ここでは、以前に同様の内容をいくつか書きましたが、それをまとめておくことにします。

 

1 ノストラダムス自身、詩の内容について、「それが起こってからか、それが起こる直前に解読される」と言っています。

 

 そこで、一番気になる「それが起こる直前に解読される」という内容についてですが、おそらく、世界的にノストラダムスのことが知られるようになるようですから、その知られるきっかけは「預言の内容が当たった」ということになろうかと思います。そして、解読するのは日本人である(1巻48番)ということですから、日本人が書いたものが世界的に広がるためには、少し期間が必要だろうということです。

 具体的に言うと、実際にその出来事が起きたときに「日本人でノストラダムスを解読していた人が、この状況を言い当てていた」というところからノストラダムスの話が広がるというのが、一番、あり得るケースではないかと考えています。

 となると、ノストラダムスは「直前」と言っていますが、そのことが起きる前にある程度知られていて、そのことが起きたときに話題になるという流れを考えた時、実際に解読できている時期と言うのは「そのことが起きる数年前」くらいということになりますね。

 

 また「それが起こってから(解読される)」という部分についてですが、ハッキリ言うと、現時点では何のことを言っているか、全く分からないという詩が多く存在します。これは、文字通り、そのときになってみないと分からない詩ということでしょう。

 ただ、中には、部分的に「こういう内容ではないか」と解釈できる詩も存在します。具体的に言うと、一つの詩は4行で書かれていますが、1・2行目は意味が分かるけれども、3・4行目はハッキリしたことが分からないとか、1行だけは、意味が分かるけれども残りの3行はチンプンカンプンで、その残りの3行の部分は、そのことが起きてみないと分からない、というケースですね。

 

 ただし、そういった詩でも、分かっている部分だけを抜き出し、他の詩の内容とつなぎ合わせていくと、預言の全体像が見えてくるものがあります。逆に言うと、この全体像が見えて「次にこういう事が起こる」ということが言えないと、一つや二つ、預言が当たったように見えていても、以前にもあった「解釈の仕方で何とでもなる」という風潮に流され、ノストラダムスの預言が否定されてしまうことになりかねません。ですから、預言詩の中に、解読のヒントがちりばめられているといった仕掛けがしてあるだろうと思っています。

 特に、それが「肝心な部分を補うキーワードの解読のヒント」であった場合、その詩は非常に大きな役割を持っていると言えるでしょう。

 

2 「予言」と「預言」の違いについて

 

 「予言」とは、簡単に言うと「未来の予測」。

 ですから、「予言」とは「未来の内容だけ」なのです。

 

 それに対して「預言」とは「神様から預かった言葉」。特にノストラダムスの詩は「神様から見せられた映像を4行詩にしたもの」なんです。そこで考えなければならないことは、「神様が見せてくれた映像は、すべて未来のものか?」ということ。要するに、すべて「予言」になっているのか、ということです。ただ、そこは、疑問符がつく。

 というのは、実は、ノストラダムスの書簡である「アンリ2世への手紙」の中に、過去のキリスト教の変遷について、かなりの長文で語っているところが出てくるんです。それもまるで自分で見てきたかのように語っているんです。ですから、個人的には、ノストラダムスは、神に「過去の映像も見せられていたのではないか」と考えているんです。ちなみに、ここでいう過去とは、「ノストラダムスが預言書を書いた1550年代より以前の内容」のことです。

 

 そして、個人的には、預言詩の中にも「過去の内容について書かれているものが多数存在する」考えています。というのは、ノストラダムスの預言をすべて未来のこととして解読すると、どこかに齟齬が生じる。特に顕著なのは、1巻49番の内容ですね。これは、過去のものとして解読しないと文法的にも全く意味が通じない。さらに、詩の中には、同じ固有名詞を使いながら、「過去のこと」と「未来のこと」という別の内容を表すような手法をとっているの詩もあるのではないかと考えています。そうして、解読する人を惑わせ、実際に物事が起きるまで、解読しずらい内容にしているのではないかということです。というのは、今までにも「一つの単語をすべて同じ意味」と解釈をして、結果、うまくいかなかったというケースが散見されるからです。

 

 そこから、そのことに気付いて、過去と未来を分離して解読を行うという行為によって、正しい解読に行きつく者が日本に現れるということなのだろうと思っています。それが「日本人が解読する」という真の意味だと捉えています。

(7巻34番 原詩)

En grand regret sera la gent Gauloise,
Coeur vain, leger croira temerite:
Pain, sel, ne vin, eau venin, ne cervoise,
Plus grand captif, faim, froid, necessite.

