画角 1/2 センササイズと画角 | ごんのブログ(慢性膵炎日記)Ⅱ

ごんのブログ(慢性膵炎日記)Ⅱ

2009/11/02 慢性膵炎および仮性膵嚢胞で入院&手術をしました。
退院後は膵炎での脂質を抑えた食事などを紹介していますが内容は、
マンネリ化しやすい制限食のバリエーションの積りです
独身の男性にも作りやすいよう心がけています

私の一眼レフデビューは中学生の頃

なんて言うお話しをチラッとしましたけど
退院後68回目(再入院後14回目)の検診 2017-05-27 (別窓で開きます)

1976年の年末にプレゼントされたもので
当時、発売されたばかりの最新機種で ”PENTAX-ME” でした (^^ゞ​ これ


ペンタ(プリズム)ハウス(いわゆる軍艦部)に
AOCOのマークが入っている最後の機種なんですね

σ(・_・) 実は、最近オールドレンズにちょっと凝っています

と、言ってもほとんどが ”PENTAX” の
”Super Takumar(スーパータクマー)” と言うシリーズなんですけどね (^^ゞ

なぜ PENTAX の Super Takumar かって言うと

やっぱり一眼レフと交換レンズは
このCMの影響なんでしょうかね (;^_^A


いやぁ~
懐かしいCMですよね (;^_^A

σ(・_・) 小学校に入学した頃のCMかな

実は PENTAX は日本で最初に135フィルム(ライカの規格で35mm判のこと)の
”一眼レフ” カメラを発売したカメラメーカーで

一眼レフのパイオニアと言われているんですね

昭和39年(1962年)の
”東京オリンピック” の年には ”PENTAX-SP” が発売され

当時は、売れに売れた一眼レフなんですね (;^_^A​

これはその頃のCMですね


あ! でも
このCMで MINOLTA ファンになってしまったんですね σ(・_・)


あっ! でも OLYMPUS も
好きだったんですよ σ(・_・)


ところで
何でオールドレンズなのかって言うと・・・

やっぱり質感が柔らかく写るからですかね

最新とまでいきませんけど
新しいレンズと比較してみましょうか

SIGMA DNシリーズ60mm F2.8で撮影


Asahi PENTAX Super-Takumar 1:1.8 55mmで撮影


下がオールドレンズなんですね

トリミングしましたけど、画角が60mmと55mmなので
ほぼ同じ画角と思って良いですね

えっ! 60mmとか35mmとか135とか、いったい何のサイズかって?

それじゃぁ
久々にフィルムカメラに登場してもらいますか (;^_^A​ ブログには初登場


ちょっと特殊なカメラなんですけど
構造がとっても見やすいんですよね


シャッター幕(幕と言っても板です)を
開いた状態ですけど

上の写真の四角く穴の開いている部分が
デジカメで言うセンサーの位置で

銀塩フィルムでは
フィルムに画像を焼き付ける部分です α(・_・) 写真枠って言います

この
センサーに相当する写真枠のサイズは

横方向(長辺)は36mm


縦方向(短辺)が26mm


35mmフルサイズって言うのに
一体どこが35mmなのか?

って言うと・・・

実は使われるフィルムの幅が
35mmなんですね (;^_^A​


実は写真のフィルムって言うのは
ものすごいサイズの種類があるんですね ( ̄□ ̄;)!!

