やはり二束三文でした…
昨日の午後は、父が遺品として残した記念切手を売却しに行きました。
一昨日、隣の駅の近くにある買取り業者の店舗に行ったのですが、混雑していて、予約だけして帰りました。
一昨日に引き続いて昨日も歩いて行きましたが、一昨日ほど暑くなく、快適なウォーキングでした。
店舗の受付で、奥に個別のブースがあります。↓
予約してあったから待たされることもなく、すぐに個別ブースに案内されました。
買取りの担当者が現れる前に、個別ブースを撮影しました。↓
3分ほどで、一昨日、予約の手続きをしてくれた若いお兄さんが現われました。
最初に、どのようにしてこちらの業者を知ったか聞かれました。
自分は、ネットでの評判がよかった上位3社の中から、自宅に近い所に店舗があったから選んだと答えました。
査定を依頼したのは、先日、自分で切手の枚数と額面合計をチェックした切手アルバム1冊です。(個別ブースの机上にある青いアルバム)
中身はこんな感じで、たくさんの記念切手がはさんであります。↓
この他にもアルバムが4冊ほどありましたが、とりあえず記念切手の買取りがどんなものかを知るために、1冊だけ売却してみようと思いました。
査定を始めたお兄さんは、電卓片手にすごい勢いで、キーを打ち込んでいきました。
切手の額面は、50円、60円、62円、80円、100円などいろいろでしたが、果たして額面をちゃんと入力しているのか疑問なほど、早い操作でした。
途中で「郵便物を出したりして使うことはないですか?」などの営業トークをはさみながら10分ほどで査定が終わり、その早さにビックリでした。
全体の査定額は9千円弱ですと伝えられ、枚数の合計や額面の総額は伝えられませんでした。
かなり、どんぶり勘定ではと思ってしまいました。
自分の集計では、持参した切手は504枚で、額面総額は31,245円だったので、3割にもなりません。
事前に自分で額面総額を把握してあったから、買取り価格がどの程度の割合になるかがわかってよかったです。
資料などを使って切手の種類などを確認することがなかったから、「やはり戦後の記念切手は、プレミアのようなものがつくことは無いんですか?」と質問してみたら、有名な「月に雁」など本当に一部のもの以外には無いとのことでした。
そして、「ぶっちゃけ、他の買り取業者に持って行っても同じような金額ですよね?」と質問してみたら、苦笑いしながら「まぁそうだと思います」との返答。
お兄さんは仕事熱心で、まじめでいい人みたいでした。
売るのをやめようかと思っていたら、お兄さんはそれがわかったのか、すぐに「枚数が多いから、もう少し高額で買い取らせていただきます」と言って、スマホでメール(チャット?)のやり取りを始めました。
たぶん、店舗の上司か本社の担当者などに許可を取っていたのだと思います。
しばらくして、提示された金額はキリがいい金額で、額面総額の3割ちょっとでした。↓
(売買契約書の一部)
事前に調べたネット情報では、もっと高い割合の買取り額が相場だったような気がしました。
売却をやめることも考えましたが、若いお兄さんが一生懸命営業しているのを見ていたら、人がいい自分は(←自分で言うなよ!)「まぁいいか」と思ってしまい、買取りを依頼しました。
その後、身分証明をして、個人情報をタブレットに入力するなどの買取り手続きに30分ほどかかりました。
自宅に帰ってから、以前、小さな買取り業者にテレホンカードを買い取ってもらったときに、試しに手元にあった切手を数枚だけ買い取ってもらったことを思い出しました。
そのときのことを書いた自分のブログ↓を見て確認したら、なんと額面の6割程度で買い取っていました。
歳のせいか、過去のことは忘却の彼方でした。
昨日の業者はネットで評判が良かった大手だったのに、小さな業者の方が買取額が全然高いとは意外でした。
まあ、週末に飲み会がありますが、今回受け取ったお金はそのお代にはなりそうです。
大手の業者名は、あえてここには書きませんが、ネットで「切手買取」で検索して評判が良い業者を調べてから、自分の昨日のブログを見れば分かると思います。
残りの切手は、小さな業者に持ち込もうと思いました。