研修を受ける時の心構え・・・。
教育担当者として、必ず示すようにしているのですが、つまりこれです。
「教えてもらう」ではなく「学びとる」
研修受講の動機は、人それぞれです。
自分から積極的に学びたいと思っている人もいれば、「受けろ」と言われたから仕方なく・・・とか、義務だから・・なんて人もいます。
全ての人が前者であれば申し分ないですが、夢物語ですね。
現実はなかなかそうはいかない。
一口に研修と言っても、受講する人の動機や目的もあれば、受講させる職場の動機や目的もあり、バランスが難しいですね。
「もっと力をつけてほしい」と思って受講を勧めたり、研修を企画していますが、成果が出ているか?と問われると言葉が詰まってしまいます。
そもそも、研修を受講した成果について、何を持ってどう測るか?が明確じゃないと答えは出せないですね。
問題意識が明確で、成長動機のある人は、何もしなくても自分でどんどん学んでいくのですが、そうじゃない人もいて。
必要性を感じたら動くのかもしれないし、意欲はあるけど十分に学べない環境にあるのかもしれない。
いろんなことを考えながら研修システムを運用するわけですが、形にとらわれず、柔軟に運用したいと思っています。
ただ、せめて自分の大切な時間を使って受講するわけですから、「学びとる」という姿勢でいてほしいですね。
自分も含めですが・・・。