元編集者なんていうと聞こえはいいけど
私はめちゃめちゃ遅咲き
37歳の時、夫の転職で移住した関西で
情報誌編集の求人募集を見て
条件は全然合わないけどダメ元で応募。
〝書類が通ればこっちのもの〟と
履歴書の志望動機記入に時間をかけて
書類作成し面接を通過!
未経験ながら運よく採用されました。
やった!30倍の倍率突破!!
なんて喜んだのもつかの間。
入社したら編集長に次ぐ最高齢!!
編集部の同僚たちはみんな20代だし、
会社自体が若かったのでトータルで見ても
長老クラス
右も左も分からない大阪で
(自宅は京都)
編集の仕事もわからないことばかりなので
質問する私にみんながみんな〝敬語〟で
答えてくれるんだけど。。
なんだか腫れ物に触るようで。。
ざっくばら私が声を発すると
途端に場の空気が一変!
キンチョーが走るのがわかって
胃が痛むような日々だったな
のちに最終面接担当だった
会社のナンバー2の次長から
「会社ってバランスが大事やねん。
なのになぜかあんたを採ってもうた笑」
なんて言われ
入社手続きの際にも総務の男性に
「なんで徳光さんだったですかね〜」なんて
ため息つきながら失礼極まりないことを
言われたけども。。
そんなの「知らんがな〜」
採ってくれたのは嬉しいけど
選んだのはそっちじゃん!!って思ったら
コリコリの緊張が解けてねーー
それくらいからスルスルと馴染んでいったの
この会社は関西ローカル色強めの会社で
関東出身者は滅多におらず。。
私なんて異例中の異例だし、
私の前に横浜出身者が事務で採用されたけど
3ヶ月と持たなかったとか。
要はクセが強いってことなんだけどねー笑
慣れればどストレートで本音しかないところは
戸惑いつつ肌に合って気がつけば4年半
この会社と編集の面白さにどっぷりと浸かるのです。