 

(直訳)

 ガリアの人々は大きな後悔の中
 うぬぼれた心 軽い信心の無謀
 パン 塩 ワインなし 水 毒 ビールなし
 さらに 飢餓 寒さ 必要なもの

 

<解説>

 まず、「ガリア」について。

 このブログを今までに見てきた人にとってはおなじみの単語ですが、「ガリア」というのは、フランス・ベルギーとフランスとの国境近くのイタリア北部、スイス南部、ドイツ西部などアルプス山脈の南西部を総括的に指す地名です。ですから、この詩の内容はフランス方面を中心に、その周辺までも含んだ地域で起きていることになります。

 

 そこで、時期的なものですが、4行目に「寒さ」があるので、サントリーニ島の噴火によって、噴煙に太陽光が遮られ、それによって起こる寒冷化が起きている状態だと思われます。さらに、フランス自体がまだ存在しているということは、ヨーロッパ水没前の段階。

 したがって、「サントリーニ島の噴火後から水没までの間に起きていること」ということが分かります。

 

 1行目、2行目は、一般的に考えると「宗教観の欠如」に対する言葉。ただ、もしかすると、ノストラダムスの預言に従おうとしなかったため、災害に巻き込まれてしまったことへの後悔という意味を含んでいるのかも知れません。

 

 3行目から読み取れるのは、かろうじて、食料はあるものの、ワインに必要なブドウやビールに必要な大麦などは、寒冷化のため不作になり、ワインやビールを簡単に手に入れることが出来なくなっている状況を指していると思われます。

 また、詩では「水」と「毒」を分けて書いていますが、原詩ではカンマが入っておらず、もしかすると「水の毒」という言葉にするのかも知れません。この時期は、原子力発電所の事故によって、放射性物質が混入している水があるため、「水の毒」でも意味が通じます。

 

 4行目は、さらに、その後に起きることが書かれているようです。

 

(意訳)

 フランス周辺では、神への不信心で、後悔することになるだろう

 科学万能主義の奢った心や、軽い気持ちで神のことを考えている者の愚かな行為

 (3行目は別解釈があるため、保留)

 さらに、飢餓や寒さが襲い、(以下、不明)

 

(6巻70番)

Au chef du monde le grand Chyren sera,
Plus outre, apres ayme, criant, redoute':
Son bruit & los les cieux sur passera,
Et du seul titre Victeur, fort content.

 

(6巻70番 直訳)

 世界の傑作に 偉大なチレンがなる
 より遠くに 愛のあと 恐れ 祝宴
 上にいる天の神々へ その騒音とその布が通り抜ける
 そして 唯一の勝利者の称号 強い満足

 

 今回も、ノストラダムスの言う「そのときになってみなければ、詩の意味は分からない」という言葉通り、細かな部分については不明な詩です。ですから、今回は、まず、3行目に注目して、そこから全体を想定して見ていきますが、一部、具体的なところは分かりません。

 

 そこで、まず、3行目なのですが、内容は「上に向かって、音と布に当たる物を噴き上げる」という状況になるようです。これ、今までに書いてきた「火山の噴火」と考えると、しっくりきますよね。そして、この場合の「布」として考えられるのは「噴火の煙」。「煙幕」という布を張り巡らしたようになることから「布」という表現にしたのではないかと思われます。

 

 さらに4行目の「唯一の勝利者」という表現から、一番大きな噴火を起こす「サントリーニ島の噴火」を指している詩ではないかと思われます。

 この解読が正しいとすれば、ここで出てくる「チレン」というのは、サントリーニ島を指す言葉である、ということになります。ですから、「これが解読ミスである」ということがハッキリするまでは「チレン=サントリーニ島」として解読していこうと思います。

 

 また、3行目で「上にいる天の神々」と出てくることから、他の詩に書かれている「天」というワードは実際の「空」の他に、「神」を指していると考えることが出来るということですね。

 

(意訳)

 不明

(5巻98番)

A quarante-huit degre climaterique,
Afin de Cancer si grande secheresse,
Poisson en mer, fleuve, lac cuit hectique,
Bearn, Bigorre par feu ciel en detresse.

