クラブ職人の徒然草~2 -402ページ目

中空アイアン型UT試打結果

先週日曜日まで女子トーナメント開催の瀬田GC西コースで試打テストラウンド終了しました。


ほとんどフルバックに近い6567ydで65やら66やらで回ってくる娘っこ達

恐るべしです。


本番の時より幾らかラフは刈ってあり幾らかグリーンは遅くなっているらしい白ティ(6079yd)からで三桁回避がやっとこさっとこでした。


今日のセッティング

アイアン:モーダス125-R(128g)#5(26度)~SW
The-G-HI5(24度):モーダス125-R-#4
MASDA HBI3(21度):モーダス130-S-#3(124g)

いずれもロフトは標準的ロフトの4番、3番に相当します。長さは標準長さよりも2/8~3/8”長めに作ってあります。


The-Gは標準的な軟鉄鍛造アイアンとほとんど変わらないヘッドサイズで、中空構造の分だけヘッドに厚みがあり、標準的アイアンよりは重心深度もあって重心角も大き目ではあります。

また、MASDA HBIはさらにヘッドサイズも厚みも大きくなっています。


アイアンセットと振り心地においてはどちらも全く違和感を感じませんでした。また、長めに作ってあることの違和感や不安感も感じませんでした。

MASDA HBIにはヘッドサイズを考慮してモーダス125よりは4gほど軽く、125よりも弾き感の強い性質のモーダス130を挿してみましたが、今日の試打では全く不満の無い感触であり、好結果でした。

The-GとMASDAでは少しヘッドサイズが違いますが、いずれも標準より1/2番手分くらい長めに作ってもヘッドサイズとのバランス感は良いと思います。


メリットその1:ソール幅が広く抜けやすい形状であること。いずれも使用したのは浅いラフからでしたが、芝にからまず押さえて抜けてくれる感触でした。

その2:一般的UTよりもスピン量は多いように思います。落下後のランが少なく感じました。

その3:やはり少々のオフセンターヒットでもその番手で欲しいMAX飛距離を容易に得られる芯の広さを感じました。



アイアンセットと同じシャフトを挿した時にやはり負荷量が増え過ぎるのか、同じ感覚で振れてもっと良くなるのか、これはもう一度シャフトを替えて検証したいと思っています。



一般的なハイブリッドヘッドで、飛び過ぎてしまうこと(そういうイメージを持ってしまうことも含めて)がデメリットに感じる方にはこの中空アイアン型UTはお勧めです。


一般的ハイブリッドのほうがヒッティングの容易性は高いと思います。


競技志向でロングアイアンを打つこと自体にそれほどの不安はないプレーレベル、それなりの飛距離レベルでボールヒッティング出来ることを前提としてロングアイアンの飛距離を過不足なく高い確率で攻めたい方には中空アイアン型UT、

やはり3W,5Wとアイアン(5番または6番)との間の距離を楽に飛ばして埋めていきたい方には一般的UT。

という棲み分けが出来るかもしれません。


この研究はもう少し続けたいと思います。

明日は休業させていただきます

ゴルフピットは明日7/29(土)を臨時休業とさせていただきます。


先週女子トーナメントを開催していた瀬田GC西コースをラウンドしてきます。


10年ぶりになるセンパイとお会いし、アイアン型UTの試打もしてきたいと思います。

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あらためてインプレ記事をアップしますので。


それではオシゴトラウンド行ってきまぁ~す。

中空アイアン型UTについての実験と考察~一部訂正



現在、当工房で取扱中の中空アイアン型UTを並べてみました。

写真左から
ムジーク オンザスクリュー I.C.E #3-21度
マスダゴルフ HBI #3-21度
A-GRIND CMB #3-20.5度
三浦技研 ICL-601 #4-23度
The -G Hybrid iron HI 5-24度
※A-GRINDはお客さまの組立途中を拝借。


一番初めに作ったのが三浦ICL-601で、その時は118gのカーボンシャフトを番手通り。

その次がムジークI.C.Eで、KBS-Hybrid 95-S。

僕自身での試打とDG-S200やモーダスを使用しているお客さま等数名の試打で同じ感想になりました。

中量級以上の重さのスチールシャフトを使用している者にとってこのタイプのヘッドにはカーボンシャフトは不要ではないか。

115gのカーボンシャフトは重さこそ悪くないがスチールシャフトのアイアンセットとの流れでは硬すぎたようです。


その後シャフトを入れ替え、
三浦ICL601とムジークI.C.Eにはモーダス120-X番手軟ずらし(約120g)。

長さをヘッドボリュームに鑑みて少し長い目。
三浦:38.75”(4番標準は38.5)
ムジーク:40.0”(3番標準は39.0)

このシャフトチョイスはDG-S200やモーダス125のアイアンセットとの流れを意識しました。

モーダス125を使用している僕自身の実戦試打の感想は

バッグから抜きたくない。です。

同様のボリュームを持つThe-Gにはアイアンと同じモーダス125を番手通りに挿してみました。

長さはやはり少し長い目です。

マスダゴルフHBIにはもう少し重いモーダス130-S(124g)を番手通りに挿してみました。 

三浦やThe-Gよりはボリュームのあるヘッドですが、マスダゴルフの技術者に相談してみたところ、彼の見解も特に軽い物やUT用カーボン等は不要で基本的にアイアンセットと同じシャフトで良いのではないか。という事でした。

とは言えやはりアイアンとしてはボリュームのあるヘッドですので少し重さを控え目にし、弾き感のある物にしたらどうだろうかという実験をしてみようと思います。

これらの実験によって、一般的なUTと違って出来るだけアイアンセットとの流れを取って「易しく打てるロングアイアン」の感覚を出したいこれら中空アイアン型について、どこまでのボリュームのヘッドにどこまでの重さのシャフトを合わせた時にベストマッチになるか、

今後どのようにお客さまにお勧めしていけば良いか、が見えてくると思います。


明日は久々にお会いする先輩と瀬田GCの西をラウンド予定です。

ムジークと三浦は既に実戦試打しましたのでThe-GとマスダHBIを入れて行くつもりです。

明後日、オツムが溶けずに無事でいたらインプレ記事アップします。