不況時の転職を成功させる方法 -2ページ目

添え状は必要ですか?

ビジネスの世界で文章を送るとき例えばFAXを送信するときでも「表紙」「送り状」など言い方は違いますが「このような内容の書類をお送りします」といった文章をつけると思います。

言ってみれば「添え状」とはこのようなものです。

ですから添え状とは「応募書類をお送りしますからどうぞよろしくお願いします」といったものです。
だからと言ってそれだけではもったいないですよね。

多くの応募者がいる中であなたを目立たせる材料としてこの「添え状」を利用しない手はありません。

「履歴書」「職務経歴書」だけを送ってくる応募者と「添え状」を同封してくる応募者がいた場合、あなただったらどちらの応募者に好感を抱きますか?

さらに、その「添え状」がきちんと書いてあればその応募者に会ってみたいと思うのが人情ですよね。

ですから、添え状もきちんと書いて自己PRの手段として使いましょう。

【添え状の書き方】

用紙は職務経歴書と同サイズに整える、一般的にはA4サイズ

1 日付:郵送する場合は投函する日にち、持参する場合は持参日を書く。
  履歴書の日にちと同じ日にちを書くようにする。

2 宛名:応募先の企業名、部署、担当者名

3 住所・氏名:応募者本人の住所氏名、郵便番号も入れておくと親切です

4 表題:「応募のお願い」「採用試験応募のお願い」など書類の内容がわかるように書く

5 前文:「貴社益々ご清栄の事とお喜び申し上げます」など

6 応募の意思表示:就職情報誌なら何月何日発行の○○誌に掲載されていた求人広告を拝見して応募いたしました。

7 自己紹介:職務経歴書などには書けなかったような一番PRしたい事を書く

8 志望動機:応募先企業のどこに魅力を感じたかなどを書く

9 面接以来:採用試験を受けさせてもらえるよう応募先企業にお願いをする

10 末文:「何卒面接の程、よろしくお願いいたします」のような末文を書き
       一段下げて「敬具」とする


職務経歴書の基本フォーム

職務経歴書には決まった書式はないということを前に書きました。


でも最低限、これだけは盛り込まなくてはと言う幹の部分があります、その上で各人が枝葉をつけていただくよう幹の部分をご紹介します。


自分をアピールできる所はドンドンアピールして下さい。


①表題


「職務経歴書」と用紙の一番上に書く


②氏名・捺印・年齢


パソコンなどで作成する場合でも署名は自署するようにします。

捺印は実印でなくとも構いませんが必ず押して、年齢も書き加えた方が親切です。


③希望職種

希望する職種は必ず明記して下さい。


特に複数の職種を募集している時は必ず明記して下さい。


④職務経歴

ここは職務経歴書のメインステージです。ご自分の今まで行なってきた仕事を採用担当者にわかりやすく伝えるようにして下さい。


1)入社、退社の年月日はもちろん前の会社での昇進、移動、転勤なども年月日を添えて書きましょう。


2)勤務先:会社名及び業務内容


3)部署・職務内容

部署名と職務名、例えば営業職なら「営業」とだけ書かずにどんな商品を法人向けに売っていたか、個人宅へ飛び込み営業をしていたのか出来るだけ具体的に書くようにしましょう。


4)実績・報償

販売実績や論功行賞など具体的に書く。

例えば部下何人で年間販売実績はいくらだったとか、社長功労賞を貰ったことがあるなど売り込めることは全部書きましょう。


5)資格取得

今は資格の時代とも言われていますが、持っている資格は全て書くようにします。資格だけでなく自己啓発で得たものがあればそれも書き添えましょう。


④自己PR

キャリアのない人や転職回数が多い人など不利だと思われる要素をカバーする意味で自己PR欄を作ってみても良いかと思います。


⑤特技・異業種交流

資格取得は別途書き、さらに特技や異業種交流など幅広い交流などもドンドン書きましょう。

パソコンに詳しければどの程度のスキルがあるかなども書き添えましょう。




退職理由欄と志望動機欄は相対的

履歴書には退職理由欄と志望動機欄があります。


この二つには地下で結びつくものがあります、それは退職理由=志望動機にならなければいけないからです。


転職に成功するには応募先の即戦力になるような人物でなくてはいけません。


ですから「自分が何をやりたいか」「自分はこんな仕事がしたい」という明確な意思を表面に出す必要があります。


退職理由に「上司との不仲」や「待遇が悪い」などの理由を挙げてはいけません。


例え本当に上司との意見が合わなくて喧嘩して辞表を叩きつけたとしてもさらに深い所を見て、「無農薬野菜で作る商品を提案したが受け入れられなかった」といったようにやりたい事が出来なかったことが退職した理由で