 

(5巻98番)
 気温が48度
 かに座の終わりに日照り続き
 海・川・湖の魚は病的に蒸され
 ベアルヌ・ビゴールは天の火に追いつめられる

 

 今回は、まず、こちらのニュースを見てください。

 2021年8月12日のNHKのニュースです。

イタリア シチリア島で48.8度 ヨーロッパ観測史上 最高気温に | 気象 | NHKニュース


 まず、今回の詩ですが、1行目に「気温が48℃」となっています。

 以前、ノストラダムスが話題になった1999年当時では「ヨーロッパでそんな気温になるわけないだろう」くらいの感覚で見られていました。ところが、現在(2025年時点)では、フランスのお隣の国、イタリアのシシリー島では、すでに48度を記録するようになってきているんですね。

 

 そして、この詩では「気温が48℃」になるのは、フランス。

 4行目のベアルヌ・ビゴールは、ピレネー山脈寄りのフランスの町ですから、ここで48℃を記録するということでしょう。

ベアルン - Wikipedia

バニェール=ド=ビゴール - Wikipedia


 詩の2行目の「かに座の終わり」ですが、かに座は6月下旬から7月中旬までの期間。その終わりと言っているのですから、明らかに7月の中旬あたりを指していると思われます。
 

 ですから、詩の内容は「フランスの預言に書かれた地域で7月中旬に気温が48度に達するときがある」と言うこと。また「日照り続き」と書かれていることから、大災害が起こる前の「水不足」の時期に相当するのではないか、ということです。

 そうなると、この後の流れとして、大洪水が起きて、そして、大災害に進むわけですから、この詩の通りのことが起こると、その後に起きる大災害の「予兆」になるということですね。

 

 もちろん、この内容に関しては、今年起きてもおかしくはなかった内容です。今年はシシリー島でしたが、来年はフランスで気温が48度に達するかも知れません。

 

 さらに、予備的に覚えておいて欲しいのですが、ニュースでは「山火事」についても報道しています。この内容も後につながってきますから、覚えておいていてください。

 

(追加)

 2025年までの段階では、フランス国内の過去最高気温は47℃となっています。ノストラダムスの預言の気温まであと1℃というところまで迫ってきているんですね。預言では7月という時期とベアルヌ・ビゴールという地域が特定されていますから、ここまで正確に預言が的中した場合、ノストラダムスの預言は本物ということになるでしょう。

 

 そして、ここからは個人の推測になるのですが、遅くても2032年までには、この状況になると思います。もちろん、早ければ、今年・来年にも。

 おそらく、こういった世界の気温の記録更新というような情報は、地上波などでは報道されないと思いますので、自分から積極的に情報を手に入れてください。7月を過ぎた時点で確認をするといいと思います。

 

(意訳)

 7月中旬に、フランスのピレネー山脈付近の町で、気温が48℃に達する

 日照りが続き、

 海や川の魚も気温の上昇の影響を受ける

 4行目(不明)

(3巻3番)

Mars & Mercure & l'argent joint ensemble
Vers le midy extreme siccite,
Au fond d'Asie on dit a terre tremble,
Corinthe,Ephese lors en perplexite

 

(3巻3番 直訳)

 火星と水星と銀が一緒につながり
 南端の乾燥した方へ
 アジアの底の方で ある人が「大地が揺れる」と言う
 コリント エフェソスは、それから困惑する

 

(解説)

 まず、4行目ですが「コリント エフェソス」が出てきています。以前からこのブログを見ていた方は、ご存じだと思いますが、この「コリント エフェソス」は、トルコとギリシャの地名ですね。そして、この地名が出てくる別の詩では「コリント エフェソスが海で泳ぐ(2巻52番)」というフレーズで書かれていました。いわゆるサントリーニ島の噴火によって津波に襲われる地域です。その地域がここでは「困惑する」となっています。

 

 次に1行目ですが、「火星」はフランス、「水星」はアメリカを指す言葉です。ただ、現時点では「銀」がどこを指すのか解読できていません。ただ、他の詩でも「銀」が出てきていて、そこでもどこかの地域や人々を指す言葉になっていますから、「火星」や「水星」と同様のキーワードと考えて間違いないようです。

 

 次に2行目ですが、「南端の乾燥した」という表現も他の詩に出てきます。こちらはイタリアでの話。イタリア半島の形を長靴に見立てると、イタリアが洪水になっているとき、かかとに当たる部分だけがその被害を免れるようです。

