掛軸工房 (株)五番館の仲間たち

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私達のホノルルマラソン旅行記 後半

 

 

 

 

12月10日(日) マラソン当日。

アラモアナセンターには

AM5時のスタートに備え、続々と人が集まって来ます。

私達4人は今回コスチュームを揃えました。

グレーのTシャツに紫のパニエ 

田口さんがホノルルマラソン用にロゴもデザインし

手配してくれました。

そして、ぶどうの房付帽子は、なんと!射場さんの手作り!!

忙しい合間を縫って4人分仕上げてくれました。

この帽子は想像以上に大好評!

意外だったのは、ホノルルマラソンは仮装した人が少なすぎ!

揖斐川マラソン、清流マラソンで仮装に慣れっこの私達は

何故かホノルルでとても目立つ存在になっていました。

外人さんからも

「ぶどうの帽子可愛いですね!一緒に写真撮らせてください」と

お声がかかるほど。

沿道の声援も「ぶどうちゃんガンバレー」と。

確かにこの帽子の完成度は抜群!

私も大好き!とっても気に入りました。

射場さん器用だな~ 本当に有難う ♡

 

 

 

昨日の練習会でお会いした、元マラソンランナー市橋有里さんからも

ぶどう帽子をお褒め頂きました。

有里さんは可愛くて優しくて、とても気さくな方でした。

 

 

 

AM5:00 アラモアナ公園にスタートガンが鳴り響き

花火が打ち上がりました。

30.000人を超えるランナーの中にいる私達には

最前列も最後尾も遠すぎて見えない。人、人、人、の波…

とにかく、しばらくは花火を鑑賞しながら流れに沿って歩く。

花火は思いのほか長い時間上がっていて

15分程歩き、ようやく走り出した。

 

5時はまだ真っ暗。おまけに凄い人の数。

最初の給水所で小野寺さんがはぐれてしまい

お互いにしばらく探し合ってたのですが

その先もずっとゴールするまで会う事が出来ませんでした。

 

 

ダウンタウンのクリスマスイルミネーションを抜け

ワイキキのホテル街は沿道の応援も賑やか

ホテルはTOILETをランナーの為に提供していました。

 

 

10㌔を過ぎダイヤモンドヘッドの登坂

昨夜、眠れないスイッチが入ってしまった私は

一睡も出来ず朝を迎え早くもバテ気味。

朝からの蒸し暑さと睡眠不足ですっかり自信喪失。

軽快な射場さんと田口さんには

もうついて行けなくなってきた。

 

何と言ってもマラソン中に熱中症で

救急搬送された経験者。無理は出来ない。

 

はぐれた小野寺さんを探しながら自分ペースで行こうと決めて

ふたりに「先に行って」と告げると

田口さんが私の手を握って

「絶対にダメ!三人はもう離れないよ!一緒にゴールするんだから」と。

涙が出る程に嬉しかった。

田口さんは本当にカッコイイ 同い年なのに頼りになる。

そして射場さんは優しい。

日本の大会なら絶対に迷惑かけたくない

ふたりにそれぞれの記録を狙ってほしい。

でも、ここはハワイ

今日の私は絶対にお荷物だと確信しつつも

思い切ってふたりに甘えることにした。

甘える事も少し勇気がいる。

 

 

 

 

 

ダイヤモンドヘッドを巻いての下り坂

射場さんは手作りの梅干しを終始手に持って走ってくれた。

私はこの梅干しを何個頂いた事だろう。

これがなかったらゴール出来なかったかも知れない。

 

田口さんは立ち止まって何度も写真を撮ってくれた。

正直私は周りの景色を楽しむ余裕も全く無かった。

 

 

 

 

 

ハイウエイに入ると既に折り返すランナーとすれ違う。

スコールが来た後で道路はしっかりと濡れていた。

 

 

 

 

 

 

スコールの後、虹が出た。

ハワイで虹を見ると、またこの地に戻って来れるとの伝説があるそうです。

 

もし私がまたここに来るとしたら、

やっぱり今回の4人で来たいな。

 

 

 

 

 

もうタイムはお構いなし。楽しまなきゃ

で、こんなポーズ

 

 

30キロを過ぎると足もガクガク

日本と違ってアスファルトが固くダメージも大きい。

スコールのせいで蒸し暑さは和らいだものの

疲労感からか、ほとんどの人が歩いている。

自分たちも周りに負けて

だんだん走れなくなってしまった。

 

ホノルルマラソンには制限時間が無いから

最初から気楽な気持ちで走ろうと思っていた。

観光気分で立ち止まり写真撮ったり、歩いたり…

よく考えてみれば、今シーズンの私は

まだフルを走りきる身体に仕上がってなかった。

 

でも、そんな気楽な気持ちでゴール出来る程

ホノルルマラソンは甘くなかった。

コースは意外に坂道が多く

最期の3㌔も上り坂。

もう走る気力も無くなり、歩くことすら辛かった。

 

 

 

 

三人手をつないでゴーーール

最初の給水所ではぐれた小野寺さんも、少し遅れてゴール出来ました。

 

タイムは恥ずかしいので割愛させてください。

私が足を引っ張らなかったら、田口さん射場さんは

もっとまともなタイムでゴール出来ていたと思います。

憧れの大会で私を見捨てずに

ゴールまで導いてくれたふたりには心から感謝しています。

 

今年3月に初めてフルを完走したウィメンズマラソン

あの時の感動に比べたら本当に情けない結果でした。

練習不足と心構えがあまりにいい加減だった。

 

