BS日テレでTV版「マクロスΔ」の再放送…よろしくお願いします
あと日本ではもうすぐ「ガンダムSEED FREEDOM」の上映…こちらも楽しみ…
こっちで上映されるのは先だろうから……日本の青円盤が先になるかも🍎
私、前から気になってたんだけど……
2002年の「ガンダムSEED」のテーマが「非戦」
兵器名・キャラ名に神話名が多いのはよくあることなので不思議ではないけど……
実は1994年のマクロス7も内容は「非戦」「避戦」……そして兵器名どころか内容が北欧神話やギリシャ神話にインド密教神話……あとはマニ教神話とか……
そして2004年の続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のテーマが「生命の進化と生存競争と適応」……
2008年のマクロスFもバジュラと人類の進化と生存競争と適応のお話……
ゲルズゲーとかザムザザーとか昆虫みたいなMAに対して昆虫型宇宙生物バジュラ…
全然関係ないけどゲルズゲーって映画ハムナプトラに出てきたスコーピオンキングと似てるよね
そう言えば……前にバイト先でお客さんがメサイアとかデュランダルとか言っているからマクロスFネタかって耳を澄ましてたらDESTINYの方だったとか……
ΔもSEEDも作られし者の戦いだし……
な~んか似てる……お題はコレみたいな……軽い競作関係なんじゃ……
間に入っているバンダイあたりが怪しいな……同じチームなのかも……
マクロスのサーガ展開絶賛してるのもバンダイチャンネルだし……
しかもマクロスも新作からは制作会社がSEEDと同じくサンライズになる……そういう点でも最新作「ガンダムSEED FREEDOM」は注目かも
それでは本題…
またまた星の子ちゃんのお話……
万にひとつもない神話バレ注意報かも
星の子ちゃんの北欧神話属性に関しては……
もちろんひとつ前の記事で書いた……
北欧神話の黄金林檎女神イズン
もひとつ前の記事で書いた……厳密には北欧神話二次創作に近い楽劇『ニーベルングの指環』の登場女神……
女神フレイヤと女神イズンの能力を併せ持った
女神フライア
実は北欧神話原典ではハヤテ演ずる巨人ロキとフレイア演ずる女神フレイヤは結婚してない……
意外にも恋人愛人関係だったかどうかも微妙なんだよね……
ロキはグルヴェイグ時代に処刑されたフレイヤの焼け残った心臓を食べたことになってるから……浅からぬ因縁もあるけど……あまり仲が良いようには描かれてないけど……絶対LIVEでも活躍した魔法アイテム“鷹の羽衣”なんかは気前よく貸し出したりしてる……よくわからない距離感…
だからもちろん二人の間には子供はいない……
でも二人ともそれぞれの配偶者との間に子供がいて……
女神フレイヤ(フレイア)の娘としてはフヌス・ゲルセミという美しい姉妹……
サーガ上の重要な役割を担った女神姉妹ではないからあまり“星の子”ちゃんの役割とは関係ないかも……
一方、巨人ロキ(ハヤテ)の子供……複数いるけど“星の子”と関係してくる可能性がありそうなのが……妻巨人との間に生まれた唯一の娘……
冥界女神ヘル(Hela)
女神ヘルは冥界ニヴルヘイムに存在する戦死以外の老衰や疾病等による死者や悪人犯罪者が行く「死者の国ヘルヘイム」を支配する冥界女神……
冥界にある冥界館エイリューズニルに住んでいるらしい……ギリシャ神話の最高位女神ヘーラーは名前は似てるけどHeraだから綴りが違う……
北欧神話って現代人的には残酷で……
勇敢に戦った戦死者だけが天国みたいなところに行けて、極悪人だけじゃなくて平和に暮した者も怠け者扱いで地獄みたいな寒いところに行かされたりする……これはマクロスサーガでも今後、重要テーマになるはず……
ヘルとガルム Johannes Gehrts 1889年
女神ヘルは巨人ロキと配偶者巨人アングルボザとの間に生まれた3兄弟の末娘
実は別の神話では巨人ロキが妻であるアングルボザの心臓を食べてから、性転換魔法で女性になって生んだ子供がヘルという神話もあったりする……
このエピソード……さきほどグルヴェイグ(女神フレイヤ)火あぶり処刑のときに、焼け残った心臓をロキが食べたってお話をしたけど……スッゴク関係しているような気がする……女神フレイヤは元々ヴァン神族の巨人女神だからアングルボザも女神フレイヤの一面なのかも
生まれた直後から半死半生であまりに醜くく不吉ということで、兄のフェンリル(大狼)とヨルムンガンド(大蛇)と共に主宰神オーディンによって強制的に冥界ニヴルヘイムに追放されちゃう可哀そうな女神様……後にラグナロク最終決戦でキッチリ落とし前つけてるけどね……
そして特に彼女が支配する領域はヘルヘイムと呼ばれるようになる……
古ノルド語以前のインドヨーロッパ祖語で“隠す”とか“秘密にする”という意味で、英語の“地獄(hell)”と語源は同じだったりする……
