ドイツへの道 -7ページ目

話法の助動詞

話法の助動詞=枠構造

ひさしぶりにドイツ語について書きたいと思います

話法の助動詞というものがあります。
あまり聞きなれない言葉ですが、
英語の助動詞で、can とか must とかのことです。

例えば
He can speak english
=彼は英語を話す、ですね。
ところがドイツ語では、以下のように枠構造という形になる。

Er kann English sprechen

普通英語で考えるとcanのすぐ後ろに動詞のspeakがきますが、
ドイツ語の場合
kann(=können)←助動詞 sprechen=動詞
と本文を挟むような形になり、これを枠構造といいます。

特にmögen(=~したい)は日常でよく使われる。
英語でも、日常会話でよく
I want to ~ってよく使いますよね。それです。

Ich möchte Tee trinken
=お茶を飲みたい

他にもI can~もよく使いますね。

Ich kann Englisch nicht sprechen
=私は英語を話せない

Ich kann Englisch sprechen
=私は英語を話す事ができる

他にもcan=könnenもよく使いますよね

Kannst du heute zu mir kommen?
あなたは明日私に会いにこれますか?

では代表的な助動詞をご紹介。
次回は助動詞の人称変化について

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können
~できる
Ich kann Deutsch sprechen.
=私はドイツ語を話せます

~できる・~してよい
Kann ich hier meinen Computer benutzen?
=ここでコンピュータを使えますか?

~かもしれない
Das kann sein
=そうかもしれませんね

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mögen
~が好きである・好みである
Ich mag nicht mit dem Zug fahren
=私は電車での旅が嫌いです

~すればよい・~であっても
Er mag nur reden
=彼に言わせておけばいいのだよ。

おそらく~だろう
Sie mögen Recht haben
=おそらくあなたの言う通りでしょう。

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wollen
~しようと思う・するつもりだ
Ich will nach Deutschland reisen
=私はドイツに行くつもりです。

~しそうになる
Es wollte regnen
=今にも雨が降りそうでした

~と主張している
Er will den Professor gestern hier gesehen haben
=彼はその教授を昨日ここで見たと主張しています

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dürfen
~してよい・かまわない
Darf ich hier rauchen.
=ここでタバコを吸ってもいいですか。

~してはならない
Sie dürfen hier nicht rauchen.
=あなたはここでタバコを吸ってはいけません

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sollen
~してください・しましょうか
Soll ich Ihnen ein Taxi rufen?
=タクシーを呼びましょうか?

~するに決まっている・どうしようもない
Es hat nicht sollen sein.
=そういうことにはなりませんでした。

~しい・との噂だ
Er soll in Tokio sein.
=彼は東京にいるらしいです

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müssen
~しなければならない
Wir müssen fleißig Deutsch lernen.
=私たちは一生懸命ドイツ語を勉強しなければなりません。

~に違いない
Es muss geregnet haben.
=雨が降ったに違いありません。

原爆より怖い原子力発電所の事故。

[震災についての更新は]

このブログは原発事故による放射能漏れについていたずらに恐怖を煽ったり、
復興しようとするマインドを阻害するためにものでは決してありません。
自分なりに調べ、知っていた情報を整理し発信する事で
無駄な混乱や、無知からくる負の要素である風評被害を
できるだけ減らしたいと言う想いで書いています。
しかし、その中には不安を煽るかもしれない内容があることも事実です。
このブログを見られる数少ない読者の方々も
様々な形で自ら情報を取得精査し、納得いく答えを御持ちいただけるよう
お願い致します。

日本は、人類史上唯一の被爆国である。

広島、長崎に落とされたたった2発の原爆は、
広島で20万人、長崎で14万人の尊い命を奪った。
※出典により、即死された方だけでなく、数週間後になくなった方々、
数年後に亡くなった方々を
どのように算入するかによって様々な数字があります。

広島原爆はリトルボーイと呼ばれ、
爆弾燃料はウラン235で
TNT火薬換算で1.5万トンの破壊力があった。
即死人口は7万人。爆発高度は約580m


長崎原爆はファットボーイと呼ばれ
爆弾燃料はプルトニュウム239で
TNT火薬換算で2.2万トンの破壊力があった。
即死人口は3.5万人。爆発高度は約530m。



このように巨大なパワーで
甚大な被害を出すような原爆でありながら、
なぜ広島・長崎では相当早い時点から人々は住み、
復興活動を行うことができたにも関わらず、
スリーマイルやチェルノブイリでは
現在も人々は住めないのか?


