日々を生きる。~大切なものを失って得たもの。 -192ページ目

妻の望み

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妻の望み。

おぼろげながら、わかってきた。

それは俺の望みとも、重なる。

しかし、

俺に、その望みを叶える事が、出来るだろうか。

とにかく、動きだそう。

もう、足踏みなどしていられない。

すべては他者の責任

己に非はない。


すべては他者の責任で自分は被害者だ。



これが妻の考えかたである。


たった一度たりとも、俺に対して謝罪したことはない。


明らかに、己に非があってもだ。


何処ぞの国よろしく、謝った方が負けとでも思っているのだろうか。





娘と妻が、俺を嘲るようなことを言っていた。


俺は腹も立たなかったが、娘に対して妻がけしかけていたのが、気にかかった。



「人を悪く言うやつは、自分もどこかで悪く言われるんだ」


俺が妻に対して言うと、妻がこういった。



「どこかの教祖みたいな事言って」


妻は鼻で笑った。



俺は呆れたが、答えは想像がついていた。



俺の言うことは、すべて否定。


これが妻のルールだった。


言葉「すべての責任は自分にある」

すべての責任は自分にある。



松下幸之助の言葉である。





承服しがたい言葉だろうか?


以前の自分ならば、とうてい承服できはしなかった。




しかし、今は違った解釈をもって、この言葉を受け止めている。




原因があって、結果がある。



ごくありふれた自然の法則なのだ。



自分に降りかかる、すべての現象がだ。



前向きに取り組んでいたか?


諦めてはいなかったか?





運など存在しない、と、思いたい。



すべては起こるべくして、己の人生に出現した「結果」なのだ。



原因。


努力という原因が、良き結果を出現させる。


そうと信じられなければ、日々生きては行けないだろう。