「記念」は価値無し、ものは捨てるよりマシ…
昨年、実家を売却するにあたり、亡くなった両親が残したもので、金目のものは引き上げてきました。
父が収集していた記念切手や記念硬貨、母が残したテレホンカードなどです。
また、父が大昔に使っていたカメラなどもあります。
退職して時間はあるのに、これらを売却した経験がないため、買取り業者に行くのをためらっていました。
先日、ウチのポストに買取り業者のチラシが入っていました。↓
よく行くショッピングモールの一角に、きょうと明日の２日間、出張買取りコーナーを設置しますというチラシでした。
チラシには、未使用テレホンカード買取保証とありました。
いろいろな買取り業者の前を通ったことは何度もありますが、たいては小さな店舗で中が見えにくいこともあり、なんとなく敷居が高い感じがしていました。
また、テレホンカードを実際に買い取ってくれるのか不安でした。
チラシの内容は、これらを払拭するものだったので、本日、勇気を出して行くことにしました。
事前にテレホンカードを整理したら、ほとんどが使用済みのもので、使用途中で残数があるものと未使用のものが少しありました。↓
また、昔に利用されていた使い捨てのプリペイドカードで、JRのオレンジカードや郵便局のふみカードも紛れていました。
記念切手や記念硬貨はたくさんあったけど、きょうはお試しに記念硬貨の一部だけを持参することにしました。↓
左上からそれぞれ、札幌オリンピック（昭和47年）、つくば万博（昭和60年）、内閣制度100年（昭和60年）、天皇御在位60年（昭和61年）、瀬戸大橋開通（昭和63年）を記念した硬貨です。
そして、切手は、父が残した記念切手ではなく、先日郵便局で年賀はがきを買うときに、昨年余った年賀はがきを切手に換えたものがあり、使うこともないだろうから試しに買い取ってもらおうと思い持参しました。（現行の封書用84円切手3枚）
また、父の古いカメラではなく、自分が以前使っていたフィルム用の一眼レフカメラも持参しました。↓
結婚後、海外旅行に行くときに買ったもので、20年以上も前のものです。
交換用ズームレンズ2本も一緒に持っていきました。↓
生ぬるい風が吹く暖かい天気の中、これらをリュックに入れて背負い、散歩を兼ねて30分歩いてショッピングモールに行きました。
臨時の買取りコーナーには先客はなく、担当者がポツンと座っていました。
担当者は、いかにもというスーツを着て、チョビ髭をはやした中年の男性の方でした。
それでも話を始めてみると、話やすく親切な方で、まずはテレホンカードから査定してもらいました。
広告の表示通りで、50度数（500円）は380円、105度数（1000円）は700円の買取りでした。
使用途中のものや使用済みのものは基本は買取り無しで、カードの絵柄によっては買取るということで、全部見てもらいました。
有名アイドルの写真やアニメ系の絵柄だと買取るそうですが、そのようなカードはありませんでした。
また、1枚だけあった未使用のJRオレンジカード1000円は、850円での買取りでした。
ふみカードは、買取りなし。
記念硬貨は、持参したものは買取りしないということで、銀行で両替してもらってくださいと言われました。
一部の金貨や銀貨、よっぽどの古銭ならば買取るので、他のものは持参して相談してくださいと言われました。
バラの切手は、基本は額面の6割程度で、シートだともう少し高くなるとのことでした。
昔の記念切手などもレアもの以外は、この程度の金額だそうです。
カメラと交換レンズは、1点100円との査定でした。
カメラ専門店ならもう少し高いかもと思い、売らずに持ち帰りました。
きょうの買取り結果は、次の伝票の通りでした。↓
残してくれた父母に感謝しつつ、このお金で美味しいものでも食べようと思います。
きょうの業者は、ショッピングモールのすぐ近くに店舗を構えているとのことだったので、後日に、まだ残っている多くの切手や硬貨の買取りを相談しようかと思いました。
それにしても、記念硬貨や記念切手は、残しても価値がないことがよ～くわかりました。
カメラは、買取りがあるカメラ専門店に行ってみようと思いました。
