LANDS' END(ランズエンド)×チャンピオンのリバース | チャンピオンマニアの視点

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チャンピオンTシャツ、リバースウィーブを中心にマニアの視点で50~90年代まで幅広いアイテムの細部を詳しく解説していきます!また、チャンピオンの魅力をIVYに始まる東海岸のカルチャー、70sの西海岸カルチャーの中から当時の写真を交えながら迫っていきたいと思います!

今回紹介したいのはこちら

 

無地の目無し。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、タグはこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



LANDS' END×チャンピオンのリバースウィーブです。

 

チャンピオン、いやリバース好きでは言わずと知れた存在ですが本日はこちらを少しだけ

 

 

掘り下げたいとおもいます。

 

 

LANDS' ENDは1963年に創業者ゲーリー・コマーがイリノイ州シカゴで

 

 

ヨットの装備品販売会社として設立しました。

 

 

事業拡大と共にカジュアル衣料事業に参入し

 

 

70s後期~80s初頭には下のようなプリントが胸ワンポイントでプリントされたリバースが存在します。

 

 

タグは単色後期でおそらくこれがチャンピオンとの接点として最初ではないかと思います。

その後は私の知る限りではトリコタグ中期(リバースウィーブのタグの変遷・年代の見分け方

 

 

にはタグをLANDS' END仕様に変更してOEM生産を依頼していたと思われます。

 

 

LANDS' END仕様タグのリバースパーカーでフードの丸環がつぶしのタイプは存在するので。

 

 

しかし、その存在はかなり少ないのでおそらく83年もしくは84年~の販売STARTだったんじゃないかと。

 

 

その後もトリコタグ後期でも販売され続けます。

 

 

その時のタグが上のタグで2枚目の素材表記タグがこちら

 


素材配合はトリコタグ後期時代と同じです。

 

そして、その後もまだまだ販売されていたと思われ、90年代に入っても販売されていたようです。

 

 

その時のタグがこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最初に紹介したこちらのタグと比べていただくと判りますが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この初期のLANDS' ENDタグではタグの上と下の小さな文字が赤文字です。

 

 

しかし、その後はすべて白文字に。これがLANDS' ENDタグの前期、後期の違いになります。

 

 

後期のタグが採用されたのはおそらくトリコタグ時代の後半~刺繍タグ時代ということになります。

 

 

後期のLANDS' ENDタグ2枚目の素材表記タグはこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素材配合は刺繍タグ時代と同じです。

 

 

 

 

 

 

 

総合すると83、84年~90s年初頭までかなり長期にわたっての販売だったのではないでしょうか。

 

 

考察するに衣料メーカーがこれだけ長きにわたってOEM生産してもらっていたのは珍しいかと。

 

 

それだけLANDS' ENDとチャンピオンの関係が良好だったことがうかがい知れますね。

 

 

今回はそんなところで。