自己肯定感を上げる鉄板アプローチ3 「自分の軸」 | 毎日が実験。人の気持ちがわかる人になるブログ

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趣味はビールを飲むことと、和服を着ることと、自分の子を観察すること。
聴くチカラ検定の開発担当。

もっとマメに更新したい。

今日までお子様の付き合いで立川まんがぱーくに行ってた。

天国だし遠いし長居しすぎて疲れた。夏休み終了。

 

ってことでこの話はここから。

 

乙女のトキメキ援助のゴール設定、自己肯定感を上げる

 

乙女のトキメキ自己肯定感を上げる鉄板アプローチ2「がんばっても苦しい」

 

自己受容がどーにもこーにもできない。

劣等感の塊です。

という人は、「自分の軸がない」という表現もできるのね。

 

人からどう見えるか、という基準しかなくて、

いちいち誰かと比べて、自分の方がダメな部分ばかり見えてしまって、

ゆえに堂々とできなくて、いつも自分が好きじゃない。

 

こういう人は、戻るべき「自分軸」というのが「ない」、とも言えるし、

「自分の軸を忘れている」とも言える。

 

自分の軸ってなんですか?

て、聞かれたら、ちゃんと答えられますでしょうか。

自分の軸=

心理学でいうとアイデンティティ。

「これがわたし」という確信みたいなものですね。

 

発達心理学では、青年期の発達課題と言われていて、

これがうまくいかないままいい年になってしまうことを

アイデンティティ拡散といっています。

 

ちなみにこの用語でググると、

2012年ごろから出現したネット用語で「真面目系クズ」っていうのが引っかかってきます。

過激ですがすごーく特徴を捉えている部分もあるので解説どうぞ。

 

<真面目系クズ>

自ら主体的にがんばったり努力することはないが、先生や親の言うことをきくので周りからの評判は良い。反抗しないのは楽な方へと流されれいるだけで、ルールを外れる勇気もない。周りに迷惑をかけないように真面目に生きてきたが、積極的に努力することは無い。最初の印象はよく、周囲から期待されるが、だんだんボロが出て人が離れていく。ひとことで言うと「エヴァのシンジの悪いところだけ集めた感じ」のクズ。

 

以下のうち4つ当てはまったら<真面目系クズ>かも。

1 アイデンティティ自意識の過剰

自惚れるのも自意識の過剰であるが 

必要以上に悩んだりするのもまた自意識過剰

2 選択の回避と麻痺

選択を迫られるたびになあなあにして決定を下さない

3 対人距離の失調

普通に喋れた人でも休み明けなどに急に喋りにくくなる

4 時間的展望の拡散

時間を守らない。非常な危険が切迫しているという切迫感と時間意識の喪失

5 勤勉さの拡散

何事も努力が続かない、真面目にこつこつやる事が出来ない 飽きっぽい

6 否定的アイデンティティの拡散

周りが好むものを否定し、それとは反対のものを好む

 

http://matome.naver.jp/odai/2135496121427535001 より引用

 

青年期の発達課題だから、まあ新社会人くらいまではこんな感じでも、

仕事したり育児したりでだんだん大人になっていくと

多くの人はアイデンティティがそれなりに定まってくるのですね。

 ※現代人は青年期がながーいんだよ、ホラ寿命が延びたからぁ

 

どうやってアイデンティティ獲得ができるかっていうところを簡単に説明すると、

「好きで夢中になれること」

「嫌いで許せないこと」

「達成経験や身につけた能力」

を一つ一つ積み上げることで

自分ってこういう人間なんだなあということが良くも悪くもわかってくるということ。

シンプルでしょ。

 

でも、いろいろ経験してきたはずなのに、

まだ自分の軸が持てないって人がいて、

「好きだなって思えたことや夢中になれたことを思い出してみて」

とソツのないカウンセラーがアプローチしても、

「いや、何もない!」という結論に至ってしまう人もいるのです。

 

これがアイデンティティ拡散ね。

原因にはいろいろありますが、、、

 

そうなってしまった原因を探すのはあんまり意味がないこと、とわたしは考えています。どちらかというと、

今そうであることで、何を果たしているか、

「何のためにそれを選択しているか」を考えていただくほうがわたしの性には合ってる。

ま、それも今回はさておき。

 

自分がどんな状態かはわかっている。

自己受容したい、しないと苦しい、

それはじゅうじゅうわかっているけどできないんだよ!
というところまで来た人に、

さあどうやって、どっちの方向に伴走したらいいか?

 

続く。