ずいぶんと久しぶりにカメラネタです (*´∀`*)
まぁ~
食事編もおぼつかないのにですけど (^^ゞ
今回はお話が長くなりますので
四部構成となりますよ
実は先日
『初心者におすすめのカメラって何ですか?』
って質問されて、迷わず答えたのが
「お手軽なミラーレス!」 (`・ω・´)
なんですね
実際のところ、お高いカメラと
お手軽なミラーレスってどう違うんだろう?
σ(・_・) カメラは数台持っているんですけど
一眼と言えるカメラは3台持っていて
以前から使っている ”α77-Ⅱ” は
SONY の中ではAPS-Cのフラッグシップと、言う扱いです
その後
自分自身でレトロレンズやロシアンレンズを使うために購入した
”α6000” はNEXシリーズですけど
SONYが全機種をαシリーズとした最初のモデルで
現在の後継機種は ”α6600” まで
発売されていますね
そして
同じミラーレスなんですけど
レフ機(一眼レフモデル)と同等の性能と機能の
”α7シリーズ” で高感度モデルの ”α7S-Ⅱ” です
こちらはミラーレスですけど
レフ機と同等ですので区別する意味で
”上位ミラーレス” と呼ばせていただきますね
で、実際に撮り比べをして
確認したいと思うんですけど
比較写真はこの順で撮影しています
1番めは
α7S II + TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD(Model A071)
発売価格は、カメラ本体 ¥418,880+レンズ¥90,000=¥508,800
現在は後継機も先日発売され
新品¥240,000- 中古¥170,000-くらい
レンズは発売されたばかりなので
ほとんど変わらず、中古でも¥75,000-くらいですから
中古セットなら¥245,000-
まだまだお高いですね (;^_^A
2番めはこの組み合わせになります
α77 II + SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM
発売価格は、カメラ本体 ¥135,000+レンズ¥84,000=¥219,000
2014年発売の6年目で
中古では¥65,000-くらいかな
レンズも発売年が同じで6年経っていますけど
価格はだいぶこなれて来て
新品¥53,000-、中古¥28,000-くらい
中古セットで¥93,000-と言ったところ
3番めが真打ち(?)のこの組み合わせです
α6000 + SONY E18-55mm F3.5-5.6 OSS
発売価格は、カメラ本体 ¥68,000+レンズ¥36,750=¥104,750
こちらも発売から年数が経っていて
新品はまず無いですね (;^_^A
中古価格では¥28,000~¥45,000-と言ったところ
レンズに関しては
発売年が2010年で
当時の NEX-5 や NEX-3 に
ズームセットで販売されたキットレンズです
価格も新品は無く中古で
¥7,500~¥9,500-くらい
α6000のレンズセットだと
パワーズームなんですけど
パワーズームを使いたくない
と、言う理由でNEX当時のレンズを求めました
キットレンズということもあって
発売当時からチープなレンズとして扱われていましたけど
実力はなかなかのもので
はじめてミラーレスカメラを手にする初心者には
このクラスのレンズから始めると良いと思います ( ´∀`)b
では早速
比較写真を見てみましょうか
被写体は
テーマ:花鳥風月の ”Cherry blossom” でちょっとご紹介しました
Cherry blossom 2018-04-02 (別窓で開きます)
行田市にある 忍城 です
おぉぉぉ~
さすが50万円のセットだけあって
素晴らしい写りですねぇ~ о(ж>▽<)y ☆
続いて
α77-Ⅱです
うぉぉぉぉ~
さすがフラッグシップ機
こちらも素晴らしい写りですねぇ~ O(≧▽≦)O
さてさて
お手軽ミラーレスとチープなキットレンズでは・・・
あれ? (?_?) これ全部同じ?
いやいや
先にご紹介したカメラとレンズの組み合わせ順で写したものですよ
ちょっと
被写体を変えてみましょうか
群馬県藤岡市にある廃校になった小学校跡に建てられた道の駅で
”上州おにし” に残された旧譲原小学校の木造校舎です
まずはα7S-Ⅱです
α77-Ⅱでは
こう写ります
α6000では
先の忍城と同じく
すべてワイ端(わいたん=ワイド側の端、一番ワイドのこと)で撮影して
カメラの設定は ”オート” か ”プログラムオート” で
カメラ任せの一番簡単な設定です
なのでカメラのプログラムやレンズの性質の差は出ていますね
色味がちょっと違うのも
そのせいです
え! ワイ端って言うことはα7S-Ⅱだけ28mmじゃないかって?