私にとってホノルルマラソンは

反省する事が多く苦い経験となりました。

フルマラソンの35㌔過ぎてからの辛さを

嫌というほど思い出させてくれました。

また来年のウィメンズに向けて仕切り直しです。

 

何はともあれ4人が無事にゴール出来て良かった。

この日の夜はハワイで過ごす最後の夜です。

 

田口さんが夜景とディナーを予約してくれました。

 

 

タンタラスの丘

42.195㌔をずっと太陽にさらされて火照った身体に

ひんやりと冷たい風が心地良い。

ハワイはネオンサインが禁止されているために夜景の色も優しい。

最後の夜に相応しい素晴らしい景色でした。

 

この後美味しいディナーを堪能して

ほろ酔い気分でホテルに戻り、全員爆睡

 

 

 

 

 

12月11日(月)

帰路は9時間半のフライト

日付が変わりセントレアに到着は12日の19:45

無事に帰って来ました。

 

お姉さんのように頼りになる田口さん

お母さんのように優しい射場さん

そして妹のように純粋で真っ直ぐな小野寺さん

私をホノルルマラソンに連れて行ってくれてありがとう。

本当に楽しい旅でした。

マハロ♡

 

 

 

 

 

私達のホノルルマラソン旅行記 前半

 

年末の慌ただしさに追われて、

記事の公開がすっかり遅くなりましたが

12月10日、ホノルルマラソンに参加して来ました。

昨年秋頃から漠然と描いていた夢が

どんどん現実味をおびて遂にラン友4人でのマラソン旅が叶いました。

記憶をたどりサラッと紹介させて頂きます。

 

 

12月7日(木) 

21:30出発に合わせセントレアで集合

 

 

 

 

旅立つ私達を見送ってくれたのは

4階スカイデッキのイルミネーション(3月31日まで点灯)

ここから今回の旅が始まりました。

 

 

約6時間のフライトでたどり着いたホノルル

時差があるので、もういちど12月7日が始まります。

ホノルル空港の入国審査はマラソンに参加する旅行者で大混雑

手続きに2時間もかかってしまいました。

 

空港からJTBのバスに乗り、ゼッケンを受け取るために

ハワイコンベンションセンターへ

こちらでマラソン当日の詳細説明を受けます。

 

 

 

会場では EXPO が開催されていて大会スポンサーのブースや

スポーツ関連のグッズが出品されいています。

ホノルルマラソン45年間の歴史も紹介されていました。

 

 

 

 

ソウル五輪日本代表 浅井えりこさんのトークショー

エキスポの帰りはアラモアナセンター付近で

ぶらぶらと買い物をして食事して

ホテルにチェックイン 就寝。

 

 

12月8日(金)

オアフ島観光ツアーに出かけました。

キャリアウーマンで何でもテキパキこなす田口さんが

ダイヤモンドヘッド登頂付の1日観光ツアーを

日本で申し込んでくれていました。

念の為、ツアー内容をFAXしてもらうほどに慎重に‥。

 

 

 

しかし私達の観光バスは

ダイヤモンドヘッドを横目にどんどん離れて行き

最初に停まった名所がここ↓

 

 

ハロナの潮吹き穴 

溶岩と波の浸食で自然に出来た穴に海水が入ると

最大10メートルほどの高さの潮が豪快に吹き上げます。

 

ここから少し歩くと

 

 

 

 

 

ハロナ・ビーチ・コーブ

パイレーツオブカリビアンのロケ地

 

 

 

 

 

バスで通過しただけで窓越しの画像ですが、

ゴジラやジュラシックパークのロケ地もこの辺りだとか

 

 

 

 

 

ランの花と葉で髪飾りを作る為のセットが

置かれているテーブルに座らされた頃には

ダイヤモンドヘッドには登頂しないだろうなーと分かって来た(笑)

HISの現地スタッフいい加減だな。

 

それでもこのツアーはそれなりに充実していて

美味しいランチが用意されていたり

ドールが経営するパイナップル農園(ドールプランテーション)で

パイナップルソフトクリームを食べたり

パールハーバーにも足早に立ち寄りました。

 

 

 

 

 

 

オアフ島で一番長いビーチ  サンセットビーチ

その名の通り美しいサンセットが望める。

 

 

 

世界でも有数のサーフィンスポット 

ウインターシーズンには8メートルほどの

ビッグウェーブも期待できるそうです。

 

 

 

 

日立の<この木なんの木>がある モアナルア・ガーデン

撮影に使われたのがこのモンキーポット(樹齢約130年)

でも、この公園にはモンキーポットがたくさんあって、近すぎて

何だかイメージと違うなぁ・・・。

 

この日のツアーはハワイを全く知らない私にとって

予想もしていなかった興味深い場所を

たくさん観る事が出来てとても面白かった。

ダイヤモンドヘッドに登れなくて

一番残念がっていたのは田口さんでしたが

私達は3人は大満足でした。ありがとう。

 

 

12日9日(土)

マラソン前日の朝、ゴール会場となる カピオラ二公園

開催される練習会に参加しました。

 

 

会場では各々前日のランイベントが繰り広げられていました。

ストレッチの後、申告タイム別にスタッフが同行し会場周辺2㌔程を軽くランニング。

 

 

 

 

すでに設置されているフィニッシュラインを通過し

感動のゴールをイメトレしました。

 

その後、会場に集った人全員でハイタッチ

一人一人の笑顔を見ていたら、どんどん気持ちも高揚して

いよいよ明日なんだと実感。

 

 

この日の朝食は

本場のエッグスンシングスで

パンケーキとアサイーボウル

公園から歩いて行ける距離にあります。

 

 

 

公園の前に広がる ワイキキビーチ

気温は27℃位。みんな気持ち良さそう。

 