実は1986年当時チェルノブイリで爆発した4号炉は、
操業停止状態であったにも関わらず、
事故実験中に制御不能になりメルトダウンを起こした。
それにより放出された放射性物質は
リトルボーイの400~500倍であったといわれている。
事故による高濃度の放射性物質で汚染されたチェルノブイリ周辺は、
居住が不可能になり、
原発から30km以内に約16万人が移住を余儀なくされた。

しかし死者数はソ連の発表によると33名にとどまっている。
まああの国のことだから全ては「摩訶不思議=情報操作」。
とは言え、日本政府と東電の発表も
相当な情報操作が行われているみたいなので
正確な現状はどのような状態であるのか分からない。

実際は事故当日に、コントロールをしていた軍人3000名も死亡し
その後、長期的な観点から見た死者は数十万人になるとも言われている。
また爆発時、推定10トン前後の放射性物質が大気中に放出され、
その影響は北半球全域に及んでいる。

放射能を封じ込めていたコンクリート建造物は石棺と呼ばれ
老朽化が進み、耐久年数の30年も近づいてきた。
しかし、現在も燃料の95%が未だ石棺の中にとどまっているため
改築も非常に困難であると言われている。
(じゃあ、いったいどうするの?じゃじゃもれちゃうぞ)


チェルノブイリでは、
事故後25年経った今も
住民は住み慣れたその地域には
戻れていない。


しかし広島では、被爆後1ヶ月で市民が住んでいた場所に戻り始め、
1年後には海外引揚者なども戻り始め、人口は急激に増加してゆき、
被爆後2年で平和塔ができ、平和祭が行われた。
もちろん、この当時の事だから
残留放射能による被ばくの知識などがあまりなく
相当無茶をしていたのかもしれませんが、、。
しかし当時すでに外国からの情報で
「残留放射能の影響で広島には70年間動物・植物は育たない」
と言われていた。
しかし、爆発後数ヶ月で広島には草木が生え出していたのだ。


ではなぜ、広島とチェルノブイリに
ここまで差があるのか?


まず原爆は当然のことながら、武器であるため、
一瞬にして大量の人間を殺傷する事が目的である。
ジワジワと放射能や残留放射能で死亡したり、
健康被害を起こしたりしていたって仕方ない。
ということで
原子爆弾のエネルギーは、50%が爆風、35%が熱線で、
残りの15%が放射線である。
残留放射線ではなく、直接的な放射線量は
爆心地から、2.5キロ離れた所で、胸部CTスキャン程度であったが、
爆風の威力は桁外れだ。
爆発の瞬間、爆発点の気圧は数十万気圧に達し、これが爆風を発生させた。
爆心地における爆風速は440m/s以上と推定される。
音速が349m/sだから、マッハの爆風だ。
音より先に爆風が通りすぎるのだ。
そして衝撃波を伴い爆心地の一般家屋のほとんどを破壊した。
また爆心地における爆風圧は350万パスカル。
1平方メートルあたりの加重が35トンとなる!
半径1キロメートル圏でも100万パスカルで
丈夫な鉄筋コンクリート建築以外の建造物は、
爆風圧に耐え切れずに全壊した。
半径2キロメートル圏で30万パスカルとなり、
この圏内の木造家屋は全壊した。
要は放射能というより、
爆風や熱線でのダメージを最大限に優先しているわけだ。
で直接比べてみると

チェルノブイリ原発の核燃料は合計180トンでウランの濃縮度は2%。
すなわちウランだけでは3,600 kgで、
大気中に放出された燃料は 7トン(ウランに換算して200 kg相当)と言われている。
また広島原爆のウラン総量は濃縮度不明だが、ウランだけで推定25 kgくらい。
核分裂反応はこのうちの4%程度(ウラン約1 kg)に生じたにすぎないようである。
その差はおよそ100倍でチェルノブイリの方が多いのだ!!!!。

乱暴な言葉で言い換えると、
原爆より原子力発電所の事故の方が100倍怖いのだ!


