テーラーメイドのニューモデルが登場するとのことで、試打させてもらいつつ、トラックマンで計測しました。自分のヘッドスピードが、概ね40m/sくらいです。何度も振ってアジャストできると42m/sくらいとか出ますけど。

ヘッドスピード平均40m/sくらいのゴルファーのトラックマン計測は以下の通りです。

少しでも参考になれば幸甚です。



テーラーメイド SIM2 MAX ドライバー
ロフト角:10.5度
シャフト:TENSEI BLUE TM50(SR)

 

 

  • ヘッドスピード:38.8m/s
  • ボールスピード:55.3m/s
  • キャリー:192.3ヤード

 


試打するときは、フレックスSRを使うことが多いみたいですね。中間的な感じだからでしょうか。計測データは以下の通りとなりますが、あまり良い感じではありません。シャフトのトルクが多くて、スイングパワーが吸収されてしまってる感じがします。つまり、撓り過ぎるシャフト、トルクが多いシャフトはスイングエネルギーを吸収してしまってヘッドが走らなくなってしまうこともあるそうです。

 

ぶっちゃけ、ヘッドスピード38m/sくらいのゴルファーの場合、キャリーが約190~200ヤード、トータル約200~220ヤードというのが真実 だろうと思います。

 

この結果になったのは、スイングパワーがシャフトの撓りで吸収されてしまって、ボールを勢いよく弾くことができなかったからだと思います。



PING G425 MAX ドライバー
ロフト角:10.5度
シャフト:Tour173-65(S)

 

 

  • ヘッドスピード:40.7m/s
  • ボールスピード:61.0m/s
  • キャリー:214.8ヤード

 

 

 

今現在、使用してるシャフトで打たせてもらいました。テーラーメイドを試打しときのシャフトよりも重くて硬いのですが、ヘッドスピードが速くなってます。またミート率も良い感じです。シャフトが重い方が重さを活かして振り切れてる感じでしょうか。トルクが少なくて、トゥダウンし難くヘッドが動かないので、ミート率が高くなるかもしれませんね。

 

173-65(S)シャフトの方がトルクが少なくて、撓りも少ないので、スイングスピードに機敏に反応ができるので、思いのほかヘッドスピードが速くなる(ヘッドが付いてくる)そうです。

自分のパワーに対して、Tour173-65シャフトはハードスペックかなとは思ってます。もう少し軽めであれば、もっと速く振れるのかもしれません。重くて硬いから、脚を使って、身体を使って振ろうとするので、結果的に適切な打ち方になってるのだろうと思います。

ヘッドスピード40m/sくらいであれば、目指すはボールスピード60m/s だろうなって思いました。

シビアな計測のトラックマンで上述した計測データは、自分としては満足でした。


試打して気付いた点

シャフトのトルクが大きい(柔らかい)とヘッドスピードが遅くなる?

シャフトのトルクが小さい(硬い)とヘッドスピードが速くなるし、ミート率が高くなる?
ミート率は、ヘッドスピードが速いと高くなる傾向にあると思います。

以前から思っていたことなのですが、小柄でパワーが無いからといって、ソフトスペックなシャフトが合うとは言い切れないと思います。どんなにトルクが少なめ硬くても45.75インチとか長めになると撓りやすくなるし、シャフトが撓ると、速く振り難くなります。

シャフトが撓れば、高弾道が打ちやすいけど、ヘッドが動くのでバックスピン量が増えやすくなるし、トゥダウンもきついので、曲がりやすくなります。


シャフトの調子
シャフトの調子にも影響を受けると思います。先調子とか、撓りやすいシャフトというのは、速く振り難くいです。手元調子になると、手元側を意識して振ろうとするので、腕だけが先行したり、身体から離れにくくなるので、結果的に叩ける気がします。

シャフトの特性って色々とありますけど、もう少しユーザー側に情報を出してもらった方が今まで以上に良いゴルフクラブ選びができるような気がするんですけどね。だから、フィッティングとか重要なんだろうなって思うんですけど、必ずしもフィッティングして購入する人ばかりじゃないですからね。特に、最近なんてネットで普通に購入する機会が増えてきてますから。

 

 

ヘッドスピードが速い方が飛ぶ

ドライバーヘッドの反発とか、バックスピン量の影響、打ち出し角度など色々な要素が複合的に絡み合って、飛距離が決まります。ですが、ヘッドスピードが速い方が飛びます。そして、ヘッドスピードが速い方がボール初速も速くなります。

また、がんばります!