はい、α77-Ⅱとα6000は18mmで
α7S-Ⅱは28mmですけど
α77-Ⅱとα6000はセンサーがAPS-Cで
α7S-Ⅱは35mmフルサイズ
画角はAPS-Cと35mmフルサイズでは
1.5倍ほど違いますから
APS-Cの18mmはフルサイズの27mmに相当するんですね
このくらいの画角なら1mmの差は
無いと考えられますね
ただし
ワイド(超広角)レンズでは話しが変わってきます
例えば、10mmで考えると1mmの差は10%になり
135mmでの1mmはたったの0.74%で、誤差の範疇なんですね
さて、ちょっと寄り道が長くなりましたけど
この2種の3枚はほとんど差が見られませんね
なのに○○の☓☓mmは神レンズだ
とか
□□の△△mmは名玉
なんて言われるのは・・・
実は大きく引き伸ばして
重箱の隅をつついて言っているんですね
なぜそんな事をするのかって言うと
プロカメラマンの世界では
ハガキサイズのプリントなんて言うことは無いからなんですね (;^_^A 無くは無いけど
グラビアやポスターみたいに
大きく引き伸ばされますから
細部にこだわる必要があるんですね
最初の3枚なら
こんなところを評価します
α7S-Ⅱ
まぁ~
合格レベルにシャープな線が出ていますね
α77-Ⅱ
ん~
ちょっとにじんだ感じがありますけど・・・
及第点かな (;^_^A
α6000
あれ!
α7S-Ⅱ並にシャープな線じゃないですか ヽ((◎д◎ ))ゝ
細部をもっとよく見ると
ちょっと粗い(描写力が低い)感じはありますけど
α77-Ⅱよりシャープですよ ( ̄□ ̄;)!!
他に四隅の方も見ますけど
ちょうど木の葉が写っていましたね
α7S-Ⅱ
ん!
なんか輪郭が紫っぽくにじんでいませんか?
α77-Ⅱ
ありゃ
もっとにじんじゃってますよ ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
α6000
おや!
にじみはほとんどありませんけど
ちょっとシャープさに欠ける感じですね (;^_^A 描写力低いし
これがカメラではなくて
レンズの差ですね
実は、紫色のにじみは
”パープルフリンジ” って言って
色収差(いろしゅうさ)の一種なんです
色収差って言うのは
カメラレンズは屈折を利用していますけど
屈折と言えば ”プリズム” を思い出しませんか
平行に入った太陽光が
屈折によって光が分散される現象ですね
カメラレンズでも似た現象が起きています
一番パープルフリンジのひどかった
18-300mmで16.7倍もの倍率のズームレンズなんですね
ちょっと出ていたレンズは
28-200mmですから倍率は7.14倍
ほとんど出ていなかったレンズは
18-55mmで3倍の倍率
ほら、倍率の順で
パープルフリンジが出ていたことがわかりますね
倍率の高いズームレンズは
1本あれば単焦点レンズを何本も持たなくて済むメリットがありますけど
性能的には倍率の低いズームレンズを
例えば18-55、50-110、100-200
と、言う感じで
分けて持った方が画質が良いとも言えます
次の3枚も細部を見てみましょうか
画面の左の窓に ”職員室” の
表示が小さくありましたね (;^_^A 小さくて見えなかったし
α7S-Ⅱでは
うん、割とシャープですね
α77-Ⅱでは
ありゃりゃ、色収差も手伝って
シャープさに欠けますねぇ~ (´・ω・`)
α6000では
ちょっと描写力は低い感じはありますけど
なかなかシャープですね
反対側の端も見てみましょうか
ちょうど窓ガラスに板のハマっている部分がありますので
拡大してみました
α7S-Ⅱです
やっぱり
なかなかシャープですね (≧∇≦)b
α77-Ⅱです
う~ん
やっぱり周辺部になると画像が甘くなりますねぇ~ (T▽T;)
α6000です
線は甘い感じがありますけど
価格から考えるとコスパは高いですよ o(^▽^)o
それぞれの拡大写真は
赤枠の部分です
モニターによっても違いますけど
PCなら15cm×10cmくらいですから
1.5m×1mくらいから1/10位を見ている感じですかね
ちょうどB0サイズのポスター(1,456mm×1,030mm、ポスターの最大サイズ)から
ハガキ大を切り取って見ているくらいですね
ちょっと感覚がわからないと思いますけど
駅構内に貼られている
大きなサイズのポスターがB0サイズですので
そのポスターの
ハガキ大の一部分を見ている感じと思ってくださいね
と、まぁ
ここまでほとんどがレンズの差と言うことになりますけど
皆さんは、本当にレンズの差なのか?
