セラピーで悩みが解決する時って何が起きてるんでしょうね? | 囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

東京池袋の隠れ家的一軒家セラピールーム。公認心理師常駐。インナーチャイルドカードを使って心と対話をする技術を教える活動を通じて、多くの人が幼少期の体験の影響を無自覚に今も受けていると知りました。。それに気づいてもっと自由に生きられるようサポートしています。

 

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悩みが解決する時って

何が起きてるんでしょう?

 

 

心理カウンセリング・セラピーによって

悩みが解決するところを何度も見ました。

 

自分自身の悩みでも

クライエントさんの悩みでも

確かにそんな瞬間を経験しました。

 

そんな風に、悩みが解決する時というのは

何が起きているんだろう?

 

今日は、そんなお話です。

 

 

まず最初に

それは現実的な世界の問題解決法とは違う

ということです。

 

現実の世界で問題が起きた時の問題解決は

基本的には状況を変えることによって

困りごとを困らないように変化させます。

 

  • 庭に雑草が生えたなら抜く
  • 害虫が発生したなら駆除する
  • コピー用紙が切れたなら買ってくる

など

 

つまり状況の方を、困らない状態に整える。

対処し、問題を消すことによって解決する。

 

でもセラピーに持ち込まれる問題は

基本的にはそういった解決が難しいことばかりです。

 

  • 子供が不登校になった
  • パートナーに対してイライラする
  • 職場の人間関係が上手くいかない

など

 

対処のしようがない。

消したくても消すことができない。

 

この時私たちは

自分の方を変えようとするのです。

 

自分の心を変える。

 

その状況を許容できずに「問題だ」と捉える

自分の小さな心を広げる。

 

 

そもそも悩むときというのは

自分の心が葛藤している時。

 

その状況があるだけでは

人は、悩みません。

 

その状況を前に

心が葛藤するから、悩むのです。

 

葛藤は、心の中に収まりきれない

新しい思いが生じた時に起こります。

 

 

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例を挙げてみます!

 

これまで

「人生は頑張るのが良きことだ!」

と思って頑張り、生きてきた人がいるとします。

 

ところがある時

疲れ切って、動けなくなってしまった。

 

「もうこれ以上頑張れない」

という思いが生まれました。

 

この時

「そうだね、そういう時もあるよね。」

「頑張れない時は無理しなくていいよ。」

と思えれば

 

つまり、新しい思いに居場所を与えてあげられれば葛藤は生まれません。

 

でも

「いや、頑張らないなんてことは許されないんだ」となれば葛藤が始まります。

 

 

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葛藤の苦しみを終わらせるには、新しい思いに居場所を与える必要があります。

 

その思いに

「そうだね、それもアリだね。」

と言ってあげられれば、居場所が出来ます。

 

そしてこの時

心が広がる。

 

だから、悩む時は

・心が広がりたがっている。

・古い制限がかかった小さな心が、窮屈さを感じて、広がりたがっている。

 

そんなふうに捉えることも出来ます。

 

 

セラピーは心を広げる時間

 

心が広がった瞬間、

何一つ状況が変わらなくても、

 

広い心が、小さなところに閉じこもっていた自分を眺めて、

 

「これが自分なんだな」

とただ感じる。

 

それはまるで、体に合わない小さな服を脱ぎ捨てたかのような、解放感と安堵感。

 

 

セラピーは、窮屈な服を脱ぎ棄てて

今の自分にピッタリな新しい服に着替える時間です。

 

 

 


 

心理療法家である私、ふるたてひろこが

20を超える心理療法のエッセンスを取り入れ構築した

「命のちから心理セラピー®︎」は秋ごろ開講予定です。

 

約8か月間の時間をかけて

「心が広がる」を体験し

等身大で楽に生きるバランスのとり方を身につけていただく内容です。

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今日も最後までお読みくださって

ありがとうございました。