”ごんのブログ(慢性膵炎日記)” としては
レントゲン写真が馴染み深いと思うんですけど

レントゲン撮影の時に
技師の方が何か四角い板を入れたり交換したりしていますよね

あれは ”シートフィルム” を交換しているんですけど
たくさんある写真のフィルムはほとんどがシートフィルムなんですね

まぁ~
最近ではレントゲンフィルムもデジタルが増えたそうですが・・・

35mm以下の細いフィルムは
巻き取られているものが多いんですけどね (;^_^A​

35mmロールフィルムは35mm幅で
用途に応じて長さを任意に変えられるんですけど

普通は ”パトローネ” と言う
缶のような容器の中にコマ数分だけ巻いてあるんですね

元々35mmフィルムは映画用で

倹約家の ”エジソン” さんが70mmフィルムを
半分に切って使ったと言うのが有名ですね

この35mmフィルムをスチルカメラ用として
世に広めたのが ”Leica(ライカ=ドイツのカメラメーカー)” なんですね

ライカでは ”135” と言う規格だったので
”135判フィルム” とか ”ライカ判フィルム” なんて呼ぶ方もいらっしゃいます

ライカの135規格のフィルムを使うカメラは世界中に広まり

フィルムカメラと言えば35mmフィルムが
世界で一般的なものになったんですね

ただ、この35mmフィルムって言うのは
意外と扱いがメンドウで

フィルムのセットを失敗して
何も写っていない

なんて言う事も・・・ σ(・_・) よくありました

セットの仕方って言うのは
カメラ内の写真枠にパトローネからフィルムを引き出してかけます


巻取りのシャフトにフィルムの先端(リーダー部)を挟み
パーフォレーション(連続した穴=送り機構のためのもの)を爪にはめます


圧板を閉じてフィルムをたるみ無く押さえます
(カメラによって圧板はフタを閉じれば押さえます)


フィルムカウンターは3コマくらいマイナス側にありますので
0になるまで空打ちします


これでフィルムの装填ができましたので
撮影ができるんですね

で、コマ数分を撮影したら
フィルムを取り出す(あるいは交換する)んですけど

カメラのフタを開ける前に
パトローネに巻き取らないといけないんですね ( ̄□ ̄;)!!

巻取りレバーを引き上げて
パトローネに巻き取るんですけど


誤作動の防止で巻取りレバーは
引き上げるとか解除ボタンを押さないと空転するようにできているんですね

上の写真は巻取りレバーとフィルム(パトローネ)の関係を
見るためにフタを開けていますけど

完全にパトローネに巻き取れば
光に当たらないので現像すれば画像が出てきますけど

うっかり
巻き取りきらないうちにフタを開けたりすると・・・ (T▽T;)

慣れてしまえばどうと言うことはないんですけど
苦手な方は中々覚えられない

なんて言う事もあって
カメラを遠ざけてしまっていたんですけど

1996年に ”富士フイルム” ”イーストマンコダック”
”キヤノン” ”ミノルタ” ”ニコン” の5社で共同で開発した

”Advanced Photo System(アドバンストフォトシステム)”
と言うシステムがありますけど

略して ”APS” と言い
専用の ”IX240” と言うフィルムを使いますけど

カートリッジをカメラ本体に入れるだけで
上で説明した一連の作業を全部やってくれるんですね Σ(・ω・ノ)ノ!

カメラ側でサイズ変更ができたんですけど

アスペクト比(縦横比)が9:16のハイビジョンサイズが ”Hサイズ”
アスペクト比1:3のパノラマサイズが ”Pサイズ” 

アスペクト比2:3の
クラッシックサイズが ”Cサイズ” で23.6☓15.8mm

現在のレンズ交換デジタルカメラで最も使われているのが
APSのCサイズなんですね

なので今回は

35mmフィルム(36☓26mm)=35mmフルサイズ(36☓26mm)と
ASP-C(23.6☓15.8mm)を比較してみましょうね

なにか風景の写真と思ったんですけど

人気がありましたので
この写真を使いますね (^^ゞ​


このシーンを写真に写そうとすると

光はレンズの丸い穴を通って
カメラ内部に赤丸の内側が映し出されているんですね


シャッターを切ると
シャッター幕が開いて

さっき見ていただいた36☓26mmの
写真枠の奥にあるフィルムに緑の四角の部分だけ記録されるんですね


APS-Cのデジカメでは一回り小さい
黄色の枠の23.6☓15.8mmが記録されるんですね


比較的上級モデルに35mmフルサイズセンサーが使われ
中級クラスまでAPS-Cサイズセンサーが使われていますし

一部のメーカーでは
”Micro Four Thirds System(マイクロフォーサーズ)”

と、言うサイズのセンサーを使いますけど
”Four Thirds System(フォーサーズ)” の拡張規格ですね

話しがややこしくなりますので

35mmフルサイズセンサーと
APS-Cサイズセンサーで進めますね (;^_^A​

で、35mm用(または対応)レンズで撮影した
35mmフルサイズとAPS-Cをプリントすると

こんな感じに違っています

35mmフルサイズ


APS-C


あれっ! APS-Cの方が大きく写っていませんか? ( ̄□ ̄;)!!

