『雨にも恨み』
似田沢花子『雨にも恨み』超ウリ堂書店
まずは、次の詩を読んでもらいたい。
雨にも恨み 風にも呪い
雪にも夏の暑さにも妬む
丈夫なエラをもち 欲は果てしなく
決して静まらず いつも大声で怒鳴ってゐる
一日にコーリャン四合と大量のキムチと少しのコチジャンを食べ
あらゆることを自分の勘定に入れ
半ば見聞きし分かったつもりになり そしてすぐ忘れ
半島の禿山の陰の小さな萱ぶきのあばら家にゐて
東海に日本の竹島あれば行って旗を立てて威張り
西に宗主国あれば行ってそのご機嫌を伺い
南に死にそうなベトコンあれば武器を向けてこわがらなくてもいいと殺し
北に干ばつや飢饉があればつまらないものですがと日本の米を送り
日照りの時は謝罪を求め 寒さの夏は賠償を求め
世界中から嫌われ者と呼ばれ 褒められもせず 尊敬もされず
そういうものに わたしは なってるニダ
雨にも恨み 風にも呪い
雪にも夏の暑さにも妬む
丈夫なエラをもち 欲は果てしなく
決して静まらず いつも大声で怒鳴ってゐる
一日にコーリャン四合と大量のキムチと少しのコチジャンを食べ
あらゆることを自分の勘定に入れ
半ば見聞きし分かったつもりになり そしてすぐ忘れ
半島の禿山の陰の小さな萱ぶきのあばら家にゐて
東海に日本の竹島あれば行って旗を立てて威張り
西に宗主国あれば行ってそのご機嫌を伺い
南に死にそうなベトコンあれば武器を向けてこわがらなくてもいいと殺し
北に干ばつや飢饉があればつまらないものですがと日本の米を送り
日照りの時は謝罪を求め 寒さの夏は賠償を求め
世界中から嫌われ者と呼ばれ 褒められもせず 尊敬もされず
そういうものに わたしは なってるニダ
この詩にはニダー族の行動パターン・習俗が凝縮している。これほど見事にニダー族の行状を歌いあげた詩はない。ウリナラの歴史に残る詩である。常に謝罪と賠償を求め、しかし、それらは決して得られない、その悲哀をこの詩は語っているです。
『息子のしばき方』
流石母者『息子のしばき方』東方見聞録書房
「流石だな、兄者」の言葉で有名な流石兄弟、その業腹な母者のあくどい息子たちをいかにしばき倒すかということを書いた本である。世の、息子に翻弄され、家庭崩壊の危機に瀕している方は必読ですぞ。
第一に、母者はこう主張する。「息子たちをしばくときは問答無用でキン肉バスターをやるんだよ」と。言葉で懐柔しようという思いはここにはない。まず、明らかな力の差を見せることにより、相手の意思をくじく。
第二に、いつでもマウントポジションを取れるようにしておく。たとえ息子たちが悪さをしても、即座に技をきめれば、文句を言わない。たとえ文句を言っても、更なる鉄拳制裁が待っているので、苦しみが長引くだけである。
流石兄弟が母者に勝てないのは周知の通りである。世が荒れ、家庭が荒れる昨今に、このような強気な教育論が出たのは世の必然である。しかし、息子たちに厳しいのは母者なりの愛情なのである。そうでなくば、ただの虐待になってしまう。素人に母者の作法はお勧めできない。
『オマエモナーのススメ』
『オマエモナーのススメ』モナー教辺境協議会
本書は、モナー教の礼拝において、いかに正しく、垂れ目顔で、大きく「オマエモナー」と唱えるかの指南書である。
モナー教の礼拝では、「オマエモナー」と唱和するのであるが、棒読みではだめである。大きく口を開けて、大きな声で、心からの喜びをもって、「オマエモナー」と言わなければならない。この習熟には少なくとも10年はかかるようだ。この度、モナー教辺境協議会よりこの冊子が発行されたことにより、どのように唱和すればよいかの方向性が与えられた。
「オマエモナー」と唱和することは礼拝の基本であり本質である。この言葉に天地万物の創造と終わりが集約されており、モナー教の教えでは、すべては「オマエモナーに始まり、オマエモナーに終わる」とのことである。値段も手ごろで、入手しやすい。また、モナー教の礼拝を知る一資料としても優れている。是非、本書を読み、正しい「オマエモナー」を知ってい ただきたい。