って言う疑問が残りますよね (;^_^A
カメラとレンズの組み合わせを変えてみましょうか・・・
ただ・・・
問題があるんですよね ( ̄_ ̄ i)
カメラにはレンズを取り付けるマウントがありますけど
レンズを取り付ける台座のことですね
ソニーには2種類のマウントがあって
MINOLTAから引き継いだαシリーズの ”α-Aマウント”
一眼レフ機のα77-Ⅱがこのマウントで
もう一つがミラーレス用に開発された ”α-Eマウント” です
この2つは形状が違いますし
レフ機とミラーレスでは ”フランジバック” も違います
ミラーレス機は機体を薄くできるんですけど
レンズとの接合部からセンサーまでの距離(フランジバック)が短いために
アダプターを介してレトロレンズやロシアンレンズが使えたりするんですね
逆にミラーレス機用のレンズを
レフ機に付けるのは・・・
短い結像面を長くするので、別にレンズを組み込む必要があって
難しいんですね・・・ (;^_^A
レンズの方はAPS-CのEマウントと
フルサイズ対応のEマウントでは形状とフランジバックは同じですけど
画角が違いますから
使えないことはないんですけど・・・
APS-C用のレンズをフルサイズに使うと
四隅が切れちゃうんですね (;´∀`)
あ!
フランジバックなどに関しては過去に詳しく説明したことがありますよ
画角 1/2 センササイズと画角 2017-07-25 (別窓で開きます)
画角 2/2 焦点距離と画角 2017-07-26 (別窓で開きます)
そこで
α-Eマウント用のレンズでは
フルサイズ用には ”α-EF” と
APS-C用は ”α-E” と区別しているんですね
ちょっとややこしいですけど
α-EのカメラはAPS-Cセンサーですから
α-Eとα-EFのレンズが使えて
α-EFのカメラには
α-EFのレンズしか使えないんですね
もっともα-EFのカメラでも
クロッピング(APS-Cモード)にすれば問題なく使えますけど・・・ ( ̄ー ̄;
ただし、Eマウントには、マウントアダプター(LA-EA4、LA-EA5など)を
使用してα-Aのレンズが使えるんですね ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
これは Canon も組み合わせが違いますけど同様ですね
Canon のマウントは
Eosシリーズに使われているマウントが ”EFマウント” ですけど
ミラーレス機には ”EF-Mマウント” になり
レフ機でもAPS-Cセンサーは ”EF-Sマウント” で
マウントアダプターを使えば
ミラーレス機でレフ機のレンズが使えるんですね
そうなると・・・
α6000だけが3種類のレンズが使えますね ( ̄▽ ̄)=3っ
では早速
α6000にレンズを付け替えてみましょうか o(^▽^)o
あ!
その前に
フルサイズのα7S-ⅡでAPS-C用のレンズで写すとこうなります
α7S-Ⅱ+ SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM(α77-Ⅱで使ったレンズ)
α7S-Ⅱ+ SONY E18-55mm F3.5-5.6 OSS(α6000で使ったレンズ)
ではでは
α6000で3つのレンズを比べてみましょう :*:・( ̄∀ ̄)・:*:
α6000 + TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD(α7S-Ⅱで使ったレンズ)
あ! ちなみにですけど
この公園の時計は
365日、24時間を通して3時59分を指しています ( ̄ー ̄; 壊れてる?
α6000 + SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM(α77-Ⅱで使ったレンズ)
α6000 + SONY E18-55mm F3.5-5.6 OSS(元々のα6000のレンズ)
若干ですけど色味が違って見える程度で
大きな差は見られない感じですね
カメラの設定はみな同じで
おまかせモードのオートフォーカス・・・
つまり
フルオート撮影です (;^_^A
まぁ~
たぶんですけど
A4くらいのプリントなら
あまり差はみられないんじゃないですかね (;^_^A
じゃぁ
カメラの差は無いのかって言うと
はっきり言って
ほとんどありません (`・ω・´)
じゃぁ
価格の違いは何なのかって言うと
機能の違いです α(・_・)
長くなってしまいましたので
第一部はここまでとして
続きは次回と言うことで・・・ (^_^)/~
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