BRITCHES GREAT OUTDOORS | チャンピオンマニアの視点

チャンピオンマニアの視点

チャンピオンTシャツ、リバースウィーブを中心にマニアの視点で50~90年代まで幅広いアイテムの細部を詳しく解説していきます!また、チャンピオンの魅力をIVYに始まる東海岸のカルチャー、70sの西海岸カルチャーの中から当時の写真を交えながら迫っていきたいと思います!

今回紹介したいのはこちら

 

胸の刺繍を拡大すると

 

BRITCHES GREAT OUTDOORS。

 

アウトドア好きでもあまり知られていないこちらのブランドのリバースウィーブ。

 

現在でもワシントンDCに拠点を構えるブランド

現在はイボイノシシをシンボリックなマスコットとした

 

シャツをメインに販売しています。

 

タグはというとこちら

C®hampionなのでトリコタグ中期もの。

 

質感から中期でもかなり後期と思います。

 

この当時はいろいろなアウトドアブランドが

 

チャンピオンのリバースウィーブに

 

いろいろ別注をかけていました。

 

以前も紹介したLANDS END。下記リンク参照。

LANDS' END(ランズエンド)×チャンピオンのリバース

 

そして、LLビーン

 

その次はAbercrombie & Fitch。

 

今こそカジュアルブランドですがそれは買収されてから。

 

そもそもはアウトドアブランドです。

 

そして、EMS/Eastern Mountain Sports。

 

西のREI、東のEMSと言われるアウトドアウェアチェーン

 

どこのブランドもすべて胸の刺繍です。

 

LLビーンはヘザーグレーとNAVYと赤の3色。

 

アバクロは今回のブリッチスもすべてボディーはヘザーグレーとNAVYの2色展開でした。

 

しかし、このブリッチスに関しては80s以降もチャンピオンに別注をかけ続けていたようで

 

トリコタグではなく、刺繍タグも存在します。

 

また、こんな胸の刺繍タイプもあります。

 

さらにはアウトドアブランドの別注がすべて胸の刺繍という

 

謎の掟とは裏腹にこんなプリントものも存在します。

 

長きに渡り別注してきたからこそ

 

このようなバリエーションが存在するのだと思います。

 

これだけ別注し続けたアウトドアブランドは

 

このBRITCHES以外にはおそらくなかったと思います。

 

そういう意味ではマイナーブランドとは言え

 

目の付け所が良い、いいブラントと思ってしまいます。

 

それでは最後のアウトドアな一葉を。

 

こんな感じで家族とアウトドアしたいという願望も込めて。