重要なのは問題の理由を探すことではありません | 囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

東京池袋の隠れ家的一軒家セラピールーム。公認心理師常駐。インナーチャイルドカードを使って心と対話をする技術を教える活動を通じて、多くの人が幼少期の体験の影響を無自覚に今も受けていると知りました。。それに気づいてもっと自由に生きられるようサポートしています。

 

心理相談に来られる方は
基本的に皆、何らかの問題を抱えています。
 
その問題に困っていたり、悩まされていたりして、それを解決したいから相談に来られるわけです。
 
だから多くの場合、最初のカウンセリングで
「その問題がどうなることを望んでいるのか?」を確認します。
 
 
そしてセラピーのゴールは
「○○(問題が解決した状態)になる」となり
セラピーは「そのためにはどうしたらいいか?」を探ってゆくプロセスになります。
 
ところが、です。
 
たまに、確認の段階で、なかなかその形にゴールが定まらないことがあります。
 
それは、相談者が「問題の理由は何か?」という言い方にこだわる場合にしばしば起こります。
 
あなたには分かりますか?
次の二つの違いが。
 
「○○(問題が解決された状態)になるにはどうしたらよいですか?」
 
「☓☓(問題)の理由は何ですか?」
 
前者が、問題を解決する方向に真っ直ぐに進もうとするのに対して、
 
後者は、異なります。
問題の理由がわかったとしても、解決するとは限りません。
むしろ、問題の理由がわかったところでその動きは止まります。
 
理由を知りたがる相談者の多くは
「理由がわかれば自ずと問題は解決する」かのように思っていますが、それは幻想です。
 
 
理由は時として、問題を解決せずに、同じところを堂々巡りする口実として利用されることすらあります。
 
もちろん意識的に、ということではありません。
それは意識しない領域においてなされることです。
 
ですから、私がセラピーの最初に心がけているのは、
 
「意識を、問題の理由を探すことに向けるのではなく、どうしたら解決するか?の方に向ける」
 
ということです。
 
解決に向かう道の途中で、理由の場所を通りかかる時もあります。
でもそこは目的地ではありません。
必要な分だけ止まり、通過して先に進みます。
 
逆に言えば、理由の場所を通りかからなくても、解決に至ることはあるとも言えます。
 
いずれの場合も、それはその時に必要な道筋を通るだけです。
 
そんなカウンセリングの仕方を、カードを使い学ぶ方法があります。
セラピールームオワゾブルーオリジナルの心理セラピー的なカードの使い方です。
 
 

二つのコースを用意していますので

ご自身の目的に合わせてお選びください。