 これを1行目と照らし合わせてみると、どうやら、イタリアの洪水の際、フランスとアメリカが救済に入っていて、「銀」に当たる人たちを乾燥している地域に避難させている内容ではないかと思われます。

 

 そして、3行目ですが、訳は直訳ですから「底の方」と書いていますが、元々は「fond」という単語で「基礎」とか「基盤」とか、そのような意味合いの言葉です。ですから、おそらく、国のトップの方ではなく、一般民衆から出てくる言葉という意味合いで使っているのではないかと思われます。その民衆から「大地が揺れる」という、いわゆる「イタリアの噴火」や「サントリーニ島の噴火」についての話が出てきて、トルコとギリシャが困惑するという話です。

 ですから、この辺りで「ノストラダムスの預言の話」が伝わるのではないかということです。そして、そして、その話が出てきたときに「困惑する」ということであれば、サントリーニ島に噴火の兆候が現れたり、周辺で地震が多くなったりと、何らかの不安に思う要素がある状態になっているという事だろうと思われます。

 

(意訳)

不明な単語があるので、現時点では解読できません。

(4巻80番)

Pres du grand fleuve grand fosse terre egeste,
En quinze part sera l'eau divisee
La cite prinse, feu, sang cris, conflit mestre.
Et la plus part concerne au collisee.

 

(直訳)

 大きな川の近くで 大きな大地の穴が排出する
 15の部分の中 水の分割になる
 prinseの町 火 血 争いの主人
 そして さらなる部分がコロセウムと関係する

 

(解説)

 まず、4行目に「コロセウム」が出てくることから、イタリアの話だと思われます。

 次に、1行目の「大きな大地の穴が排出する」のフレーズから、穴から何かを排出するということは、指している内容は「イタリアのローマ近くに出来る噴火口の話」ではないかと推測されます。そして、それは3行目の「火(噴火して出てくる溶岩)・血(多くの人の死)・争いの主人(火山そのものを指す)」と考えると、これも内容が合致します。

 ちなみに「prinse」については、現時点では意味が不明ですので、そのまま単語で書いてあります。

 

 ここから分かるのは、ローマ近くの噴火口の1つは

・大きな川の近くに出来る

・コロセウムと関係する

ということが分かります。

 

 それで地図を確認してみると、コロセウムのそばにはティベレ川という川があり、この川とコロセウムの中間点に「パラティーノの丘」と言うところがあります。

 ですから、このパラティーノの丘に噴火口が出来るのかも知れません。

 

 今後の情報に注意をしていてください。

(1巻46番)

Tout auprés d'Auch, de Lectoure & Mirande,
Grande feu du ciel en trois nuits tombera
Chose adviendra bien stupende & mirande,
Bien peu après al terre tremblera.

 

(直訳)

 オーシュ、レクトール、ミランドの近くすべてで
 三夜にわたり 大きな火が天から降ってくる
 とても素敵な素晴らしいことが起こり
 そのすぐ後で 大地に揺れが起こる

 

 まず、地名からですが、オーシュ・レクトール・ミランドはフランスの地名。3つともピレネー山脈の近くで、トールーズの南から南西に当たる場所。距離的にもトールーズに近い場所です。そして、トールーズと言えば、こちらの解読では、原子力発電所が事故を起こすところです。

 ということは、このときの「(詩の4行目の)大地の揺れ」が原子力発電所に影響を与えるのではないでしょうか。

 

 そこから考えられるのは、アポフィスの完全爆破(すべて粉々するという予定)に失敗し、地球に大きめの隕石が降り注いでいる状況。

 3行目の「素敵な素晴らしいこと」というのは、アポフィスを破壊したときの細かな粒が流れ星となって、空一面に降り注いでいる状況で、その中の大きめのものが地面まで到達し、4行目に書かれている「大地の揺れ」を起こしていると考えられます。

 

(意訳)

 フランスのオーシュ、レクトール、ミランドの周辺では、

 3日間にわたり、アポフィスを破壊した時に生じた隕石が降ってくる

 細かな粒は、空一面の流れ星という素晴らしい景観を見せてくれるが

 その後、大きめの隕石が地表に落ち、地震を引き起こすだろう

 こちらの方で、預言書を紐解いていっていますが、年表などで表すと、どうしても分かりづらいところが出てきます。

 そこで、時系列で今後、どのようなことが起こるか、ということを概略でまとめておきます。

 細かな内容については、年表の該当箇所をクリックして見てください。

 

