<Stage-6> episode-13 大学受験振り返りシリーズ 成績編④(中3番外編1) | 受験勉強をパパが論理的に考えるブログ です(6年からの中学受験+東大へ/高校受験も対応済)※東大生家庭教師/受験コンサルティング募集中

受験勉強をパパが論理的に考えるブログ です(6年からの中学受験+東大へ/高校受験も対応済)※東大生家庭教師/受験コンサルティング募集中

パパが仕事のノリで受験勉強について課題抽出・分析・改善方策を行い、受験勉強に参戦した際の気付きを書いていくブログです。
また、東大生家庭教師や受験コンサルティング(学習指導)も行っています。

さて、ももたろう君の中学入学後から大学受験(東京大学)までの振り返りシリーズ 成績編の続きです。ちなみに、成績編ですので、今のところは成績だけですが、後日、今日別学習編や塾予備校編など、色々な視点で書いていきます。

 

前回で一通り中学で受けた模試をおみせしました。が、東進さんの全国統一中学生テストを受けているご家庭ってほとんどいないと思います。なので、成績としてはそこそこなんだろうなと言う感じにしかわからないと思いますので、中3の時に受けたもう一つのテスト結果をお見せします。

とある塾のテストになりますが、ごく一般的な公立高校受験向けの模試です。公立高校向けの模試は、多分どの都道府県も難易度はそんなに変わらないと思いますが、こちらは神奈川県公立高校受験向けの模試ですね。

で、ももたろう君の結果はこうなりました。

結果は400点偏差値68、2番目のロールパンナが神奈川の公立受験でしたので、なんとなく点数の意味合いがわかってきていますが、5教科400点は、公立の中学校で10番~20番目ぐらいですかね。

こちらは、同じテストの高校の合否判定予測です。

神奈川ローカルですいませんが、下記の判定の方がわかりやすいかもしれません。今の神奈川には学区がもうありませんが、翠嵐高校は神奈川のNO1校で、厚木・大和高校というのは、旧学制でのTOP校になります。いずれも公立中学においては、上位10番以内ぐらいの子達が行く感じの高校かと思います。

翠嵐C判定っ滝汗滝汗滝汗。ちなみに、このテストではA判定ラインまであと35点です。と言う感じですね。ここでおかしなことが。この前の回でお見せした東進のテストでは、翠嵐はもちろんA判定ですが、その上の灘もA判定なのに、なぜかC判定になるんです。このブログは、そこもちゃんと分析しますよ~。

で、判定が大きく異なる理由と合わせて、中学生がいるご家庭に知っておいてほしい事を少し書きます。

 

①初見&準備何も無し

まあ、ももたろう君の名誉のために言っておくと、今回のテストの形式は全くの初見になり、また、範囲とか全く知らずでの受験なので、そういう所で点を落とすのはいくつかあると思いますので、もう一度受ければ、特に勉強しなくても点数は30~40はぐっと上がると思いますので、C判定は問題ないです笑い泣き笑い泣き

 

②私立中高一貫で習う事と違う

わかりやすいのは数学です。神奈川の公立問題って、図形問題が絡むものが大問で2問あります。でも、ももたろう君、中学入学後、図形に全く触れなかったそうです。図形問題は

中学受験の方がずっと難しいので、解けてもよさそうですが、2年以上前の話で、既に忘れたと図形問題はほとんど間違ってましたね。それでも80点(やった所は全問正解)なので、まあまあですかね。あとは英語も今一。答案用紙見ると高校受験で使わない単語や文法使って解答してたりしてました。この時、既に英検準1を取っていましたので(英検関係はまた後日)、100点取れてもいいところなのですが、英語的に正解でも、高校受験的には間違いになる、という書き方をして点数落としてますね(ただ、問題をしっかり読んでないというのもありますが笑い泣き笑い泣き)。ちなみに理科・社会は、中学受験の貯金があるものの、高校受験に向けた学習などしてませんので、予想に反して結構いい点ですね。特に社会は2年たったら忘れていると思いましたが、中学受験の社会の知識の量は半端ないので、公立高校の問題であればノー勉でも点数が取れてしまうのかなと思います。最後は国語ですが、言うに及ばず、実力通りの悪い点数ですね笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

③難易度が違う

公立高校の問題は難しいと言っても、超難関私立高校の問題と比べると基礎に近い問題レベルになります。ですので、公立高校は如何に点数を落とさないかという所に学習の重点が行くので、難易度の高い知識が身につきません。ですので、大学受験までの道のりを100とすると、灘や開成などの到達度は50で、難関公立高校の到達度は35ぐらいになると思います。難関公立高校に通われるお子さんでも、開成を合格いただいたお子さんと、公立メイン(併願確約で私立向けの勉強をしていない)の勉強だったお子さんには結構な学力差が生じます。私も、難関公立高校出身ですが、私は後者ですが、灘を蹴ってきた子とは圧倒的な学力差がありましたので、公立高校受験で大学は超難関校を考えるのであれば、高校受験時にもう一つ上の学習をしておいた方が良いと思います。ももたろう君は難易度の問題はしっかり解けますが、なんて事のない問題を深読みしすぎて落とすという事が良くありましたね。それは高校受験では命取りになりますので、まあ、中学受験しておいてよかったというところでしょうか。

 

④特色テスト(総合問題)

神奈川上位校は、特色テストといって、各校独自の総合問題的な試験が追加になります。これまた、特色テストに対応した勉強なんぞしてませんので、このテストでも少なからず点数を落としていると思います。でも、結構難しかった気がします。これが、大学受験の何に役に立つのかは全く不明ですが、知識の範囲が大分限られるので、そんな問題でも出さないと、差が付かないんのかなと思います。

 

長々と書きましたが、今回のポイントは、中高一貫生が公立高校受験の問題を解いたらどうなるかというネタですが、主に公立高校だけを目標にした受験勉強だと、気が付いたら(高1になった時に)、中高一貫生と比べて大分遅れてしまうという状況が発生しますので、そういう所に気を配りながら、高校受験の勉強をされるとよろしいのかな、と言うのもポイントになります。

 

【主な登場人物】

パパ ハンサムさん (私)

絵に描いた中年親父です。少しは勉強できたほうかと思いますが、受験勉強全般をいろいろと分析します。

ももたろう桃 (中高一貫⇒東大現役)

6年(5年3月)から中学受験勉強スタート。1年で偏差値を20~25上げ(元が低すぎただけ?)、上位校へ。中学入学後もパパの指導の甲斐あってか成績はうなぎのぼりで、東大A判定を連発して東大現役合格しました。

ロールパンナロールパンナ (公立中学生⇒中堅神奈川県立高校生)

中学1年の成績は最下位レベル。中3になってものらりくらりで、中3だけで偏差値35(3年始まり時点)⇒60(7月)⇒1月の頭は35に逆戻り。本番前1ヵ月のパパの強制介入でなんとか偏差値55ほどの高校に滑り込み。

 

【お知らせ】

ももたろう君の家庭教師のお話をいくつかいただいております。家庭教師と本ブログの紹介およびコンサルティングについての案内は下記になります

 

①家庭教師をご要望のご家庭へ

こちらをご覧ください。

 

 

②ブログ初めての方及びコンサルティング(学習指導全般)に興味がある親御さんへ】

下記をご覧ください。