『息子のしばき方』
流石母者『息子のしばき方』東方見聞録書房
「流石だな、兄者」の言葉で有名な流石兄弟、その業腹な母者のあくどい息子たちをいかにしばき倒すかということを書いた本である。世の、息子に翻弄され、家庭崩壊の危機に瀕している方は必読ですぞ。
第一に、母者はこう主張する。「息子たちをしばくときは問答無用でキン肉バスターをやるんだよ」と。言葉で懐柔しようという思いはここにはない。まず、明らかな力の差を見せることにより、相手の意思をくじく。
第二に、いつでもマウントポジションを取れるようにしておく。たとえ息子たちが悪さをしても、即座に技をきめれば、文句を言わない。たとえ文句を言っても、更なる鉄拳制裁が待っているので、苦しみが長引くだけである。
流石兄弟が母者に勝てないのは周知の通りである。世が荒れ、家庭が荒れる昨今に、このような強気な教育論が出たのは世の必然である。しかし、息子たちに厳しいのは母者なりの愛情なのである。そうでなくば、ただの虐待になってしまう。素人に母者の作法はお勧めできない。