序 1999年の「人類滅亡」は、明らかに解釈のミス

 

​​​​​​​ ノストラダムスをご存じの方は「1999年に人類が滅亡する」という話を聞いたことがあると思いますが、こちらは完全に解釈の間違いです。

 詩の番号は10巻72番になりますが、これを見て「人類が滅亡する」と解釈するには明らかに無理があります。簡単に言ってしまうと「アンゴルモアの大王を蘇らせるために、恐怖の大王が姿を現すのが1999年だ」というだけ。

 詳しくは、このブログの

10巻72番 「1999年 アンゴルモアの大王」 

のこのページか、もしくは、こちらの方でアップしている動画の

2024年6月24日

の方を見てください。ちなみに、動画は音声が小さいので、音量を大きくしてお聞きください。


1 気候変動期 現在の状況がこれに当てはまります。

 いわゆる「終末」の状況に至るまで約40年の期間、徐々に地球の気候が変動していき、それに伴う「地震、洪水、火山の噴火」などが各地で起こるようになります。

 「終末」に至るまでに「フランスのベアルヌ・ビゴールで7月中旬に気温が48℃に到達する」となっていますから、このニュースが報道された場合、いよいよ危ないと思ってくれるといいと思います。そして、この預言から考えると、今後も加速度的に、世界各地の気温が上昇していくと思われます。

 

 ちなみに、ここで言う「終末」とは、過去に地球の歴史上起きていた、生物が絶滅するほどの大きな地球環境の変化ということです。

 

 ノストラダムス的に言うと、

 まず、地球内部のエネルギーが増大し、気温が上昇し続けます。

 それが、限界に達したときにマグマが地表に噴出します。いわゆる「大噴火」が起こります。

 その噴火によって、地球全体が火山灰に覆われ、太陽光を遮るために、今度は、寒冷化が進みます。これが「氷河期」です。氷河期が周期的に来ているということは、この繰り返しが地球上で行われているということです。

 前述の「今後も加速度的に、世界各地の気温が上昇していく」というのは、この「大噴火」が起こるまで、気温の上昇が進む、ということです。

 

 実際に、現在の環境の変化によって「絶滅が危惧される動物」が非常に増えていますが、これは、すでに現時点で、地球環境の変化による「生物の絶滅期」に入っているためです。この後、急激な寒冷化が起こり、絶滅が加速します。

 

2 2029年の惑星アポフィスへの対応

 現在発見されている小惑星の中で、地球に衝突する可能性があると言われているのが、惑星アポフィスです。現在の軌道算定では、気象衛星などの内側の軌道を通るとされています。

 

 このアポフィスは2004年6月に「新たに発見された惑星」として発表になっていて、例えば「小惑星帯の惑星が隕石などとの接触によって軌道が変わってしまった」というように、突然、地球に接触する可能性がある軌道になったものと考えられます。そして、新たな惑星が発見された場合「本当に新たな惑星なのか?」「惑星の軌道に本当に乗っているのか?」など、さまざまな内容を検証するのにある程度の期間の観測が必要ですから、実際に「地球に接近するような軌道になった」のは2004年より数年前になるだろうと思われます。そうなると、1999年に新たな軌道になったという可能性があり、ノストラダムスをご存じの方には、おなじみの「1999年7の月、天に恐怖の大王が現れる」の内容と合致する可能性がある星なんです。

 

 この惑星アポフィスが地球に最接近するのは、2029年4月13日。このときの対応に注目していてください。

 預言書を読み解く限りでは、この段階でこのアポフィスを破壊しようとするようです。

 というのは、このアポフィスの公転周期が地球の公転周期より約40日ほど短く、計算上では約9年ごとに地球に接近を繰り返すことになります。ですから、世界情勢として「今後も不安が続くなら、いっそのこと早い段階で破壊してしまえ」ということになろうかと思います。

 破壊用のミサイル(ロケット)を打ち上げるのはフランスの高台から。そのため、世界各地からフランスに報道陣が集まります。そして、実際に破壊する際には、砕け散った細かな粒が地球上に一気に降り注いで、空一面の流れ星。

