こんにちはナカジーです。
本日も島根県での話なんですが、少しばかり「ぞーっ」とする話です。
4月20日のブログ(https://ameblo.jp/gotoconblog/entry-12591031858.html)
日本の国造りの神様の「イザナギ」とその妻の「イザナミ」が登場する【古事記】について触れましたが、そのあとの話になります。
二人の神様は日本の国土形成だけでなく、様々な神様も誕生させましたが、ある時にイザナミは”火の神様”を産んだときに、そのときに負ったヤケドがもとで亡くなってしまいます。
でもどうしてもイザナミに会いたくなった夫のイザナギは黄泉の国、つまり死者の国に足を踏み入れてしまいます。
しかしそこにいたのは変わり果てたイザナミ。イザナミはイザナギを黄泉の国の住民にすべく逃げるイザナギを猛烈に追いかけます。
途中色々ありながらも、かろうじて黄泉の国の出口まで辿り着いたイザナギが、もう追ってこられないように巨石で進路をふさいで危機一髪逃れられたのがこの場所【黄泉比良坂】(よもつひらさか)という訳なんです。
つまり、この場所の先は「あの世」ということですね。
所在場所は松江市東出雲町の国道9号線を東に向かい、斜め右に降りて300m程。(意外とアクセスがいいのが不思議ですが。。。)
ただいかにもそういう場所って雰囲気はヒシヒシと伝わってきます。
まるで監視をしているような一羽のカラスが行きも帰りもボクのほうをジッと見ていて、さらに大きなスズメバチがボクの行く手を阻みます。
到着した時間は午後6時頃でまだ明るいのですが、無気味な沼がすぐ隣にあり、完全にヤバイ感じです。
ここがあの世の入り口かどうかは知りませんが、小さな鳥居をくぐり”妖怪ポスト”みたいなモノを見つけた時は緊張マックス
追っ手を阻んだ巨石を写真に撮り、足早に車に戻りましたが、案内看板には小石を積んで霊を慰めないとこの世に戻れなくなると書いてあり、思わず「ヒ~ッ忘れた~。
」
取り敢えず鳥居のこちらが”この世?”こっち側が”あの世?”
かなりビビリましたが、年をとっても怖いものは怖いですね。
まさに怖いもの見たさの体験でした。
最期に。。。
なんとか逃げ切れたイザナギは禊をした左眼から「天照大御神」右眼からは「月読」最後に鼻から[須佐之男命」を生み、それぞれ天・夜
・海
を統治させました。
be happy all of the world