その「出来なかった事が出来る会社だと思った」ことが志望動機になってくれば良いのではないでしょうか。


退職理由欄に「一身上の都合により」などとは絶対に書かないようにして下さい。

これは退職願に使う言葉です。


さらに、志望動機欄に「御社の将来性に引かれて」「「御社の経営哲学に感激して」などという言葉は使わないようにして下さい。


退職理由、志望動機いずれの場合もより具体的に自分の言葉で書くということが重要になります。


なお会社倒産による離職の場合は「会社倒産の為退社」とありのままを書くようにします。



職務経歴書の存在理由

職務経歴書は書かなくてはいけないのか?何で書くのかと思っていらっしゃいませんか。


履歴書の「職歴欄」にもう既に一度書いたのだから、それで済んでいるじゃないか。


めんどくさいから書かなくてもいいでしょう。



こんな風に考えている方がいたら、是非考え直してください。


逆に考えてください。


「売り込みの場所を提供してくれてありがとうございます」


このぐらいの気持ちで「職務経歴書」を書いてください。


職歴欄では人事担当者はあなたを理解できていないのです。


単に株式会社○○に勤務していた、その事実しか解りません。


採用担当者はあなたが採用するべき「即戦力」になりうるか、そこを知りたいのです。


ですから、あなたはこの「職務経歴書」であなた自身を大いに宣伝して下さい。


その場が「職務経歴書」なのです。


そう思ったら職務経歴書を書く意味に気がついていただけるでしょうか


それでは「職務経歴書を書く上での注意点についてみていきましょう。


①  職務経歴書は書式が決められていません、ですから前職での仕事内容、昇進、異動から部下の人数、

あるいは資格を取得したなどあなたのキャリアを全部書き込んで構いません。


②  不利を有利にすることも可能です。

例えば、キャリアが短くて退職した場合、履歴書だけでは不利に見られますが、職務経歴書にはその短い時間にもこれだけの経験をこなしてきたなど説明をすることも可能です。


③  職務経歴書には決まった書式がありません、ですからあなたの個性を前面に出す事も可能です。

人とちょっと違う職務経歴書で目立つ事も出来ます。


職歴欄の書き方

中途採用で企業が人を募集する理由は即戦力が必要だからです。


ですから、職歴欄にはその応募者が即戦力になりうる人物だと表現されるような職歴書を書くように心掛けましょう。


中途採用の場合は別途「職務経歴書」をつけるのが基本です。


詳しい事は「職務経歴書」に書く事になりますが、「職歴書」には正確に職歴を書くようにしましょう。


初めての転職ではなく、数回目となると触れたくないような事もあるかと思いますが、嘘がばれると経歴詐称となることもあります。


この場合は悪くすると解雇理由にもなりかねません。


正直に正確に書くようにして下さい。


①学歴と職歴を同じ欄に書く場合は学歴の最後の行から一行空けて職歴と真ん中に書きます。


②前職の会社名は正式名称で書きます。(株)(有)等と略さないようにします。

  業務内容がわからないような場合は「食品卸」といったように簡単に書いておくと良いと思います。


③部署名、役職名や仕事の内容など自分がやってきたことが伝わるように書きましょう。


④在職中で退職予定日等が決まっている場合は記入します


⑤退職理由はあまり書きたくないこともありますが、前向きな考えでの退職であったように書くようにします。

間違っても上司と対立して退職をしたようなことは書かないでください。


⑥最後の行には必ず「以上」と書くのを忘れないで下さい。


⑦「職務経歴書」を別途提出する場合は最後に「詳細は職務経歴書に記入いたしました」と言うように書いておくと良いでしょう