

 

 

「孝謙天皇」 後藤 仁

 

 

「清水屋」にて、作家の皆さん、祭りの実行委員会の方と記念撮影  

 

 宿に戻り、夜遅くまで一つの部屋で日本画談義を語らいました。私は12時過ぎに自分の部屋に戻りましたが、伊東正次さん、佐藤宏三さん、棚町君は3時近くまでだべっていましたね。私はアルコールが入ると寝れない性質なので、朝5時近くまで起きていて、隣の部屋からの声が聞こえていました。少しウトウトしたかと思うと、すぐに朝が来て、6時頃には起き出して、温泉につかりました。外を散歩すると、温泉街らしい雰囲気のある街並みで、熊野神社の境内にある舞台の天井画が素晴らしかったです。

 朝食をいただき、眠たさで少しフラフラしますが、9時過ぎには、赤沢宿に向けて出発です。

 

 

下部温泉「湯元ホテル」

 

 このつづきは次回といたしましょう・・・。

 

   日本画家・絵本画家  後藤 仁   

 


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 2018年8月3日(金)は、赤穂市の主催による「第5回 東京あこうのつどい」(都市センターホテル)があり参加しました。その前に、銀座と神保町のいくつかの画廊に立ち寄り、私が東京造形大学で絵本を教えた学生達による、版画のグループ展等を拝見。学生の皆さん、頑張っていました~。うれしいね~ (^^)/  

 

 その後、移動して「東京あこうのつどい」に参加。このつどいは、赤穂にゆかりのある政財界の人々の集いですが、私は昨年からご招待をいただき出席しています。多くは赤穂市の議員・職員と経済界の人々(会社の社長等)で、文化人は私を含めて数人だけです。昨年のつどいには、小池百合子 都知事や国政議員方も参加されましたが、今年は選挙が控えていない事もあってか、またご多忙のご様子で皆様欠席され、祝辞のみ読み上げられました。

 赤穂市長・明石元秀さんのご挨拶から、兵庫県東京事務所長・入江武信さん等のご来賓挨拶、関西福祉大学学長・加藤 明さんによる関西福祉大学のご紹介の後、乾杯~交流会と続きました。

 途中、私も、10月からの特別展 『日本画画業35周年記念/後藤 仁 日本画・絵本原画、後藤大秀 からくり人形 ~赤穂出身の日本画家・絵本画家、初の里帰り展~』 (赤穂市立美術工芸館 田淵記念館)のご案内をさせていただきました。皆さんほろ酔い加減できちんと聞いていただけたかは定かではありませんが・・・・。

 今後の赤穂のますますのご発展を祈念して散会となりました。

 

 日本画家・絵本画家 後藤 仁 

 

都市センターホテル、千代田区

 

「第5回 東京あこうのつどい」(都市センターホテル) 赤穂市長・明石元秀さんのご挨拶

 

「第5回 東京あこうのつどい」(都市センターホテル) 兵庫県東京事務所長・入江武信さん等のご来賓挨拶

 

「第5回 東京あこうのつどい」(都市センターホテル) 関西福祉大学学長・加藤 明さんによる関西福祉大学のご紹介

 

 

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