 

 

 

 

私達が泊まったホテルの部屋は30階

ベランダからカピオラ二公園とダイヤモンドヘッドが一望出来ます。

公園には明日の開催に備え、各々のテントが設営済。

もうすぐサンセット。空はピンクに染まり明日のお天気も上々。

 

コンドミニアムなので、明日用の🍙を作ります。

設置してある炊飯器で日本から持ってきたお米を炊きました。

マラソンの前はやっぱりお米で力をつけないとね。

それぞれに持ち寄った食料で

明日の朝食とスタートまでの腹ごしらえの準備も完璧。

 

この日は早めに夕食を済ませ就寝。

ちなみに夕食は、日本人が経営する日本料理の<義経>さん

店内はホノルルマラソンに参加する日本人で盛り上がっていて

常連さんもたくさん。

このお店は私達のメンバーで唯一昨年も参加している

小野寺さんが手配してくれました。

気さくで優しいスタッフがいる

美味しい日本食をすごいボリュームで提供してくれる

素敵なお店でした。

お米を食べ過ぎる程食べて

いよいよ明日はマラソンです。

 

前半のお話はここまで。

マラソン記はまた後日。

 

 

 

 

 

 

 

2017 いびがわマラソン 30th

 

11月12日(日)

静かな揖斐川の町に、一年で一番熱い日がやって来ました。

 

記念すべき第30回を迎える いびがわマラソン

 

色づく紅葉の山々、エメラルドグリーンの清流沿い

そんな美しさとは裏腹に、

フルの高低差が約127mという過酷さも、いびがわマラソンの魅力

 

マラソンブームのずっとずっと前から

町民にもランナーにも愛されて続けてきた歴史あるマラソン大会です。

 

 

 

 

7:15 リュウゾウヒュッテを出発。 いざ出陣!

 

 

 

 

専属カメラマンはもちろん父ちゃん。 

いつもの井ノ口橋からの中継。今回も 🍓帽子 が目印。

 

 

 

 

この場所で毎年出会う小島消防団の皆さん、

今年もご苦労様です!

父ちゃんの事覚えていてくれました。

 

 

 

 

 

9:45 号砲が響き渡り、フルマラソンがスタートしました。

間もなく先頭ランナーが向かってきます。

 

 

 

 

フルマラソン6500人。

それぞれの想いを胸に続々と橋を渡ってきます。

 

 

 

 

橋を渡りきると、いよいよコースは難所の登坂へと導く

 

 

 

 

フルマラソンの最後のランナーはミニオン! 

すでに救護班が射程圏内💦

 

 

 

フルとハーフの合計10.000人のランナーを支える

ボランティアは1800人以上。

ジャンパーの色でそれぞれの役割が分かります。

イエロージャンパーは中学生の皆さん。

給水所はフルの後片づけとハーフを迎える余念がありません。

 

 

 

 

 

 

 

束の間の静寂の後、ハーフランナーのうねりの予感。

 

 

 

 

 

 

来たぞ来たぞ! 各々の想いを乗せて。

 

 

 

 

あきら100%ならぬ、バナナ100%

どうやら小島消防団の一員らしく、

思いきってのパフォーマンス。

 

 

 

 

母ちゃんがラン友ふたりと一緒に駆けて来ました。

12月のホノルルマラソン用に揃えた パニエ が目印。

あれ、ひとり履いてない?

Run for Peace! オレンジマフラーは、

走ることが誰かのためになる、チャリティランナーの証です。

詳しくは→ こちらから

 

 

 

 

 

金華山のレジェンドランじじ が今年も元気に駆けてきた!

オレンジは大喜びで迎えます♪

ランじじの走りには勇気と元気のメッセージを頂いてます。

いつも本当に有難う。

これからも無理せずに、いつまでもランを楽しんで下さい ♡

 

 

 

 

 

 

私たちがRun for Peace協会 を知るきっかけを下さった

らんらんランニングの皆さん。

昨年、ウィメンズマラソン試走会でお世話になってからのお付き合いです。

素敵な笑顔の彼女たちは昨年同様、クッキーモンスター★ 

今年は8羽でパワーアップ

 

 

 

 

ようやく身体も温まり、ここからが本番

往路はずっと登坂、みんな頑張れー いってらっしゃい。

 

 

 

 

復路の堤防へ移動し、残り3㌔地点でランナーを待つ。

本日の金華山応援団は 

団長:オレンジ カメラマン1号:父ちゃん、カメラマン2号:勝爺 

応援デビューのオレンジは手抜きを知らない。

ずっと立ちっぱなしでランナー全員に大声で

心のこもった声援を送り続けていた。

 

 

 

 

 

ランニングポリス! イケメンだなぁ♡

 

 

 

 

 

ここからは父ちゃんの独断と偏見で、

笑顔が素敵な美人ランナーを一部を紹介します

 

 

ハッピが粋だねェ

 

 

 

 

 

エー⁉ サンダル履きで フルですか!

終盤でこの笑顔! なんてタフなの!

 

 

 

 

 

キティちゃん  オレンジと飛び上がってハイタッチ

 

 

 

うーん、これも🍓かな?

とにかく可愛い!

 

 

 

 

笑顔が綺麗!

