その後の体調いろいろ
最近は、このブログに味覚障害など自分の体調のことをあまり書いてなかったです。
そこで、後日のための記録（備忘録）として、最近の体調をまとめておきます。
同病などの方の参考にはならないと思いますが、アラカン舌がんサバイバーの苦労を少しでもわかってもらえたら幸いです。
ちなみに、舌がんの手術から5年3か月半以上が経過しました。
① 味覚障害
昨年末～今年の正月あたりは、味覚の調子が良かったけれど、その後、一時期低迷しました。
それからは、調子が良くなったり悪くなったりが不規則に変化しています。
同じものを食べても、昨日は味を感じにくかったのに、今日は感じやすいということがよくあります。
毎朝飲んでいるコーヒーは、毎日違う味に感じます。
それでも、数年間に比べると平均的には良くなったと思います。
相変わらず、苦味はわかりませんが、酸味と甘味は感じやすいです。
塩味がポイントで、これを感じたり感じにくかったりで安定していません。
塩味を感じるときは美味しく食べることができるから、味覚の調子がいいとなります。
これまでも何度も書いていますが、その日の疲れ具合などの体調やメンタルの浮き沈みと味覚の良し悪しの関連性は無いようです。
固形のものは塩味を感じにくいけれど、なぜかスープやみそ汁のように液状だと塩味を感じやすいため、朝食と昼食ではこれらの汁物を味わっています。
ちなみに、夕食では、晩酌で液状のものを飲んでしまうため、汁物は不要です。
最近、味覚で困っているのは、何も食べていないときに変な味を感じてしまうことです。
その味は、水で口をゆすいでも、なかなか軽減されません。
それから、何かを食べた後に、いつまでもその味を感じてしまうことです。
コーヒーなどを飲んで、いわゆる口直しをするとか、歯磨きをするまで、味が残ってしまいます。
これらは、ある意味、味覚が過敏になっているためかもしれませんが、なんともわかりません。
② そしゃく・嚥下障害
相変わらず、貪欲にいろいろなものを食べることにチャレンジしています。
そのせいか食べる機能がアップして、苦手な食べ物が減ってきたような気がします。
最近は、レタスなどの生野菜とスパゲッティに対する苦手意識が減りました。
とはいえ、これらのものを食べるのは大変で、ときには上手く噛めてないまま飲み込もうとして、食べたものが喉につまってゲエゲエなることがあります。
摂食嚥下の医師によると、口をたくさん動かして食べることが最大のリハビリだとのことなので、時間がかかっても食べにくいものでも食べるようにしようと思っています。
③ 構音障害（しゃべりにくさ）
高齢ネコのウグ爺の介護があるため、遠出することがなくなっています。
そのため、ほとんど奥と同居の２catsとの会話しか喋る機会がないため、話す機能が衰えているように感じます。
（とはいえ、遠出しても一人旅だから、もっと喋らないのですが…）
たまに電話や買い物などで外部の人と話す機会があるときは、緊張します。
どうしてもがんばって口を動かして、ちゃんとした音になるようにするため、話すのが疲れます。
聞き返されることも少なく、どうにか会話が成り立っているみたいですが、ときどき発音練習をするようにしています。
④ 首～肩まわりの締め付け感
過去のブログを振り返ったら、今年の1月26日に、この症状が一時的にひどかったことが書いてありました。↓
このツッパリ症状は頸部リンパ節郭清手術の後遺症ですが、これも味覚障害と同じように浮き沈みがあります。
何も感じないときは感じないですが、一度感じ始めると不快感がしばらく継続します。
最近は、ウォーキングに出かけたときに、締め付け感を強く感じることが多いです。
腕を前後に大きく振って歩こうとすると、首まわりの筋がピーンとなって、痛いような苦しいような締め付けを感じることが増えました。
以前と比べると、この締め付けが強くなったような気がして、今後が心配です。
⑤ 全身のかゆみ
かゆみについてはブログに書いたことはなかったですが、恒常的にあちこちにかゆみを感じることが多いです。
掻いてしまうと赤くなるから、なるべくガマンして、市販のかゆみ止めの塗り薬（ステロイド入りのものと無しのもの）を使っています。
舌がん手術以前にもあった症状なので、舌がんの治療とは関係ないと思いますが、よくわかりません。
ネットで調べてもこれと言って該当する症状は見当たりません。
以前、皮膚科に通院したこともありますが、特に病名は特定されずに、対症療法的な塗り薬を処方されただけなので、その後は市販薬で対応しています。
舌がん手術後には通院したことがないから、一度診てもらったほうがいいのかもしれません。
気が向いたら皮膚科に行ってみます。
⑥ その他
以前よりも、何かをした後に「疲れた～」と感じることが増えました。
最近の運動不足で体力が落ちたのか、それとも、加齢によるものなのか、よくわかりません。
がんばらない程度にウォーキングを続けて、体力を維持していこうと思っています。
