人間関係が苦手なのは、自分の性格のせいだと諦めていませんか? | 囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

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東京池袋の隠れ家的一軒家セラピールーム。公認心理師常駐。インナーチャイルドカードを使って心と対話をする技術を教える活動を通じて、多くの人が幼少期の体験の影響を無自覚に今も受けていると知りました。。それに気づいてもっと自由に生きられるようサポートしています。

今日は人間関係が苦手と感じる人へのお話です。

 

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人間関係をうまくやるには、
コミュニケーションが不可欠です。

 

コミュニケーションとは
言語・非言語などの手段を用いて
人とかかわり、意思疎通を図ること
です。


これは双方向のやり取りである必要があります。
 

お互いに、伝え合うことで、
お互いのことを理解することが出来て、
関係性を深めることが可能になります。

 

 

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けれど、人間関係が苦手な人は

たいがい、このやり取りが双方向になっていません。

 

とても一方的なのです。

私が見てきたクライエントさんに限って言えば
「一方的に人に合わせる」
パターンが非常に多いです。

人に合わせていれば、摩擦もなく、
うまく行くだろうと考えるわけですが、

我慢することも多くなるので、
「人といると疲れる」という感覚を持つことはもちろん、

我慢の限界に達した時に、
突然関係を絶ってしまったりすることについては、
以前の記事にも書きました。
右矢印我慢が人間関係を壊してしまう理由

 



一方的なやり取りでは

人間関係を継続することが難しいのです。

ではやり取りが一方的になってしまう原因は何なのでしょうか?

その理由は複数考えられますが、
私のところに相談にこられる方の多くに共通しているのは、

「人に対する安心感が十分でないこと」
が挙げられます。

人が相互に交流するためには
安全感が必要です。


安全感が足りない状態では、
人は自分を守る防衛モードに自動的に入ってしまいます。

この防衛モードでは、
視野が狭まり、自分を守るためだけに全神経が使われてしまい、
相手の心を感じ取りながら共感したりといったことが出来なくなります。

このような状態になってしまう原因としては、
トラウマと呼ばれる心の傷が考えられます。



トラウマと言うと、何か明確な事故や事件などによるものと思われがちですが、
そのような体験を持たない人にも、人に対する安心感が十分でない方はたくさんいます。

そのような場合は、
自分でも気づいていない親子関係の問題に起因していることが多くあります。

対人関係に問題を抱えている人は、
「自分の性格のせい」などと決めつけてしまわないで、自分の親との関係を見直してみることをお勧めします。


見直してみると、そこで適切な相互交流がなされていなかったことが判明することも少なくありません。

 

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原因がわかれば、対処法は見えてきます。

 

ただ、自分の親子関係は、自分ひとりでは客観視することがかなり難しい領域です。


自分にとっての親子関係は、それがあまりにも当たり前のことと感じられるからです。

なのでカウンセリングなどを利用するのが効果的なのですが、
いきなりハードルが高いと感じられる方には、

今後Youtubeチャンネルで発信してゆく予定の情報を、是非知ってほしいと思います。


興味のある方は、ぜひ今のうちにチャンネル登録お願いします。