こんにちはナカジーです。
昨日のブログでは、サブスクでLed Zeppelin を聴いていたら、高校1年生の時(1977年)にツェッペリンの映画をわざわざ2時間もかけて、名古屋まで観に行ったことを思い出したまでを書きました。
たとえ同じ県内であれ、”大都会 名古屋 ”に大人不在で行くのは初めてでしたし、一緒に行った友人などは高いビルを見上げて口をアングリ開けながら、名駅前を歩いていたことも鮮明に覚えています。
しかも名古屋に着いたものの、当時はGoogle mapどころか携帯電話もないので、道行く知らない人に片っ端から尋ねて、ようやくのこと上映している映画館に辿り着いたのですが、そこは名古屋駅からは遠く離れた超ローカルな映画館だったかと記憶しています。
もはやここまでいくと小さな冒険ですね。
しかしやっとの思いで着いた苦労はすぐに報われて歓喜に変わります。
観たかったロバート・プラントのシャウト、ジミー・ペイジがバイオリンの弓でギター演奏をするパフォーマンス(今思うと無茶苦茶ですが。。。)そのすべてが初めて見る感動的なものでした。(音楽雑誌の止まっている画像しか知らないですからね。)
さらにボクの記憶が確かであれば、同時上映作品は元祖ロックの祭典「ウッドストック」 。
初めて知る「ジミ・ヘンドリックス」のアメリカ国歌”星条旗よ永遠なれ ”のギターソロからの”楽器破壊 ”アンドファイヤー! などのパフォーマンスや40万人の聴衆のエネルギーに圧倒されました。(確か長~い映画だったなー)
夕方映画館を出る頃にはボクだけでなく、友人も少しオトナになったような気がしました。
それから数日後、お決まりのようにレッドツェッペリンの「天国の階段」のイントロのギターが弾けるようになりたくて、ワリカンで譜面を購入。
コピーなど普及していないので、それぞれ書き写します。
やがてマスターするにはこのように時間もお金も手間もかかりましたが、とても貴重な体験だった気が今でもします。
当時観たその映画は最近でいうと、この前「キムタク」が岐阜に来た時、それに当選した人と同レベルの価値だったんじゃないかとボク的に勝手に判断していますが。。。
それが今では”Spotify”にしても”YouTube”にしても、スマホをタップしただけで手に入るようになったわけですから、リスナーにとって音楽や映像は身近になった一方、ミュージシャン・アーティストにとっては受難の時代と言っても過言ではありません。
八方美人的な考えですが、やっぱりアーティスト達には個人的に同情しますよね。
また明日へと続きます。