父ちゃんも思わず乗り出してハイタッチ

 

 

 

 

 

 

あと3㌔の堤防道路。この道は果てしなく遠く感じる。

身体はクタクタ 足はガクガク

でも心はこの空のようにスッキリと曇りが無い。

 

感動のゴールは、もう、すぐ、そこに

 

 

 

 

マラソンは人と競い合うスポーツではなく、戦うのは自分自身。

どんなに辛くても皆、前に向かって進むだけ。

それは人生と同じ。

走ってる間ずっとリュウゾウ 🐕 が背中を押してくれているのを感じ

時折涙ぐみながら、私もただ前へ前へと言い聞かせ走りました。

 

ボランティアさん、沿道の応援の人、ランナー同志も、

みんな目指す方向は同じ。

互いに「 頑張って、ありがとう 」 と声をかけ合い励まし合い

想いが集結して素晴らしい大会になる。

 

この時間を共有している全ての人に

感謝の気持ちが自然と湧き上がってくる。

 

 

 

私よりも少しだけ早くランの楽しさを知っていた射場さん

 

 

 

 

私よりずっと前から、ランの醍醐味を知っている田口さん

 

ふたりに出逢えた事が、

ランを始めた私に神様がくれた一番の宝物。

 

私たちは、今日参加していないもうひとりの友と4人で

来月、ホノルルマラソンに行ってきます♬

 

 

 

 

アミノバリューの彼女たちが差しだしてくれてたのはミカン。

絶対に元気出ます。

 

 

30周年に合わせ工夫を凝らした仮装も様々

 

 

 

トランプガール 綺麗な人!

 

 

 

 

 

揖斐川の皆さんへの感謝のメッセージが素敵です。

 

 

 

 


手作り帽子に心がこもってます。

 

 

 

 

30年ってすごい歴史ですね。

そう言えば、私の兄ちゃんが、

いびがわマラソン走ってたのはその頃だった。

あれから30年後にまさか自分が走る事になるなんて

絶対に想像できなかった。

 

 

 

 

今年も思いっきり羽ばたいてます。あれ? 3羽足りない?

 

 

 

 

あ~いたいた。 良かった。

いつも目一杯盛り上げてくれます。

お疲れ様。元気にゴールして下さい。

 

 

 

 

13:40 ハーフが終了し

金華山応援団も、ぼちぼち引き上げました。

オレンジ、勝爺ちゃん、父ちゃん、

お陰様で楽しく完走出来ました。

応援本当にありがとう。お疲れさまでした。

 

 

揖斐川町の皆さん、

今年もおもてなしのマラソン大会に

参加させて頂き、たいへんお世話になりました。

ボランティアさん、沿道のチビッ子達

おっかさんステーションの味噌スープ

すべてがほのぼのと温かく

心もポカポカになりました。

 

この素晴らしい大会が

また10年、20年と続きますように

 

 

 

 

追憶

 

 

晩秋の寂しさと、

リュウゾウのいない淋しさに

やりきれない気持ちになると

知らず知らず元気だった頃の画像を追っています。

 

そんな中で目に止まった記事があまりに愛おしく

もう一度皆さんに見て頂きたくて

リバイバルでの公開をお許しください。

 

 

 

 

 

2012年9月の出来事です ↓

 

戦後3番目の猛暑だった今年の8月 

言うまでもなく バテバテで、ダラダラで ゴロゴロしていたリュウゾウ係長。


夏バテで食欲も落ち、げっそり痩せ、、あれ ?  

 

 


掛軸工房 (株)五番館の仲間たち
痩せてねェー  なんだ、そのお腹に溜まった脂肪は!!

 

 

そう言えば最近、なにやら怪しげというか可愛らしいというか、

不思議な首輪をつけている係長。


そして何故かこの首輪が増えています。

 

仕事中ふらっと行方をくらますのは、係長の昔からの悪い癖。

スタッフは皆、今さら気にしていませんが・・・

 

この不思議な首輪は何なのか? どこで着けてもらっているのか?

その謎を探るため、係長を尾行することにしました。

 

 


掛軸工房 (株)五番館の仲間たち


今日も悪びれる様子も無く、

あたりまえのように仕事放棄。そして外出。

 

 


 

掛軸工房 (株)五番館の仲間たち

 

五番館の隣は岐阜薮田ボクシングジム 

 

連日すごい人気で、多くの会員さんがレッスンに励んでいます。

リュウゾウ係長はこのジムに通い、

お腹の贅肉を落とそうなんて気はさらさらありません。


 


掛軸工房 (株)五番館の仲間たち


なので、ここはスルー。



 


掛軸工房 (株)五番館の仲間たち


行き先はだいだい検討はついている。  

 



 

掛軸工房 (株)五番館の仲間たち

 

五番館の西隣 ボクシングジムの南側 ガレージカフェ NY

以前にも紹介したけれど、

リュウゾウのお目当てのママさんがいる喫茶店 

 

 


掛軸工房 (株)五番館の仲間たち


ママさん、今日も来たよ♪ 気づいて~ 

この時期エアコンの為、扉が閉まっているので、

なかなか気づいてもらえない事もある。

 

どうやら気づいてもらえたようです。

大好きなお兄ちゃんもいました。

いつも仕事の悩みを優しく聞いてくれます。

(係長の悩みなんて、どうせ万年出世出来ないことぐらいでしょ・・・)


 


掛軸工房 (株)五番館の仲間たち


係長は相変わらずママさんにゾッコン♡

ママさん 「今日も来てくれてありがとう。新しい首輪着けてあげる。」

 

ははーん、ここで貰っていたのか! この可愛い手作り首輪!



 


掛軸工房 (株)五番館の仲間たち


やったね。4個集まったよ♪



 


掛軸工房 (株)五番館の仲間たち


特別な椅子に座らせてもらって、あんたは王様か?!

