我慢が人間関係を壊してしまう理由 | 囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

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東京池袋の隠れ家的一軒家セラピールーム。公認心理師常駐。インナーチャイルドカードを使って心と対話をする技術を教える活動を通じて、多くの人が幼少期の体験の影響を無自覚に今も受けていると知りました。。それに気づいてもっと自由に生きられるようサポートしています。

 

 

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私のところへ相談にみえる方の中には、人間関係の中で「我慢」をしがちな方が多いです。

 

  • 自分の言いたいことをいわずに我慢する
  • 嫌なことを嫌だと言わずに我慢する
  • 相手に合わせて自分の欲求を我慢する

等々・・・

これらを一言でまとめるならば、
「自己主張をしない」ということになるでしょう。

ちなみにかつての私もそういうことを続けていたので、
その気持ちはよくわかります。

まあ、だからこそ

今そのようなクライエントさんが
多く私のところに集われるのかもしれませんね。


かつての私は

どうしてそのようにしていたのか?と問われたら

「それが一番安全な人付き合いの方法だと信じていたから」
と答えます。

自己主張をせずに

基本全部人に合わせていれば
絶対に喧嘩にはならないからね。

こうして考えると、これはまるで
「絶対にもめない魔法の交際術」
かのように思えます。

 

ところがです。
そうは問屋が卸さないのですよ。

 

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人間にとって「我慢」というのは無限に出来るものではないのです。
そう、我慢は有限なのです。


我慢我慢を続けている人が、
ある日我慢の限界を迎えるとどうなるか?

よくあるのは、
突然ブチ切れてしまうパターンです。

 


我慢している間のイライラが限界に達し
ついに怒りを噴出させてしまいますが
この時、周囲は大変びっくりします。

「え?なんで?

これくらいのことで、そんなに怒るの???」
と驚きを禁じ得ません。

それはよく考えれば当然のこと。


本人が我慢している間は、相手にはその我慢はわからないのですから。

我慢を続けていればいるほど

その噴出したマグマの大きさに
相手はついて行けないわけです。

唐突に切れたとしか見えません。

また日頃の自己主張しない大人しい印象とのギャップも驚きに拍車をかけます。




実際にこのようなことが起きれば
それで人間関係を壊してしまうことにもなりますし

こうなることを恐れて

我慢の限界が近づいてくる頃に

自ら関係性を絶ってしまうこともあります。
 

その場から逃げて立ち去ってしまうのです。

 

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いずれにせよ、人間関係が長く続かないという結果に繋がります。
これが、我慢が人間関係を壊してしまう理由です。


だから、闇雲な我慢は

決して魔法の交際術ではないのです。

人間関係をうまく築くために必要なことは
いかに互いが対等に自己主張し合えるか?

にかかっています。

一方的にではなく、対等に、です。

これが出来てこそ、
互いが互いのことを理解し合い、
関係性を深めることが出来るのですね。

 

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私はそのことに気づくまで、50年くらいかかりました(笑)
いや~人付き合いへたくそだったなぁ。


私の場合は、ブチ切れるのは、曲がりなりにも心を開いている家族に対してだけで、
外の人には、我慢も必要ないくらいに
距離を遠く取って、決してもめることのないようにしていました。


こういうのを

回避型の人間関係と言います。

こういうことをしていると

もめることはないですが
距離が遠いので心の深い部分では、何か寂しかったりするんですよね。

どうして距離を縮められないのか?
自分ではなかなかわからずにいましたが、

それが子供時代の逆境的体験に由来していると気づいてからは、
着実に一歩ずつ、心の傷をいやすことで、
変化することが出来ました。



あなたが今もし、
人間関係の難しさを感じていたとしても、
それはたぶん、生まれつきでもないし

これから先も一生続けるしかないものでもない可能性が高いです。

 

 

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まずは自分の我慢を知ることから始めませんか?


 

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