まあ少し乱暴過ぎる結論だが、
一瞬の破壊力=(広島や長崎の)原爆>福島原発
長期に渡っての放射能影響=(広島や長崎の)原爆<福島原発

前回、更新した内容で、マンガの話しをしたが、
この漫画の通り、ピカドカーン!と言う原爆で数十万人を一挙殺戮する方法と
(漫画の場合のように)サイレントボムで知らず知らずのウチに被ばくしていく恐怖。
もちろん原発事故はサイレントボムではないが、
日本政府と東電が情報操作を行い、深刻な事態を正確に発表しないのであれば
サイレントボム以外の何物でもない。
そして何十年もそこには誰も住めない。

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どうなる原子力!

ドイツの政治

ドイツは正式にはドイツ連邦共和国という。
各州には州首相や州の内閣があり、
日本の県知事より遥かに大きな権力を持ち、その統治面積も大きい。
ドイツの州についてはこちらをご覧下さい。

日本でも「道州制」が取りざたされているが、
これらは行政的な面での共有化なので、どちらかと言えば
広域地域連合のちょっと強力版と言ったものか?

そして
日本人にはなじみが薄いが、
ドイツには連邦大統領と連邦首相がいる。
大統領とは国家元首であり、首相とは行政府の長である。
ちなみにアメリカ合衆国の場合は、
国家元首と行政府の長を兼任しているのが大統領(現在はオバマ)だ。

現在ドイツの首相はメルケルという女性だ。
彼女はCDU( キリスト教民主同盟 )の党首である。
第1党の党首が首相になるのは、日本と同じ間接民主主義である。
(ちなみに米国は直接民主主義)
先日ドイツで行われたのは、
ドイツ南西部のバーデン・ビュルテンベルク州の州議会選挙で、
反原発を唱える「緑の党」の州首相が誕生した。
もちろんこれは全国初。
ドイツ国内でも福島原発の事故は大きく報道され、
ベルリンやミュンヘンなど市民レベルで反原発デモが開催され
その影響も受け、「緑の党」は躍進したと思われる。

ドイツの電力問題について
(やっと本題)

前にも書いたが、メルケルは、
「脱・脱・脱原発」というややこしい姿勢である。
というのもメルケル首相自身の考え方や性向は
「同盟90/緑の党」に近いものとされているので、
原発には消極的であるらしい。

ドイツはよく環境先進国だと言われている。
なかでも風力発電は、国の施策により大きな産業となり
風力発電装置は優れた商品となっている。

古くなった原発を停め、足らなくなった電力は
「原発で作られたフランス製の電気」を輸入しているらしい。
それ以外に国内の電気は、発電コストの高い
「太陽光発電」と「風力発電」でまかなっている。
(国の施策で太陽光や風力の発電された電気を国は買わなければならない)

だから、ドイツの電気代はヨーロッパでも馬鹿っ高!
たえばデュッセルドルフでは1KWが0.25ユーロ(約29円)と、
東京電力の18円/KWに比べてかなり高い。

ところがドイツでは、契約する電力会社を自分で選択することができる。
だから、本当は競争原理が働き安くなるのが普通なのだが、、、
ここにはドイツにも日本的なダークサイドが存在する。
それはドイツでは国会議員の
アルバイト(=ドイツ語のアルバイテンでなく副業という意味)が認められており、
その多くは大企業に在席しているらしい。
中には電力会社で働く議員もいるもんだから、
国会で電力値下げという議案が上がらないのも当たり前の事。
だからドイツの電気代は高いのである。

日本も「脱原発」が進めば、発電コストが高くなり
電気代が高くなるのは必死である。

ここでクリーンエネルギーというものを考える。
発電時におけるCo2の発生という概念から考えると
「太陽光発電」や「風力発電」は全くのクリーンだ。
しかし、Co2量については
直接排出量(=発電用燃料の燃焼によるもの)と、
間接排出量(=設備建設や保守など)で考えると
最も少ないのが
水力で次いで地熱、原子力と続き、風力、太陽光である。
これらの排出量はLNGや石油、石炭という火力発電に比べると
1%~8%以下である。
と言う意味では、原発もクリーンエネルギーなのだ。
そして発電コストも安い。
$ドイツへの道


しかし、しかしだ。
事故を起こした時のダメージ及び影響は、
他とは比べようもないぐらい大きい。

次回は原発事故と原爆による被害の差をまとめてみたい。