先日、ミズノゴルフ(養老)にてフィッティングをしました。

ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーのフィッティング内容と結果です。

 

ヘッドスピード40m/sくらいのゴルファーに合うシャフトなども提示してもらえましたので、色々と参考になるかと思います。

結果としては、自分が思っていることとは真逆?の結果となりました。

 

 



アイアンに関して

 

 

7番アイアンのヘッドスピード平均が、34.6m/sでしたが、ダフってばかりいたからかと思います。
実際のところは、35~36m/sくらい出るんじゃないのかとのことです。

 



シャフト重さは、100グラムくらいが良いとのことで、今現在使用してる NS.PRO 950 GH の重さは丁度良いとのこと。ただ、私の打ち方ではシャフトが撓り過ぎてしまって(トウダウンとシャフトの前反りが大きい)ダフリやすくなってしまうらしいです。

 

自分としては、NS.PRO950が重いと思っていましたが、違うようです。

トウダウンとシャフトの前反りが大きいので、今のシャフトでは撓り過ぎて、高弾道過ぎるか、ボールの行方がバラ付く(スライスする)可能性があるらしいです。


データ計測してるときにもダフってましたが、前反りが大きいのでダフリやすいかもしれないとのことです。

 



ただし、打点に関しては驚異的に安定してるとのことで、もしかしたら小ぶりのヘッドのアイアンを使った方が良いかもしれないというアドバイスも頂きました。

打点がヒール寄りで打ててるので、それは、それで良いのですが、あまりにもヒール寄りになるとスピン量が増えやすくなり高弾道過ぎて止まるボールは打てるけど、距離が出ないということが増える可能性があるとのこと。

つまるところ、シャフトが前反りになってロフトが寝るし、ヒール側で打ってスピン増えて、超高弾道で飛距離ロスしてるらしいです。
自分では、あまり弾道が高いとは思ってなかったのですが、けっこう高弾道らしいです。



お勧めして頂いたアイアンヘッドとシャフト

アイアンヘッドは

今現在、けっこう弾道が高いので、そのままの弾道が打てるということを前提として

今よりも飛ばしたいならば
JPX921 ホットメタル プロ

 

 


今よりも止めたいならば
JPX921 フォージド

 

 

ぶっちゃけ何をしたいか決めないと、アイアンヘッドが決まらない・・・

 


アイアンのシャフトに関しては
ダイナミックゴールド 95 R300 中元調子

 

 




ドライバーに関して

 

 

長さ45.5インチのシャフトを装着した平均ヘッドスピードが42m/sでした。
アイアンと同様、シャフトの前反りが大きい。

 



シャフト重さは、60グラム前後が良いとのことで、カスタムシャフトの4X、5R~5Sくらいまでが選択肢に入るとのこと。といっても、メーカーによって重さ・トルクが異なるので、ザックリとした指標となります。


フィッティングしたとき、発売前だったアッタス キング 5Rか5Sを勧められました。

 

 

アッタス キング が先調子で、ヘッドスピードが速くなるものの不意に右プッシュが出るで、ディアマナ ZF5R、5Sも候補に挙がってました。
自分の打ち方の影響かと思うのですが、アッタスキング(先調子)は、右プッシュ(右のミス)が多かったです。だけどヘッドスピードが速くなり飛距離アップできてました。


ディアマナZF(中元調子)は、飛ぶという感じではありませんでしたが、とても安定してました。

 

 


シャフトで、かなり左右されるような気がしましたし、打ち方も変わる気がしました。

ということで、今現在 PING G425 MAX ドライバーに使用してる Tour173-65(S)シャフトは、ややハードスペックとなることが露呈となりました。
もう少し軽くて、あと少しだけトルクが入った方が良いみたいです。

全く扱えないというワケではないのですが、1ラウンドこなすには体力が必要となるので、安定したティーショットを求めるのであれば、Tour173-65(S)はハードなシャフトになるそうです。重いというよりは、自分のスイング(パワー)でシャフトを撓らせなければいけないので、一生懸命に頑張らなくても撓るシャフトの方が良いとのこと。




お勧めして頂いたドライバーヘッドとシャフト

ドライバーヘッドは、ST-Xドライバーが良いそうです。

ST200Xも適度に捕まるそうですが、ST-Xの方がモデルとして新しいし、細かな点で改良されてるので、お勧めとのことです。

 

シャフトに関しては、ヘッドスピード速くして飛ばしたいのであれば先調子が良いそうです。
ただ、シャフトの前反りが大きいのは抑えられないそうです。

ST-X ドライバー
アッタスキング(先調子)5R
45.5インチ D1~D2

 

 

 

写真撮り忘れましたが、アッタスキング装着時は、かなり飛ばせてました。
自分でも驚きです。

シャフトの前反りを抑えて、安定して、ボールを抑え込むように打つならば中元調子のシャフトが良いそうです。

もうひとつ、シャフトの候補として

ディアマナZF(中元調子)5SR
45.5インチ C9~D0




クラブ全体的な重さバランス

上の図の青色の部分が適合するらしいですが、緑色の枠内がラウンドしていても、無理せずに扱えるバランスであろうという見解となりました。

今回は、この辺りでフィッティング終わりました。
それでも、かなり時間を要してくれましたので、感謝してます。



フィッティングで思ったこと

アイアンに関しては、クロムモリブデン鋼 という素材が使用されてるアイアンヘッドなので、スピンが入るのかどうか、止まるのかどうかが不安です。今使ってるアイアンは、そこそこスピンが入って止まるし、止まるからこそスコアが良くなりました。

クロムモリブデン鋼は、飛び系のイメージがありますので、止まるのかどうか不安です。

ドライバーに関しては、シャフトとヘッドの組み合わせで、今以上の飛距離性能を出せることを実感しました。

アイアン、ドライバー共に共通する点としては、前反りが大きいので、撓り過ぎないシャフトが良いとのこと。
重いシャフトよりは、硬い(トルク少ない)シャフトが良いらしいのですが、一般的には重さに比例して硬くなるので、重いシャフトを選んじゃうというのが私の間違いのようです。

重いと撓りやすくなるということもあるそうです。

 

色々なことが分かってきましたので、また、フィッティングしてさらに細かな計測をして決めていきたいと思います。