 ただ、すべて細かく砕く予定が狂い、大きめの隕石がフランスのビスケー湾に落ちます。その際、海水がしぶきになって、フランスのナントに降り注ぎます。当然、その際、津波が発生し、それがフランスの川をさかのぼり、東日本大震災のときに起きたのと同様に、川から周辺に水があふれだし、フランス各地に大きな被害を与えます。

 そして、この津波はイギリスまで到達し、その犠牲者の中に、イギリスのチャールズ国王も含まれる可能性があります。

 また、他にも大きめの隕石がフランスやその周辺地域に落ちてきます。

 

3 フランスの原子力発電所事故

 前述の隕石の影響で、フランスのトールーズ周辺にある原子力発電所が事故を起こします。状況は、メルトダウンに近い。近隣住民がこのことに対し、政府に苦情を申し立てるという一幕があるようです。ある男の子が水遊びをしているときに放射線を浴び、命を落とすことによって、原子力発電所の事故が発覚するという流れになるようです。

 

 この原子力発電所の事故の前後の期間、極端な「水不足」になります。この期間、水不足を補うために、フランスではセーヌ川から直接水を汲み上げるようです。ただ、この水が汚染水になっているようす。

 

 また、9巻72番では、汚染と一緒に「新たな人々」という話が出てきますから、もしかすると、この段階で「放射能耐性」を持つ人間が新たに出てくるのかも知れません。

 「前期 その1」の続きです。

 ここでは「ラベンナの噴火」を中心にその前後の状況について書いています。

 

4 イタリアのラベンナの噴火前後の各地の状況

 この項目に書いている内容は、ラベンナの噴火の前後の状況ですが、ラベンナの噴火の時期の特定が困難なため、噴火の前になるか後になるかは、今の段階ではハッキリしていません。

 

・イギリスでは、カミラ王妃が女王になる。

 おそらく、前述したチャールズ国王の他界により、国王不在となるため、カミラ王妃が女王となって跡を継ぐということになるということです。

 

・エジプトから中東にかけて、大きな地震が起こり、難民が発生する。

 これも、今の段階での想定ですが、現在、アフリカで進んでいる地面の亀裂がエジプトや中東方面にまで及び、それによって大きな災害が起きるのではないかと考えています。

 ここで発生した難民が救いを求めて、ヨーロッパ方面に徒歩で大移動します。それによって、イスラム教徒がヨーロッパに増えるということになります。

 ただ、あまりにも多くの難民が押し寄せるため、当初、難民の受け入れを行うと言っていたイタリアなどの国が急に難民の受け入れを拒否するようです。それによって足止めされた人たちが無理やり船でイタリアに入ろうとしているときにラベンナの噴火が起きます。

 

・高温状態から、かなり危機的な水不足になる

 ヨーロッパでは、命に関わるレベルの水不足(食糧生産が出来なくなるなど)が起きます。ドナウ川、ライン川からも給水車によって直接水が汲み取られるようです。

 

・ヨーロッパで洪水が多発。

 これは、おそらくニュースになると思うので、この時期に来たら、確認してほしいと思います。今までの洪水とは規模が桁外れに大きな洪水になるようです。

 

・メタンハイドレートの取れる海底で、何らかの変動が起こる。

 実は、南海トラフでもメタンハイドレートが取れるので、日本で起こる現象かも知れません。ヨーロッパにはメタンハイドレートが取れるような深い海溝などはないので、ヨーロッパ以外のどこかの深海で起きる海底火山の噴火や地震を指していると思われます。

 

・5月10日前後、劇場が倒壊する地震が起こる。

 9巻23番に「おうし座の20番目の太陽 非常に激しく大地が震える」というフレーズが出てきます。この「太陽」を「天体の太陽」とするか「日本」とするかの解釈の違いによって、2通りの解釈ができます。

 「天体の太陽」とした場合は、サントリーニ島の噴火の日である可能性が高い。

 「日本」とした場合、現在からイタリアの噴火までに起きる可能性が高い。

 どの解釈が正しいのかは、その時になってみなければ分からない、という内容になっています。ただし、日本である可能性がある訳ですから、今後、5月10日前後の期間は、気を付けていてください。

 

・イタリアの噴火の1年前に、洪水で埋もれた学校を探す。

 フランスでは、大洪水によって学校が土砂に埋もれてしまうということが起きるようです。そこに周辺の国の軍隊が救助活動に駆けつけてくれますが、ほとんどの人は、生き埋めで死んでしまっているようです。

