自己肯定感を上げる鉄板アプローチ2 | 毎日が実験。人の気持ちがわかる人になるブログ

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人の気持ちがわかるようになりたい人に教えています。
趣味はビールを飲むことと、和服を着ることと、自分の子を観察すること。
聴くチカラ検定の開発担当。

子が夏休みで邪魔してくるからなかなか続きが書けないんだけど、

まったりいきます。

この話の始まりはここから。

 乙女のトキメキ援助のゴール設定、自己肯定感を上げる

子どもは、できないことでも見守って、たくさん失敗させてあげるだけでいい。

若者の育成もそう。よほどじゃなければ、「好きなことをやらせる」「失敗から学ぶ」で自己肯定感は育つのです。

 

大人に同じことしようとしたら、そのアプローチってだいぶコストがかかる。

自分のことは自分で育てるのが大人の自己責任。
援助者は、そのきっかけは作れるけど、長年かけてこじらせた劣等感は誰かがすぐになんとかできるってものではない、というのは大前提ね。

 

で、今日は前提ついでに大人の自己肯定感のおさらいから。

 

自分にできるチャレンジを繰り返して、失敗から学んでまたチャレンジして、
少しずつほしいものを手に入れてきた人間は、そこそこタフで自分を肯定できる。

これはつまり「健康に」育ったてこと。

 

一方で、がんばってがんばって、
学校や職場や結婚生活で、それなりに手に入れてきたものがあるのに、
自己否定感が強くて自分にダメ出しばっかしちゃってる人は、
いわゆる「こじらせてる」人。

 

分かれ目がわかるかな?

そう、自分がほしいもののためにがんばってきたわけじゃなくて、

誰か別の人の基準に合わせて、
その誰かからの評価のためにがんばることしかしてこなかった人が、
なんでも持ってるのに自分と仲良くできない、めんどくさい大人です。

 

ま、ぱっきり2分割できるわけではなく、

ある程度どの人にもどっちの要素もあったりする。

日本の教育環境って評価だらけだからね。

 

でも、最もこじらせてる人は、
プライベートはけっこうボロボロで何もうまくいかない、
って負のスパイラルにはまってしまうことが多い。

自分が好きじゃないと人生は楽しくないです、ハイ。

 

クライアントとして来てくれる人にももちろん、
だいぶこじらせてる人はけっこういるわけです。

ま、なんとかしようと思って、お金を払って来てくれるだけいい、とも言えるね!

でも、本人が問題と思って相談にきてくれたことと、
根本の問題はだいぶかけ離れてることも多い。

ほんとはどの問題もだいたい、自分が自分と仲良くできてないってことが問題です。

 

自分が好き、という人から見たら、

自分が好きじゃないって人の気持ちはなかなかわかってあげらない。

だって、がんばったらいいじゃん! て思っちゃう。

がんばるって気持ちいいもん。

そんで好きな時に力を抜いて休んだらいいじゃん、て思っちゃうし、言っちゃう。

 

自分が好きじゃない人は、

がんばってるよ! って思う。

もうこれ以上ないってくらいがんばってるし、だから苦痛なんだし、

休んだら休んだで後ろめたい。

 

両者の溝はどうやったら埋められるのか?

 

またまた続く。