混戦のナ・リーグ中地区を占う
9月も中旬にさしかかり、そろそろ各地区の優勝の行方が見えてきた。特にア・リーグはレッドソックス、インディアンス、エンゼルスが早くも地区優勝を決めそうだ。ワイルドカード争いも、マリナーズの失速もあり、ヤンキースとタイガースに絞られた。
ナ・リーグも東地区はメッツが地区優勝を早々に決めそうだ。西地区はダイヤモンドバックスとパドレスが激しく首位争いをしているが、ここの2位がワイルドカードを持っていきそうな勢いである。
一方、ナ・リーグ中地区は稀に見る混戦だ。ロケットスタートを切ったブルワーズがシーズン中盤以降失速し、その間にカブスが前半戦の不振を吹っ切るかのように勝ち進んできた。8月上旬からはこの2チームの一騎打ちの様相を呈してきたが、どちらのチームも決め手がなく、昨年のワールドチャンチオンのカージナルスが追い上げを見せて、9月7日には、ブルワーズとカブスに1ゲーム差まで迫った。しかし、カージナルスはその後5連敗で首位ブルワーズまで4ゲーム差と少し開いた。
この3チームの中でどこが優勝するのか、私なりに予想してみた。ずばり、ポイントは日程で決まるとみた。まず一番日程がきついのはカージナルス。残り18日で19試合をこなさなければならない。なんと、8月29日から休みなしのダブルヘッダーを含む34連戦で選手の疲労度はすでにピークに達しているはず。さらに、残りの対戦相手が、カブス4試合、フィリーズとブルワーズが3試合、メッツが1試合残っていて、プレーオフ進出を目指すチームとの試合が多く残されている。
カブスは残り18日で17試合消化すればよい。16日のカージナルス戦がダブルヘッダーだが、21日、25日に試合がないので、そこで選手も休めるし、ローテーションも組みなおせる。対戦相手も、今週末から始まるカージナルス4連戦をうまく乗り切れば、あとはプレーオフ進出には及ばないチームとの対戦しか残されておらず、日程的には一番有利だろう。
現在首位をいくブルワーズも、残り18日で17試合とカブスと同じだが、14日に休みがあった後は16連戦が待っている。しかも、最後の10連戦はブレーブス、カージナルス、パドレスとワイルドカードを激しく争っているライバルチームだけに、厳しい戦いが予想される。だが、バルガスが故障者リストから復帰し、ナショナルズからキングを獲得、ブルペンも連戦に耐えられるだけの布陣がそろった。シーズン中盤には不調に陥っていたクローザーのコルデロも最近いいピッチングを続けているので大崩はなさそうだ。
結論を言えば、カージナルスは正直苦しいだろう。日程的にはカブス有利だが、先日の3連発などなにをしでかすか分からない、秘めた力を持っているブルワーズを無視できない。総合力のカブスか、それとも若い力のブルワーズか。私はブルワーズにポストシーズンでも暴れて欲しい。
パイレーツにリベンジ
パイレーツ 1 - 6 ブルワーズ
6対1で快勝。フィルダー44号、ハート21号、ブラウン2安打3打点。投げてはギャラードが6回無失点で8勝目。
カージナルスは負けて4ゲーム差。カブスは延長戦に突入。負ければ再び単独首位。
アストロズがんばって!
史上初の快挙
仕事が忙しくて、久しぶりのブログ更新だが、その間にシーツが復帰して、我がブルワーズは再び上昇気流に乗り始めた。カブス、カージナルスを引きつれ、混戦のナ・リーグ中地区で単独首位に返り咲いた。
そんな中、昨日の試合ではメジャー史上初の快挙をやってのけた。
前日までのレッズ戦は2試合とも先制点を取られ、苦しい試合展開が続いていた。この試合が何が何でも先制点が欲しい所だった。
快挙の始まりは試合開始直後のウイークスの先頭打者ホームランから始まった。2番打者のハーディも、レッズ先発デュマトレからホームランを放ち、続く3番ブラウンも右中間スタンドに運び、これが史上初の初回先頭打者から3者連続ホームランとなった。
過去、1987年にパドレスと2003年にブレーブスが、それぞれ一回裏の攻撃で、先頭から3者連続ホームランを記録しているが、初回表となると今回のブルワーズが初めてだ。
ブラウンは「打席に立ったときプレッシャーを感じた」と話していたが、この29号ホームランは、ブルワーズの新人のホームラン記録を塗り替えた。
またハーディは「みんながいいプレーをしているとき、このチームを負かすのは難しいだろうね。俺たちは最近自身を持ってプレーしているよ」と力強いコメント。
これで、昨日まで同率首位で並んでいたカブスが負けたため、再び単独首位に立った。若いチームが自信を持ってプレーし始めた。この勢いは最後まで続きそうだ。