 

相変わらず、チケットも買わず無銭飲食してるんですよね・・。

パンやゆで卵もらってるんでしょあせる 本当に図々しい。

ママさん、ご迷惑をお掛けして、すみません。

 

ママさん 「係長が来店するたびに着けていますよ。10個溜まったらプレゼントがあるの♪」

 

だから最近頻繁に仕事をサボって抜け出していたのか・・。

 

でも・・・ プレゼントってもしや、今ままで通ったチケットの請求書じゃないの 汗

 

リュウゾウ父ちゃんは、百名山巡りに夢中

リュウゾウは、カフェ巡りに夢中 (首輪収集

そして五番館のお客様は、霊場巡り に夢中

 

 

 

ところで・・・

可愛い首輪を集めたいという仲間がひとり増えました♪

係長は得意げに彼を誘って今日もお隣へ♪


しかし・・・

 


掛軸工房 (株)五番館の仲間たち


あれ! 扉がしまってる。  

どうやら今日はもう閉店したようです。



 


掛軸工房 (株)五番館の仲間たち

 

それでもなお、しつこく扉が開かないかと

待ち続けるリュウゾウ係長でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

横浜ベイスターズ 様 ♡

 

 

 

プロ野球日本シリーズが11月4日(土)に幕を閉じました。

 

30年以上ずっと横浜ファンの父ちゃんにとっても

今年の8月から、にわかファンになった母ちゃんにとっても

熱い熱い季節が終わりました。

 

今年の夏、長良川球場でのDeNA戦に出かけ

遠い昔にすっかり忘れていた野球観戦の楽しさが蘇って来ました。

そう、母ちゃんは独身時代、ドラファン でした。

 

会社の先輩の影響で仕事が終われば電車に飛び乗り ナゴヤ球場

あの頃は紙吹雪や紙テープを仕事中にせっせと準備してたっけ。

ただのミーハーだった私。野球の事などさっぱりのくせに、

選手の追っかけだけは一生懸命だったような…

 

そんな中途半端なファンだったから結婚後はすっかり興味も無くなり、

我が家の夏の風物詩でもあるTVの DeNA戦 には無関心。

応援歌も、ただの雑音のように聞き流していました。

 

今、振り返ればこの30年余り、

私はなんて勿体ない夏を過ごして来た事か💦

父ちゃんに、たったひとりで寂しい野球観戦をさせていたなんて💦

 

長良川球場での観戦時には、

恥ずかしながら、筒香山崎も知らなかった母ちゃんですが

1ヶ月後には選手の名前、性格、ポジション、応援歌までマスターし

ツーシームがなんぞやも分かった(笑)

気づいたら毎日の生活の中に、どっぷりと DeNA が住みつきました。

 

折しも薬師岳登山中は、CS進出がかかった大事な試合の最中

もう居ても立っても居られない心境で

標高2900mの山小屋の中、

電池残量僅かなスマホから、何度も何度も野球情報をチェック。

 

しかし下山後帰宅すると、リュウゾウが歩けなくなっていて

悲しい現実と向き合う日々となりました。

 

そんな中で唯一、心のよりどころだったのがDeNAの躍進

 

クライマックスシリーズのファーストステージ

土砂降りの甲子園。泥んこになって懸命に戦う両選手の姿に

再び立ち上がって外に出ようとするリュウゾウを重ね涙が出ました。

 

何度も何度も、もうだめか、ここまでか、、とハラハラしたが

崖っぷちから這い上がって日本シリーズへ

 

リュウゾウが天に召されてからも、必死で応援した。

応援している間は寂しさを紛らす事が出来た。

 

4日の第6戦。延長11回の末、DeNAは4対3で敗れた。

悔しさと寂しさがこみ上げて涙が溢れた。

DeNAの長い長い決戦の日々とリュウゾウの闘病の日々が重なって

その夜はなかなか眠れなかった。

 

翌朝、Yahooニュースでラミレス監督と筒香キャプテンの言葉を読んだ。

「来シーズンのリーグ優勝に向けて練習あるのみ」

皆、もう前に向かって進んでいる。

 

私も立ち止まってはいられない。前を向いて歩こう。

 

沢山の勇気と夢、感動をくれた横浜ベイスターズの皆さん

本当に有難うございました。

 

来年はもっともっと球場に足を運び

目一杯応援させて頂きます。

 

ドラファントッキー、徳さん、オレンジとの応援合戦も楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

リュウゾウの旅立ち

 

 

10月26日(水) PM11:00

リュウゾウが14歳9ヶ月で天国へと旅立ちました。

 

10月1日に歩けなくなり

多くの皆さんから、沢山の愛を注いて頂きました。

一時は歩けるまでに回復していましたが

その後は徐々に辛い日を過ごすようになりました。

それでも最期まで精一杯生きてくれたと思います。

 

気持ちの整理がなかなか出来なくて

ご心配頂いた皆さんへの報告が遅れてしまいました。

申し訳ありません。

 

彼の事を、沢山お話ししたいのですが

今はまだ言葉にならなくて

いつか改めてお話しさせてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

5年前の2012年11月18日

一緒に中山道(妻籠~馬篭)を旅した日

色んな芸で旅人たちを楽しませながら歩きました。

若く元気で最も輝いていた頃のリュウゾウです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リュウゾウが歩いた!

 

10月2日(月)

 

リュウゾウが突然立ち上がる事すら出来なくなり

あれよあれよという間に寝たきりになってしまいました。

自力で寝返りも出来なくて食事も全く取らなくて

水さえ注射器で口に流し込むほどに衰弱していました。

 

 

 

 

何が原因でいきなりこんな状況になってしまったのか?

病院では今すぐ命に係わるようには見えないと言われたけど・・・。

どうして突然歩けなくなってしまったのか???

