ある媒体を読んでいたら
外注したLP(簡易なHPみたいなもの)の
納品時に衝撃を受けた方の話が書かれていた。
その方は某ジャンルのコンサルで
自分の仕事について語る部分で
「喋るだけで時給ン万円になる仕事です」
と自分でいってる風に書いてあったそう。
自分じゃ一言もそんなこといってないし
話してもないというのに!!
なんで〜と。。
むしろ売れない頃の苦労話はたくさんした。
それが誤解釈されたんだろうか?と
あれこれ考えながらショックを受けたみたい。
指示書も書いて渡した。
LPのコンセプトもzoomで話したし
資料も渡してある。
なのになんでこんなにズレてるの?
間違う要素なんてないはずなのに・・・
その方は相手の外注さんに向けて
・クリエイティブの感性がないのか?
・行間が読めない人だったのかもしれない
・あの時間をかけた打ち合わせはなんだったの?
など書いていたけれど。
これ発注者にも非があると思う!!
私も同じような経験があるからわかる。
私の場合は名刺だったけど。
・顔見知りだから
(→わたしのことわかってくれてるハズ)
・デザイナーさんだから
(→感性でなんとかしてくれるハズ)
・私の求めるイメージを伝えたから大丈夫!
(→センスと感性で理解してくれたよね?)
なんて思い込んでいたのです。
ところが出来上がったのを見て仰天。。
全然反映されてなくて!!
ショックでした〜〜〜
色のイメージや雰囲気を伝えるのに
雑誌や切り抜きもかなりの量をわたした。
参考にして欲しいサイトも伝えた。
(「いいですね〜」っていってたじゃん)
それらを見ながらコミュニケーションを
とりながら
「こんな感じ」と対面でも伝えたので
すっかり安心しきっていたんです。
でも脳内のイメージと全く違うものが届いて
真っ先に頭に浮かんだのは
「ああ男性だから理解できなかったのか!?」
でした。。
その時はフード関連の仕事をしていたので
まったく料理をしないという男性には
細かい部分が伝わらなかったのだろうとね。
諦めるというか、納得させるために
そういう風に思ったんだけれども
あとで はたと気づくんです!!!
視覚に頼りすぎてたことを。
こちらの希望を言語化して
伝えてなかっただけだと!!
デザイナーだからイメージを見せれば
ビジュアルを伝えれば理解してくれるだろう。
そんなふうに勘違いしていたんです。
つまり
デザイナーさんの〝感性〟頼みで
寄りかかりすぎてたのです!!
こちらの希望は
口で、言葉で、伝えたつもりだけれど
伝わってなかった。。
例えばバラの花の絵を見て
「きれい」と思う人もいれば
「華やか」と思う人もいる
「清らか」とか「寂しげ」と受け止める
人もいる。
名刺のデザイナーさんとは
まさにこれだったんですよ。
わたしはデザイナーさんだから
(わたしが思う)〝きれい〟 を作って
くれるんだろなと期待し
デザイナーさんは
「へえ。。
徳光さんはこの〝華やかだけど寂しい〟感じが
好きなんだな」と想像したかもしれないのです。
この部分はお互い確認が必要だったと思う。
それほどこだわりがあったのに
自分の希望やこうして欲しいという
譲れないイメージを
写真や映像を見せたから安心してたのは
わたしの怠慢だった。
結局、どうしたいかっていうのは
〝言葉〟でしか伝わらないんです。
そこを言葉に落とし込んで伝えたなかった。。
感性が豊かであろうとなかろうと
わからんものなのです、きっと。
なのに
デザイン関係者にはデザインで説明すれば
わかってもらえる!感性でわかってくれる!
みたいな甘えというか勘違いをしちゃってた
これは今みたいに言語化をいわれる前の
話ですが、基本、人に何かを頼むのは
言葉で適切な指示をしないと伝わらない。
伝えたのに伝わってない!!
こちらの意図を汲んでくれない
という前に実は伝えてなかったのか。。
わたしはこの痛い経験から学びました。
いくら 切り抜きやものを見せたところで
文字でも伝えないとダメです!
言葉で、相手が理解できるように伝えないと
伝わらないのです。
「なんか違うんだよな〜」っていわれても
相手だって「え!?指示通りなのに」かも。。
言われた通りにやったんですけどね〜と。
伝える、伝わるためにも
言語化は絶対にマストな時代なのです。
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他で学んだけど身につかなかった方のための完全1対1ライティングコーチ徳光です。自分ことや他とは違うサービスの良さを伝えるのが苦手な人の言語化をサポートします。
スタートダッシュの遅かった元情報誌編集者。
夫と大きめな柴犬長寿丸(10才♂)と東京で暮らしています。
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