本日、昼間は奧の用事のお手伝い、夕方から旧知の知人たちとの飲み会です。![]()
ということで、事前に作成したブログを予約投稿します。![]()
そして、明日はバイクで1泊周遊旅に出かけます。![]()
この時期の聖子ちゃんにピッタリすぎる
前回の尾崎亜美さんの歌詞についてのブログが好評(←自己満足です)なので、第2弾をお届けします。![]()
前回の「天使のウィンク」と同様、亜美さんが松田聖子ちゃんに提供した曲である「ボーイの季節」↓を紹介します。![]()
この曲は、1985年に前回の「天使のウィンク」に続いてシングル・リリースされました。![]()
当時流行ったアニメ映画「ペンギンズ・メモリー幸福物語」の主題歌です。![]()
こちら、映画のサントラ盤のLPジャケットの画像↓。
ちなみに、この後すぐに聖子ちゃんは神田正輝氏と結婚して休業してしまい、独身時代最後のシングルになってしまった曲です。![]()
ということで、テレビ等で歌われる機会がほとんどなかった不遇の曲です。![]()
さて、ちょっと長いけど、これが歌詞の全貌です。↓
♪① 革のカバン ひとつだけなの
あなたの記憶が唯一の地図よ
空が金色に 染まる時
それまでにきっと
約束の Sunset
♪② 夢よ いかないで
Please don't take my dream
強い風が吹く丘で
少年の頃に見た
夏に逢える…
♪③ いいえ 笑ったりしないけど
大きな背中のあなたはBoy
赤いスニーカーはいたのに
どうしてあなたに
追いつけないの
♪④ 時よ いかないで
keep me,Summer time
あなた遠くを見てるの
妬けるほど 熱い目を
夏に向けて…
♪⑤ 愛を消さないで
Please don't take my boy
どうか 風が止むまでは
気紛れなJealousyね
夏が痛い…
don't goway
I love you
亜美さんらしく、イメージ先行の歌詞ですよね。
聴いただけでは断片的にしかわからないけど、ゆっくり歌詞を読めば、ある程度の情景は浮かぶと思います。![]()
でも、主人公の少女と、その恋人と思われる「あなた=大きな背中のBoy」との関係や、少女の心情はとても難解です。![]()
では、亜美さんは、どのような関係や心情を表現したかったのでしょうか。
お急ぎの方は、
部分に結論めいたことをまとめてあるので、そちらに飛んでくださいませ。![]()
それにしても、わざわざ恋人を「ボーイ」と呼ぶ感性が素晴らしいと思います。![]()
きっと、まだ恋人が少年=ボーイだった頃、つまり過去のことを表現したいとう意味合いがあるのでしょう。
「ボーイの季節」ではなく「彼の季節」というタイトルだったら、少女の成長を感じさせない曲名ですよね。
ネットでこの曲について調べると、歌詞についていろいろな解釈があるようです。![]()
いろいろな解釈ができるような歌詞、すなわち余白がある歌詞を創るのは、やはり亜美さんの天才的な才能だと思います。![]()
その中から、自分がなるほどと思ったサビの部分の解釈をもとに、自分なりの感想を述べておきます。![]()
♪①(1番のサビ)
主人公の女性が少女だった頃、つきあっていた少年との夏の想い出を回想する場面。
その後、成長して大人になった女性が、想い出の場所である「強い風が吹く丘」を再び訪れた設定です。
そして、少年と一緒に見た「金色の夕陽」を眺めながらら、当時の夢を回想しています。
(この気持ちを表現するような、スローでどこか寂しげなメロディーも素晴らしいです。)
♪③(2番のサビ)
少女は少年のことを大好きだったのに、少年は自分よりも夏に目を熱く向けてしまい、少女をきちんと受け止めてくれません。
この「夏に目を向ける」のは比喩で、夏とは彼の夢のことで、当時彼は夢を追い求めていたのではないでしょうか。
♪⑤(最後のサビ)
それでも、過ぎてしまった時は非情で、彼との楽しい想い出がどんどん過去のものになってしまう。
せめて風が止むまであんなに楽しかった夏にジェラシーを感じていたいけど、夏のことを痛いと感じるほど切ない気持ちになっています。
![]()
結局のところ、主人公の少女が大人になったときに、過去につき合っていた少年との楽しかった夏の想い出を感傷的に振り返っている様子を表現していると思います。![]()
その楽しかった想い出が過去に遠ざかってしまうのは、彼女にとって痛いほど強烈だという心情を表現したかったのでしょう。![]()
(歌詞だけでなく、メロディーもそのような心情に合っていると思います。)
一応、アニメ映画の内容に合わせた歌詞のようにも思えます。
(自分は、映画の内容は詳しく知りませんが…)
だけど、聖子ちゃんは、その後結婚して休業することになり、テレビ番組などでこの曲を歌う機会がほとんどなかったのです。![]()
この曲は、そんな聖子ちゃんの心情そのものを間接的に表現しているような気がしてなりません。![]()
ここからは自分の妄想ですが、その後の聖子ちゃんのことを振り返ってみると、Boyとは聖子ちゃんのそれまでの歌手活動そのものを意味しているのではと思ってしまいます。
結婚そして休業を決心した聖子ちゃんにとっては、歌えなくなることは昔の彼を忘れていってしまうことと同じくらい寂しいということです。![]()
うがった見方ですが、一回り近くも年上の結婚相手から「休業しなよ」と一方的に促されたのでは…。![]()
果たして亜美さんは、この曲を書いたときに、聖子ちゃんの結婚のことや休業のことを、どこまで知らされていたのでしょうか。![]()
それはまったく謎ですが、自分的には結婚するだろうぐらいのことしか知らなかったのでは…。
だけど、亜美さんは楽曲を提供する相手に合わせて曲をつくる才能がピカイチです。
なので、聖子ちゃんは結婚したら休業するだろう、そして、歌えなくなったことを寂しく思うだろうと、そこまで見通してつくったような気がしてなりません。![]()
まあ、思い込みすぎの結果論なのかもしれませんが、亜美さんの歌詞ってそれだけ意味深長だと思います。![]()