薬師岳に登る前までは堤防の階段を駆け上り

河原を走り回れるほどに元気だったのです。

 

 

 

 

あれは9月29日(金) PM10:00

久しぶりに山旅に出かける父ちゃんと母ちゃん。

二人そろっての外泊は今年初めて。

リュウゾウが高齢になったから、

二人が揃って家を空ける事は、もう無理だと思っていましたが

秋になり、体調がかなり良さそうなリュウゾウを見て

娘ファミリーにお留守をお願いして思い切って出かける事にしたのです。

これが夫婦で出かけられる最後の山遠征になるかもと思いながら・・。

 

賢いリュウゾウは、山の準備段階で気づいていました。

玄関に置かれていくザックや山道具

匂いや雰囲気で不安になるのでしょうか?

階段を駆け下り、ガレージまで追っかけて来て

「 置いて行かないで 」 を猛烈にアピール。

後ろ髪引かれる思いでしたが、

少しの我慢と言い聞かせ、出かける事にしました。

 

 

 

 

そして1日(日)

下山し、夕方6時に帰宅すると、

そこには全く表情のない別人のようなリュウゾウがいました。

 

眼も合わせてくれないし尻尾も振ってくれない。

散歩に行こうとしても歩いてくれない。

痴呆になったように無表情。

 

その晩はご飯も食べず、眠らず、

家中ウロウロと徘徊し、そこら中に排尿し

角に顔をつけ止まったまま、じっと動かなかったり

まさに廃人のようでした。

 

 

 

 

 

翌日からは寝たきりになってしまいました。

自力で水さえ飲めないリュウゾウを見て

このまま別れの日が来るのかと覚悟をしました。

 

それにしても、なんでこんなことになってしまったのか

今まで何度も娘ファミリーにお世話になって来たものの

とても久しぶりに置いてきぼりにされて、

寂しすぎて頭がおかしくなってしまったのか?

それとも階段を落ちて頭をぶつけてしまったのか?

 

一番悲しいのはアイコンタクトが取れなくなってしまったこと。

目も合わさずにうつむいたまま、無表情のリュウゾウ。

最期に見た彼本来の表情が、山に出かける前の

悲しすぎる顔で「行かないで!」と訴える目でした。

あれが本当に最後に交わした会話だとしたら

あまりに残酷で申し訳なくて、

二人で出かけてしまった事を、とても悔やみました。

 

 

 

それからは、彼の心を取り戻すかのように

なるべく傍にいて、話しかけて、優しく触って、

オシッコで汚れた身体をマメに蒸しタオルで拭いたりと

介護の日々でした。

 

その内だんだんといつもの穏やかな顔に戻って来ました。

顔を上げ自力で水が飲めるようになって

大好物の缶詰フードを食べれるようになって

スフィンクスのように前足で支えて胸を上げられるようになって

 

ただ、ウンチが一度も出てないことがずっと気になっていました。

動けないから力が入らないのか腸が動かないのか・・。

綿棒にオリーブ油をつけ、肛門を刺激してみたり

下痢になるので止めていたミルクを下剤代わりに飲ませたり、

ヨーグルトを食べさせたり

仰向けにして、おへその周辺を時計回りに撫でたりと

良いと言われる事を色々試していました。

 

 

 

10月10日(火)

寝たきりになって一週間。

朝食中に、もぞもぞと立ち上がったリュウゾウ

するとふらふらと数歩歩いたところで、念願のウンチが出ました!

その後も少し歩き、よほど体力を消耗したのか、ぐったりと横になり

その日は夕方まで寝たきりになっていました。

 

陽が沈み、マットに載せて場所を移動しようとしたところ

またスクッと立ち上がり、定位置まで自分の足で歩いたのです!

最初は少し胸辺りをタオルで支えてあげていたのですが

支えを外しても歩けるようになりました!

 

 

 

 

そして昨日

念願だった河原での散歩が叶いました

立ったまま排尿、排便も出来ました。

 

以前のように草原を駆けまわることは出来ません。

ほんの数歩ふらふらと歩くだけですが

大好きな毎日の散歩コースに

また戻ってくることが出来ました。

 

 

 

 

来年1月で満15歳を迎えるリュウゾウ

これで完全復活と言う訳では無く、

これから徐々に色んな症状が出てくるのだろうと

今回覚悟しました。

 

犬用のオムツも初めて購入し、

介護をしている方々の苦労も少し経験しました。

 

それでもリュウゾウと心を通わせる時間が

私達にまだ残されていた事が、

涙が出るほどに嬉しくて感謝せずに居られません。

 

多くの方から、ご心配や優しい言葉を頂いたことに

心から感謝しております。

 

皆さん本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋晴れ渡る 薬師岳!

 

 

記事の前に・・・

リュウゾウの件でご心配をお掛けしております。

励ましや優しいコメントを有難うございます。

この山に出かける時は、まだまだ元気だったのに・・・

 

 

 

それでは登山記に入ります。

 

今回の山は、北アルプスの中核部にそびえる薬師岳

20年程前、毎年夏になるとベテラン山男の先輩達と共に

北アルプスを旅していた父ちゃんだが

何故だか薬師岳の山頂が思い出せないらしい。

あの頃は他人任せで行先も確認せず旅していたから

記録は残っていても記憶がない。

ぜひもう一度、山頂への記憶をたどってみたくて

この旅が決まりました。

 

 

9月29日(金) PM 22:00 リュウゾウヒュッテ 出発

岐阜各務原IC→清見IC→有峰林道亀谷

9月30日(土) AM 2:00 有峰林道ゲート着

 

ゲートが開くのはAM 6:00。それまで仮眠 ぐぅぐぅ

 