 これが、イタリアの噴火の1年前に起きる出来事です。ですから、このニュースが入ってきたときに、イタリアの噴火に警戒してください。

 

・カミラ王妃が女王になった後、9月に日本に来る。

 おそらく、女王になったお披露目ということで、日本に王室専用機に乗って到着します。このとき、イタリアの火山の噴火の予兆が起きます。そして、そのまま天秤座の期間(10月)に噴火を起こしますから、この出来事は要チェックです。

 

5 イタリア、ラベンナの噴火。

 ラベンナは、クロアチアの向かい側のイタリアの都市。おそらく、火口がギリギリ海面下になる海底火山の噴火ということになると思われます。この噴火によって、津波がクロアチアに到達。クロアチア周辺で大きな被害が出ます。

 また、この噴火の直前に、イタリアのファルネーゼ宮殿に人々が閉じ込められるという事件が起こります。このファルネーゼ宮殿は、大使館になっているため、おそらく、前述の「難民の受け入れ拒否」に対する抗議運動が起きていて、それが暴動に近い状況になり、大使館から出られなくなる、と言う状況になるのではないかと推測しています。そして、この噴火によって、閉じ込められていた人が解放されます。

 

 預言書の中では、このラベンナの噴火が「ローマに双頭の怪物を生む」と記されているので、この噴火がローマの二つの火口の噴火を誘発させると思われます。

 

 個人的な見解ですが、地球の内部は太陽と同様に核反応を起こして熱が発生しています。そこから、地球の内部でも、太陽と同様に「フレア」「プロミネンス」のような爆発現象が起きていると考えています。この爆発によって「噴火」「規模の大きな地震」が発生すると思っています。地球の内部のエネルギーの増大は、この爆発現象を頻発させ、それによって地震や噴火が多発する、というのが「予言の概要 その1」の状況です。

 そして、それが限界に達したところで一番初めに噴火を起こすのが、この「ラベンナ」です。この噴火を皮切りに、次々とヨーロッパで噴火が起こります。

 

 この噴火によって、クロアチア方面に被害がでます。一番大きな被害を出すのが「津波」。地震ではなく海底火山の噴火による津波で、かなり大きな波がクロアチアに到達します。詩では「根こそぎ奪う」となっていますから、かなり広範囲で被害がでるようです。火山の噴火で噴出される火山灰などもかなり降り積もるようです。

ノストラダムス 預言の概要 前期の続きです。

 

6 イタリアの3つの火口が大規模噴火

 ラベンナの噴火が終息した後、イタリアでさらに大規模な噴火が起きます。3つの火口のうち、2つはローマ近く、1つはイタリア南部で噴火を起こします。

 ローマ近くの噴火口は、最低1つは、歴史的建造物の神殿か、もしくは原子力発電所の敷地内に新たな火口を形成します。3月から4月にかけてのイースターの時期に、イタリアのモルターラで地震が起き、そのときに火口が出来るとされています。

 おそらく平地に近い、なだらかな丘陵のようなところが火口になっています。

 

 ただし、噴火口が出来たときは、それほど注目されません。なぜかというと、以前、ローマ空港近くで、小さなものですが、火口が出来たことがある(2025年時点で「ローマ空港、噴火口」で検索すると、動画を見ることができました)のですが、泥のようなものを吹き出すだけで、噴火に至っていません。ですから、最初は、それと似たようなものという認識で、あまり注目されないようです。それが大きな噴火を起こします。

 

 このイタリアの噴火に関しては、ノストラダムスは、かなりの数の詩を書いていて、噴火の前後の状況も詳しく述べています。

 

 まず、噴火の直前ですが、イタリアで、過去に類を見ないほどの大洪水が起きます。特にイタリアのカンパーニャ州の洪水が酷いようです。

 また、噴火の前日には、ローマ近くの火口からマグマがあふれ出しそうな状況になり、この火はフランスから見ることができるようになっています。

 公的機関でも動きがあって、噴火のおそれがあるかどうか、火口に調査に行くようです。ただ、この調査の最中に噴火が発生し、調査に向かった人たちが犠牲になります。

 ただ、イタリアの若者の中で、アジアの人からノストラダムスの情報を受け(預言書では「手紙」と書かれていますが、現代に合わせると「メール」を受け取るのかも知れません)、噴火の前にイタリアから逃げて助かるというケースが出てきます。ノストラダムスがこの内容をわざわざ取り上げているということは、この若者たちがSNSなどでヨーロッパにノストラダムスの預言を広める(ヨーロッパでは、ノストラダムスはほとんど知られていません)のではないかと考えています。というのは「ノストラダムスの預言を信じるかどうか」と言う話は、この辺りから出てくるんです。