アスペクト比は同じで35mmフルサイズの対角線は43mm
APS-Cの対角線は28.7mm

対角線の比では28.7÷43=0.667

逆では43÷28.7=1.498
ですから約1.5倍になるんですね

どう言う事かって言うと
小さいAPS-Cで35mm対応レンズを使うと

1.5倍の望遠になるって言う事です α(・_・) 望遠効果って言います

では逆にAPS-C用のレンズを使うと
どうなるかって言うと

同じ被写体でも、カメラ内に写し出しているのは
APS-Cセンサーをカバーする範囲(黄色い円)なんですね


これをAPS-Cセンサーで記録すると
円の中にセンサーが収まります (;^_^A​ 当然ですが


え! 35mmフルサイズとAPS-Cが混在するマウントはあるのかって?

実は私の使っている SONY では
”α-Aマウント” と ”α-Eマウント” の2つのマウントがあるんですけど

どちらのマウントにも35mmフルサイズと
APS-Cセンサーの機種があるんですね ヽ((◎д◎ ))ゝ

あるいはマイクロフォーザーズと言うセンサーは
APS-Cより一回り小さくて横長(アスペクト比4:3)なんですね

そしてマイクロフォーサーズマウントは
SONYのα-Eマウントに近い ”フランジバック” なんですね

フランジバックって言うのは
カメラとレンズの接合部からセンサーまでの距離のことで

他のマウントは40mmくらいなんですけど
マイクロフォーザーズとα-Eは20mmくらいなんですね

つまりこの2種類のマウントは、20mmほどの厚みのアダプターで
他のマウントのレンズが装着できるんですね

私がオールドレンズを使えるのも
α6000 は、α-Eマウントだからなんですね α(・_・)

で、小さいセンサー用のレンズを
大きいセンサーに使うと・・・

緑の四角が35mmフルサイズですけど
黄色い円がAPS-C用レンズなので


四隅に画像が写らないですね Σ(・ω・ノ)ノ!

実際の画像では
こうなります


ちょっと四隅が暗くなっていますね ( ̄□ ̄;)!!

対角線比率が35mmフルサイズとAPS-Cに近い
APS-Cとマイクロフォーカースです

マイクロフォーサーズ(小さいセンサー)用の望遠レンズを
APS-Cセンサー(大きいセンサー)のα6000に使ったんですけど

この四隅が写っていない現象を
”ケラレ” って言います

こんな時は画像ソフトでケラレの部分を切り取れば
(”trimming(トリミング)” とか ”cropping(クロッピング)” と言います)良いんですね


私の場合は、こうなることを知った上でアダプターで
フォーサーズマウント用をα-Eマウントのα6000に使っているんですけど

α-Eマウントの場合
35mmフルサイズ機とAPS-C機があり

レンズも
APS-C専用と35mm対応がありますから

分からずに35mmフルサイズに
APS-C専用レンズを付けるとこうなってしまうんですね (´・ω・`)

このセンサーに画像を記録する角度を
”画角” って言いますけど


像がカメラ内に取り込まれる角度は同じでも
センサーサイズが小さくなると

角度が小さくなって
拡大された像が記録されるんですね


これが先の望遠効果の正体なんですけど

画角と一緒に、よく使われる用語で
”焦点距離” がありますね

実は焦点距離って言うのは
この画角を算出するための数値なんですね α(・_・)

ここまでで
センサーサイズと画角の関係は

なんとなく
分かってもらえたと思いますけど

この先は
焦点距離と画角の関係をお話ししたいんですけど

今日は難しいお話しを
イッパイしましたので頭がイッパイになってきました (^^ゞ​

続きは明日
と、言うことで・・・


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