あと彼女の特異能力……
死者・亡者を私兵のように扱える
……実際にラグナロク最終決戦で父親であるロキに死者の爪で造った船ナグルファルに亡者達を乗せて援軍として送り出したりしている……マクロス世界のラグナロク決戦では果たして……
自分がサブユニバース編に採用されるであろうと予想している神話エピソードではおそらくサブユニバースも複数陣営に分かれて争っているから、単純なユニバース対決ではなさそう……
だから死んだ英雄たちを味方にできるなら……マクロスプラスのガルドとかゼントラーディ系の死亡英雄が巨人族の先頭に立つロキ役のハヤテを応援することになるかも……
メッサーとかキースとかエース級を擁していそうな敵勢力アインヘリアル軍相手だから強力な援軍が欲しいところだし……
ところで……
彼女は半身が生きた人間で、半身もしくは下半身が青かったり、腐敗した黒色だったりで半生半死の姿をしているという特徴……見た目が醜く不吉と言う理由で冥界送りになる運命……これは日本神話の腐敗した身体をイザナギ(ハヤテ)に見られた、さらにイザナギが逃げ出したことで怒りのあまり黄泉大神となったイザナミ(フレイア)とも関連してくるかも……
そもそも闇フレイアが緑と赤のオッドアイなのは女神ヘルの半生半死を表現しているのかも……
例えば……フレイアと同じ緑の目が“春の息吹・生”を表現していて、赤い目が“夕焼け・死”……北欧神話・ギリシャ神話的には夕焼け・黄昏の赤は冥界の色……サブユニバースを表現しているのかも
あと過去記事「マクロスΔ 激情ダイビング!!黄金林檎女神の異界突破魔法かも?」の記事でも書いたけど女神イズンがニヴルヘイムに“激情ダイビング”したあと、獣化したり仮死状態になったりしたというエピソードもイズンとヘルは同一の存在であることを暗示しているのかも
あともう一つ彼女には超重要な能力があって……それは……
「死者を蘇らせる魔法」を行使できる唯一の存在
北欧神話でもいろいろ条件は付けてるけど事故死したオーディンの息子バルドルの蘇生は拒まなかったし、ラグナロク後には死んでヘルヘイムに居たはずのバルドルもヘスも蘇って新時代建設のリーダー格に復帰している……彼女の裁量で自由に死んだものを蘇らせることが出来る……激チート能力
そもそも「蘇る」という言葉は「黄泉返る」に由来するものだから冥界女王にこそ相応しい能力なのかも
黄金林檎女神イズンも無限のスピリチアによって老いを操作できる女神……
死者蘇生魔法を行使できる冥界女神ヘルは「生死」そのものを操作できる女神……
その点では……
イズンとヘルは対になって命ルンを司る存在
……大元は同じであっても不思議ではないかも
私個人は……
マクロスは北欧神話「ギュルヴィたぶらかし」的な終焉と再生の物語だと思ってるから、もしかしたら地球人を含めたプロトカルチャーによって創造された人類種が滅んだり……サブユニバースがビッグクランチしたりして消滅したあと……主要キャラの魂ルンが再生された新たな知的存在によって新時代が始まる……その起点になる女神様になる可能性もあると思ってる
あ~~だから北欧神話「ギュルヴィたぶらかし」に出てくる“ラグナロク後は黄金林檎がなくなった”って話に繋がったのかも
イズンが冥界に行ってしまったから……冥界に激情ダイビングをしたイズンがアースガルドに帰還することを拒否してニブルヘイム・ヘルヘイムに残って、夫のブラギ(バサラ様)がイズン(星の子)と共に冥界に残ったという神話が『オーディンのワタリガラスの呪文歌』中にあって……きっとその後に発生するラグナロクで死んだ多くの神々人々生物のルンを再生させるために……黄金林檎女神イズン(フライア)と冥界女神ヘルが一体化した……ラグナロクにはイズンだけでなくブラギに関する記述がないのもそういうことかも……おそらくブラギの詩歌も新時代再生に必要……もしかしてカレワラのワイナミョイネン物語……フィンランド神話じゃん……
『オーディンのワタリガラスの呪文歌』が古ノルド語でなくアイスランド語で書かれているのも……あのアイスランドの地割れ噴火を北欧神話の原初の巨人ユミルを産んだ裂け目・大地の産道ギンヌンガガプに見立てたからかも……
まだ記事書いてない神話の話だけど、そもそも50万年前にサブユニバースから「星の子」を連れ出したのは夜叉王だったバサラ様の可能性が高いと以前から予想してて……でもその神話では愛し合う二人は元居た場所に帰る結末だから……
な~んか一人で納得してしまった
全然何言ってるかチンプンカンプンな読者様も多いかもしれないけど……整理出来たらいつか記事に書きたいかも
そりぁフレイアの“激情ダイビング”にこだわる訳だ……マクロス深すぎるね……
ひとりで勝手に盛り上がっててごめんなさい……m(__)m