50kmスイム 覚悟
今週末は50kmスイムを実施します!
40Kmまでは感覚的に「いけるだろうな~」と思っていましたが、50Kmは大きな山です。
僕はいつもやる前に、考えうるありとあらゆるワーストケースを想定し
その時何をするか?その課題をどう処理するか?をイメージします。
そのイメージは限りなくリアルな感覚に近付け、擬似的体験として自分の中にしまいます。
ちょっと脱線しますが、これは僕の特技なんです。
今までもそうでしたが、僕は仕事がある為、他のアスリートより、圧倒的に練習時間が確保できません。
ではどうするか?
そう考えたときに出た答えは
「心肺機能」「筋力」「テクニック」を分断して、トレーニングを
行い(総合してやるのが理想だが時間が確保できない為)
頭の中(イメージ)で、その要素を繋ぎ合わせ、本番で実現する力を身につける事でした。
例えば、水泳のレースをゴールにしたとしても、心肺機能はランニングで作れます。
筋力は短時間のウエイトトレーニングで作れます。
そして、イメージトレーニングでその筋力と心肺を使ったフォーム、レース展開を再現できれば
極論、泳がなくとも、好成績を残せるんです。
いや、それで残さなくてはいけない環境でやっていたため、結果的にそういった能力を身につける事が出来ました。
でも理屈ではいけると分かってたんですよ。
そこに発生する痛み、苦しさ、トラブル全てを頭の中で疑似体験できればやれる!って。
何よりも、頭でイメージできない事を、体で出来るはずないですから。
さて、本題に戻り今回で言えば「想定以上の風」「潮の流れ」「水温」「くらげの群れ」「かつおの烏帽子」
「チンクイ」「内臓疲労」などなど、考えられるパワーンはいくらでも出てきます。
また、今回は12時間を越えること、また夜間泳が入ることはなどを考えると
並大抵の覚悟では足りません。
今は本番さながらの集中力と緊張感を感じています。
正直、怖さもあります。
こういったチャレンジにおいて、怖い事は
未知なる事態に遭遇し、動揺と共に「心」を疲弊しまう事ですからね。
だから、そのしまいこんだイメージの数。
僕は「覚悟を決める」と表現しますが、その決めた覚悟の数が大きければ
大きいほど、成功に近付くと信じています。
人間の強さとは筋力ではありません。
やはり「心」の強さです。
長くなってしまいましたが、以下スケジュールにて実施予定です。
湘南界隈の方!
もし見かけたら応援お願いします!
スタート時には全ての不安を超越し、ゾーンに入れた上で
入水したいと思います。
《スケジュール》
24日23時集合
25日0時Tバー スタート
↓
1時30分 江の島
↓
3時20分 サザンビーチ
↓
5時30分 江の島
↓
7時 Tバー
↓
10時30分 大磯プリンス
↓
14時 Tバー
※本番を見据え、多少ラフなコンディションでもGOします。
また、どんなにかかっても日没には終了します。

浜降祭 八大龍王神
浜降祭!
今年も八大龍王神を担がせていただきました!
写真、動画は2年前のものですが、皆かなり気合入っているのが分かると思います!
いざ!スタート!!!鳥肌が立ちます!
そして、最初の山場は市場!
他の神輿とのセッションです!
茅ヶ崎のサーファーは「今年も一年良い波に乗れますように!」と想いを込めて担ぎ通します!
僕は大島チャレンジが「無事故で、そして成功するように!」と祈り、担ぎました。
僕は身長が182CMなのですが、比較的デカイ部類なので神輿の重さを肩にモロ受ける事になります。
しかも、固い木材が食い込み、両肩は腫れ上がります。
でも元気に笑顔で!!!
終わったのは15時30分頃
12時間以上、やっていました!笑
今は膝も肩もボロボロですが(笑)、きっと海の神様に認めてもらえたんじゃないかと思っています!
「チャレンジ前なんだから怪我するような事、やめた方がいんじゃない?」と良く言われますが、茅ヶ崎人たるもの「浜降祭を担ぎきってこそ、スタートライン」なんです
引き続き気合入れて頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!
順天堂大学 小林先生

元オラクル会長/新宅さんの紹介で順天堂大学の小林先生にお会いさせて頂きました
本当に目からウロコです。
貴重でしかも実践的なアドバイスを頂きました。
※後でお聞きしたら、小林先生の治療は予約が3年待ちらしいですよ。。。
超多忙な方の、本当に貴重なお時間を頂きました。
また、少しずつ勉強した内容はご紹介させて頂きますが
ポイントは「自律神経」と「腸」でした。
特に「長距離は内臓で泳ぐ」
ここまでは経験で分かってきたんですが、その先の「内臓ってのは具体的にどこをどの様に?」
が纏まってなかったので、いきなり答えをもらった感じです。
お聞きしてても、「あっ、これのことか!」「あの事だ!」とビシビシ繋がっていきました
ポイントは腸の善玉菌を増やす事!
以下メモです
【チャレンジについて】
・今回のチャレンジでは残り10㎞前の10kmがポイントになる。
40㎞~50㎞を0~40㎞と同じ泳ぎ方、精神状態でやったのでは成功はしない。
刺激物(レモン等)や食事を思いっきり変える事で、ギアチェンジをすることが重要。
※過去の40kmは終始副交感神経が出ている状態で行った。
しかし、40Kmを超えたときにはスイッチが必要との事。
→刺激物で脳を覚醒させる。
【最低限行う事】
・想定されるワーストケースを「紙に書く」。
頭の中で考えるだけでは役に立たない。
自律神経を平常に保つために重要。
【血液について】
血液検査 → 週1で行った方が良い。
◎重要視する項目
1:リンパ球 → 基準値以上にあげる
2:好中球 → あげすぎると疲れる
※今まではCPKと乳酸値を重要視していたが、今のスポーツ科学では誤り。
【自律神経について】
・好中球をあげないためには、自律神経を一定に保つ事が重要。
・自立神経には交感神経と副交感神経があり、
副交感神経を上げすぎると無気力になるので注意。
・3:2の割合で一定に保つ事。
【大島チャレンジにおいての食事について】
・「疲労回復を促進する食べ物」と「好きな食べ物(ストレスを溜めない)」を混ぜる事が重要。
→アミノ酸、整腸剤、漢方などを混ぜる事を検討する。
・流動食でカロリーが高いものが良い。
【チャレンジにおいての必須栄養素】
ビタミン:緑色の野菜から摂取するのが良い。
→食べ物に練りこむ
グルタミン:動いているときに摂取
→泳断中の食事と飲み物に混ぜる
必須アミノ酸:休んでいる時に摂取
→1週間前からアミノ酸の摂取量を増やす
【関節の痛みについて】
・漢方で軽減できる
→食べ物に練りこむ
★この後に、自律神経をはかりに行ったのですが
その内容は追ってブログUPします!
●簡単なご紹介●
小林弘幸先生
順天堂大学医学部 教授
東京都医師会 理事
HPより失礼しました↓
<学歴及び職歴>
順天堂大学医学部 大学院卒業。
ロンドン大学附属英国王立病院外科、アイルランドトリニティ大学附属病院外科にて
チーフレジデント、アイルランド国立小児病院にて研修。
2003年より順天堂大学医学部 小児外科学助教授、順天堂大学附属順天堂医院
医療安全対策室室長を兼任。
2006年11月より順天堂大学医学部 総合診療科学教授、
順天堂大学医学部大学院医学研究科 病院管理学教授に就任。
<免許・資格>
日本外科学会専門医
日本小児外科学会指導医
日本体育協会公認スポーツドクター
<社長TV>