こんばんはナカジーです。
緊急事態宣言が出た週末はみなさんは外出自粛出来ましたか?
これからしばらく日本人の結束力や辛抱強さが試される日々が続きます。
他国のように強制的に都市をロックダウンしてしまえばシンプルなんですけど、敢えてそれをやらないのはひとりひとりの良識を信じた上での判断です。
今こそ日本人の忍耐力の凄さを世界に知らしめましょう。
こんな時だからこそ”日本や日本人の成り立ち”を知るいいタイミングかと思いますが、一番いいのはやっぱり【古事記】です。
神話の時代から解かりやすく国の成り立ちを知ることが出来ますし、なにより夢があります。
たとえば「八岐大蛇伝説」が古事記とはボクは全く知りませんでしたし、「因幡の白ウサギ」なんかもそうです。
まずは伊邪那岐(イザナギ)伊邪那美(イザナミ)の初めての夫婦神が本州・九州はじめ日本の国土を造ります。(そのプロセスもやり直しなどがあって面白いんですよ。。。)
それだけでなくふたりの神様は伊勢神宮で有名な「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」「月読(ツクヨミ)」「須佐之男命(スサノオノミコト)」をはじめとした多くの神様も生んでゆきます。
その中でもスサノオはヤマタノオロチを退治して人々を守る英雄(ヒーロー)的なイメージがあると思いますが、古事記を読むと全くそうでないことがわかります。
父親のイザナギから「海の神様」を任命されますが、死んだ母親であるイザナミのところに行きたいと言って泣いてばかり。
追放されたのち、ようやく姉のアマテラスのところで住ませてもらいますが、ウ〇コ投げたり、人を殺したり正にやりたい放題
ヤマタノオロチを退治することになったキッカケも、若い娘を気に入って自分のモノにするための交換条件なんです。
いい大人になってからも、自分の娘の恋人をいじめたり、殺そうとしたりと、本当に最悪なクソ神様です。
古事記のほんの一部のエピソードを紹介しましたが、その後も日本武尊(ヤマトタケルノミコト)や最初の天皇である神武天皇など盛り沢山です。
以前こんなことがありました。
ボクの子どもらがまだ学生だった時に、少年ジャンプの”NARUTO"というマンガを読んでいて、その中に出てくる「イザナギ」「イザナミ」「アマテラス」「ツクヨミ」「スサノオ」などに基づいて、ボクが子どもたちに古事記の話をしたことがあったんですけど、今でもその古事記の内容を覚えているんですって。
まさに正しいことは伝わりにくいけど、楽しいことは伝わりやすい(敬愛する”ほめ達”の西村貴好さんのフレーズです。)を地でいった感じですね。
みなさんも興味があればGW期間中などの暇つぶしに古事記を読んでみたらいかがでしょうか?
写真はそのイザナギ・イザナミが祀られている滋賀県の【多賀大社】です。
でも今は行くことが出来ないですよね~。
ちなみにこれは多賀大社の中にある豊臣秀吉が母親の「北政所」の病気完治のために作った”太閤橋”です
be happy all of the world