6:00 ゲート前に停車していた車両が一斉にスタート

通行料金 1900円

 

 

 

 

 

7:00 折立登山口 標高1356m

ここから薬師岳頂上 2926m に向け出発。

 

 

 

 

 

 

8:20 三角点に到着 一気に眺望が広がる。

ここまでの登山道は急登だが、すこぶる快調

 

 

 

 

 

三角点を過ぎると、おだやかな道が続く

9:40 視界良好 剱岳もくっきりと顔を見せてくれた。

 

 

 

 

 

白砂の堂々とした薬師岳の頂が、

我々を優しく見守りながら待っていてくれる。

手前の山肌は新潟の巻機山 を思わせる。

 

 

 

 

 

この辺りで父ちゃんの記憶が蘇る。

あれは20年以上昔、山に魅せられ入門間もない頃、

今日のような穏やかな日だった。

その頃は白木で整備された直後で登山道の広さに感動した。

 

この突き当りが太郎平。

 

 

 

 

 

太郎平目前。

 

 

 

 

 

 

予定より30分以上早く小屋に到着

来た道を振り返ると富山市街地、

そして、その向こうに富山湾までの展望。

 

 

 

 

11:00 太郎平小屋で休息。

久しぶりの山遠征なので、ゆったり楽々登山と決めている。

これより2時間で薬師岳小屋へ

 

 

 

 

 

11:20 太郎平の木道を行く。

木道の先は少し下って薬師峠のテント場へと続く。

 

 

 

 

 

テント場を過ぎると、コースは様変わり。

ゴロゴロとした谷間を上る

この感じは 南アルプス光岳 に少し似ている。

 

 

 

 

 

12:00 振り返れば太郎平の交差が映る。

左上は黒部五郎岳へ

左下は雲ノ平へ

右は折立登山口へ

 

 

 

 

12:20 谷間を登りきると薬師平

北アルプスが一望出来る気持ちの良い道が続く。

 

 

 

 

紅葉もすっかり越冬の準備に入っている。

 

 

 

 

 

小屋まではずーーっと景色は変わらない。

静かで穏やかで雄大な時が流れている。

 

 

 

 

真っ青な秋の空

白砂にハイマツの緑とチングルマ、クロマメノ木の赤が映える。

これを上れば今宵の宿が待っている。

 

 

 

 

13:20 今宵の宿 薬師岳小屋が見えたところですれ違ったのは

本日一番の超健脚 トレイルランのふたり

スタートはほぼ同じだったのに

もう山頂を折り返し登山口まで一気に下る。

とっても爽やかでカッコ良かったです。

 

小屋で宿泊手続きを済ませ靴を脱ぐと

すっかりくつろぎモード

山頂アタックは明日のご来光登山と決めて

食堂で小宴会ビール。隣に座った同県民のグループと盛り上がる。

しかし、山で父ちゃん以上に賑やかな人に初めてお会いした気がする。

もしや県民性でしょうか??

美濃加茂の皆さん、楽しいひと時を有難うございました。

 

 

 

 

16:00 小屋の外に出ると、360度の眺望。

 

 

東に 北アルプス 月 がぽっかり

 

 

 

 

 

西に 富山市街地

 

 

 

 

 

 

南に 有峰湖

 

 

 

 

 

北に 薬師岳

 

 

 

 

 

 

 

明けて、10月1日(日) 

 

 

 

4:40 早朝登山はお手の物

毎週末の金華山登山とほぼ同じ時間。

ヘッデン点けて小屋を出る。

富山の夜景は三脚がないからボケボケ

 

 

 

 

 

5:15 にわかに白々と明け始め、思わず早足になる。

かなり着込んで出たが思ったよりも暖かく、すぐに一枚脱皮。

 

 

 

 

 

山頂には信仰心の厚い人の姿が!

もしや金華山閻魔堂の前でよく見かける、アアアっの人か?

賽銭の音が聞こえない。きっと奮発して札を投げ入れたのだろう。

 

 

 

 

 

 

5:44 歓声が沸き上がる瞬間

 

 

 

 

 

 

一瞬の時を共有した人々は下山に入る。

 

 

 

 

山頂直下に抱える巨大なカール。ご来光を浴び赤く染まる。

 

 

 

小屋までの下山道は大きな影薬師にすっぽりと覆われた。

下山は苦手だからと真っ先に駆け下りる母ちゃん

よほどお腹が減ったのか?

小屋の朝食が待ちきれないのか?

 

 

確かに小屋の朝食は、民宿のように生卵まで付いていて

美味しくたっぷりと頂きました。

 

 

 

 

予定通り 7:00に小屋を発つ。

 

 

 

 

 

薬師平から太郎平 

今日も快晴で下山するのが勿体ない

のんびりと景色を惜しみながら・・。

 

 

 

 

太郎平まで戻りコーヒータイム

ザックにコッフェルも、コーヒーもあるのに

手抜きの小屋コーヒー 400円 (挽きたて、いやインスタント)

ここは何時間でもゆったりと過ごしたい最高のロケーション

 

 

 

 

 

 

9:00 太郎平は本当に経ち難かったが別れを決めて、そろそろ下山。

 

 

 

 

当初、シルバーウイークの登山を計画していたのだが

台風で2週間延期した。

申し分ない登山日和に当たり、

素晴らしい景色に出会えた事に大感謝。

 

 

 

 

 

12:00 登山口 P パーキング 無事下山

 

 

前回の折立は千葉在住の小原さんと日野市の藤川さんと3人で

富山駅から、電車、バスでやって来た。

全く記憶がないのだが、まさにこのバス停だったのだろう。

 

 

