久しぶりの勝利!
8月12日のアストロズ戦以来の勝利で何とか6連敗を免れた。先発バルガスが立ち上がりから制球が定まらず、毎回ランナーを背負いながらの投球だったが、要所を締め5回3分の2を7安打1失点と勝利に貢献した。
リリーフ陣もシャウス、ビラヌエバ、ターンボー、コルデロと4人の継投で追いすがるレッズ打線の反撃を食い止めた。
一方、打線はというと、12安打で8点をあげたものの相変わらずホームランでしか点が取れず、ようやく8回にフィルダーがタームリーツーベースを放ち、やはり12日のアストロズ戦の8回にブラウンがタイムリー内野安打を打って以来、実に54イニングぶりにタイムリーヒットがでた。
ペナントレース残り1ヶ月半。はっきり言ってチーム状態は最悪だろう。先発陣は序盤から失点を重ね試合を作れない。リリーフ陣も大事な場面で打たれるケースが目立つ。先に書いたように打線のタイムリー欠乏症も重症だ。ついにカブスに追い抜かれ、カージナルスも3.5ゲーム差まで迫ってきた。この状態の中、何とかカブスについていきたい。今月28日から始まるリグレーフィールドでのカブス3連戦の戦い方でポストシーズンが見えてくると言っても過言でない。
ただ、カージナルスを含めた3つ巴の展開になると、名将ラルーサ監督率いる昨年のワールドチャンピオンのカージナルスや、経験豊かなピネラ監督とソリアーノ、ラミレス、リーらを要するカブスに比べると、優勝争いの経験のないヨスト監督率いる若いチームのブルワーズは不利になるだろう。
とにかく残り1ヶ月半、歯を食いしばって頑張って欲しい。
カージナルスも追ってきた
暑い。うだるような暑さが続いているこんな日は、おいしいビールでも飲みたいね。そこで久しぶりにバーに行ってきました。目的はミラーを愉しみ、バドワイザーを飲み干し、このカージナルス3連戦の悔しさを忘れるために。
ブルワーズの本拠地があるミルウォーキーと、カージナルスの本拠地のあるセントルイスはなんと言ってもビールの街だ。世界的に有名なビールメーカー、ミラーブルワリングカンパニーとアンハイザーブッシュの本社があり、ともに球場名はミラーパークとブッシュスタジアムのビール会社の名前が付けられている。
カージナルスはブルワーズと同地区の強豪チームであり、昨年のワールドチャンピオン、さらにブルワーズが唯一1982年にワールドシリーズに進出したときの対戦相手であり、絶対に負けられない。この3連戦はミラーパークで行われたため、今回はミラーとミルウォーキーについて書いてみよう。
近隣のシカゴやミネアポリスと違って、日本から直行便が出ていないため、筋金入りのMLBファンでない限りミルウォーキーまで行ってブルワーズ戦を見ようと思う人はなかなかいないだろう。だが、もしシカゴまで来たらブルワーズとミラーのビール工場を見に、ぜひミルウォーキーまで足を運んで欲しい。
シカゴからは飛行機のほか、アムトラックやグレイハウンドがミルウォーキーまで行ってくれる。運転に自信がある人はレンタカーで行ってもいい。運転時間も約2時間とドライブにちょうどいい。
ウイスコンシン州は別名”America’s Dairyland”といい、アメリカ人の胃袋に毎日のように入る牛乳やチーズの産地である。ドライブしていると大きな牧場に多くの牛を飼っている、そんなのんびりとした風景が目に入ってくるだろう。ただ、ミラーのビール工場に行く場合は飲酒運転にご注意を。工場見学の最後には試飲が待っているので、飲みたい人は公共機関で行ったほうがいい。もちろんお酒を飲めない人用にソフトドリンクも用意しているが。
工場に着いたらまず受付を。次のツアーまで時間があったらスーベニアショップを除いてみると面白い。T-シャツやマグカップなどを見ていると、時間が経つのも忘れるくらい面白い。ブルワーズのスケジュール表も置いてあるのでチェックしておくのもいい。
ツアーの最初でミラーの歴史に関するビデオを見てから、いよいよ工場内に出発。ここから先はビールの麦芽の匂いがかなり強い。お酒が弱い人はこの時点で酔ってしまうかも。ツアーガイドも、見学者を飽きさせないよう機知に富んだ話で盛り上げてくれる。ツアーの最後はいよいよ試飲。Millar LiteやMGDなどミラービールを堪能しよう。
工場見学はビールのおいしい季節の夏に行きたいが、アメリカの夏休み中の6月から8月にかけてはツアー客が多く、試飲制限がかかることもあるので、春か秋がおすすめ。今年はブルワーズが優勝戦線に残っているので、これからミルウォーキーに行く人は楽しく過ごせるだろう。
まだまだミルウォーキーの見所はたくさんあるが、続きはまたの機会にしよう。カージナルスに3連敗。今日からのレッズ戦はなんとしても負けられない。がんばれブルワーズ。
アストロズ!
8月6日のフィラデルフィア・フィリーズ戦から続いていた連敗がようやく4でストップした。この日も先発ブッシュがつかまり、5回までリードを許し苦しい展開だったが、6回に満塁からホールが2点タイムリーツーベースヒットで同点に追いつくと、試合は4対4のまま延長戦に突入。11回にコーリー・ハートが勝ち越しの3塁打を放った。最後はこのところセーブ失敗が続いていたリリーフエースのコルデロが3者三振に仕留めた。
この日の勝利で今シーズンのアストロズ戦の成績は8勝2敗となった。合性の良さを生かして、この3連戦スイープといきたいところだ。
さて、アストロズといえば、ブルワーズで主力を張っていた選手が何人かいて、その選手たちも気になるところだ。まず、代表的なのは昨年7月までプレーしていたカルロス・リーだ。昨年ブルワーズからオールスターに選出され、不動の4番を打っていたから覚えている人も多いだろう。彼はシーズン終了後フリーエージェントになるということで、財政難のブルワーズはリーとの再契約の道を選ばず、シーズン中のレンジャース放出に踏み切った。彼は元々ブルワーズと再契約を願っていたのだからトレードは私にとってもショックだった。アストロズに移籍した今シーズンも、8月10日現在、打率.306、本塁打24、打点93と期待通りの活躍を見せ、オールスターにも選出された。彼が、もしブルワーズにいたら、ブラウン、フィルダーと組むクリーンアップは更なる破壊力を身につけていただろう。今季のブルワーズは5番打者が固定できていないので今となっては惜しい選手だ。
もう一人、地味な選手だが、マーク・ロレッタを忘れてはならない。8月14日で36歳になるロレッタは、1995年ブルワーズでデビューし、内野ならどこでも守れるユーティリティ・プレイヤーとしていぶし銀の活躍を見せてきた。アストロズでは主に、セカンドとショートを守るが、チーム事情により一塁や三塁も守る。今日のように延長戦にもつれ込むと、試合状況によって彼のポジションはころころかわる。2001年には1イニングだけだけどピッチャーとしてマウンドにもあがった。日本でもロッテやオリックス、近鉄で活躍した、球史に名を残す便利やといわれた五十嵐章人みたいな存在だ。余談だが、五十嵐は、プロ初ヒットは野茂英雄から、また初ホームランは長谷川滋利からと後のメジャーリーガーから放っている。
そんな彼らを見ることができるのもアストロズ戦ならでは。
今日の日本列島は猛暑に見舞われた。こんな日は、ヒューストンで過ごした日々を思い出す。暑くてもアストロドームでの野球観戦は最高だった。行ってみたいな、まだ行ったことのないミニッツメイド・パークへ。