自己肯定感の低い人をどうするか、の鉄板アプローチ。
久々の投稿です。
9月の時点では、ちょっと試したいことがあって寝かせたらすっかり延び延びに^^;;
でも、今書きたくなるということにはそれはそれで意味があるんだな、
と書き始めてわかりました。
さて、ちょっと過去に書いた、自己肯定感をあげる「普通の」3つのアプローチはこれでした。
ここまで取り組んでもまだ、手応えがないクライアントさん、
または取り組むための材料が出てこないクライアントさんは
どうしようか。。。となる。
最近はけっこう出会います!笑
ま、どこまでいっても、
自分が変わる気がなければ変わらないし、
変わる気があれば、いろんな話をヒントにして自分を整理していくものなので、
だいたいにおいて上の3つがあれば十分なのかもしれませんが、
ちょっと物足りないなって思っていたら、
4つ目の、可能性を感じるアプローチに出会ったんですよね。
それは、
「自分の深いところにある大いなる矛盾を見つけて、両方受け入れて広がる」。
悩みとは不一致、と教えていますが、
その不一致、葛藤を起こしている一見正反対に見える2つの要素が、両方、
「自分が生きている意味」に直結しているくらい大事であることに気づく。
統合、です。
これがどうやら、最終ゴールであり本当の自分を生きるスタートみたい。
葛藤が深いほど、
引き合うエネルギーが強くなっていて、
同じ方向「人生のビジョン」に向かったときに爆発的なエネルギーが乗るんだって。
これは、知った時はなかなかゾクゾクしました。
おもしろくて。
葛藤を深く見つめることが、すなわち自分を生きることにつながるんですよ。
超画期的!!
たとえば、いいママでいなければならない、という考えと、
だらだらしたい、自由でいたいという気持ちがあったとする。
ふつうの心理カウンセリングだと、だいたい考え=認知の方を緩めて、
感情を優先できるようにサポートする。
がんじがらめだとつらいからね。
このやり方がピタッとフィットする人もそこそこいます。だいたい、思考優先の左脳タイプ。
認知のコントロールは、より合理的な認知によってできるんですね^^
このやり方がうまくいかない人は、
ふだんから合理的に考えて生きてるわけじゃなく、
ふわふわ~として、その時の気分で上がったり下がったりする感性優先の右脳タイプ。
こういう人をよく観察してると、そもそも感覚>思考なので
自分に関する判断がぶれぶれで、
人から言われたことを鵜呑みにしようとしては、
まったくあさっての方向にいっちゃったりするので、むしろ人の助言とかは全然役にたてられない。
いろいろ理由をつけようとするんだけどだいたい客観視がない上での理由なので、見当はずれな場合が多い。
ごめんねディスってるわけじゃなく。ただ、
自分に合わない方法を片っ端から試そうとするのはやめようか、とは、内心思っておりますよ。
左脳タイプでも、1度認知を広げるやり方を知ってやってみると、
日常はけっこううまく回り出すんだけど、
それでも実はまだ、誰かに対する怒りや、自分を生きれている感じからは遠いかもしれない。
非合理的信念って、わかりやすく見えてるだけでも1つじゃなくて、
見つけるたびに広げて、ってやっていく必要がある。長期戦。
そして人はね、
日常に起こる出来事でわかるような表面的なものよりももっと深いところに、
大いなる自己矛盾を抱えていたりするのです。
コアビリーフというやつ。
するとやはり、
思考を扱うだけではわからない、届かないところっていうのが出てくる。
ここにくると、左脳タイプも右脳タイプもやることは同じ、っていう話になる。
「感じる」。
左脳タイプは認知を手がかりに、「感じる」。
右脳タイプは考えることをできるだけやめて、「感じる」。
というアプローチの差だと思う。
「感じる」感性を頼りに、
何と何が自己矛盾を起こしているのかを深いところで知る。
すると、この記事の上の方の例では、
いいママでいなければ、という考えの背景にはいろんな価値観、
大切にしたいものがある。これを1つ1つ見つけて感じる。
自由でいたい、も、本来の自分でいたいってことだから、本来の自分として大切にしたいものを見つけて感じる。
どちらも、自分の中のいろんな自分であると考えて大切に扱う。
すると、見えてくるものがあるのです。
うーん、この4つ目のアプローチ、わたしにはとってもしっくりきたんですけど、
ワークをうちの生徒さんたちに試してもらって、
自分でこれに取り組むのも、
カウンセラーとして併走するのもけっこう気合がいるなーってことが見えてきたので、
かなり気が向かないとできないね。
ま、機会というのは熟したらやってくるところもあって、
そうなった時に思い出してくれる人とは、
そういう縁がつくれるんだろうな~と思ったりはします。
その時はどうぞよろしく♪
話し合いと、潜在意識に届ける遠隔セッションの両方ができますよー。