実は今回の旅の反省点がひとつ

車内のクーラーボックスに父ちゃんが食料全て置き忘れ。

(ビールのおつまみ等全て)

 

仕方ないから、P パーキング で ビール 無しの小宴会をしました(笑)

 

 

その後、亀谷温泉に立ち寄り

18:30 リュウゾウヒュッテに帰宅 解散

 

父ちゃんが久々に作成した行程予定表はこちら ↓

 

 

こちらは↑地図を参考に作成したものです。

 

実際にかかったタイムは途中休憩約1時間を含めて

初日、折立より薬師岳山荘まで 6:30 

2日目 薬師岳登頂後、山荘より折立まで 5:00

危険個所は殆んど無く、のんびりと無理せずに登れる山です。

 

山小屋はこの週末で営業が終わります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薬師岳登山!でもその前にリュウゾウの事…。

 

2ヶ月以上ブログを更新しないうちに夏は過ぎ、

秋もすっかり深まりつつあります。

 

先週の土日、久々の山旅に出かけました。

天気予報はお墨付き!

期待通りの青空と澄み切った空気の中で

素晴らしい景色を堪能する事が出来ました。

 

薬師岳小屋辺りですれ違った

爽やかなトレイルランナーのお二人

小屋の食堂で盛り上がった、

父ちゃん以上に賑やかなグループの皆さん

 

登山記事は現在製作中です。

どうか、しばらくお待ちください。

 

 

 

その前に、少し悲しい報告です。

当ブログの広告塔 リュウゾウ係長が

昨日より寝たきりになってしまいました。

 

2003年1月17日生まれ 14歳のリュウゾウ

最近では耳が遠くなり、時折トイレの粗相もありましたが

夏が過ぎ秋の涼しさに体調も良く、

河原の散歩でも走り回れるほどに元気でした。

 

本当に突然、歩けなくなりました。

病院では老衰と言われましたが、

みるみる弱っています。

食事もほんの少しおやつを食べる程度。

踏ん張れずに起き上がる事も出来ません。

 

それでも表情はいつも通りに穏やかで

苦しそうでも辛そうでもなく

呼吸もゆったりとしています。

 

今までたくさんの幸せを

私達に与えてくれたリュウゾウ

今はただ感謝と愛の言葉をかけ続けています。

 

オデコをそっと撫でながら

「リュウちゃん、今まで本当にありがとうね。大好きだよ」

「また元気になって河原に散歩に行こうね」

と話しかけると、

リュウゾウの目にみるみる涙が溢れてきました。

耳が遠くなっても視力が落ちていても

気持ちはまだしっかりと伝わっているようです。

 

リュウゾウと私達との時間が

これからどれほどあるのか分かりませんが

悔いのないように

愛情たっぷりで幸せに過ごしたいと思います。

 

 

ヘルメット

 

ありがとう

 

 

 

 

 

 

画像のサイズバラバラで申し訳ないのですが

2009年ブログデビューした頃のリュウゾウ

 

五番館の広報係長は

体を張って仕事に励んでくれていました。

 

今はあの頃の頑張りを

感謝を込めて称えてあげたいです。

 

 

 

 

 

 

 

エアコン難民

 

暑中お見舞い申し上げます  

 

猛暑日が続く今日この頃

14歳6ヶ月のリュウゾウ係長にとっては

一年で最も過酷な毎日💦

 

過ごしやすい季節には出社もせず家でゴロゴロでしたが

最近は用も無いのに真面目に毎朝出社して来ます。

 

 

 

 

 

皆さんおはようございます。

すっかり怠け癖がつき、日頃の移動手段はエレベーターのみ

それが階段を使ってまでもオフィスにやってくる訳とは・・

 

 

 

 

 

御影石の床がエアコンで冷たくなったころ出社し、お腹を冷やす。

あ~気持ち良い🎶

 

 

 

 

 

その後、真面目に働くのかと思いきや

受付で一日中スヤスヤ ( 歳のせいかイビキもかく )

宅配も郵便物も、この通り寝ころんだまま対応。

これでいいのか? 広報係長?

まあ来客の皆さんも、こんなリュウゾウでも

微笑んで許してくださってるので良しとしますが…。

 

父ちゃん母ちゃんが出社し、家に誰も居なくなると

エアコンの効いた部屋を求め、さまよう

エアコン難民のリュウゾウなのでした。

 

 

 

 

 

さてさて、暑いと言えば大相撲

今、名古屋場所 が燃えています!

 

 

 

 

 

7月13日(木)

初めての相撲観戦に出かけました!

向正面、桝席5列目💛

40年来お付き合いのある某スポンサーからの購入

なかなか良い席をゲットしてくれました♪

 

向正面とはTVで写っている場所です。

暑いけど、せっかくなので気合を入れて浴衣で出かけました。

家に帰りビデオでチェックすると思惑通り3度映ってました。

 

 

 

 

 

 

連日もちろん満員御礼。相撲ブームですからね。

このところ急に相撲に目覚めた母ちゃん(遅っ💦)

今では毎日録画し取り組みをチェック。

こんなに楽しい相撲観戦に何故今まで気が付かなかったのだろう。

 

 

 

実は23日千秋楽も観戦します🎶

 

宇良の膝、大丈夫かな?

高安、白鵬を倒してくれーー

と、今日も仕事が手につきません。

 

 

父ちゃんが千秋楽にどうしても白鵬に一言

大声で物申すと言っております。

 

横綱の癖に、はり手は見苦しい!

何人叩けば気が済むんだむかっ

それで記録を伸ばしても

俺は絶対認めないぞーーーむかっ

 

 

あー 暑い暑い💦

 

 

 

 

 

 

 

 

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