「ロシア語」(ラテン文字転写) 「村山七郎訳」 『ごんざ訳』
「троеуголныи」(troeugolnyi) 「三角の」 『みかどんと』
「треуголникъ」(treugolnik') 「三角形、三角形のもの」『みかどんと』
「четвероуголныи」(chetverougolnyi)「四角の」 『よかどんと』
「пятiуголник」(pyatiugolnik) 「5角形」 『いつかどんと』
「пятiуголныи」(pyatiugolnyi) 「5角の」 『いつかどんとんと』
「шестiуголыи」(shestiugolyi) 「六角形の」 『ろっかくのと』
「седмiуголныи」(sedmiugolnyi) 「7角の」 『ななかどんと』
ごんざの辞書に登場する多角形。これで全部だ。
ごんざは無難に訳しているようにみえるけど、みだし語のえらび方が気になる。
どうして8角形がなくて7角形があるんだろう。
7角形の道具や7角形のへやはつくりにくいし、つかいにくいとおもう。
聖書をしらべてみてもでてこない。
「7角形」というのは実物の形ではなく、図案だろう。
正7角形ではなく、七芒星(しちぼうせい)(7つの先端がある星)(「☆」五芒星)かもしれないとかんがえたけど、七芒星はсемиконечная звезда(semikonechnaya zvezda)(7つの先端がある星)とよばれるらしいから、ちょっとちがう。
こんなことばを辞書にのせても、日本語を学習するロシア人がつかうことはないとおもう。