こんにちはナカジーです。
日曜日から書いている島根県シリーズ(といってもごく一部地域のことですが)も今日で3回目、とりあえずラストです。
島根県の人口は約67万人で47都道府県のなかでは鳥取県に次ぐ少なさですが(そのうち今週紹介した県東部の松江市と出雲市だけで40万人なので、県中部から西部は本当に過疎が深刻です。)見どころはたくさんあって、今回ボクが紹介した「大社駅」「黄泉比良坂」そして今日の「日御碕」(ひのみさき)に費やした時間は移動を含めてもわずか3時間という省エネコースです。
その他なんといっても「出雲大社」がありますし、世界遺産に登録された「石見銀山」、3種の神器の勾玉で有名な「玉造温泉」、内陸にはまさしく日本神話を辿る多くの歴史ある神社や伝統スポットがあり、”もののけ姫”で有名な”たたらば”も奥出雲が発祥らしいんです。
仕事をリタイヤした暁には是非じっくりと各所を巡りたいと思います。
そんな訳で今日は海へ。
最大の観光地の出雲大社の脇を素通りすると、すぐに日本海にぶつかります。(出雲大社は海のすぐ近くなんです。)
そこを右折すると日本神話の”国譲り”で有名な「稲佐の浜」があり、そこを通り過ぎると圧巻の海岸線が続くんです。(断崖絶壁とはまさにこのことでしょうし、神々が造ったといっても過言ではないほどですよ~。)
この日は天気に恵まれずに景色を楽しむことができなかったのですが、晴天時の夕焼けなどはおそらく素晴らしいんじゃないかと思います。
そして出雲大社から15分ほどクルマを走らせると【日御碕神社】(ひのみさき)の看板があり右折。
そこには昨日も紹介した”天照大御神”と弟の”須佐之男命”が下の宮と上の宮にそれぞれ祀られています。
特に天照大御神が祀られている下の宮は「日沈宮」(ひしずのみや)といってあの伊勢神宮が「日本の昼を守る」のに対し、「日本の夜を守る神社」と神から勅命があり建設されたことが始まりとされています。
さらに日御碕神社から100mほど歩くと小さな漁港があり、目の前には【経島】(ふみしま)が見えます。
この島は神域とされており人は上陸することができませんがウミネコの繁殖地として国の天然記念物になっていて、この日も無数のウミネコに島が覆われていました。(写真の白い点はすべてウミネコです。)
本来なら日本一の高さを誇る「日御碕灯台」にも寄りたいところでしたが、悪天候と時間の関係で残念ながら断念。。。
40年前にも一度来たところでしたが、当時の記憶は全くありません。
10代のときにはきっと出雲大社も絶景も全然興味なかったんでしょうね。
少しばかり感慨深くなった瞬間でした。
be happy all of the world