 また、洪水やラベンナの噴火の被害者の救済のため「国際赤十字」がイタリアに入ろうとします。そのときに噴火が起きます。

 

 噴火が起きるのは、天秤座の期間(いわゆる「7の月」)です。

 最初の噴火は朝早くに起きます。

 このとき、フランスでは、イタリアとの国境近くのフールの丘やモンスニ峠まで揺れます。火山の噴火で起きる地震は、それほど広範囲には広がらないのですが、このときの噴火では、かなりの範囲で揺れる、相当大規模な噴火になります。

 噴火が起きたときには、火砕流が発生し、それが、海を渡ってフランスのアグド港まで到達します。そのくらいの規模の噴火です。

 

 ローマ市内にあるバチカン市国では、サンピエトロ寺院が崩壊します。その際、地下に埋葬されている「ペテロの遺骨」が地表に出てくるようです。また、このときにローマ法王がバチカンの財宝を持ち去ったということが明るみに出て、本人は「財宝を守るために持ち出した」と言うようですが、実際には「盗み」に近いようです。

 

 この辺りは、世界的なニュースになって、日本でも取り上げられるのではないかと思いますから、報道をチェックしていてください。

 

 この噴火を受けて、ベルギーから災害救助に当たる者がローマに向かいます。

 

 その後、2番目にできた火口と3番目にできた火口が相次いで噴火を起こします。

 まず、ローマ近くの火口では、最初に噴火した火口と2番目の火口が競うように噴火を続けます。

 最初は、それぞれ別の山を形成しますが、やがて裾野がつながり、そこから徐々に一つの山になっていきます。

 状況としては、富士山が出来たときと同様の状況が、現代のイタリアで起きると思ってください。出来る山の大きさも富士山くらいの規模になると思われます。

 

 南部で噴火を起こす火山は、シシリー島が壊滅状態になると書かれていることから、現時点ではエトナ火山が有力な候補です。イタリアの南部に出来る方の火口は、火山性ガスや溶岩の流出により、多くの犠牲者を出し、イタリア南部やシシリー島を壊滅状態にします。

 

 また、この噴火の後、日本とドイツで霊媒師的な預言者が現れます。おそらく、このイタリアの噴火を予言したということでクローズアップされるのではないかと思われます。

 

 「国際赤十字」は、イタリアに入ることが出来ずにギリシャまで引き返します。ところが、そこでサントリーニ島の噴火の被害に遭います。

 

7 サントリーニ島の噴火

 イタリアの火山の噴火の約半年後、次に噴火するのが、エーゲ海の海底火山に当たるサントリーニ島です。

 この火山、紀元前17世紀に一度噴火していて、その時はクレタ島に栄えていたミノア文明を津波によって一夜にして壊滅させた海底火山です。近年の調査では、このときに発生した津波の高さは100m近かったそうで、今回の噴火でも同様の規模か、それよりも高い津波が発生するようです。というのは、預言書では「ギリシャの奥地の山まで津波が到達する」とされているからです。

 この津波で、エーゲ海に面しているギリシャ・トルコで大きな被害が出ます。

 さらに、この噴火は数年続き、後の地球の寒冷化を導きます。

 

 このサントリーニ島の噴火の時点では、すでに、ノストラダムスの預言の話が世界的に広まっていますが、まだ、半信半疑という状態のようです。ですから、この預言を信じて避難するかどうかの議論が起きます。公的な機関などは、やはり預言を信じた行動をとるということに抵抗があるようで、そのため、多くの人が犠牲になります。

 

 また、このサントリーニ島の噴火については、預言書を信じて「噴火する」と言う人たちと、預言書を信じず「噴火しない」という人たちとで論争があるようです。

 2025年には、噴火の予兆の火山性微動が続いて島民が避難するということもありました。そういう経緯もあって、このときにも学術的な調査が入るようです。

 イタリアの噴火の際に登場する「霊媒師的預言者」は、おそらく「サントリーニ島は噴火しない」と予言するのではないかと思われます。ところが実際に噴火し「ノストラダムスの預言の方が正しいと認識する」という一幕があるようです。